ハイボールに合うおすすめウイスキー10選|自宅で上質なハイボールを作る方法を徹底解説
「居酒屋のハイボールやコンビニのハイボール缶に物足りなさを感じる」
「自宅でより本格的なハイボールを楽しみたいがどうすばいいか分からない」
2009年のハイボールブーム以来、ビール代わりにハイボールを飲む人が男女を問わず増えました。
そのため自分でウイスキーとソーダを調達して自宅で美味しいハイボールを飲みたいという人も増加中。しかしウイスキーには種類が多くどれを選べばいいか迷ってしまうことも。
本記事では上記のようなお悩みをお持ちのあなたのために、ハイボールに合うウイスキーの銘柄を紹介しつつ、自宅で本格的なハイボールを作れるようになる方法をお伝えします。
記事を読み終わる頃にはあなたも、バーで出されるような上質のハイボールを自宅でも再現できるようになっちゃいます。
「ハイボール」とは?「ウイスキーのソーダ割り≠ハイボール」って本当?
最近では、ハイボールは居酒屋で飲んだり、コンビニで買ったりするお酒の定番となりました。
多くの人が「ハイボールとはウイスキーを炭酸水で割ったもの」と思っていますが、厳密には違います。
より正確には、ハイボールとは「蒸留酒(スピリッツ)をアルコールの入っていない飲料で割ったもの」を指します。
たとえば、焼酎を炭酸水で割った「チューハイ」の正式名称は「焼酎ハイボール」と呼ばれます。
ウイスキーのソーダ割りもハイボールの一種ですが、「ウイスキーのソーダ割り=ハイボール」ではありません。
海外の飲食店では、「ハイボール」とオーダーしてもウイスキーのソーダ割りは出てきません。ウイスキーのソーダ割りが欲しい場合には、「ウイスキー&ソーダ」と言う必要があります。
日本では2009年にサントリーの角ハイボールが大ブームとなったために、「ハイボール=ウイスキーのソーダ割り」と認識されるようになりました。
以下、本記事ではハイボールを「ウイスキーのソーダ割り」の意味で使いますのでご留意ください。
「ハイボール」が日本人に愛される3つの理由
かつては、「とりあえず生ビール」が定番でしたが、今では「とりあえずハイボール」が一般的になっています。
近年ハイボールが人気になったのには、次の3つの理由があります。
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1.低カロリーで太りにくい
2.爽快感があり飲みやすい
3.低コストなのにおしゃれ
上記のような他のアルコール飲料にはない魅力があるため、ハイボールは老若男女を問わず人気を獲得しています。
理由①低カロリーで太りにくい
ハイボールは低カロリーのアルコール飲料として人気を集めています。
居酒屋で出されるアルコール飲料の1杯あたりのカロリーを比較してみましょう。
生ビール(中ジョッキ) | 200kcal |
ワイン(グラス) | 100kcal |
ウーロンハイ | 90kcal |
ジントニック | 170kcal |
ハイボール | 70kcal |
表でお分かりいただけますように、1杯あたりのカロリーはハイボールが一番低く、太りづらいです。
さらに、ハイボールは体脂肪の元になる糖質や、摂りすぎると痛風の原因となるプリン体もゼロなので、非常に健康的なカクテルです。
上記の理由から、老若男女を問わず、健康や美容を意識する人から支持を集めているのです。
理由②爽快感があり飲みやすい
ハイボールはキレのある喉越しが特徴です。
ウイスキーはアルコール度数が高く、香りや味もクセが強いものが多いです。
しかし、ウイスキーを炭酸水で割って作られるためハイボールはウイスキー特有の飲みづらさがほとんどなくなります。全くなくなると言ってもいいくらいです。ですから、爽快さにあふれゴクゴクと飲み進められます。
乾いた喉を一気に潤せるため、飲み会で最初に飲む乾杯の一杯としても大人気です。
理由③低コストなのにおしゃれ
