プレゼントにおすすめな高級ウイスキー30選|酒好きが絶対に喜ぶ銘柄の選び方をご紹

お世話になった人へのプレゼントにウイスキーを送りたいけど、どれを買ったらいいか分からない……
ウイスキーの知識に自信がないけれど喜んでもらえるウイスキーを送りたい


ウイスキーは銘柄も多く自分用に購入するならまだしも、プレゼントとなるとどれを買えばいいか悩みますよね。そこで今回の記事では当サイトでおすすめする、相手に合った高級ウイスキーの選び方をご紹介します。高級感のある美味しいウイスキー30銘柄も併せてご紹介しているので迷った際には参考にしてみてください。


こいつ分かってるな…」と思ってもらえるような素敵なプレゼントになるウイスキーを贈りたい…。


そんな贈り物にぴったりの高級ウイスキーをご紹介しています。

目次

高級ウイスキーがプレゼントに最適な3つの理由


お世話になった恩人、恩師への贈り物には普段よりもグレードの高いウイスキーがお勧めです。プレゼントを贈る相手がお酒好きな方であるならば、ウイスキーへの関心も高い方が多いため、より一層喜ばれるでしょう。その理由は以下の通りです

高級ウイスキーがおすすめな理由

1.ボトルデザインに上品さがあって見栄えがいい
2.賞味期限がなくずっと保管しておける
3.パッと見が高級そうでも意外と安く買える



プレゼント選ぶに悩んでいるならぜひ高級ウイスキーを選択肢に入れるのをおすすめします。

1.ボトルデザインに上品さがあって見栄えがいい


高級ウイスキーはボトルデザインに凝った銘柄が多く、ボトルやラベルに気品や風格を持ちます。ウイスキーを飲まなくてもインテリアとして部屋に飾っておくだけで様になるので贈り物としても最適です。


今や世界各地で生産されているウイスキーですが、海外のウイスキーは伝統や歴史があり、ボトルやラベルにも積み重ねてきた歴史の重みがあります。


例えば、有名なスコッチウイスキー「バランタイン」のラベルの紋章は、大麦、水、ポットスチル、樽というスコッチの4大要素をあしらったもので、1938年にスコットランド紋章院から認可を受けた由緒ある紋章です。


それぞれのウイスキーには味や香りだけではない、外見的な魅力があります。部屋のインテリアとしても高級ウイスキーはかなり優秀なのでおすすめです。

2.賞味期限がなくずっと保管しておける


ウイスキー等の度数の高いお酒には賞味期限がありません。未開栓の状態であれば数十年以上の極長期間の保存が可能です。


ウイスキーは、飲まなくても捨てる必要がなく、記念品としてずっと持っておけるため高級ウイスキーはプレゼントに適しているといえますね。

3.パッと見が高級そうでも意外と安く買える


熟成期間の長いウイスキーは高いのでは?と思われるかもしれませんが、全ての銘柄がそうというわけではありません。一般的にウイスキーの価格は時価。つまり、希少性で価格が変動します。


なので、名酒といわれているような熟成年数の長い高級感漂うウイスキーでも、流通が安定していればタイミングによっては10,000円前後とリーズナブルな価格で購入することができます。

プレゼント用の高級ウイスキーの選び方


お酒好きの方にも喜んでもらえる高級ウイスキーの銘柄に出会うためには以下のポイントを意識すると出会える確率がグンと上がります。

高級ウイスキーを選ぶポイント

1.ウイスキーの産地ごとの特徴で選ぶ
2.誰でも知っているような有名な銘柄を選ぶ
3.高級感のあるボトルやパッケージのものを選ぶ



これらのポイントを意識してウイスキーを探すことで、価格だけ無駄に高い銘柄を買うことを避けることができます。


「ウイスキーの知識に自信がなくてプレゼント選びに難航している」という方はぜひ参考にしてみてください。

1.ウイスキーの産地ごとの特徴で選ぶ


プレゼントを贈る相手が普段からどんなウイスキーを好んで飲んでいるかが分かっているなら、同じ産地のウイスキーを贈ることがおすすめです。


ウイスキーには、産地によって飲み口や香りに個性が出るという特徴があります。その中でも世界的に有名な5箇所のウイスキーの産地をまとめて「世界五大ウイスキー」と呼びます。それぞれの産地によって香りや味わいの特色があるため、贈る相手のタイプが分かれば選びやすくなるでしょう。

世界5大ウイスキー

・スコッチウイスキー(スコットランド)
・アイリッシュウイスキー(アイルランド)
・アメリカンウイスキー(アメリカ)
・カナディアンウイスキー(カナダ)
・ジャパニーズウイスキー(日本)



この世界5大ウイスキーの中でも日本国内でもメジャーでよく飲まれているウイスキーの多くは「ジャパニーズウイスキー」「スコッチウイスキー」「アメリカンウイスキー」の三種類です。プレゼントとしてウイスキーを選ぶ際にはこの三種類の中から選んでみることをおすすめします。


相手のタイプに合わせてどの産地のウイスキーにするかを選びましょう。心から喜んでもらえる素敵なプレゼントになるはずです。

2.誰でも知っているような有名な銘柄を選ぶ


相手の好みが解らない場合には、世間的にも知名度が高くよく知られている銘柄を選ぶと失敗しません。


ネームバリューのあるウイスキーということは、世界的に愛されているという証拠です。味や香りにそれなり以上の評価がなされているため比較的に人を選ばないウイスキーが多いのでどれを贈っても失敗がありません。


有名なウイスキーだからという理由だけで喜んでもらえることもたくさんあります。プレゼント選びに困っているのならウイスキーの雑誌やサイトの人気ランキングで決めるのもありです。

