相性ばっちりなウイスキーとコーヒー|おすすめカクテル5種と応用レシピを紹介
「ウイスキーには何でも合うイメージがあるけどコーヒーとは相性良いの?」
「ウイスキーとコーヒーを一緒に飲めるカクテルなんてある?」
ウイスキーとコーヒーのどちらも好きだったとしても、2つを混ぜて飲むのは勇気が必要ですよね。ですが、実はウイスキーとコーヒーはとても相性がいいのです。
今回はウイスキーとコーヒーを使ったおすすめカクテルと応用レシピをご紹介します。コーヒーとウイスキーを使ったカクテルが飲みたい人は、是非当記事を参考にしてください。
ウイスキーとコーヒーは相性がいい
ウイスキーをベースにコーヒーを混ぜると、とても美味しくなります。朝起きたら毎日欠かさずコーヒーを飲み、夜は仕事から帰ったらウイスキーで晩酌するのが楽しみという人は多いはず。
でも、コーヒーとウイスキーを同時に飲んだことがある人は少ないのではないでしょうか?実はコーヒーとウイスキーは共通点がたくさんあります。コーヒーとウイスキーとを混ぜ合わせることで、お互いの風味がより引き立ち美味しくなるのでぜひ試してみて下さいね。
普通にブレンドするだけでも美味しい
本格的にウイスキーとコーヒーでカクテルを作るのはもちろん美味しいのですが、いつも飲んでいるコーヒーとウイスキーをブレンドするだけでも美味しくなります。アイスだけでなくホットでも良いですし、砂糖や蜂蜜を加えることで優しい味になり飲みやすくなります。
ウイスキーの後にコーヒー
ウイスキーをお腹いっぱい楽しんだ後に、締めの一杯としてコーヒーを頼む人は多いのです。本格的なコーヒーマシンを設置しているバーは少なくありません。また、ウイスキーを飲んだ翌日に、眠気覚ましにコーヒーを飲む人も多いですよね。カフェインの覚醒効果によって、二日酔い気味の頭をシャッキリとさせられます。
コーヒーで肝臓を休ませる
コーヒーには肝臓を保護する効果が期待できます。コーヒーを毎日4杯以上飲むことで、肝臓の病気になる危険性が低下するという研究結果があります。ウイスキーなどアルコールを飲む人には嬉しい結果と言えるでしょう。また、ホットでもアイスでもコーヒーであれば効果に差はないという結果が出ています。
コーヒーに含まれているポリフェノールの一種「クロロゲン酸」が肝機能の改善に一役買っているそうです。ウイスキーを毎日飲み続けると肝機能が悪化し、「ALT」「AST」「γ-GTP」といった値が高くなってしまいます。
コーヒーには肝機能を改善する効果が期待できるため「ALT」「AST」「γ-GTP」の値を下げる効果が期待できるのです。ウイスキーとコーヒーは、健康面でも相性がピッタリ。
ウイスキーとコーヒーの3つの共通点
相性がいいとは言っても、片や朝や昼に飲むことが多く、片や晩酌と口にするシチュエーションが異なるウイスキーとコーヒーですが、意外にも3つの共通点があります。
ウイスキーとコーヒーにある3つの共通点は以下の通りです。
- 両者ともに「大人の味」
- 両者ともに「大人の味」
- ブレンドによって風味が変わる
相性ぴったりなウイスキーとコーヒーの共通点を解説します。
両者ともに「大人の味」
ウイスキーもコーヒーも、味の良さが分かるのは大人になってからです。子供の頃、大人が飲んでいるコーヒーに憧れを抱いたことはありませんか?実際に飲んでみて、あまりの苦さに顔をしかめた人も多いはずです。
ウイスキーも同様に、飲酒ができる20歳になってワクワクしながら飲んでみて、思っていたのと違う独特の風味に苦手意識を持ったという人もいるのではないでしょうか。ところがウイスキーも飲んでいるうちに美味しいと感じるようになります。
一口目は不味いと感じていたのに、何度も飲んでいるうちに美味しく感じてくることを「後天的味覚(アクワイヤードテイスト)」といいます。コーヒーもウイスキーも、大人になってから良さが分かる嗜好品と言えるでしょう。
産地によって味わいが違う
コーヒーもウイスキーも、産地によって味わいが違います。