手軽な価格でお洒落に酔うことができるというのもハイボールの魅力のひとつ。
ビールと同じぐらいの価格でありながら、ハイボールのほうがアルコール度数が高いです。ビールのアルコール度数は5度ぐらいなのに対して、ハイボールのアルコール度数は9度ぐらい。
したがって、ハイボールは手軽に酔えるコスパの良いお酒ということができます。
ウイスキーという「大人のお酒」を使っているため、ハイボールにはお洒落なイメージを持つ方は少なくありません。センスや流行に敏感な多くの人は、ビールやチューハイからハイボールに乗り換えつつあります。
ハイボール用のウイスキーを選ぶ3つのポイント
当然ながら自宅でひと味違うハイボールを作るためには、ウイスキー選びが重要となります。
ハイボールに合うウイスキーを選ぶポイントは、以下の3つです。
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1.あえてクセの強い個性的なものを選ぶ
2.熟成年数が若いものを選ぶ
3.無理に高価なものを選ぶ必要はない
上記3つのポイントを意識すれば、ハイボールに合うウイスキーを選ぶことができます。
ポイント①あえてクセの強い個性的なものを選ぶ
芳醇な味わいや香りを楽しむためにあえてクセの強い個性的なウイスキーを選びましょう。
炭酸水で割って作られるハイボールは、ウイスキー本来の香りや味が大分薄まってしまいます。
せっかく自宅でウイスキーを作るのですから、ウイスキー本来の香りや味わいを堪能できる、パンチがあるウイスキーを使うのがおすすめです。
炭酸水で割ることで、程よくクセが弱まり、ウイスキーの味わい深さも一緒に楽しめるようになります。
燻製のようなスモーキーな香りや味わいが堪能できるスコッチウイスキーのシングルモルトがおすすめです。
ポイント②熟成年数が若いものを選ぶ
ハイボール用のウイスキーは、熟成年数が若いものを選ぶのが鉄則。
一般的に、熟成年数が長くなるほどウイスキーは円熟味を増すことになります。
熟成年数が長いウイスキーが円熟味を増すということは、一方でウイスキーらしいスモーキーさを失うこともあります。
ですから、熟成年数が若く尖った口当たりがあるウイスキーのほうが、ウイスキーらしさを残したハイボールになりやすいです。
ストレートで飲むにはキツいウイスキーも、ハイボールにすると絶妙な風味を醸し出すので、ハイボールに使うウイスキーは熟成年数が若いものを選びましょう。
ポイント③無理に高価なものを選ぶ必要はない
無理して高価なウイスキーに手を出す必要もありません。
高価なウイスキーが必ずしもハイボールに適しているとは限らないです。
ウイスキーが高価になる理由は、銘柄が希少だからです。熟成年数が長いウイスキーが高価なのも、同じく希少だからです。
自宅で飲む分には無理に高価なものを選ばず、5000円以下のNAS(年数表示をしていないウイスキー)で十分です。
NASのほうがウイスキーの味わいがはっきりしていることが多く、ソーダで割るハイボールには向いています。
ハイボールにおすすめのウイスキー10選
次に、自宅で作るハイボールにおすすめのウイスキーを紹介します。
炭酸水で割ることを考え、香りや味が尖った銘柄を中心に選んでみました。
ウイスキーに慣れていない人にとっては、どれもストレートやロックではキツい銘柄になりますので、ご注意ください。
しかし、自宅で作るからには、ウイスキーらしさが残る銘柄をあえて選んでみましょう。
第1位.ボウモアスモールパッチ
「ボウモアスモールパッチ」は、モルトウイスキーらしいスモーキーさを味わうことができます。ですから、ウイスキーの風味を強く味わえるハイボールを飲みたいあなたにおすすめです。
スコットランドのアイラ島にある、世界最古のスコッチウイスキーの貯蔵庫で作られた、アイラウイスキーのシングルモルトです。
スコッチウイスキーのシングルモルトピート(泥炭)でモルト(大麦麦芽)を乾燥させるため、強いスモーキーさを味わうことができます。