3.高級感のあるボトルやパッケージのものを選ぶ


目上の人にウイスキーを贈るのであれば、高級感のあるボトルやパッケージのウイスキーを選ぶことをおすすめします。見た目の高級感があるおかげで自分の気持ちを乗せられることはもちろん、相手も部屋に飾る等の<飲む以外のウイスキーの楽しみ方ができます。


例えば、後述するスコッチウイスキーの「ロイヤルサルート21年」はエリザベス女王の戴冠を記念して造られたウイスキーです。新たな女王をたたえたウイスキーは見栄えにも上品さがありインテリアとしてもおすすめできます。


このようなエピソードを持つ高級感のあるボトルのウイスキーならば、ウイスキーのことを詳しくない人にも喜んでもらえるでしょう。

【産地別】プレゼントにおすすめな高級ウイスキー30選


ここからはプレゼント用に高級ウイスキーを考えている人向けに産地別でおすすめの銘柄を紹介していきます。


今回ご紹介するウイスキーは「ジャパニーズウイスキー」「スコッチウイスキー」「アメリカンウイスキー」の三種類。その中でも高級感を持ち、プレゼントに最適な銘柄を10種類ずつ、合計30種類をご紹介していきます。

高級スコッチウイスキーのおすすめ10選


最近ウイスキーにハマったという20代~30代の方にウイスキーを贈るならスコッチウイスキーをおすすめします。


イギリスのスコットランドで作られているスコッチウイスキーは、豊富な種類と独特のピート香が特徴のウイスキーです。ウイスキーについての知識が豊富で飲みなれた方ならともかく、若い方はまだまだ自分のお気に入りのウイスキーを探していることが多いです。


若い世代でウイスキーにハマっている方ならウイスキー特有のクセ自体を好む方も多く、スコッチウイスキーの魅力に興味を持っている確率が高いです。


逆にウイスキーを飲みなれているご年配の方は、既に自分のお気に入りのスコッチを知っていて常飲している方や、スコッチウイスキーの強いピート香に疲れてしまう方が多い印象。プレゼントとして贈るのならばピート香が少ないアメリカンウイスキーやジャパニーズウイスキーをお勧めします。

スコッチウイスキーの分類


スコッチウイスキーといえば「シングルモルト」という言葉を聞いたことがあるという方も多いでしょう。


そもそもウイスキーは原材料に使っている穀物ごとに「モルトウイスキー(原料は大麦麦芽のみ)」と「グレーンウイスキー(原料はトウモロコシ等の雑穀)」に分けられます。シングルモルトとは、「1つの蒸留所で造られた大麦麦芽のみを原料としたウイスキー」を指します。


スコッチウイスキーは、スコットランドの各地域ごとに6種類に区分され、それぞれに特徴を持ちます。スコッチの6種類の区分ごとにその特性を簡単に説明すると以下のような感じです。

スコッチウイスキーの分類

スペイサイド・モルト:スコットランドで蒸留所が最も多い地方で造られているウイスキー。フルーティーで飲みやすく、バランスを重視したウイスキーが多い
アイラ・モルト:海に囲まれたアイラ島で造られているウイスキー。磯の香りやスモーキーな香りが特徴。
アイランズ・モルト:アイラ島周辺の島々で造られているウイスキー。島ごとに特徴を持ち、スパイシーなウイスキーが多い。
ハイランド・モルト:スコットランドの北側で造られているウイスキー。広い土地を指すため、蒸留所ごとにも味の系統が分かれる。全体的にピート香の少ない飲みやすいウイスキーが多い
キャンベルタウン・モルト:かつては「スコッチの都」とも呼ばれたウイスキー生産の中心地だった地方。豊かな香りと塩っぽい辛さ、なめらかな口当たりが特徴。
ローランド・モルト:スコットランドの南側で造られているウイスキー。全体的にまろやかで優しいウイスキーが多い。



このような特性を理解したうえでプレゼントにするウイスキーを選ぶことで、相手に納得して喜んでもらえるプレゼントになります。

「究極のスコッチ」と名高い【バランタイン17年】


「ザ・スコッチ」と名高い有名なスコッチウイスキー。「バランタイン」は40種類もの原酒が絶妙なバランスで組み合わせられたブレンデッドウイスキーです。


1937年に発売されてから、ブレンドのレシピはほとんど変更されておらず、当時から変わらない味を楽しむことができます。


「バランタイン17年」には、厳選され17年以上熟成されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーが使用されています。


気品のある香りと柔らかな口当たり。ハチミツのような甘味とピート香の、バランスの取れた繊細な味わいを持つウイスキーです。

産地 スコッチウイスキー
種類 ブレンデッドウイスキー
香り ハチミツ、ピート香
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 40%
価格 5,287円



スコットランドの代表格なブレンデッドウイスキー【ジョニーウォーカー18年】


杖を突いて歩く紳士のロゴマークが印象的な「ジョニーウォーカー」は200カ国以上の国で、1年に1億数千万本も売れている、世界で最も売れているスコッチウイスキーです。


「ジョニーウォーカー18年」は数あるジョニーウォーカーシリーズの中でも最もグレードの高い銘柄です。約800万樽のウイスキーの原酒の中から選び抜かれた、最低でも18年は熟成してある原酒が絶妙な割合でブレンドされています。18年以上という長い熟成期間を感じさせるような深みと気品を感じる味わいと「ジョニーウォーカー」らしいスモーキーさを楽しめる1本です。


ウッディな樽香、レーズンや青リンゴのようなフルーティーな香りとスモーキーな風味、バニラのようなクリーミーな甘さを持ち、トワイスアップで飲むとスモーキーな香りの中から豊な甘さをより感じられます。


また、アルコールの刺激が少なく、飲みやすいのでハイボールにすると上品で豊かな香りを楽しむことができます。

産地 スコッチウイスキー
種類 ブレンデッドウイスキー
香り フルーティー、樽香
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 40%
価格 7,367円



