【予算別】国産ウイスキーのおすすめ15選|世界で人気のジャパニーズウイスキーの特徴と選び方を総まとめ

「たまにはちょっと格好つけて、ウイスキーで一人晩酌をして楽しみたい」
「大人な気分になれる国産のウイスキーにどんなものがあるかを知りたい」



誰だって、少し大人な気分になれる格好の良いウイスキーを飲みたくなる夜はあります。でも、ウイスキーといっても、どんなメーカーや種類があるのかは正直分からないですよね。


そんな少し大人な自分を味わってみたいあなたのために、日本産ウイスキーの特徴と選び方を噛み砕いた記事を用意しました。


この記事を読むことで、あなたにぴったりなジャパニーズウイスキーを選ぶための知識が手に入ります。一つ格好良い大人の階段を上ることができ、国産ウイスキーを深く楽しめるようになるでしょう。


あなたが世界で人気のジャパニーズウイスキーの知識を手に入れ、あなたにぴったりの銘柄が選べるようになることに、この記事がお役に立てば幸いです。

目次

国産ウイスキーとは?世界で評価される日本ブランド


ウイスキーといえば、洋酒。そのように決めつけてはいませんか?


残念ながら、その認識は間違いであることをこの場でお伝えしなければなりません。


なぜなら、5大ウイスキーと言われる世界的なウイスキー生産国の1つに唯一アジア人が作っているジャパニーズウイスキーが入っているからです。


5大ウイスキーは他にはスコッチウイスキー、アイリッシュウイスキー、アメリカンウイスキー、カナディアンウイスキーがあります。


ちなみにジャパニーズウイスキーは他の4つのウイスキーに比べれば歴式はまだ浅いです。しかし、ジャパニーズウイスキーは世界中の愛好家の舌をうならせるには十分な味わいを持っています。


その証拠として、2009年から2014年までの5年間で海外へのウイスキーの輸出量は4倍近くにもなっています。


当初ジャパニーズウイスキーは、スコッチウイスキーをお手本にしていました。ですが、今では独自進化をして、完全に「ジャパニーズウイスキー」としてブランド化に成功しています。


スコッチウイスキーに比べて、複雑で繊細な味と評されることが多いジャパニーズウイスキー。日本人の味覚にあうように、スモーキーなフレーバーは控えめでマイルドな味わいが特徴です。

国産ウイスキー(ジャパニーズウイスキー)とは?


単純にアルコールが入ったビールや日本酒やワインをウイスキーとは呼びませんよね。
国産ウイスキーには定義があります。日本国産のウイスキーとみなされるためには、酒税法に基づいた以下の条件を満たす必要があります。

国産ウイスキーの定義

・発芽させた穀類や水を原料として、糖化・発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの

・蒸留はアルコール分95%未満で行うこと

・上記にアルコール、スピリッツ、香味料、色素、または水を加えたもの

・原酒混和率が10%を超えること



これら4つの条件を満たし国産ウイスキーを販売している代表的な会社は以下の2つになります。

代表的な国産ウイスキーのメーカー

サントリー:山崎、白州、響など
ニッカウヰスキー:竹鶴、余市、ブラックニッカなど



サントリー、ニッカウヰスキーともにウイスキーを売り出したのは1930年ごろからと日はまだ浅いです。しかし、国内・国外を問わず高い評価を獲得するウイスキーを生み出し続けています


結果としてジャパニーズウイスキーの評価は年々上がってきているのです。

世界中で評価される国産ウイスキー


国産ウイスキーを最も評価しているのは、スコッチシングルモルト愛好家などの欧米人たちです。歴史あるスコッチウイスキー以上の愛情が、日本国産ウイスキーに注がれています。


評価をされている理由として、「国産ウイスキーは日本ならではの職人によるものづくり精神だから」と考えられます。細部にわたるまでの繊細さという「和のテイスト」が世界中の人を魅了しているのです。


ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)やWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)といった国際品評会においても、国産ウイスキーは毎年のようにさまざまな銘柄が受賞を果たしています。


2000年代以降に流行り始めたスコッチシングルモルトのブームに乗って、日本のウイスキーのファンも世界中でどんどん増加しています。

日本国内での人気も急上昇中


ウイスキーと言えば外国産というイメージでしたが、今は日本国内でも国産ウイスキーは大ブームになっています。


人気になった理由は、2009年ごろにサントリーが仕掛けたハイボールブームと、2014年からNHKで放映されたニッカウヰスキー創業者の生涯を描いた「マッサン」の影響によるものです。


2007年ごろまで減少傾向にあった日本国内のウイスキー消費量は、2008~2009年を境にV字回復をしており、今に至るまで好調な状態を維持し続けています。なかなか原酒の増産が難しいウイスキーだけに、この人気のあおりを受けて国産ウイスキーの人気銘柄は価格が高騰し続けています。

国産ウイスキーが人気の3つの理由


100年ほどの歴史しかない日本国産ウイスキーですが、なぜここまで国内・国外で人気を獲得してきているのでしょうか?


もちろん、さきほど述べた通り、CMやドラマなどのテレビによる影響は大きいでしょう。しかし、宣伝だけで人気がでるほど世の中は甘くありません。人気が出た真の理由は国産ウイスキーのポテンシャルと言えるでしょう。


日本国産ウイスキーが国内・国外で人気を獲得している、理由は大きく分けて3つです。

国産ウイスキーの魅力

1.色々な飲み方で楽しめる
2.さまざまな料理と相性がいい
3.丁寧さがあふれる「和」テイスト



この3つの理由のどれもが繊細な日本特有のものづくり精神に由来するものです。


日本は中華やカレーやイタリアンなど食文化で多様性を持ったように、国産ウイスキーでも多様性を持ちました。色々な飲み方ができて、さまざまな料理と相性が良いのも、多様性と関係があると考えられます。


日本人ならではの、丁寧なものづくりの精神が加わって、完成したのが国産ウイスキーです。その上、日本の気候や風土が凝縮されており、国産ウイスキーの評価をさら上げています

1.色々な飲み方で楽しめる


日本国産ウイスキーは、ストレートでもロックでも水割りでもハイボールでもお湯割りでも、とにかくどのような飲み方をしてもおいしく飲めるのが特徴です。なぜなら、ブレンダーを始めとする職人が丹精を込めて作った作品であるため、どのような飲み方にも耐えられるだけの繊細さと奥深い味わいがあるからです。


たとえばサントリーの響には芳醇で華やかな味わいがあります。そのままストレートで堪能できるのはもちろん、加水しても香りが消えることなく美味しさが維持されます。細部にまで気を使う日本人の生真面目さが発揮されているため、国産ウイスキーはどのような飲み方でも美味しく飲めると話題になっています。

2.さまざまな料理と相性がいい


国産ウイスキーを造るにあたっては、食事との相性をきちんと考えられていました。これは日本にはもともと食事中にお酒を飲む文化があったためです。そのため、強烈すぎる香りや主張の強すぎる味わいが一切ないのが国産ウイスキーの特徴です。


特にサントリーのウイスキーは、ストレートでもトワイスアップでも、水割りでもハイボールでも食事と合うと評判になっています。こういった食事と合わせるという考え方は、海外の蒸留所にはないために日本のウイスキーの人気の理由のひとつとなりました。

3.上品さがあふれる「和」テイスト


日本の気候や風土を凝縮させた上品さが日本国産ウイスキーにはあり、それが広く世界の人たちの心に響いています。もともとはスコッチウイスキーの製法ですが、それをサントリーの鳥井信治郎やニッカウヰスキーの竹鶴政孝が日本風に改良することによって、日本らしいウイスキーの味わいが生まれました。


