ウォッカおすすめランキングTOP16|選び方&カクテルレシピ紹介
「最近ウォッカを飲み始めたけれど種類が多すぎてよくわからない…」
「最初はどのウォッカから飲み始めればいいのだろうか…」
ウォッカは種類が多すぎるので、どれも同じように見えてしまって違いを理解するのが難しいですよね。ウォッカを飲みはじめて間もない頃はかなり迷いますが、実はある程度のポイントを抑えれば意外に簡単に自分の好みのウォッカを見つけることができます。
今回はウォッカの基礎知識から選び方のポイント、具体的なおすすめのウォッカまで幅広く紹介していきます。本記事を読めばウォッカ選びの悩みは解決します。いろいろなウォッカを試してお気に入りウォッカを見つけるだけでなく、飲み方の知識もつくのでいろいろな味を楽しむことができるようになります。
あなたにとって最高のウォッカと出会うために、ぜひ読み進めてみてください。
ウォッカとは
「ウォッカ」は、ロシアを代表する蒸留酒です。東欧や北欧にかけて広い地域で製造されており、非常に寒い地域で素早く体を温めるためによく飲まれています。種類がかなり豊富で、アルコール度数は全体的に高めです。最もアルコール度数が高いものだと96度にもなります。
「ジン」「ラム」「テキーラ」と並んで「4大スピリッツ」と呼ばれており、ライ麦や小麦、トウモロコシなど穀物が原料です。すっきりとしたクリアな味わいが魅力のお酒で、無味無臭に近くクセがあまりないのでカクテルベースとしても大人気。 ライムなどの風味を加えた種類もかなり豊富です。大きく分けてピュアウォッカとフレーバードの2タイプに分けることができます。
ウォッカとジンの違い
ウォッカとジンの大きな違いは製法です。ウォッカは蒸留後アルコールをろ過しますが、ジンは蒸留するときにジュニパーベリーなどのボタニカルな成分を加えています。結果的に、ウォッカはクセのない味わいになりますが、ジンは独特な風味の強い味わいに仕上がります。
ウォッカを選ぶときに注意したい2つのこと
ウォッカを選ぶときは以下2つのポイントに注意しましょう。
詳しく見ていきます。
飲みたい割り方からウォッカの種類を選ぶ
ウォッカは大きく分けて以下の2タイプあるのでお好みのほうを選んでください。
ピュアウォッカ | ・カクテルが飲みたい人向け ・アルコール以外の香りや味がない ・無色透明 |
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フレーバード | ・ロックやソーダ割りを飲みたい人向け ・フルーツやハーブ、人工甘味料などが加えらえたもの ・アルコール以外の風味もたのしめる |
クセのない無味無臭のウォッカでカクテル本来の味を楽しみたい方はピュアウォッカを選ぶのが良いでしょう。アルコール以外でウォッカの味わいにバリエーションを持たせたいのならフレーバードがおすすめです。
アルコール度数の高さを確認する
ウォッカはアルコール度数が銘柄によって違うのでアルコール度数も確認します。
蒸留の回数が多いほどアルコール度数が高くなり、アルコール度数の高いものは透明度も高くすっきりした味わいになるのが特徴です。 最もアルコール度数が高いウォッカはスピリタスというもので、蒸留回数は70回以上にもなります。
平均的なアルコール度数は37.5~40度ほどです。アルコール度数が高いほどドライな口当たりになるので、初めて飲む人はアルコール度数の低いものを選びましょう。ストレートで飲む場合、アルコール度数が一般的な40度前後のものがおすすめです。自宅で果実酒を作る際にウォッカを使いたい場合は35度以下のものを使うと短い時間で果実成分の抽出が可能です。
【初心者向け】アルコール度数低めのウォッカおすすめTOP5
今から具体的なおすすめのウォッカをランキング形式で紹介していきます。まずは、アルコール度数は低めで初心者におすすめのTOP5です。
第1位!初心者に超おすすめ!【ギルビーウォッカ】
初心者に最もおすすめするのは「ギルビ ーウォッカ」です。
150年以上の歴史を持つギルビー社が作るウォッカで、製法にこだわった無味無臭のまろやかな口当たりが特徴。クセがなく飲みやすいので初心者におすすめです。
シンプルな味わいからソーダ、ジンジャー、グレープフルーツジュースとよく合い、「ギルビープールサイドアフタヌーン」や「ギルビーマスカットバジル」などのオリジナルカクテルもあります。
アルコール度数も低めで飲みやすい「ギルビー ウォッカ」はウォッカを普段飲まない人にこそ飲んでもらいたい1本です。
価格 | 916円 |
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内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 37.5度 |
種類 | ピュアウォッカ |
第2位!抜群の爽快感!【サントリー アイスウォッカ】
続いて紹介するのは抜群の爽快感が味わえる「サントリー アイスウォッカ」です。
20年以上続くロングセラー商品がリニューアル。カナダの雑穀から作られるうまみスピリッツを独自にブレンドしたまろやかさと、0℃以下にしてからろ過する氷点ろ過でよりクリアな味わいに仕上がっています。
雑味のない爽快感からとくにソーダ割りでウォッカを楽しみたい人におすすめです。クリアな味わいからジンジャーやオレンジジュースともよく合います。
値段も安めの気軽に試せる500mlでコスパも言うことなしなので、はじめてのウォッカにどうぞ!