いいとこ取りのスコッチウイスキー【インチマリン マデラウッドフィニッシュ アイランドコレクション】


ハイランドモルトの「インチマリン」は、ローランド地方との境界に近くのハイランド地方の蒸留所で造られているため、味や香りにハイランドモルトとローランドモルトの両方の特徴を持つスコッチのモルトウイスキーです。


シトラスのような香りと、フルーツを感じさせる華やかで、それでいてメイプルのような濃厚な甘さを持つとてもバランスのよいウイスキーです。

産地 スコッチウイスキー
種類 シングルモルトウイスキー
香り オレンジ、シトラス ナッツ モルト香
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 46%
価格 7,539円



シングルモルトの原点【ザ・グレンリベット18年】


スペイサイド地方にあるスコットランド最古の蒸留所で造られている、シングルモルトの原点とも呼ばれるウイスキー「ザ・グレンリベット」。


今回おすすめするのは「ザ・グレンリベット」シリーズの中でも中堅ランクに位置する「ザ・グレンリベット18年」です。


「ザ・グレンリベット」シリーズの持つ洋ナシやリンゴのような爽やかな香りとオレンジやバニラのような味に加えて、3種類の樽でそれぞれ18年以上熟成された原酒からなるウッディな香りと深みのある味わいが楽しめます。


長期熟成のおかげで度数のわりにアルコールの刺激が少なく飲みやすくなっていることも特徴です。

産地 スコッチウイスキー
種類 シングルモルトウイスキー
香り フルーティー、バニラ香、樽香
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 43%
価格 6,996円



夏目漱石も気に入った?!【エドラダワー12年カレドニア】


「エドラダワー」はスコットランドのハイランド地方で造られているシングルモルトスコッチウイスキーです。


「エドラダワー」を造っている蒸留所にはあの夏目漱石も訪れたそうです。


多数のラインナップを持つ「エドラダワー」の中でも「エドラダワー12年カレドニア」は、10年以上熟成された原酒を混ぜ合わせ、それをさらに42ヵ月以上シェリー樽で寝かせたものになります。


レーズンやシナモンを思わせる香りと、チョコレートやラムレーズンのような味わいを持ち、甘めのウイスキーになっています。

産地 スコッチウイスキー
種類 シングルモルトウイスキー
香り フルーティー、スパイシー
味わい フルボディ
アルコール度数 46%
価格 6,549円



クセの強いウイスキーといえば?【ラフロイグ10年】


「ラフロイグ」はアイラ島にて造られているシングルモルトのスコッチウイスキーです。


アイラモルトの王様」とも呼ばれるラフロイグは、好き嫌いがはっきりと別れてしまうような、とても強烈なクセを持つウイスキーとしても有名です。


ピート香だけでなくヨード香と呼ばれる正露丸のような強い香りを持ち、ナッツのような味とオイリーな口当たりを持ちます。


とてもクセの強いウイスキーですが、そのクセゆえの一度ハマると中々抜け出せない魅力を持ちます。ストレートやオン・ザ・ロックスでもいいですが、口当たりを爽やかにできるハイボールもおすすめです。

産地 スコッチウイスキー
種類 シングルモルトウイスキー
香り ピート香、ヨード香
味わい フルボディ
アルコール度数 43%
価格 5,880円



ピート香の強い“偉大なる8番目”【オクトモア06.3 アイラバーレイ】


6位の「ラフロイグ」と同じくアイラ島で造られているシングルモルトスコッチウイスキー「オクトモア」。


この「オクトモア」は「世界一スモーキーなウイスキー」とも呼ばれており、「ラフロイグ」好きの方なら一度は飲みたい、そんなウイスキーです。


ゲール語で「偉大なる8番目」を意味するオクトモアは、熟成期間約五年という短い期間ながらも複雑で高級感のある味わいを持つ珍しいスコッチウイスキーです。


「オクトモア06.3 アイラバーレイ」は、スモーキーな香りの中にバニラや牧草、リンゴといった複雑な香りが共存しているのが特徴。珈琲やチョコレートのビター且つ芳醇な味わいを持ちます


イチジクのようなフルーティーさと、ハーブのようなスパイシーな味わいと、複雑な香りから、元々高く評価されているオクトモアの中でも、最高傑作と名高い評価を持ちます。


最初の一杯は是非ストレートで、その複雑で高級感のある味と香りをお楽しみください。

産地 スコッチウイスキー
種類 シングルモルトウイスキー
香り ピート香、フルーティー、牧草
味わい フルボディ
アルコール度数 64%
価格 23,980円



ピート香のしないアイラモルト【ブナハーブン12年】


「ラフロイグ」や「オクトモア」等、アイラ島で造られるウイスキーはスモーキーでピーティーな銘柄が多い中、殆どピート香のしないウイスキーがこの「ブナハーブン」です。


「ブナハーブン」は製造過程でピートでの処理を殆ど行わないため、クセの無いマイルドな味わいが特徴です。そのためアメリカでも人気で、「最も飲みやすいアイラモルトウイスキー」とも呼ばれています。


そんな「ブナハーブン」の中で最初に販売されたのが「ブナハーブン12年」。スッキリとしたキレの中にも甘味を感じる、バランスの良いボトルです。


黒糖やハチミツのような甘味を連想させる香りと、レーズンやチョコレートのような甘みを持ち、アイラモルトの強い個性をほとんど感じない飲みやすさが特徴です。


香りの立ちやすいトワイスアップがおすすめです。

産地 スコッチウイスキー
種類 シングルモルトウイスキー
香り 黒糖、ハチミツ
味わい ライトボディ
アルコール度数 46.3%
価格 4,940円



ハイボールの最適解【タリスカー10年】


スパイシーさが特徴の「タリスカー」はスコットランドはスカイ島で造られるシングルモルトのアイランズウイスキーです。


スカイ島は厳しい自然環境を持ち、「タリスカー」とは、ゲール語で「傾いた斜面の大岩」という意味を持ちます。


「タリスカー10年」は、スモーキーの中にほのかにバニラを思わせるような香りと、キャラメルのような濃厚さ、黒コショウのようなスパイシーな味わいを持ちます。


特にハイボールにした時の香りの立ち方や風味が絶品なので、ぜひとも試してみてください。

産地 スコッチウイスキー
種類 シングルモルトウイスキー
香り スモーキー、バニラ
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 46%
価格 3,655円