イギリスの世界的な酒類コンペティションである、ISC2017にて銀賞を受賞する実力のあるウイスキーです。
イギリスで毎年開催される酒類コンベティション。ウイスキー部門では世界中のウイスキーのプロフェッショナルが、500品を超える世界から集められたウイスキーを評価する。
ウイスキーのクセがある香りを残しつつ、ワンランク上の本格的なハイボールを自宅で楽しむなら「ボウモアスモールパッチ」を選びましょう。
生産地 | スコッチウイスキー |
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | スモーキー |
味わい | リッチボディ |
価格 | 3,565円 |
第2位.カティサーク
「カティサーク」は、味わいのまろやかな飲みやすいウイスキーでハイボールを作りたいあなたにおすすめです。
「カティサーク」は飲みやすいことで評判があるブレンデッド・ウイスキーの中でも、代表的な銘柄です。
18世紀から英国王室御用達の勅許状を賜っている英国の名門ワイン・スピリッツ商が1923年に作ったのが、「カティサーク」ブランドです。
味は強めのライトボディで、フルーティーな香りとすっきりとした飲み口が特徴です。ハイボールにすることによって爽快さと飲みやすさがより際立ちます。
飲みやすくて爽快なハイボールを味わいたいなら「カティサーク」を選びましょう。
生産地 | スコッチウイスキー |
ウイスキータイプ | ブレンデッド |
香り | フルーティー |
味わい | ライトボディ |
価格 | 1,444円 |
第3位.カネマラ
「カネマラ」は、ピートを焚いているため強いスモーキーな香りが特徴のウイスキーです。スモーキーな香りを強く味わいたいあなたにおすすめです。
バーボン樽で熟成が行われているため、バニラや蜂蜜の甘味も感じられます。
「カマネラ」は、ハイボールにすることで清涼感のあるスパイシーさを味わうことができます。
スモーキーでスパイシーなハイボールを味わいたいあなたは「カマネラ」を選びましょう。
生産地 | アイリッシュウイスキー |
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | スモーキー |
味わい | ミディアムボディ |
価格 | 3,934円 |
第4位.ジムビーム
「ジムビーム」は世界120カ国以上で販売している最も売れているバーボンです。なめらかでマイルドな口当たりのハイボールを飲みたいあなたにおすすめです。
2009年には、世界的に権威のある酒類コンペティション”San Francisco World Spirits Competition”で「Double Gold Medal」を受賞しています。
鼻にツンとくるようなスパイシーな香りがありつつも、トウモロコシ由来の甘みとまろやかな味わいが両立しています。ハイボールにするとキレが増し、爽快さとともにゴクゴク飲める飲みやすさです。
なめらかで甘みのある飲みやすいハイボールを飲みたいあなたは「ジムビーム」を選びましょう。
生産地 | アメリカンウィスキー |
ウイスキータイプ | バーボン |
香り | スパイシー |
味わい | ライトボディ |
価格 | 1,259円 |
第5位.カナディアンクラブ
「カナディアンクラブ」は、「C.C.」と称される、飲みやすいカナディアンウイスキーの代表的な銘柄です。
クセがなくスムーズで飲みやすいながらも、原料にライ麦が含まれているためピリッとした味わいもあるのが特徴です。
ジンジャエールなど甘味のある炭酸水で割るとさらに口当たりがよくなります。
ウイスキーの味わいが苦手で、すっきり飲みやすいウイスキーでハイボールを作りたいあなたは「カナディアンクラブ」を選びましょう。
生産地 | カナディアンウイスキー |
ウイスキータイプ | カナディアンブレンデッド |