価格 | 796円 |
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内容量 | 500ml |
アルコール度数 | 37度 |
種類 | ピュアウォッカ |
第3位!りんご風味の低アルコール【スブロッカ バイソングラス】
「スブロッカ バイソングラス」はりんご風味でアルコールも低めなので初心者にもおすすめできるウォッカです。
ポーランドの世界遺産である「ビアウォヴィエジャ森」で採れるバイソングラスという植物をつけ込んだ青リンゴのような香りとさわやかな飲み口が特徴。50カ国で楽しまれており日本でも人気があります。
りんごと相性が良いのでりんごジュース割りやアップルサイダーで割った「スパークリング・シャルロッカ」で楽しんでみてください。
価格 | 1,122円 |
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内容量 | 500ml |
アルコール度数 | 37.5度 |
種類 | フレーバード |
第4位!ヨーロッパNo.1!【エリストフ ウォッカ】
続いて、ヨーロッパ主要国でトップクラスの販売量を誇る「エリストフ ウォッカ」をおすすめします。
「エリストフ ウォッカ」はピュアさを追求したやわらかい口当たりが特徴。東ヨーロッパでウォッカ作りが芸術といわれ貴族の誇りだった時代、グルジア国の貴族であるイワン・エリストフ氏が開発しました。ライ麦を原料とし3回の蒸留後、チャコールフィルターでろ過する生粋のロシアンウォッカレシピによる伝統的なウォッカです。
雑味がないのでウォッカトニックやソルティドッグなどのカクテルに最適。やわらかな口当たりからレモンをギュッと搾ってロックで楽しむのも最高です。
価格 | 1,089円 |
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内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 37度 |
種類 | ピュアウォッカ |
第5位!他にはないユニークさ!【ヴァンゴー メロン ウォッカ】
最後に初心者におすすめするのは、ユニークで独特な味わいの「ヴァンゴー メロン ウォッカ」です。
芸術的なラベルで味も極上のフレーバードウォッカです。スイカとメロンのコンビネーションによる他にはないユニークな風味が特徴。130年以上の歴史を持ち、酒類評価の世界的権威であるポール・パクトル氏から最高の星5ランクに認定されています。
「ヴァンゴー メロン ウォッカ」自体の味を楽しむためにソーダ割りやロックで飲むのがおすすめです。
価格 | 4,487円 |
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内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 35度 |
種類 | フレーバード |
【カクテル向け】ピュアウォッカおすすめTOP5
次に、ピュアウォッカでおすすめのTOP5を紹介していきます。
第1位!世界1位の販売量を誇る!【スミノフ ウォッカ】
最もおすすめするのはクオリティを評価され、世界1位の販売量を誇る「スミノフ ウォッカ」。
ウォッカ発祥の地ロシアでピュートル・A・スミノフによって開発された正統派のプレミアムウォッカです。1滴1滴作り出すのに8時間かけたクリアでスムースな味わいが特徴であり、雑味やにごりがなくミックスするものを選ばないので、どんなカクテルでもおいしさを引き立ててくれます。
使いやすさから日本のバーでカクテル作りに使われることも多いです。「スミノフ ウォッカ」はいろいろなカクテルを試したい方におすすめです。
価格 | 1,497円 |
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内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 40度 |
第2位!手頃で手に取りやすい!【ウィルキンソン ウォッカ】
手頃な価格で手に取りやすいソーダでおなじみの日本のブランド「ウィルキンソン」のウォッカです。
兵庫県西宮にあるニッカウィスキーが使う蒸留技術を駆使することで、軽くて飲みやすいウォッカに仕上がっています。ウォッカのすっきりした味わいとコーラの刺激がマッチする「ルシアン・コーク」がおすすめです。
手に取りやすい720mlで892円の安さなのでぜひ試してみてください。
価格 | 892円 |
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内容量 | 720ml |
アルコール度数 | 40度 |
第3位!青いボトルでおなじみ!【スカイ ウォッカ】
続いて、おすすめするのはスタイリッシュなブルーボトルでおなじみの「スカイ ウォッカ」です。