ウイスキーなら「スコットランド」、「アイルランド」、「アメリカ」、「カナダ」、「日本」の5大産地が有名です。コーヒーなら「ブラジル」、「コロンビア」、「タンザニア」、「ジャマイカ」、「エチオピア」など、世界60カ国以上で生産されています。
ウイスキーもコーヒーも、産地ごとに味わいや風味に特徴があり、飲む人によって好みが異なる点も似ています。
ブレンドによって風味が変わる
ウイスキーは複数の原酒を混ぜ合わせて複雑な風味を作り出しています。同様に、コーヒーも複数の品種の豆をブレンドすることで、品質の安定が図られています。ウイスキーとコーヒーともに、ブレンドという工程を経ることでマイルドな口当たりや、フルーティーな味わいになる点が似ています。
ウイスキーとコーヒーを使ったカクテル5選
ウイスキーを割るといえば、水やソーダ水が定番です。ですが、様々な飲み物と混ぜても美味しく飲めるのがウイスキーの良いところ。
ジンジャエールやオレンジジュース、牛乳と混ぜても美味しく飲めるのです。当然、相性抜群のコーヒーともよく合います。以下では共通点の多いウイスキーとコーヒーを使った5つのカクテルをご紹介します。
アイリッシュコーヒー
こんにちは☀︎
今日はJamesonイベント最終日です!
雨で寒いですしホットカクテルで暖まりましょう◎#スプレンダーコーヒー #splendorcoffee #カフェ巡り#jameson #アイリッシュコーヒー pic.twitter.com/D3bbP3owL1— SPLENDOR COFFEE (@CoffeeSplendor) February 28, 2019
アイリッシュコーヒーとは、アイルランドで生産されている「アイリッシュ・ウイスキー」をベースにしたカクテルです。ウイスキーの他に、コーヒーや砂糖、生クリームを入れて温めたものをいいます。
・アイリッシュ・ウイスキー…30ml
・ホット・コーヒー…200ml
・砂糖…適量
・ホイップクリーム…適量
グラスにホットコーヒーと砂糖を入れます。次いでアイリッシュ・ウイスキーを注いでかき混ぜ、最後にホイップクリームを乗せて完成です。
ゲーリックコーヒー
東中野Coffee Bar Gallageさんにて。アイリッシュではなくゲーリックコーヒー、エスプレッソマティーニ。グレントファースとダルモア。疲れた身体には少し甘めのゲーリックコーヒーが沁みます。グレントファースもダルモアも久しぶりに飲んで美味しかった。また行きたい。 pic.twitter.com/eLc9NusbLT
— 子供銀行券 aka funny money (@tk_whiskeykitan) November 24, 2019
ゲーリックコーヒーは、スコットランドで生産されているスコッチ・ウイスキーをベースに、コーヒー、砂糖、ホイップクリームを入れたカクテルです。
・スコッチ・ウイスキー…30ml
・ホットコーヒー…200ml
・砂糖…適量
・ホイップクリーム…適量
グラスにホットコーヒーと砂糖を入れます。次いでスコッチ・ウイスキーを注いでかき混ぜ、最後にホイップクリームを乗せて完成です。
ケンタッキーコーヒー
【ケンタッキーコーヒー】
バーボンとホットコーヒーでつくるこの飲み物…まじであむぴじゃん!と思ったのは私だけじゃないはず!! pic.twitter.com/2AsVop1agA— てぃう (@AruSnowdrop) November 22, 2019
ケンタッキーコーヒーは、アイリッシュコーヒーの作り方をベースにしています。アイリッシュ・ウイスキーをバーボンに変えただけで、使われる材料や作り方は同じです。
・バーボン…30ml
・ホット・コーヒー…200ml
・砂糖…適量
・ホイップクリーム…適量
グラスにホットコーヒーと砂糖を入れます。次いでバーボンを注いでかき混ぜ、最後にホイップクリームを乗せて完成です。
カフェ・サンフランシスコ
アイリッシュ・ウイスキーをベースに、コーヒーとアイリッシュ・ミスト(クローバーの花の蜜、オレンジの果皮、ハーブを熟成させたリキュール)を加えたカクテルです。
・アイリッシュ・ウイスキー:10cc