サントリーの山崎の味わいは、癖がなく飲みやすいものの風味には複雑な趣がある。この「和」テイストな感じは、京料理のようと形容されるほどです。


もともとは海外の文化であったウイスキーを、日本風に工夫して落とし込んだものが国産ウイスキーです。日本人の職人たちの技術の結晶として、世界で人気を獲得しています。

国産ウイスキーを選ぶ3つのポイント


いざ日本の国産ウイスキーを選ぼうとすると、どれを選べば良いか分からないですよね。日本の国産ウイスキーとひとえに言っても、サントリーやニッカウヰスキー以外にもさまざまなブランドが存在しており、それぞれの銘柄は多岐に渡ります。


では、どのようなポイントに着目して、選べばいいのでしょうか?


これから国産ウイスキーを選ぶにあたっては、以下の3つのポイントに照らし合わせて自分にぴったりの銘柄を見つけるのがおすすめです。

価格帯で選ぶ


まず国産ウイスキーを選ぶポイントは、当然ですが、価格です。自分の予算に応じて、どのようなウイスキーを買えば良いか決まっていきます。なぜなら、日本のウイスキーには大まかにわけて3つの価格帯があるためです。

国産ウイスキー3つの価格帯

・5000円以下の手頃な価格で購入できるウイスキー
・5000円~10000円の熟成年数の記載はないが上質なウイスキー
・10,000円以上の熟成年数の長い高級ウイスキー



もちろん、高ければ高いほど美味しいというわけではありません。美味しいウイスキーに出会うには、実際に味わってみる必要があります。その出会いのためにも、まずは自分の予算と相談して、どのウイスキーにするかを決めてみましょう

種類で選ぶ


国産ウイスキーを選ぶポイントとして、2つ目はウイスキーの種類です。


国産ウイスキーには大きくわけて3つのウイスキーの種類があります。

ウイスキーの種類

モルトウイスキー:原料はモルトのみで単式蒸留を2回したもの
グレーンウイスキー:原料はモルトやトウモロコシで連続式蒸留をしたもの
ブレンデッドウイスキー:モルトウイスキーとグレーンウイスキーを調合したもの



蒸留所の個性を堪能したい場合には、単一の蒸留所内でブレンドが行われたシングルモルト。癖がなくなめらかな口当たりを楽しみたいなら、味が整えられたブレンデッドウイスキー。風味も癖もなく穏やかなウイスキーが好みならグレーンウイスキーがおすすめです。


一番良いのはどの種類のウイスキーが好きかということを自分で認識して、国産ウイスキーを選んで購入すること。ただ一般的に、シングルモルトはウイスキーが分かる上級者向けであり、ブレンデッドは初心者向けであるとされています。


普段からウイスキーを飲んでいる人は上級者向けのシングルモルト、これからウイスキーにチャレンジしようと思う人はブレンデッドがおすすめです。

飲み方で選ぶ


ポイントの3つ目は飲み方で選ぶ方法です。


ストレート、ロック、水割り、ハイボール、お湯割り、カクテル…ウイスキー色々な飲み方があります。それぞれの飲み方によって、相性のいい銘柄とそうではない銘柄があります。


なので、自分の好きな飲み方にあった銘柄のウイスキーを選ぶようにすることをおすすめします。


例えば、水割りやハイボールが好きな場合には、熟成年数の短いスパイシーな香りがある比較的価格の安いウイスキーがおすすめです。ストレートやロックをじっくり楽しみたいなら、熟成年数が長く濃厚な味わいのウイスキーがおすすめです。

どういった飲み方でウイスキーを楽しみたいのかをしっかりと自問自答しておき、飲み方に合った銘柄を選ぶましょう。高ければ高いほど良いというものではないので注意が必要です。またそこがウイスキーの楽しみでもあるのです。

おすすめ国産ウイスキー15選


国産ウイスキーには3つの価格帯があるため、5,000円以下、5,000円~10,000円、10,000円以上の3つに分けて、おすすめの国産ウイスキーをランキング化してご紹介します。どれも美味しいおすすめの国産ウイスキーなので、ピンと来るものを安心してお選びください。