二日酔いに悩む発明王のモーリス・カンバー博士の独自の温度調整と4回蒸留、3回ろ過にによりクリアな味わいに仕上がっています。
グレープフルーツジュースと炭酸水で有名なスカイブルーの味を楽しむことができ、クリアな味わいからソルティドッグ、コスモナポリタン、モスコミュールにおすすめです。
価格 | 1,604円 |
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内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 40度 |
第4位!プレゼントにもぴったり!【高木酒造 奥飛騨 ウォッカ】
次に紹介するのはプレゼントにもぴったりの「高木酒造 奥飛騨 ウォッカ」です。
お米を原料にしためずらしいウォッカで、岐阜県の飛騨地区の「しらかば」でろ過、貯蔵、熟成されています。甘みの残るヘビーな味わいが特徴。アルコール度数は55%と高めなのに、想像以上にまろやかな口当たりで飲みやすいのでお酒がすすみます。
ロックやソーダ割り、カクテルにしてもおいしいですがアイスにかけるのもおすすめでです。国産の高級路線でウォッカ好きの友達プレゼントすれば喜ばれること間違いなしです。
価格 | 3,816円 |
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内容量 | 720ml |
アルコール度数 | 55度 |
第5位!最高レベルのアルコール度数!【スピリタス】
最後におすすめするのはウォッカの中でもアルコール度数が最も高い「スピリタス」です。
70回もの蒸留によって96%のアルコール度数になっております。アルコールの味と共に広がる独特の甘みが特徴です。ロックやストレートで飲むと胃が焼けるので、カクテルのベースに少しだけ使うようにしましょう。 蒸留回数の多さからムダな味がまったくないので、果実酒を作るのに適しています。
最高のアルコール度数に挑戦したくなったら「スピリタス」も試してみてください。
価格 | 2,094円 |
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内容量 | 500ml |
アルコール度数 | 96度 |
【ロック・ソーダ割り向け】フレーバードのおすすめTOP6
ロックやソーダ割りにおすすめのフレーバードを6本紹介します。フレーバードは味や香りにバリエーションが多いので紹介する種類も多くなりましたが、最後までお付き合いください。
第1位!さわやか系フレーバード!【リモンチナヤ】
第1位はさわやかなフレーバードである「リモンチナヤ」です。
「リモンチナヤ」はスピリッツの刺激成分を除去し、軽やかな芳香を与えるために白樺活性炭でろ過したフレーバードウォッカです。レモンのほのかなの香りとマイルドな味わいが特徴。 キンキンに冷やしてストレート、ロック、ソーダ割で楽しんでみてください。
普通のウォッカではちょっと物足りないときに「リモンチナヤ」がおすすめです。
価格 | 1,598円 |
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内容量 | 500ml |
アルコール度数 | 40度 |
第2位!フレーバードの種類が豊富!【アブソルート ライムフレーバーウォッカ】
第2位はフレーバードの種類が豊富な「アブソルート ウォッカ」のライム味です。
「アブソルート ライムフレーバーウォッカ」は北欧の山の天然水と冬小麦100%の丁寧な作りで有名な「アブソルート ウォッカ」のライムフレーバー。糖分は一切使っておらず、絞りたてのライムを感じさせる香りとフルーティーな後味が特徴です。
ライムの風味があるのでシンプルにソーダ割りやウォッカトニックで飲むのをおすすめします。また、レモン味やカシス味などフレーバー種類もかなり豊富です。
価格 | 2,156円 |
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内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 40度 |
第3位!超個性派ウォッカ!【チェイス スモークウォッカ】
第3位は超個性的な「チェイス スモークウォッカ」。
ジャガイモ100%のウォッカと希釈したウォッカを1週間燻製した「スモークウォーター」をブレンドしています。ベーコンやとうもろこしの炭火焼きの香りと肉っぽいインパクトのある味わいが特徴。
ブラッディメアリー、モスコミュール、ウォッカマティーニなどでいつもとは違った新しいカクテルを楽しんでみてください。 手間をかけて作っているので価格は少し高めですが、おすすめです。
価格 | 7,530円 |
