晩酌にぴったりなバーボンのおすすめ10選|自宅でリッチな気分を味わえるバーボンの飲み方とは
「バーボンを飲んでみたいけど、どれを選べばいいか分からない」
「美味しいウイスキーって値段も高そう…」
ハリウッド映画や漫画などで、渋い男が嗜むお酒として登場するウイスキーといえば「バーボン」です。円熟した大人のお酒というイメージから、憧れはあるけど同時にハードルの高さを感じている人も多いのではないでしょうか。
本記事ではバーボン初心者の方でも安心な、基礎知識や選び方、飲み方のポイントを紹介
しています。
さらにおすすめのバーボンの銘柄10選を、初心者・上級者向けの2ランキングに分けてご紹介すると共に、おすすめのグラスとおつまみも取り上げました。
バーボンはウイスキー初心者にもおすすめのお酒です。
バーボンやウイスキーに最近興味が出てきた初心者の方はもちろん、普段の晩酌をグレードアップしたいお酒好きの方まで、ぜひ本記事を参考にしてみて下さい。
バーボンとは?開拓者が育んできたアメリカンウイスキー
バーボンがウイスキーの1種類であることは分かるけれど、具体的にどんなもなのかというのは、馴染みの無い方も多いのではないでしょうか。
バーボンはアメリカンウイスキーのひとつで、アメリカ中東部のケンタッキー州で95%が作られています。以下の3つの規定を満たしたウイスキーがバーボンと呼ばれます。
- 原料の51%以上にトウモロコシを使用
- アルコール度数80%以下で蒸留する
- 内側を焦がしたオークの新樽で熟成させる
バーボンの起源は、スコットランドやアイルランドから移住してきた開拓者達が、ケンタッキー州で取れるトウモロコシを主原料したウイスキーを作り始めたことにあります。
スコットランドやアイルランドといえば「スコッチウイスキー」「アイリッシュウイスキー」など、有名なウイスキーの生産地としても有名。バーボンの起源と繋がってくる点は面白いですね。
バーボンが愛される3つの理由
アメリカンウイスキーを代表するバーボンは、世界中の人に愛飲されています。バーボンが多くの人の心を惹きつけて離さないのは、以下の3つの理由が大きいです。
- 癖がなくまろやかな甘い飲み口
- バニラやカラメルのような力強い香り
- 安価で手を出しやすい銘柄が多い
上記のバーボンの3つの特徴を、次からまとめて見てみましょう。
理由その1:癖がなくまろやかな甘い飲み口
まず、バーボンはウイスキー初心者でも楽しみやすい癖のなさ、まろやかさが魅力です。
主原料がアメリカ産のトウモロコシのため、トウモロコシ由来の甘い口当たりがバーボンの特徴。モルト(大麦麦芽)を原料にするスコッチウイスキーなど、癖が強いテイストとは対照的に飲みやすいのが人気の理由です。
また癖が少ない分、ストレート、ロック、水割り、ハイボール、カクテルなど、あらゆる飲み方に適しているのもバーボンの特徴であり、大きな魅力となっています。
理由その2:バニラやカラメルのような力強い香り
バーボンが人気の2つめの理由は、魅力的な芳ばしい香りです。
バーボンの熟成には、内側を焦がしたオークの新樽が使われます。焦がしたオーク樽からは、タンニン(赤ワインに含まれる渋み成分)の渋みや苦味が染み出してきます。
樽由来の渋みや苦味は、2年以上熟成することでバニラやカラメルのような芳しいフレーバーへと変化するのです。
理由1でご紹介した癖の少なさと甘味に加え、香りも甘く魅力的で、バーボンが好きという女性も多くいます。
理由その3:安価で手を出しやすい銘柄が多い
ウイスキーやワインなど、「良い洋酒は高額」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。しかしバーボンは比較的安価に購入できます。
おおよそ3,000~5,000円の価格帯で、上質で知名度が高い銘柄が手に入るため、ウイスキー初心者でも手を出しやすいのが人気の理由です。
そこまでお酒にお金はかけられないという方でも、十分美味しいバーボンを堪能することができます。
バーボン選びの3つのポイント
バーボンの魅力が分かったところで、具体的な選び方についてご紹介します。
一口にバーボンといっても十数ヶ所の蒸留所があり、市場に出回っている銘柄は数百を超えているため、全く知識が無い状態で選ぶのはなかなか大変です。