ウイスキーをこれから始めようという人は5,000円以下、ウイスキーは普段飲んでいるけどウイスキーの大人の世界を覗きたい方は5,000円~10,000円、極上のウイスキーの世界に浸りたいのであれば10,000円以上の国産ウイスキーを試してみるのをおすすめします。

【5,000円以下】手頃な価格で買える国産ウイスキー5選

5,000円以下の低価格帯といっても、国産ウイスキーには一切安っぽさがありません。スパイシーな香りが強いものが多く、ハイボールや水割りに会うものも多いです。ブレンデッドが基本であり、飲みやすく、初心者には値段も味もとてもおすすめです。ぜひどれか一本手に取ってみてください。

1位:ハイボール人気の火付け役【サントリー角瓶】


サントリー角瓶はハイボールブームを生み出したサントリーのロングセラー商品です。


スパイシーな香りが特徴で、加水をすると爽快さが増し、ハイボールにはベストマッチなウイスキー。角ハイボールのCMでもよく見かけますが、一緒に鶏のから揚げなどを食べるとさっぱり食べられます。


ハイボール好きなら、角瓶は定番です。家に置いてあると、晩酌の時間が充実したものになります。

 

製造元 サントリー
ウィスキータイプ ブレンデッド
香り フルーティー
味わい 穏やかでじんわり
アルコール度数 40%
価格 1,333円


2位:大人をゆっくり楽しもう【ブラックニッカ リッチブレンド】


リッチなオトナ気分を、安価で楽しめるブラックニッカの定番商品の1つです。


ゆるやかに満ちる、熟したフルーティーな香りをより楽しむなら、ロックか、水割りがおすすめです。ロックでカマンベールチーズを食べれば、チーズの濃くに負けずに、フルーティー感倍増! 極上のマリアージュを味わえます。


日々、リッチブレンドに隠されたさまざまな香りを楽しみたいなら、夜のお供にリッチブレンド家にあると毎日が楽しくなります

 

製造元 アサヒビール
ウィスキータイプ ブレンデッド
香り フルーティー
味わい リッチボディ
アルコール度数 40%
価格 1,090円


3位:情熱が宿るシングルモルト【竹鶴ピュアモルト】


竹鶴ピュアモルトは、5,000円以下での低価格帯で楽しめる国産ウイスキーの本格的なシングルモルトです。


フルーティーな味わいをより楽しみたいなら、ロックがおすすめ。甘さを深く味わうことができ、美味しくいただけます。竹鶴ピュアモルト生チョコレートを出しているのもあり、ロックにチョコレートは劇的に合います。


「本格的な国産のシングルモルトを試してみたい!」という人は、まず竹鶴ピュアモルトを手に取ってみることをおすすめします

 

製造元 アサヒビール
ウィスキータイプ シングルモルト
香り フルーティー
味わい ライトボディ
アルコール度数 43%
価格 4,500円


4位:根強い人気を誇る高バランスウイスキー【ブラックニッカ スペシャル】


ブラックニッカで一部に根強い人気を誇る銘柄で、マイルドで非常にバランスが良いウイスキーです。


ロックで飲めばほのかな果実の香りを味わうことができ、ストレートだとガツンと飲みごたえがあります。ドライフルーツなどと相性が良く、ブラックニッカスペシャルの濃厚な甘さとドライフルーツのほのかな酸味がマッチングがたまりません。


ブラックニッカスペシャルを用意しておくと、毎日の晩酌がまた充実したものになります。

 

製造元 アサヒビール
ウィスキータイプ ブレンデッド
香り フルーティー
味わい ライトボディ
アルコール度数 42%
価格 1,361円


5位:心地よい風の味わい【サントリー知多】


サントリーが出した風のような軽やかな味わい、風に香るほのかに甘い匂いが特徴の人気銘柄。


軽やかな味わいと、ほのかに香るピュアストレートの匂いを引き出すには、ソーダ割がおすすめです。日本の国産ウイスキーらしく、日本食との調和で、その味わいはより引き立つものになります。