「皇礼砲」の名を冠するスコッチウイスキー【ロイヤルサルート21年シグネチャーブレンド】


現エリザベス女王の即位戴冠式を記念して造られた、「皇礼砲」をの名を持つ「ロイヤルサルート」は、高級感のある陶器製のボトルを持つブレンデッドスコッチウイスキーです。戴冠式の式典で「皇礼砲」として、イギリス海軍が鳴らした21発の空砲から、「ロイヤルサルート」は21という数字に拘って造られています。


21年という長期熟成ならではの深いコクと芳醇な香りを持ち、柑橘類のような爽やかな風味を感じる、飲みやすくも気品あるスコッチウイスキーです。

産地 スコッチウイスキー
種類 ブレンデッドウイスキー
香り フルーティー、樽香
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 40%
価格 12,593円



高級アメリカンウイスキーのおすすめ10選


プレゼントを贈る相手が、ウイスキーをあまり飲み慣れていない方やご年配の方にはバーボンウイスキーを贈ることをおすすめします。


アメリカのケンタッキー州で造られるバーボンウイスキーをはじめとしたアメリカンウイスキー。アメリカが有する広大な土地から採れる豊富な穀物を使用しており、大量生産されているウイスキーです。

そもそもバーボンウイスキーとは?


バーボンウイスキーは、原料の半分以上が糖質の高いトウモロコシで出来ています。そのため、濃厚なキャラメルやバニラの様な甘い味わいを持ちます。ウイスキーのクセも少なく比較的飲みやすいウイスキーです。


ウイスキーをあまり飲み慣れていない方であれば、クセのあるスコッチウイスキーを選ぶよりも甘く濃厚な味わいを持つバーボンを贈ることをおすすめします。


また、日本では1980年代からバブル期の終わりに掛けて、バーボンウイスキーが若者の間で広く楽しまれていました。50代から60代の方は、バーボンを良く飲んでいた当時記憶を懐かしんでバーボンを好まれる方が多くプレゼントとしておすすめです。

キングofバーボン【ワイルドターキー13年ディスティラーズリザーブ】


「ワイルドターキー」は生産地であるケンタッキー州を代表するバーボンウイスキーです。「ワイルドターキー」というキャッチーな名前は当時の蒸留所のオーナーの趣味が七面鳥狩りであったことに由来します。


「ワイルドターキー13年ディスティラーズリザーブ」はその名の通り、13年以上熟成させた原酒を使用しており、より、複雑みを持ちながらも繊細なバーボンになっています。


バニラやカラメルの濃厚な香りとフルーティーな香り、穀物の芳醇な甘さを感じられる高級感のあるバーボンです。

産地 アメリカンウイスキー
種類 バーボンウイスキー
香り フルーティー、バニラ、カラメル
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 45.5%
価格 5,600円



高貴なる4輪の薔薇【フォアローゼスプラチナ】


日本のキリンホールディングスが所有している、アメリカのケンタッキー州にある蒸留所で造られている「フォアローゼス」はラベルに描かれた4輪の薔薇が印象的なバーボンウイスキーです。


「フォアローゼス」はアメリカ本国よりむしろ日本等のアジア圏に人気があり、輸出先の国ごとの好みの傾向に合わせてレシピを変えて造られたものを輸出しています。


原料の穀物から拘って作られている「フォアローゼスプラチナ」は、ブランデーやコニャックのような高級感のある甘さを持ちます。


バニラやカラメルの落ち着いた香りとドライフルーツやニッキの濃厚な甘さを持ち、スイートさが際立つ飲みやすいボトルです。

産地 アメリカンウイスキー
種類 バーボンウイスキー
香り バニラ、カラメル
味わい ライトボディ
アルコール度数 43%
価格 6,876円



禁酒法時代の名残を持つシングルバレルバーボン【ノブクリーク シングルバレルリザーブ】


「ノブクリーク」は禁酒法以前のアメリカで造られていた古き良きバーボンウイスキーの作り方を再現してたウイスキーです。


「ノブクリーク」の特徴的な形のボトルは、禁酒法が施行されている中で違法で作成されていた酒を丸めた新聞や本のように偽装して保存、輸送していた当時のボトルを再現したものです。


通常ウイスキーは味や香りを一定にするために同じ製法で造られた原酒を、同じ条件で複数の樽で熟成されたものと混ぜ合わせてパッケージされます。1つ樽で熟成されたウイスキーをそのままボトルに詰めたものを「シングルバレル」と言います。