また銘柄ごとに個性的な特徴があり、香りや味わいも大きく異なるので、自分にぴったりのバーボン選びをするには、まず次の3つのポイントを押さえましょう。
- 価格帯
- 熟成年数
- 味わい
上記3つのポイントを意識すれば、バーボン選びに迷うことが無くなります。次から具体的に見ていきましょう。
1. 価格帯:自分の予算に合ったバーボンを選ぶ
まずはバーボン購入に当てられる予算を決めましょう。
先にも述べたようにバーボンは比較的安価に質の良いものが手に入りやすいお酒です。例えば「NAS」と呼ばれる熟成年数の表示がない銘柄ならば、1,000〜2,000円などリーズナブルな価格帯のバーボンが手に入ります。
もちろん一部高価なバーボンはありますが、多くの場合希少性によるもので「高価なバーボン=美味しい」とは限らない点には注意です。自分の予算に合った価格帯のバーボンに絞ることで、スムーズに選ぶことができます。
2. 熟成年数:熟成年数が長いと口当たりが芳醇になる
次に見るべきポイントはバーボンの「熟成年数」です。熟成年数が長いバーボンは、より濃厚で芳醇な味わいを帯びるようになります。
水などで割らずに飲む「ストレート」や、氷だけを入れる「オン・ザ・ロックス」など、じっくりとバーボンを楽しみたい場合は熟成年数が長いものを選ぶ方がおすすめです。ただし価格帯が上がることも多くなります。
一方でハイボールや水割りなど、水やソーダで割ってキリッとした喉越しを楽しみたい場合は、熟成年数の記載がないNAS銘柄を選ぶと良いです。
好きな飲み方、やってみたい飲み方に合わせて熟成年数を確認しましょう。
3. 味わい:スパイシーさとスイートさでどちらを選ぶか
最後のポイントはバーボンの味わいです。バーボンの味わいは、「スパイシー」と「スイート」に大きく2分されます。銘柄ごとの熟成樽のオーク(樽に使われる木)の違いによって、味わいの差が生まれます。以下に、2つの味わいの違いを簡単にまとめました。
スパイシー | ・辛口のバーボン ・単体で飲むより、ハイボールや水割りなどで楽しむ場合におすすめ |
スイート | ・甘口のバーボン ・ストレートやロックなど、バーボン単体でじっくり堪能する場合におすすめ |
以上、バーボン選びの3つのポイントでした。
初級者におすすめのバーボン5選
ここからは、実際におすすめのバーボンの銘柄を、初心者・上級者向け2つのランキングに分けてご紹介していきます。まずは初心者向けのバーボン5選から。
バーボンに慣れていない初心者は、手に入りやすい王道の銘柄から飲み進めるのがおすすめです。特に熟成年数の表示のないNASならば、1,000〜2,000円程度のリーズナブルな価格で手に入ります。
また先述のようにバーボンは癖が少なく口当たりが甘いため、ウイスキー初心者にもおすすめの5選となっています。早速見てみましょう。
1位:ワイルドターキー8年
ラベルのターキー(七面鳥)の絵が目を引くバーボンの定番銘柄が「ワイルドターキー」です。本品は8年熟成ボトル。
特徴としては、他のバーボンと比べて甘みの元であるトウモロコシの比率が少なく、原料にライ麦が多く含まれています。そのため「ケンタッキー噛み」と称される、スパイシーでインパクトの強い味わいを持ちます。
バーボンとしては甘さ控え目ながら、その分風味豊かでバランスの良い味わいが魅力。ワイルドターキーならではスパイシーさは、オン・ザ・ロックスやストレートでしっかり際立たせて味わうのがおすすめです。
香り | スパイシー |
味わい | リッチボディ |
アルコール度数 | 50% |
価格 | 3,390円 |
2位:フォアローゼズ
象徴的な薔薇のラベルのバーボンが「フォアローゼズ」通常のウイスキーは1種類の原酒から造られるのに対し、10種類もの原酒をブレンドすることで、複雑でなめらかな味わい深さを持つ「ブレンデッド」バーボンです。
フォアローゼズの魅力はまろやかな味わい。舌の上でチョコレートかと思うような甘味を感じることができます。芳醇な味わい深さを堪能するためには、ストレートでちびちび飲むのがおすすめです。
香り | スパイシー |
味わい | ライトボディ |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 1,494円 |