香り | フルーティー |
味わい | ライトボディ |
価格 | 1,189円 |
第6位.白州
「白州」は、スモーキーさを残しつつも適度にフルーティー。バランスの良い味わいのウイスキーでハイボールを作りたいあなたにおすすめです。
南アルプスの軟水で造られたキレのある爽やかさが特徴。同時に、ピートを焚いているため、香りには強いスモーキーさがついてきますが、日本人の舌に合うフルーティーさも残ります。
ハイボールにするとなめらかな味わいになりいくらでも飲めてしまいます。
スモーキーさとフルーティーさのバランスが取れた、日本人の舌に合うなめらかなハイボールを飲みたいあなたは「白州」を選びましょう。
生産地 | ジャパニーズウイスキー |
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | スモーキー |
味わい | ミディアムボディ |
価格 | 7,499円(原酒不足で値上がり中) |
第7位.ラフロイグセレクトカスク
「ラフロイグセレクトカスク」は、正露丸のような強烈なヨード臭が特徴のスコッチウイスキーです。最もクセが強いウイスキーとも言われていますから、ウイスキーのクセをとことん味わいたいあなたにおすすめです。
強烈なインパクトのため人を選ぶが、一度ファンになると一生飲み続けることになる人が多いウイスキーでもあります。2017年に実施された「第5回ウイスキー検定」受験者へのアンケ―トで見事1位に選ばれたこともあり、ウイスキー好きが好きなウイスキーということができます。
とはいえ、ハイボールにすることで香りがマイルドになるため、初心者でも飲みやすくなります。バニラのような芳醇な香りを堪能する余裕も出てきます。
強烈なウイスキーのスモーキーな風味を残したハイボールを飲みたいあなたは「ラフロイグセレクトカスク」を選びましょう。
生産地 | スコッチウイスキー |
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | スモーキー |
味わい | ミディアムボディ |
価格 | 3,792円 |
第8位.ジェムソンスタンダード
「ジェムソンスタンダード」は、万人向けのウイスキーと称されるバランスの良さが特徴。ウイスキー初心者のあなたにおすすめです。
世界シェア70%を獲得するアイリッシュ・ブレンデッド・ウイスキーでNo.1の銘柄です。上述したISC2017でも金賞を受賞する実力です。
飲みやすいと評判のアイリッシュ・ウイスキーの代表的存在です。バニラの香りやシェリーの甘みを感じられます。ハイボールにすると滑らかさが増すことなり、ゴクゴク飲み進められちゃいます。
アイリッシュ・ウイスキーの口当たりよく飲みやすい銘柄でハイボールを作りたいあなたは、「ジェムソンスタンダード」を選びましょう。
生産地 | アイリッシュウイスキー |
ウイスキータイプ | ブレンデッド |
香り | モルティ |
味わい | ライトボディ |
価格 | 1,816円 |
第9位.竹鶴
「竹鶴」は、NHK朝ドラ「マッサン」のモデルにもなったニッカウヰスキーの創業者の竹鶴政孝の意思を継いだウイスキーです。フルーティーさとスモーキーさが両立しているので、バランスの取れたハイボールを飲みたいあなたにおすすめです。
「竹鶴」はシングルモルトウイスキー同士を混ぜ合わせたピュアモルトウイスキー。シングルモルトらしいスモーキーさと、混ぜ合わせたことによるバランスの良さが両立できるのです。
加水しても香りが損なわれることが少ないので、ハイボールでも芳醇さを感じられます。
「日本ウイスキーの父」とも呼ばれる竹鶴政孝の意思を継いだ、ウイスキーらしさと飲みやすさを両立したハイボールを飲みたいあなたには「竹鶴」がおすすめです。
生産地 | ジャパニーズウイスキー |
ウイスキータイプ | ブレンデッドモルト |
香り | スモーキー |
味わい | ミディアムボディ |