日本食と一緒に飲むなら、サントリー知多。このウイスキー一つで食事のグレードもワンランクアップします。

 

製造元 サントリー
ウィスキータイプ グレーンウイスキー
香り ピュアストレート
味わい ライトボディ
アルコール度数 43%
価格 4,043円


【5,000円~10,000円】質の高い"NAS"の国産ウイスキー5選

この5,000円~10,000円の価格帯は非常に質の高いウイスキーがそろっています。NAS(※)のジャパニーズシングルモルトがこの価格帯で購入できます。


※NASとは、ノンエイジステイトメントの略で、ラベルに年数表示のないウイスキーのこと


ブレンダーが年数を関係なくベストな味に調整しているので、若くて上質なウイスキーを堪能できます。

1位:国際的な酒類コンテストを数々受賞【サントリー山崎】


サントリー山崎は、国際的な酒類コンテストを数々受賞した日本が誇る国産ウイスキーです。


ロック、水割り、ハイボールを選びません。どの飲み方でも独特の甘みと味わいを楽しむことができます。水割りであれば、寿司などの和食にとても相性があっており、極上のマリアージュが味わえるでしょう。


サントリー山崎があれば、晩酌の楽しみも一層広がります。たまのご褒美として用意しておくのもおすすめです。

 

製造元 サントリー
ウィスキータイプ シングルモルト
香り フルーティー
味わい リッチボディ
アルコール度数 43%
価格 8,900円


2位:南アルプスの自然で生まれたウイスキー【サントリー白洲】


白州は南アルプスの自然で生まれた、爽やかなウイスキーです。


森のなかにいるような爽やかさを引き立てるためには、ハイボールがよりおすすめ。ジュワっと肉汁が溢れるバジルソーセージが合います。バジルソーセージをおつまみに爽やかな味わいを楽しみましょう。


いつでもリラックスできる手段として、森を感じられるサントリー白洲を家に置いておくと、ふとした時にリラックスできます。

 

製造元 サントリー
ウィスキータイプ シングルモルト
香り スモーキー
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 43%
価格 6,753円


3位:日本の四季・感性・匠の結集【サントリー響JAPANESE HARMONY】


響は熟年年数にこだわらず、日本の技を結集させて作ったこだわりのウイスキーです。


響は香りの高さや華やかさですので、そのままストレートで飲むとより響の香りを味わえます。もちろん、響の表情を変えるようにロックや水割りで飲んでも、十分に響を楽しめます。スモークサーモンや燻製チーズとの相性もバッチリなので、ぜひお試しください。


響はこだわりにこだわった国産ウイスキーなだけあり、評価は高いです。一度飲んでみるのをおすすめします。

 

製造元 サントリー
ウィスキータイプ ブレンデッド
香り フルーティー
味わい リッチボディ
アルコール度数 43%
価格 8,355円


4位:日本が誇るウイスキー【余市】


世界でも珍しい石炭直下蒸溜によって作られる日本が誇るウイスキー余市。


余市はスモーキーで、とても個性が強い風味をしており、より楽しみたい飲み方はストレートです。でも、ハイボール、水割りも美味しく飲むことができます。魚や牡蠣などの貝類との相性も良く、特にワサビとのベストマッチし、お寿司にはおすすめです。


晩酌に刺身などを食べるのであれば、余市でより深い晩酌を楽しむのも良いですね。

 

製造元 アサヒビール
ウィスキータイプ シングルモルト
香り スモーキー
味わい リッチボディ
アルコール度数 43%
価格 5,683円


5位:カフェ式蒸溜器で作られる希少銘柄【ニッカ カフェモルト】


2017年のISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)にて最高賞を受賞した文句なしの銘柄です。