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内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40度 |
第4位!縁起もよし!【ネップモイ ウォッカ】
「ネップモイ ウォッカ」は縁起がよく、げん担ぎにもおすすめです。
ベトナムでお祝いに使われる縁起がのよい黄色もち米を使ったウォッカで、もち米由来の栄養価の高さとナッツのような香ばしい香り、ほんのり甘い味わいが特徴。ベトナム旅行者のお土産にも大人気のウォッカです。
後味がよく香りが楽しめるため飲み方はロックで、大切な日のげん担ぎにどうぞ。
価格 | 2,438円 |
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内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40度 |
第5位!フランス産ブドウ100%!【シロック ウォッカ】
次に、フランス産ブドウ100%の「シロック ウォッカ」をおすすめします。
「シロック ウォッカ」は穀物から蒸留されるほどんどのウォッカと異なり、フランス産高級ブドウ100%で作られるスーパープレミアムウォッカです。コニャック地方の歴史あるシュヴァンソー蒸留所で5回蒸留し、高級ワインと同じ低温抽出を高級ワインより低い温度で行っております。こだわりぬいた原料と製法で生み出すまろやかな味わいとかすかな柑橘系の香りが特徴です。
柑橘系の芳香とマッチするグレープジュース割りやライム入れてジンジャーエールでモスコミュールにして飲んでみてください。
価格 | 3,582円 |
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内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 40度 |
第6位!辛さを求めるならば!【ペルツォフカ ウォッカ】
辛いウォッカを飲みたいなら「ペルツォフカ ウォッカ」がおすすめです。
「ペルツォフカ ウォッカ」は明るい琥珀色で唐辛子や黒コショウがブレンドされているスパイシーな味わい。ロシアでは昔から風邪の特効薬としてストレートで飲まれており、甘くないウォッカが飲みたいときにおすすめします。
香辛料を使うカクテルのブラッディメアリーにぴったりです。
価格 | 1,562円 |
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内容量 | 500ml |
アルコール度数 | 35度 |
ウォッカを使用したカクテル5選
最後にウォッカを使用した様々なカクテルの中から選りすぐりの5種類を紹介します。それぞれ違う味わいなのでぜひ参考にしてみてください。
ウォッカトニックはジントニックよりすっきりとした味わいのカクテルです。ベースに使うウォッカにもよりますが、アルコール度数は10~15度程度。お酒に弱い人でも飲みやすくなってます。レモンやライムをしぼって飲んでみてください。
スクリュードライバーはオレンジジュースを使った女性にも人気のカクテルです。非常に飲みやすく、口当たりの良さからついつい飲み過ぎてしまうので「レディー・キラー」の異名を持ちます。 オレンジを飾ってオシャレに楽しむのもおすすめです。
モスコミュールはライムの爽やかさとジンジャーエールの炭酸がマッチしたさっぱりとした味わいです。カクテル言葉は「仲直り」。友人やパートナーとケンカをしてしまうこともあると思いますが、モスコミュールと一緒に水に流してみるのはどうでしょうか?
ブラッディ・メアリーはブラッディ・マリーとも呼ばれ、トマトジュースの甘みとウォッカのアルコールが上手く調和しています。イングランド女王のメアリー1世がカトリック教会を復興するために、プロテスタント300名を一気に処刑したことから「血まみれのメアリー」という意味が込められているちょっと怖い名前のカクテルです。
ブラック・ルシアンはコーヒーリキュールの芳香と甘い味わいが特徴で、アルコール度数は高めなのに飲み口が良いので人気のカクテルです。
甘い食べ物ともよく合い、食後のデザートにもぴったりです。
以上がおすすめカクテル5選でした。ウォッカを使ったおいしいカクテルはまだまだあるので自分でもいろいろ探してみてください。
自分の好きな銘柄を見つけよう!
ウォッカはロシアを代表する蒸留酒であり、選ぶときに気をつけることは以下の2点です。
さらに、ウォッカの種類は無味無臭に近いピュアウォッカと独特の味や香りが楽しめるフレーバードに分かれ、アルコール度数は35~96度と幅広いお酒です。
本記事を読んでくれたあなたはウォッカについての知識はもうばっちりです。これからは紹介した内容を参考にお気に入りのウォッカを見つけて、自分だけの味を楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。