この「ノブクリーク シングルバレルリザーブ」は、9年間熟成されています。シングルバレル故のアルコール度数の高さと個性の強調された旨味を持つウイスキーです。


キャラメルのような甘い香りとスモーキーな樽香、濃厚な甘味とナッツのような味をもつ力強くリッチな甘味を持つバーボンになっています。

産地 アメリカンウイスキー
種類 バーボンウイスキー
香り キャラメル、樽香
味わい フルボディ
アルコール度数 60%
価格 4,324円



アメリカで最も売れたバーボン【ジャックダニエル オリジナルシングルバレル】


「ジャックダニエル」はテネシーウイスキーです。いくらテネシー州で造られたウイスキーでも“テネシーウイスキー”を名乗るにはいくつかの条件があります。


中でもテネシーウイスキーの特徴的な製法として、サトウカエデの木炭でウイスキーを濾過するチャコールメローイングという製法が行われています。


「ジャックダニエル」がなめらかで濃厚な甘味と豊かな味わいを持つのは、このチャコールメローイングのおかげです。


「ジャックダニエル オリジナルシングルバレル」は「ノブクリーク シングルバレルリザーブ」と同じくシングルバレルのバーボンウイスキーになります。


バニラやカラメルのような甘い香りとスパイシーな風味を持つ「ジャックダニエル」本来の旨味がぎゅっと詰まった逸品です。

産地 アメリカンウイスキー
種類 テネシーウイスキー
香り バニラ、カラメル
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 47%
価格 12,631円



プレミアムクラフトバーボン【メーカーズマーク プライベートセレクト】


「メーカーズマーク」はほぼ全ての製造過程が手作業で行われているプレミアムクラフトバーボンウイスキーです。冬小麦を原料としているため、まろやかな甘味となめらかな口当たりを持ちます。


シリーズの中で上位グレードに当たる「メーカーズマーク46」を基に改良されたものが「メーカーズマーク プライベートセレクト」になります。


「メーカーズマーク プライベートセレクト」はスパイシーさに焦点を当てて改良されており、こちらもシングルバレルのウイスキーであるため個性が強いのウイスキーです。

リンゴのようなフルーティーな香りと、シナモンのようなスパイス香、上品な甘さとキレを持ちます。

産地 アメリカンウイスキー
種類 バーボンウイスキー
香り フルーティー、スパイシー
味わい フルボディ
アルコール度数 55%
価格 7,560円



幻と呼ばれたバーボン【ヘンリーマッケンナー シングルバレル】


バーボンウイスキー「ヘンリーマッケンナー」はこのバーボンを造ったアイルランド人男性の名前をそのまま冠したものです。


1855年にヘンリーはケンタッキー州でバーボンウイスキーの製造に取り掛かりました。彼は強いこだわりの元に手作業でウイスキーを造ったそうです。生産数はとても少ないものの、高い完成度を持つ「ヘンリーマッケンナー」は幻のバーボンウイスキーとして人々から高く評価されました。


そんな「ヘンリーマッケンナー」のシングルバレルである「ヘンリーマッケンナー シングルバレル」はリンゴのようなフルーティーな香りと花のような気品のある香りとバニラと穀物の甘味、スパイシーな風味がバランスよくまとまった完成度の高いウイスキーです。

産地 アメリカンウイスキー
種類 バーボンウイスキー
香り フルーティー、バニラ、穀物
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 50%
価格 5,416円



ジムビームの秘伝酵母【ベイカーズ7年】


「ベイカーズ」はバーボン作りの名門であるジムビーム社が造っているプレミアムクラフトバーボンウイスキーです。ウイスキーの発酵過程で、禁酒法時代から代々受け継がれてきた秘伝の酵母菌が使われています。


七年間じっくりと熟成された、おかげでアルコール度数53.5%を思わず疑ってしまうような飲みやすさを持ちます。


バニラやキャラメルのような濃厚な甘さを思わせる香りと、深いコクと柔らかくも濃厚なバニラのような甘味を持つバーボンウイスキーです。


シガーとの相性が良いバーボンとしても有名で愛煙家の方であればぜひとも試していただきたい逸品です。

産地 アメリカンウイスキー
種類 バーボンウイスキー
香り バニラ、キャラメル
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 53.5%
価格 5,798円



世界初の12年もののバーボン【I.W.ハーパー12年】


世界でも高い人気を誇る「I.W.ハーパー」は原料の86%以上がトウモロコシが使われています。バーボンウイスキーは熟成の進行度が速く、熟成期間が短い特徴があるのですが、12年もの間熟成される「I.W.ハーパー12年」は比較的珍しいバーボンウイスキーです。


ハチミツやバニラの甘い香りと、濃厚な甘さとスパイシーな風味を持ちます。長期熟成バーボンならではのウッディ感も感じる古き良きバーボンウイスキーです。

産地 アメリカンウイスキー
種類 バーボンウイスキー
香り ハチミツ、バニラ
味わい ミディアムボディ~フルボディ
アルコール度数 43%
価格 5,117円



幻の再現【ジェームズ・E・ペッパー1776】


バーボンウイスキーの名家ペッパー家で1776年誕生した「ジェームズ・E・ペッパー1776」は、1958年で一度生産が終了してしまいます。2017年に蒸留を再開し、再び注目を集めている銘柄です。


当時の資料を元に再現された「ジェームズ・E・ペッパー1776」は、バニラ、ハチミツといったバーボンの甘さの中に、ライ麦のスパイシーさが感じられるような飲みごたえのあるバーボンに仕上がっています。

産地 アメリカンウイスキー
種類 バーボンウイスキー
香り ライ麦由来のスパイシーさ
味わい フルボディ
アルコール度数 50%
価格 4,888円



ハーレーダビッドソンとのコラボ銘柄【オーレ・スモーキー ハーレーダビッドソン・ムーンシャイン】


「オーレスモーキー」と、世界的に有名なバイクメーカー「ハーレーダビッドソン」がコラボしたモデルになります。


「オーレスモーキー」は禁酒法時代から100年にわたって造られ続けているコーンウイスキーです。樽熟成をほとんど行わない、原料にトウモロコシが80%以上の割合で使われているウイスキーをコーンウイスキーと呼びます。


禁酒法施行当時は、酒をジャム等の瓶に偽装していたことから、口の広い独特なボトルデザインになっています。


スモーキーながらも穀物の甘味を感じさせてくれるまろやかな香りと、バニラとカラメルの甘苦い味わいを持つウイスキーです。アルコール度数も高めなので少し刺激も強いですが、濃厚な甘味を楽しめるオン・ザ・ロックスがおすすめです。