価格 | 4,530円 |
第10位.フォアローゼズ
「フォアローゼズ」は、甘くてフローラルな香りがする飲みやすいハイボールを飲みたいあなたにおすすめのウイスキーです。
風味が違う10種類の原酒を混合することによる洗練されたやわらかな香りが特徴。味わいも複雑でスパイシーでありながら、チョコレートのような甘さも兼ね備えています。
ハイボールにすることで、甘味と酸味が上手くブレンドされるのでさらに飲みやすくなります。
飲みやすくフルーティーで甘みのあるハイボールが飲みたいあなたは「フォアローゼズ」を選びましょう。
生産地 | アメリカンウィスキー |
ウイスキータイプ | バーボン |
香り | フルーティー |
味わい | ライトボディ |
価格 | 1,494円 |
ハイボールを作るのにおすすめの炭酸水3選
上質なハイボールを作るためには、ウイスキーだけでなく炭酸水にもこだわりたいです。
炭酸水を選ぶポイントとしては、以下の2つのポイントがあります。
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1.炭酸の強弱
2.水の硬度
選ぶ炭酸水によっても、ハイボールの味わいは変わってきます。炭酸の強弱による味わいの変化は以下の表の通りです。
炭酸が強い場合 | ・味わいにキレが増し爽やかに飲み干せる ・炭酸が強すぎるとウイスキーの香りが消えてしまう |
炭酸が弱い場合 | ・発泡が少ないためウイスキーの口当たりを感じられる ・ゆっくりとウイスキーの味わいを堪能するのに向いている |
炭酸水の硬度の違いによるハイボールの味わいの変化は、以下の表の通りです。
硬度が高い場合(硬水) | ・スコッチウイスキーのシングルモルトなどの個性をさらに強調する ・硬度が高すぎるとウイスキーの味わいや香りが損なわれてしまうので注意 |
硬度が低い場合(軟水) | ・まろやかで味わいや香りを損ねることがない ・ジャパニーズウイスキーは軟水だと味が引き立つ |
色々と試してみて自分のお気に入り炭酸水を見つけることが一番です。
以下では、ハイボールに使用されることが多いおすすめの炭酸水を3つ紹介します。
第1位.ウィルキンソンタンサン
「ウィルキンソンタンサン」は強炭酸なので、シュワシュワ感をより強く味わえるハイボールを飲みたいあなたにおすすめです。
炭酸が強く、かつ軟水でもあるので、ハイボールに一番合わせやすい定番ソーダです。日本国内における炭酸水の売上No.1でもあります。
ゴクゴク飲める喉越しのよいハイボールが好きなあなたは「ウィルキンソンタンサン」を選びましょう。
炭酸の強弱 | 強め |
水の硬度 | 軟水(0~10) |
価格 | 80円/1本 |
第2位.南アルプスの天然水 スパークリング
「南アルプスの天然水 スパークリング」は炭酸水のクセが少なく、ウイスキーの良さを引き出すハイボールを飲みたいあなたにおすすめです。
硬度も低く、炭酸も若干弱目でクセが少ないため、ウイスキーの風味や香りを邪魔しません。炭酸水に苦手意識がある方でも、「南アルプスの天然水 スパークリング」で作ったハイボールならば飲みやすいです。
ウイスキーの味わいや香りを堪能できるハイボールを作りたいあなたは、「南アルプスの天然水 スパークリング」を選びましょう。
炭酸の強弱 | 弱め |
水の硬度 | 軟水(0~10) |
価格 | 85円/1本 |
第3位.ペリエ
「ペリエ」は、ウイスキーのスモーキーな個性をより引き出したハイボールを飲みたいあなたにおすすめです。
硬度が400を超えている超硬水なので、スコッチウイスキーの個性的シングルモルトなどとよく合います。一方で、クセの強いウイスキーの口当たりをなめらかにしてくれる効果もあります。
個性的なウイスキーの味をそのままに存分味わえるハイボールを飲みたいあなたは、「ペリエ」を選びましょう。
炭酸の強弱 | 強め |
水の硬度 | 超硬水(400) |