カフェ式ならではの甘さ芳しさにスムースな口当たりは、ストレートでより深く楽しめます。それだけではなく、クリーミーな甘さと爽やかな後味は、カクテルベースとしてもおすすめです。


通常のウイスキーとは違う、カフェ式蒸溜器ならではの豊潤な香味を楽しんでいただけます。

 

製造元 アサヒビール
ウィスキータイプ シングルモルト
香り フルーティー
味わい リッチボディ
アルコール度数 45%
価格 8,980円


【10,000円以上】世界が絶賛!熟成された国産ウイスキー5選

日本の国産ウイスキー最高峰の熟成された年代ものは、世界を絶賛し、魅了する魅力を持っています。世界が評価する熟成年数が長い円熟したジャパニーズウイスキーは、欧米でも絶大な人気を誇っており価格が暴騰中です。


「死ぬ前に一度は飲んでみたい」と言っても過言ではない銘酒の数々があり、中には中々手に入りにくいものもあります。

1位:世界を魅了する繊細で複雑な逸品【サントリー山崎12年】


山崎12年は世界を魅了する逸品なだけあり、特別な贈答用や格別なパーティー用におすすめの銘柄です。


原酒の味の強さがあり、最上級のウイスキーでもあり、ストレートやロックで飲むのがおすすめです。ですが、あえて水割りやハイボールにして楽しむのも、良いです。どんな飲み方をしても、ポテンシャルが損なわれることはありません。


また上品なウイスキーですので、和食でも洋食でも、どんな料理にもぴったり合います。よりウイスキーの味を楽しみたいのであれば、チョコレートやチーズをおすすめします。


なにか特別な記念日に飲む。あるいは父親に特別に贈りたい時に、うってつけの逸品です。

 

製造元 サントリー
ウィスキータイプ シングルモルト
香り フルーティー
味わい リッチボディ
アルコール度数 43%
価格 17,500円


2位:日本が誇る至高の逸品【宮城峡10年】


甘くて軽やかで、口の中で広がるフルーティーな香りは正に日本が誇る至高に逸品です。


やわらかに広がる繊細な味わいは、水割りよりもロックやストレートで飲むのがおすすめです。チョコレートやドライフルーツをおつまみにして飲むと、よりフルーティーな味わいを楽しむことができます。


値段は張りますが、ウイスキー好きなら一度は飲んでみたい逸品です。

 

製造元 アサヒビール
ウィスキータイプ シングルモルト
香り フルーティー
味わい リッチボディ
アルコール度数 45%
価格 38,750円


3位:極上のジャパニーズウイスキー【富士山麓18年】


甘美で香ばしく口当たりがまろやかでとろける味は、極上のジャパニーズウイスキーといって過言ではありません。


極上の味わいなので、やはりロックやストレートで飲むことをおすすめします。定番ではありますが、チョコレートやドライフルーツをおつまみにすることで極上の味わいをより楽しめます。


人生で1度は飲んでみたい極上のジャパニーズウイスキーです。

 

製造元 キリンビール
ウィスキータイプ シングルモルト
香り フルーティー
味わい ライトボディ
アルコール度数 43%
価格 47,750円


4位:みんなに愛されるリッチな人気銘柄【余市10年】


上品なフルーツな味わいが楽しめる余市10年は、みんなに愛されているリッチな人気銘柄です。


リッチな味わいで楽しむなら、このグレードはロックやストレートがおすすめです。鮮魚や貝類と相性が良く、ワサビにも合いますので刺身料理や寿司などに合います。


リッチな気分を味わいたい時に家に1本あれば、余市10年と一緒なら普通の夕食がワンランクもツーランクもアップした夕食に変わります。

 

製造元 アサヒビール
ウィスキータイプ シングルモルト
香り スモーキー
味わい リッチボディ
アルコール度数 45%
価格 39,000円


5位:森香る爽やかな高級酒【白州12年】


森をイメージした爽やかさが香る白州12年は円熟した大人のウイスキーです。


メーカーは、白州をミントの葉を加えた「森香るハイボール」で飲むのをおすすめしています。ただ白州12年は高価なウイスキーですので、ストレートかロックでじっくりと味わうのもいいでしょう。