3位:ジムビーム
120ヵ国以上で飲まれており、世界市場のシェアNo.1を誇るバーボンの代表的な銘柄が「ジムビーム」です。
市場で売られているバーボンの4つに1つはジムビーム社もの、と言われるほど。TVCMなどでも露出があるので、馴染みのある方も多いでしょう。
上質なバニラ風の甘味や、キャラメルのような香りなど、バーボン特有の味わいを楽しめる一本です。ソーダで割ったジムビーム・ハイボールにして、スッキリと飲むのが特におすすめです。
香り | スパイシー |
味わい | ライトボディ |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 1,259円 |
4位:メーカーズマーク
ボトル口の赤い蝋でできたキャップが特徴の「メーカーズマーク」赤い封蝋は、今でも蒸留所の職人さんのハンドメイドで一つとして同じものが無い、何とも味わい深いバーボンです。
通常バーボンで使われるライ麦ではなく、原料に小麦を使うことで甘く柔らかい口当たりを持ちます。癖の少ない味わいは、「ミント・ジュレップ」など、バーボンをベースにしたカクテルで飲むのがおすすめです。
香り | スイート |
味わい | リッチボディ |
アルコール度数 | 45% |
価格 | 2,419円 |
5位:I.W.ハーパー ゴールドメダル
1877年にドイツ移民であるアイザック・ウォルフ・バーンハイムの手により誕生したバーボンが「I.W.ハーパー」です。
ルパン三世のキャラクター、次元大介が愛飲しているバーボンとして作中に登場することでも知られています。
原料の86%がトウモロコシなため、フルーティーな甘さが印象的なバーボン。ソーダ割り(ハイボール)で飲むと、甘さと爽快な喉越しのバランスが楽しめます。I.W.ハーパーの定番の飲み方の一つです。
香り | スイート |
味わい | リッチボディ |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,463円 |
上級者におすすめのバーボン5選
次は上級者向けのバーボン5選をご紹介します。先述の「初級者向けのバーボンなら飲んだことあるよ…」という方は、より熟成年数が長く希少性の高いものに挑戦してみるのがおすすめです。
価格は高くなりますが、プレミアムバーボン(熟成年数:5〜8年)や、スーパープレミアムバーボン(熟成年数:6〜10年)には、他のバーボンにはない芳醇な味わい深さがあります。
ストレートやオン・ザ・ロックスで、甘味、香り、余韻など、バーボン自体の上質な味わいを堪能するのが特に良いです。
1位:ブラントン
バーボンのトップブランドとして人気の銘柄。8年熟成された濃厚な味わいが特徴のスーパープレミアムバーボンです。
製造4年目に優れた樽のみを選出し、そこから更にブラントン用に4〜6年の熟成を経てリリースされます。ラベルには、どの樽からボトリングされたかが全て手書きで記載されていて、温かみがあります。
八面体の球体ボトルとサラブレッドのフィギュアが付いたキャップもゴージャス。味わいのリッチさはもちろんのこと、インテリアとしても見栄えがいいバーボンです。
香り | スイート |
味わい | リッチボディ |
アルコール度数 | 46.5% |
価格 | 10,513円 |
2位:ウッドフォードリザーブ
1812年創業というケンタッキー州最古の老舗蒸留所で、今もなお昔ながらの手作業で生産が行われているスーパープレミアムバーボン。「スモールバッチ」と呼ばれる少量生産ボトルです。
蒸留に使われている酵母はなんと創業時から受け継がれているもの。禁酒法時代には冷凍保存をすることで守り抜いたという逸話があり、伝統の製法へのこだわりが感じられます。
スコッチウイスキーに使われる「ポットスチル」という蒸留器で3回蒸留を行うことで、バーボンとは思えないスムースななめらかさを持ち、カクテルベースとしても世界中のバーで人気が高いバーボンです。
「ミント・ジュレップ」や「オールドファッションド」などバーボンベースのカクテルにもおすすめの一本。
香り | スイート |
味わい | リッチボディ |
アルコール度数 | 43% |
価格 | 5,118円 |