産地 アメリカンウイスキー
種類 コーンウイスキー
香り 穀物香
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 51.5%
価格 4,230円



高級ジャパニーズウイスキーのおすすめ10選


「普段晩酌ではなく食事中にお酒を嗜むことが多い」といった方へのプレゼントであればジャパニーズウイスキーをおすすめします。


ジャパニーズウイスキーはその源流にスコッチウイスキーを持ちます。スコッチと同様にピートで香り付けされてはいますが、日本人の口に合うようにピート香はほのかに香る程度のものが多いです。


日本での日本酒や焼酎、ビールといったお酒の扱いは、もっぱら食事と一緒楽しむ「食中酒」として扱われるお酒が多いのが特徴。お酒だけを楽しむという場面よりも食事に合わせてお酒を飲む場面の方が圧倒的に多くなっています。


また、ストレートやオン・ザ・ロックスといったウイスキーそのままの味を楽しむより、ハイボールや水割りといった、ウイスキーの酒精を下げて、食事の邪魔をしないような飲み方にも適した銘柄が多くあります。


日本人のお酒事情に合わせたジャパニーズウイスキーにはクセの少ないスッキリとした味わいを持つウイスキーが多いので、食事と一緒にウイスキーを楽しまれることの多い方におすすめです。

ブレンデッドウイスキー日本代表【響17年】


サントリー創業90周年を記念して発売された「響」シリーズのデビュー作が「響17年」です。


サントリーの保有する「山崎」「白州」「知多」の三か所の蒸留所で造られるウイスキーを掛け合わせた「響」は日本の職人魂の光るブレンデッドジャパニーズウイスキーになります。


「響」を含めたメジャーなジャパニーズウイスキーは、昨今のウイスキーブームの影響でどれも原酒が不足しており軒並み価格が高騰しています。ご購入の際はご注意ください。


「響17年」は、カラメルやバニラのほのかな甘い香りと白檀香を持ち、フルーティーで爽やかな風味とカスタードやキャラメルの甘味を持った上品なウイスキーです。

産地 ジャパニーズウイスキー
種類 ブレンデッドウイスキー
香り カラメル、バニラ、フルーティー、白檀香
味わい フルボディ
アルコール度数 43%
価格 39,490円



シングルモルト日本代表【山崎18年】


大阪にある山崎蒸留所で造られている「山崎」は1984の発売当初から現代まで日本人にこよなく愛されているシングルモルトのジャパニーズウイスキーです。


「山崎」は熟成に使用される樽の一部ににミズナラ樽を使用しています。これによって他の国のウイスキーにはない、白檀香と呼ばれるお香のようなオリエンタルで独特な香りを持ちます。


「山崎18年」は、多数のコンテストで賞を受賞している世界的にも評価されているボトルになります。レーズンのような香りと、爽やかめなバニラのような香り、濃厚ながらもフルーティーでまるでブランデーのような芳醇さを感じる味わいを持つウイスキーです。長期熟成による丸みと樽香、複雑で繊細な味わいを感じられる逸品です。

産地 ジャパニーズウイスキー
種類 シングルモルトウイスキー
香り 白檀香、フルーティー、バニ
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 43%
価格 71,499円



スッキリ系ならコレ【白州】


山梨県にある白州蒸留所で造られる「白州」は、南アルプスのキレのある硬水を使用していることから、あらゆる飲み方で通用するキレのあるスッキリとした味わいが特徴のシングルモルトのジャパニーズウイスキーです。


「白州」は、2012年に発売されたノンエイジモデルで、シリーズの中でも最も安価なモデルではありますが、若いウイスキーだからこそのキレと風味を持ちます。


新緑の若草を感じさせるようなミントの香り、リンゴや洋ナシを思わせる味わいで、軽く爽快な口当たりを持ちます。上品なピート香も併せて、女性にも支持される森香るウイスキーです。

産地 ジャパニーズウイスキー
種類 シングルモルトウイスキー
香り ミント、フルーティー
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 43%
価格 7,580円



日本のグレーンウイスキー【知多】


愛知県の知多蒸留所で造られる「知多」はシングルグレーンのジャパニーズウイスキーです。元々知多蒸留所では「響」等のブレンデッドウイスキーを造る際に必要なグレーンウイスキーを造っていたのですが、2015年にグレーンウイスキー「知多」をリリースしました。


ナシやリンゴの爽やかな香りと穀物やバニラ、チョコレートといった甘さとわずかな酸味を感じさせる味わいを持ちます。「知多」はそれまでブレンデッドウイスキーの一部に過ぎなかったものであるにもかかわらず、そのポテンシャルを世に知らしめた逸品です。


サントリーも推薦するハイボールがおすすめです。

産地 ジャパニーズウイスキー
種類 シングルグレーンウイスキー
香り フルーティー、バニラ
味わい ライトボディ~ミディアムボディ
アルコール度数 43%
価格 3,999円



伝統の製法【ニッカカフェモルト】


「ニッカカフェモルト」はニッカウイスキーの伝統的なカフェスチルという蒸留法で造られるジャパニーズウイスキーです。世界で一般的な蒸留法はポッドスチルと呼ばれ、高いアルコール精製度を持ちます。一方でカフェスチルは原料の香りや成分を残しやすい蒸留法です。


カフェスチルは世界でも数は少ないものの、グレーンウイスキーの蒸留法として利用されています。「ニッカカフェモルト」では、カフェスチルでモルトウイスキーを作るため、大麦麦芽の持つ甘さや香ばしさを感じられるウイスキーになっています。