価格 | 84円/1本(並行輸入品) |
ハイボールにおすすめのグラス3選
お酒を注ぐグラスには、色々な種類があります。選ぶグラスによっても、香りの芳醇さや口当たりの良さが変わってきます。
せっかく上質のハイボールを飲むなら、ジョッキではなくタンブラーグラスで飲むのがおすすめです。縦長で炭酸が抜けにくく、爽快感のあるハイボールを長く楽しむことができます。
以下では、ハイボールにおすすめのグラスを3つ紹介します。
第1位.サントリー響うすづくりタンブラー
「サントリー響うすづくりタンブラー」は、ウィスキーを注ぐ目安の線なども刻印されているので、ハイボール初心者のあなたにおすすめのグラスです。
名前の通り、サントリーのウイスキー「響」を楽しむために開発されたタンブラーです。ハイボールに使うことを前提にして作られていますので、ハイボールを美味しく味わうことができます。
価格も1,320円と、非常に手を出しやすいです。
ハイボール初心者のあなたは、「サントリー響うすづくりタンブラー」を選びましょう。
第2位.アデリアタンブラー
「アデリアタンブラー」は、自宅でも高級感あるハイボールを楽しみたいあなたにおすすめです。
多くのバーやラウンジで使われている業務用タンブラーですから、お店の味わいを再現することができます。日本国内のメーカーのもので、職人がひとつひとつハンドカットをしているので、洗練された外観が気分を上げてくれます。
全面イオン強化加工がされており割れづらいのもポイントです。
価格も1,100円と非常にリーズナブルです。
自宅でもお店のような高級感ある本格派のグラスでハイボールを楽しみたいあなたは、「アデリアタンブラー」がおすすめです。
第3位.東洋佐々木ガラスタンブラー360mlロング
「東洋佐々木ガラスタンブラー360mlロング」は、ハイボール以外にも使えるグラスをお求めのあなたにおすすめです。
日本国内のトップブランド製の業務用強化グラスです。2006年には、グッドデザイン賞も受賞しているおしゃれな一品です。
口部が薄く口当たりが良く、ハイボールだけでなく、ワインやコーヒーなどのグラスにも使える使い勝手の良さです。
価格は814円とコスパも高いです。
普段使いしやすいグラスをお求めのあなたは「東洋佐々木ガラスタンブラー」を選びましょう。
1分でわかる自宅で美味しいハイボールを作る方法
ウイスキーと炭酸水をただグラスに注ぐだけで、美味しいハイボールができあがるわけではありません。
繊細なウイスキーの香りと味わいを最大限活かす作り方をマスターする必要があります。
以下に美味しいハイボールを作る手順を紹介します。
2.溶けた氷の水を捨てる
3.ウイスキーを入れて氷で冷やす
4.グラスの端からソーダを注いでいく
5.マドラーで縦に1回混ぜる
バーで提供されるハイボールを作る手順とほぼ同じなので、上記手順で作れば、自宅でもプロ級のハイボールを楽しむことができます。
ひと手間かけて上質なハイボールを自宅で味わおう!
本記事では、自宅で作るハイボールにおすすめのウイスキー、炭酸水、グラス、作り方を紹介しました。
本記事の要点を以下にまとめました。
- ハイボールを作るのにおすすめなウイスキーは、ウイスキーらしさを残すためにあえてクセが強いものを選ぶ
- ウイスキーと炭酸水の相性も考える
- グラスは炭酸を長く楽しむためにジョッキグラスではなく、タンブラーグラスを選ぶ
- ハイボールの作り方一つでハイボールはさらに美味しくなる
居酒屋のハイボールジョッキやコンビニのハイボール缶に物足りなさを感じたら、自宅で自作のハイボールを作ってみるのがおすすめです。
本記事でまとめた基本的な知識さえあれば、誰でもバーで出されるようなハイクオリティのハイボールが飲めるようになります。
いつもの晩酌の時間をリッチな気持ちで過ごすことができるので、あなたもぜひ本記事を参考にハイボール用のウイスキーを買って試してみてください。