3位:バッファロートレース
1775年創業のアメリカ最古の蒸留所が手がけるプレミアムバーボン。1920年代の禁酒法の時代にも医薬品目的での蒸留が許可されていたという、全米でも随一の歴史と伝統ある別格の蒸留所で造られています。
熟成を行っている40万樽の中で、厳選を重ねた35~45樽からボトリングされるスモールバッチ(少量生産)で、8~12年ほど長期熟成された原酒を使い、豊かな甘味と深くなめらかな味わいで上質な時間を提供します。
香り | スイート |
味わい | リッチボディ |
アルコール度数 | 45% |
価格 | 2,980円 |
4位:ノブクリーク
初心者向けでも取り上げた「ジム・ビーム社」が手がけるクラフトバーボン。
「昔ながらの本来あった姿のバーボン」を目指し、伝統的な製法を今でも行っているスモールバッチ(少量生産)ボトルで、9年間熟成されたスーパープレミアムバーボンです。
低温と高温で2度焼きをしたオーク樽で9年熟成された味わいはリッチで複雑、バニラのような豊かな甘味が特徴です。加えて、ライ麦を原料に含んでいるため、ハーブのような爽やかなスパイシーな味わいがあります。
さらに本品はICS(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)2014という国際的な品評会において、ウイスキー部門でGOLD(金賞)を受賞しています。名実ともにハイクオリティな逸品です。
香り | スパイシー |
味わい | リッチボディ |
アルコール度数 | 50% |
価格 | 4,222円 |
5位:ブッカーズ
初心者向けでご紹介したジムビーム社による、同社最上位クラスのプレミアムバーボン。スモールバッチ(少量生産)であるため、日本国内では数量限定でしか発売されず、毎年のようにプレミアがついて高値で売り買いされているボトルです。
ジムビームの9段積み貯蔵庫の4〜5段目、ちょうど中段で温度・湿度のバランスが良い場所で、6〜8年の熟成を経てリリースされます。
割水や濾過をしないためリリース年によってばらつきはあるものの、アルコール度数は60度前後と高め。
しかし度数の高さを感じさせないしなやかさとバランスの良さは、最上位クラスのボトルにふさわしい上質な味わいです。ウイスキーファンなら一度試して損はない逸品。
香り | フルーティー |
味わい | リッチボディ |
アルコール度数 | 64% |
価格 | 12,100円 |
バーボンを飲むのに適したグラスとは?おすすめのグラス3選
前項でおすすめのバーボンを全10銘柄、初心者・上級者向けに分けてご紹介しました。もしお気に入りの銘柄が見つかったら、そのバーボンを飲むグラスにもこだわると、さらに楽しむことができます。
バーボンに適したグラスを選べば、味わいや香りをより深く楽しむことができ、いつもの晩酌の時間が特別なものになります。次から、グラス選びのポイントとおすすめのグラスを3つご紹介します。
バーボンのグラスを選ぶ2つのポイント
バーボンを楽しむためのグラスを選ぶにあたっては、デザインだけでなく「より美味しく飲めるか」という点に注目しましょう。具体的には以下の2つのポイントが重要です。
1. ボウル部分にクビレがあるグラスを選ぶ
「ボウル部分」とは、バーボンを注ぐグラスの膨らんでいる部分のこと。ウイスキーの液体が入る部分なので、ボウルの内部にバーボンの香りが溜まることになります。
ボウルの底から飲み口に向かって口がすぼまっている形状であれば、グラス内の香りが逃げづらく、充満しやすくなります。つまり「ボウル部分のクビレ=グラスのすぼまり」があると、よりバーボンの香りを楽しめるのです。
2. リム部分が薄いグラスを選ぶ
「リム部分」とはグラスの飲み口の縁、つまり口をつける部分です。リムが薄いほうがバーボンが舌にスムーズに流れ込み、より味わいを堪能できようになりおすすめです。
ただしリム部分が薄いとその分グラスは割れやすくなるので、取り扱いには注意が必要です。次からは、バーボンを味わうのにおすすめのグラスを3つご紹介します。
おすすめグラス1位:グレンケアン ブレンダーズモルトグラス
上記の2つのポイントをきちんと押さえたグラス。
本来は「シングルモルトウイスキー」など、スコッチウイスキーの職人のテイスティング用に使われる「テイスティンググラス」。