・アイリッシュ・ミスト:10cc
・やや深煎りしたコーヒー:150cc
・砂糖…適量
・ホイップクリーム…適量
温めておいたグラスに砂糖、アイリッシュ・ウイスキー、アイリッシュ・ミストの順番に入れます。コーヒーを入れてかき混ぜホイップクリームを乗せたら完成です。
カフェ・コレット
ジョカトーレのカフェ・コレット。バリスタ自慢のエスプレッソにグラッパを垂らして飲む。砂糖をスプーン一杯でもう最高! pic.twitter.com/xWDO8l7SCd
— ジャンニ@EARTHリベンジ (@GianniSuzukki) January 20, 2015
自分の好きなお酒にエスプレッソと生クリームを乗せたカクテルです。お酒の種類は問いません。ウイスキーはもちろん、ブランデーなどを入れて飲まれています。
・好きなウイスキー…20 ml
・エスプレッソ…100ml
・ホイップクリーム…適量
温かいエスプレッソに、あなたの好きなウイスキーを入れてホイップクリームを乗せたら完成です。
ウイスキーとコーヒーを使った2つの応用レシピ
ウイスキーとコーヒーは、カクテルとして美味しく飲めるだけではありません。コーヒー豆やパウンドケーキを使ったお酒や食べ物もあるのです。以下ではウイスキーとコーヒーを応用した2つのレシピをご紹介します。
コーヒー豆漬けウイスキー
ババーン!!
深く香ばしい「コーヒーの漬込みウイスキー」の出来上がりじゃ!ストレート、ロック、ハイボールはレモンやオレンジの皮で香り付けするとさらにゴージャスな一杯になるぞい!ミルク割りもオススメじゃよ! pic.twitter.com/7GUYyWYnsl— ニッカウヰスキー【公式】 (@nikka_jp) October 1, 2017
コーヒー豆をウイスキーで漬け込んで作る「コーヒー豆漬けウイスキー」がおすすめです。作り方は簡単、コーヒー豆などををボトルに入れて、ウイスキー注いだら1周間ほど待つだけです。ウイスキーの甘みとコーヒーの苦味が程よくマッチします。
・漬け込み用のボトル…300ml
・ウイスキー…150ml
・コーヒー豆…20g
・砂糖…40g
漬け込み用のボトルにコーヒー豆と砂糖、ウイスキーを入れます。ボトルを1周間ほど冷暗所で保管して完成。長期間コーヒー豆を漬けすぎると渋みが出てしまうので、1周間を目安にしてください。完成後はストレートはもちろん、牛乳やソーダ水で割ると美味しく楽しめます。
漬け込み用のボトルにコーヒー豆と砂糖、ウイスキーを入れます。ボトルを1周間ほど冷暗所で保管して完成。長期間コーヒー豆を漬けすぎると渋みが出てしまうので、1周間を目安にしてください。完成後はストレートはもちろん、牛乳やソーダ水で割ると美味しく楽しめます。
ウイスキーとコーヒーのパウンドケーキ
私の差し入れその一。イルプルのコーヒーとウイスキーのパウンドケーキ。 pic.twitter.com/XKMmk8ed
— あねさん (@tapuyan) September 29, 2012
ウイスキーとコーヒーはパウンドケーキの味付けにも使えます。コーヒーの芳醇な苦味とウイスキーのほのかな甘味がマッチして、大人な味わいがあるパウンドケーキに仕上がります。ピリリとしたアルコールの風味が絶品なスイーツに仕上がります。
・薄力粉…100g
・ベーキングパウダー…小さじ1/2
・グラニュー糖…100g
・玉子…2個
・インスタントコーヒー…大さじ2
・ウイスキー…大さじ1
・無塩バター…100g
バターとグラニュー糖を白くなるまで混ぜます。その後、溶き卵、そしてウイスキーで溶いたコーヒー粉を投入しさらに混ぜ合わせます。ベーキングパウダーと薄力粉を加えたら、170℃のオーブンで40分焼いて出来上がりです。
ウイスキーとコーヒーのカップリングを楽しもう
ウイスキーとコーヒーは共通点が多いため相性抜群です。カクテルにすればコーヒーとウイスキーを両方楽しめるのも嬉しいポイント。ぜひともコーヒーとウイスキーのカクテルに挑戦してみてください。今までとは違った美味しさを楽しめます。