バナナやメロンのフルーティーな香り、とほのかなバニラ香、軽やかな口当たりとフルーティーでクリーミーな甘さを持ちます。後味もスッキリとしていて飲みやすい印象のウイスキーです。

産地 ジャパニーズウイスキー
種類 モルトウイスキー
香り フルーティー、バニラ
味わい ライトボディ
アルコール度数 45%
価格 9,800円



ジャパニーズオークのオリエンタルな味わい【AMAHAGAN World Malt Edition No.3 Mizunara Wood Finish】


「AMAHAGAN World Malt Edition No.3 Mizunara Wood Finish」はブレンドという工程をテーマに、海外と国内のモルト原酒をブレンドしたものを国内(滋賀県)で熟成させたジャパニーズモルトウイスキーです。


ミズナラ樽を使って熟成させたるため、独特の白檀香を持ちます。そこに元の原酒が持つリンゴ、オレンジのようなフルーティーな香りとキャラメルのような甘い香りが混ざりあい芳醇な香りを作り出しています。


オレンジや黒糖、チョコレートのような豊かな甘さを持つ「AMAHAGAN World Malt Edition No.3 Mizunara Wood Finish」をぜひ一度お試しください。

産地 ジャパニーズウイスキー
種類 ワールドモルトウイスキー
香り フルーティー、キャラメル、白檀香
味わい フルボディ
アルコール度数 47%
価格 7,780円



野球とは無関係なイチローさんが造った【イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル】


埼玉県の小さな蒸留所で造られる「イチローズモルト」。一見有名な野球選手のイチローを思い浮かべてしまいますが、名前の由来は販売元のベンチャーウイスキーを創設した肥土伊知郎氏にあります。


規模の小さな蒸留所で造られるが故の流通数の少なさと、こだわりぬいた完成度から世界にも通用するジャパニーズブレンドウイスキーです。


「イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル」は、「イチローズモルト」シリーズの中のスタンダードモデルになります。


オレンジピールやレモンのような爽やかな柑橘系の香りと、クセの無いスッキリとした味わいを持ちます。爽やかな香りをもつのでハイボールやトワイスアップで飲むことでより香りを楽しめます。

産地 ジャパニーズウイスキー
種類 ブレンデッドウイスキー
香り フルーティー、柑橘類
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 46%
価格 4,300円



無色透明のジャパニーズウイスキー【長浜ニューメイク59° 】


滋賀県の長浜蒸留所で造られる「長浜ニューメイク」シリーズは、無色透明なモルトウイスキーです。


ウイスキーと言ったら綺麗な琥珀色だ。という印象を持つ方も多いですよね。実はウイスキーのあの琥珀色は、熟成に使われる樽の成分に由来するものなのです。


つまりこの「長浜ニューメイク」は、熟成樽に詰められていない原酒のままボトルに詰められたウイスキーということになります。


「長浜ニューメイク」はスモーキーなピート香を持ち、アルコールの強い刺激とナッツやバニラのようなほのかな甘さを持ちます。


ウイスキーの製造過程を自宅に居ながら体感できる面白い逸品です。

産地 ジャパニーズウイスキー
種類 シングルモルトウイスキー
香り ピート香
味わい フルボディ
アルコール度数 59%
価格 5,060円



五大ウイスキーの調和【碧 AO】


2019年にサントリーからリリースされた「碧 AO」はなんと世界5大ウイスキーの原酒をブレンドした世界初のブレンデッドウイスキーです。サントリーは世界5大ウイスキーの各産地にそれぞれ蒸留所を持っています。


だからこそ実現した、ある種、夢のようなウイスキーですね。


「碧 AO」は、一見それぞれのウイスキーの個性が強く、めちゃくちゃな味になりそうなものですが、「響」を筆頭にウイスキーのブレンド技術の高さに定評のあるサントリーによって見事に調和のとれた逸品に仕上がっています。


世界5大ウイスキーそれぞれの個性を持つため、一概には表現できない香りと味を持ちます。飲み方や飲む人によってもその表情を変える不思議なウイスキーです。

産地 ジャパニーズウイスキー
種類 ワールドウイスキー
香り 様々
味わい ミディアムボディ~フルボディ
アルコール度数 43%
価格 5,999円



ブレンデッドのようなモルトウイスキー【竹鶴 ピュアモルト】


ニッカウイスキーで製造された「竹鶴」はブレンデッドウイスキーのように別の蒸留所で造られた原酒を掛け合わせたヴァッテッドモルトウイスキーという少し珍しいジャパニーズウイスキーです。


ブレンデッドウイスキーとの違いは掛け合わせる原酒はモルト原酒、つまり大麦麦芽のみを原料とした原酒のみであるということです。


ブレンデッドのような柔らかさを持つモルトを作るというコンセプトで造られている「竹鶴」には、「余市」と「宮城峡」というシングルモルトウイスキーの原酒が使われています。


「竹鶴」はそのコンセプトにたがわない、2種の原酒の個性が華麗に混ざりあった万人受けするウイスキーになっています。


「竹鶴 ピュアモルト」は「竹鶴」シリーズのスタンダードモデルです。「宮城峡」由来のフルーティーで華やかな香りと味わいと、「余市」由来のピート香や樽香が絶妙な逸品です。

産地 ジャパニーズウイスキー
種類 ヴァッテッドモルトウイスキー
香り ピート香、樽香
味わい ライトボディ~ミディアムボディ
アルコール度数 43%
価格 4,499円



【番外編】世界でもっとも高い価格のウイスキーとは?