味や香りをしっかり判断するための作りになっているため、バーボン本来の味わいと香りを堪能するのにも最適なグラスです。
おすすめグラス2位:リーデル・ヴィノム・シングルモルトウイスキー
ワイングラスの名門メーカー「リーデル」による、ウイスキーをストレートで飲むためのグラス。ワインのブドウ品種や色など、香りや味わいの違いを最大限に楽しむワイングラス作りのノウハウが、ウイスキー用グラスにも活かされています。
プレミアムバーボンなど、複雑で芳醇な味わい銘柄をストレートで飲む時におすすめのグラスです。リム部が薄くカットされているため、バーボンの味わいをより楽しむことができます。
おすすめグラス3位:ダ・ヴィンチクリスタル オールドファッション
イタリアの熟練職人によるハンドカットで仕上げられているロックグラス。おしゃれなデザインに加えて、重さ400gで手に持った時に重量感があり、プレゼントにも最適な高級感のあるグラスです。
ストレートで味わうよりは、オン・ザ・ロックスやショートカクテルにして楽しんだり、バーボン好きな方へのギフトにおすすめ。
バーボンの味わいを引き立てるおつまみ5選
お気に入りのバーボンとグラスだけでじっくり楽しむのも素敵ですが、お酒の味をより引き立てるには美味しいおつまみがあると嬉しいですよね。
本項では、甘味の強いバーボンに合うおつまみを5つ選出しました。一緒に楽しむことで、よりバーボンの濃厚な味わいが引き立ちますよ。
1位:ビーフジャーキー
ビーフジャーキーの燻製されたスモーキーさは、バーボンの甘味とよく引き立て合います。フランス産のワインとチーズのように、同じアメリカ出身のお酒と食品ということで相性ばっちりです。
コンビニなどでも手に入りますが、せっかくならアメリカ製のビーフジャーキーを用意するとより本場感がして楽しいです。
2位:ジャイアントコーン
定番おつまみの中でも特におすすめなのがジャイアントコーンです。
ジャイアントコーンはトウモロコシの一品種。日本では油で揚げて塩で味付けしたものがスーパーやコンビニで売られています。バーボンもトウモロコシが原料ため相性が良いのです。
ジャイアントコーンの塩気に、バーボンをストレートで合わせると甘味、香り、濃厚さがより際立ちます。水割りやハイボール、カクテルも、塩気で喉が渇いた時にはぴったりです。
3位:スモークチーズ
スモークチーズも、ビーフジャーキーと同じく燻製された食品。燻製香のスモーキーさのあるものは、樽で熟成される芳ばしいバーボンによく合います。
バーボンの甘い味わいと深い香りがチーズの臭みを打ち消してくれるので、「スモークチーズは苦手だけど、バーボンと一緒なら食べられる」という人も多いです。
同じ燻製食品では、スモークサーモンや秋田の漬物「いぶりがっこ」などもおすすめ。
4位:チョコレート
熟成年数の長いプレミアムバーボンには甘いチョコレートが良く合います。バーボンの芳醇な味わいがチョコレートの甘さや苦味で引き立てられるため、贅沢な余韻を堪能できます。
チョコレートの種類を、生チョコや、中身に詰め物をした「ボンボン・オ・ショコラ」、上にナッツやドライフルーツを乗せた「マンディアン」などバリエーション豊かにすれば、おしゃれな雰囲気も演出できるのでおすすめです。
5位:揚げ物
バーボンをハイボールにして飲むときには、揚げ物との相性がとても良いです。揚げ物の脂っこさがハイボールの爽快感で中和されるので、飽きずに楽しむことができます。
フライドチキンやフライドポテトなど、アメリカ発の揚げ物がおすすめです。また「唐揚げとハイボール」のように日本の定番揚げ物との組み合わせも抜群ですね。
甘みがあり口当たりの良いバーボンはウイスキー初心者におすすめ
本記事では、バーボンの基本的な知識と選び方に始まり、おすすめの銘柄・グラス・おつまみをご紹介してきました。
癖が無いのに芳醇な味わいで、なおかつ2000〜3000円程度で十分良いものが手に入る、魅力たっぷりのウイスキーであるバーボン。
甘味が強い分ウイスキー初心者の最初の一本としてもぴったりですし、普段の晩酌を1ランクグレードアップしたい方にも最適です。
本記事を参考にお気に入りのバーボンを見つけて、素敵な時間をお過ごしください。