規格外に高級なハイボールを飲んでみたいという方は、ぜひ白州12年を一本手元に置いておきましょう。

 

製造元 サントリー
ウィスキータイプ シングルモルト
香り スモーキー
味わい ライトボディ
アルコール度数 43%
価格 27,000円


国産ウイスキーをさらに楽しむ3つの方法


せっかく自分のお気に入りの国産ウイスキーを見つけたら、ただ飲んでしまうのではなく、グラスや飲み方、おつまみなどにもこだわるのがおすすめです。


ウイスキーは繊細なため、ちょっとした工夫をするだけで、より美味しく飲むことができます。細部に工夫をほどこして自分なりのこだわりが生まれてくれば、毎晩のウイスキーでの晩酌の時間がより充実したものになります。


ぜひ、グラスや飲み方やおつまみにもこだわってください。

グラスにこだわる


まずはグラスからこだわりましょう。


ウイスキーの魅力を最大限引き出すよいグラス選びのポイントは2つあります。

グラス選びのポイント

1.口をつけるリム部が薄いグラス
ウイスキーが舌先に流れやすくなり、よりウイスキーの味わいを深く感じることができる
2.ボウル部分がくびれているグラス
香りがグラス内に充満するため、よりウイスキーのスパイシーだったりスモーキーだったりといった香りを堪能できる



この2つのポイントを参考にしながら、自分の好みのグラスを見つけてみましょう。

飲み方にこだわる


選んだウイスキーの銘柄に合った飲み方があります。それぞれの銘柄の良さを引き出す飲み方をすることで、より香りや味わいを堪能することができます。

ウイスキーの飲み方

1.ハイボール(ソーダ割り)
熟成年数が若くアルコールのピリっとした味わいやスパイシーで刺激的な香りがあるウイスキーにおすすめ。加水されることで爽やかさが増して、ゴクゴク喉越しを堪能して飲める。

2.ストレートやロック
熟成年数が長く濃厚な仕上がりとなっている上品なウイスキーでおすすめ。その銘柄の奥深さを味わい尽くせる。高額な銘柄が多くなるので、少しずつちびちびと堪能する飲み方がベスト。

自分の手元にあるウイスキーはどういった飲み方が一番適しているのかをきちんと把握することが重要です。

おつまみにこだわる


食事と一緒にいただいてもばっちりな国産ウイスキーは、もちろんどのようなおつまみと合わせるかによっても、味わい深さが変わってきます

ウイスキーに合うおつまみ

1.ストレートやロックなどで飲む濃厚なウイスキー:チョコやドライフルーツなどのシンプルな甘味

2.水割りやハイボールなどでの飲む爽快感のあるウイスキー:唐揚げや餃子などの揚げ物

3.スモーキーな香りが強いシングルモルトウイスキー:同じく燻された臭いのあるビーフジャーキー


ウイスキーの銘柄の特徴や飲み方によって適したおつまみは変わってきます。色々と自分なりに試してみて最高のマリアージュを見つけましょう。

まずは手頃な価格の国産ウイスキーから飲み始める


今回は国産ウイスキーについて解説した上で、15本のウイスキーを紹介しました。どの国産ウイスキーもまず間違いなくおいしいですが、最後に判断できるのはあなたの舌です。


国産ウイスキーで格好いい大人のウイスキーの世界へぜひ足を踏み入れてください。


もちろん、いきなり高価格帯のウイスキーではなくても大丈夫です。1,000円台の低価格のウイスキーでも、きっとあなたの舌を満足させるウイスキーが見つかるはずです。そして、そこから徐々にウイスキーの世界にハマっていってください。


この記事があなたにとって、国産ウイスキーを始めるきっかけとなれば幸いです。