マッカラン1926」というウイスキーをご存知でしょうか。このウイスキーなんとお値段約150万ポンド。日本円にして約2億1千万円です。


「マッカラン1926」は1926年に蒸留され、1986年に瓶詰めされた、60年もの間シェリー樽の中で熟成されたウイスキーです。世界で40本しか生産されていないまさに希少中の希少なウイスキーです。


2019年にロンドンで行われたオークションに出品され約2億1千万円という価格で競り落とされました。現時点での世界最高額のウイスキーボトルとされています。

高級ウイスキーにあわせてプレゼントすると喜ばれるもの


せっかく高級ウイスキーをプレゼントするなら、少しでも上質な時間を楽しんでもらうためにウイスキーと一緒にグラスやおつまみを贈ることを考えてみてはいかがでしょうか。


ウイスキーはとても繊細で複雑な味や香りを持つお酒です。


ちょっとした工夫をすることで、香りや味わいは何倍も豊かになり、ウイスキーの持つポテンシャルを最大限に楽しむことができます。


例えばグラスやおつまみ。グラスに拘れば、ウイスキーの味や香りを感じやすくなり、おつまみに拘れば、口の中をリセットしたり併せて飲むことで変化する香りや風味を楽しむことができます。


ウイスキーのプレゼントに合わせて、余裕があればグラスやおつまみも贈ってみてはいかがでしょう。

1.リッチな気分に浸れるグラスを贈る


ウイスキーと合わせてちょっと高級なロックグラスも贈ってあげるとより喜んでもらえるかもしれません。


自宅でウイスキーを飲む人でも、なかなか自分用に高価なグラスを買う人は少なく、もらわなければ手にする機会の少ないものです。


以下に編集部のおすすめする高級ロックグラス三種をご紹介します。


予算に余裕があれば、リッチな気分になれるグラスもプレゼントしてみましょう。

世界最高級の品質【バカラ ハーモニー】


フルレッドクリスタルと呼ばれる、抜群の透明度と重厚感を持つ「バカラ」のロックグラスは、見た目の美しさもさることながら、グラスと氷の奏でる音色もその魅力の1つです。


「バカラ」は1つ1つ職人の手で造られるハンドメイドグラスです。そのためグラスによっても個性が出るため満足できる所有感と高級感を持ちます。


50年に渡るロングセラー【カガミクリスタルオンザロック】


シンプルで落ち着いたデザインの「カガミクリスタルオンザロック」は、校倉という日本古来からある建築様式をモチーフにデザインされています。


日本メーカーであるため、日本人の手の大きさにフィットするように造られているので老若男女に愛されるロックグラスです。発売から50年以上たった現在でも愛用者の多いグラスです。


富士を見ながらウイスキーを楽しむ【田島硝子 富士山ロックグラス】


おみやげグランプリ2015のグッズ・ノベルティ部門で、グランプリ・観光庁長官賞を受賞した「田島硝子 富士山ロックグラス」はグラスの底に精巧な富士山の立体彫刻が彫られたロックグラスです。


グラスにそそぐ飲み物の色によって表情を変える富士山を楽しみながら高級なウイスキーを飲む至福のひと時を楽しめます。


2.ウイスキーの香りや味を増幅させるおつまみを贈る


ウイスキーを楽しむなら、おつまみにも拘ることが重要です。特に高級なウイスキーと一緒に楽しむおつまみはリッチな物がいいですよね。おつまみとウイスキーとを"マリアージュ“させられれば、ウイスキーの香りや味わいが増幅すること間違いなしです。


以下にウイスキーと相性抜群のおすすめおつまみを3種ご紹介しています。


予算に都合が付けば、ウイスキーだけでなく、銘柄に合わせたおつまみを添えてプレゼントしてみましょう。

お酒のつまみといったらコレ【ナッツ ブルーダイヤモンド】


ウイスキーのおつまみの大定番といえばやはりナッツ類。バー等でもよく出されることからウイスキーといえばナッツなんて思う方も多いかもしれません。


ご紹介する「ブルーダイヤモンド」は、世界のアーモンド出荷量の実に80%を誇るカリフォルニアにおいて100年以上続く歴史を持つアーモンド会社の商品です。


様々なフレーバーが付加されたアーモンドが販売されているのでお気に入りの組み合わせを探してみるものおすすめです。


ウイスキーの深みを引き立てる【ドライフルーツ ぎゅっと】


フルーティーなウイスキーと合わせるならドライフルーツもおすすめです。ウイスキーの華やかな香りと風味を、ドライフルーツの濃縮した旨味が押し広げてくれます。


「ドライフルーツ ぎゅっと」は、長野県の南信州菓子工房で造られているドライフルーツです。フルーツの旨味を「ぎゅっと」濃縮しつつも、食感を無くしきらない半生仕上げで造られているため、ドライフルーツ特有の濃い味わいと生のフルーツに近い食感が同時に楽しめます。


ウイスキーの香りを感じるポッキー【江崎グリコ ポッキー大人の琥珀】


せっかく高級なウイスキーなのにツマミがポッキーとはいかがなものか。と思う方も多いかもしれません。ですが侮ることなかれ。この「ポッキー大人の琥珀」は、お酒と一緒に楽しむことを主眼として作られた専用おつまみの文字通り「オトナのポッキー」です。


この「ポッキー大人の琥珀」は、プレッツェル部分にウイスキーに使われているようなモルトが練りこんであり、それをコーティングするチョコの部分はビターチョコになっています。


甘さ控え目で香ばしいため、ウイスキーとの相性も抜群です。


高級ウイスキーをプレゼントに買って相手に喜んでもらおう


いかがだったでしょうか。相手に喜ばれるプレゼントとして打って付けな高級ウイスキーを「スコッチウイスキー」「アメリカンウイスキー」「ジャパニーズウイスキー」の3つのジャンルからそれぞれ10選ずつをご紹介しました。


プレゼントを贈る相手のことを考えてしっかり選んだウイスキーなら素敵な贈り物になること間違いなしです。


プレゼントに高級なウイスキーを贈りたいと思った際にはぜひ参考にしてみてください。