一度は飲みたい「高級」ワイン8選|選び方や安いワインとの違いも解説

高級ワインを飲んでみたいけど選び方がわからない
プレゼント用の高級ワインでおすすめの商品が知りたい


高級ワインにはさまざまな銘柄があり、種類も豊富なため、購入しようと思っても迷ってしまいますよね。私も同じだったのでわかります。


今回は、 高級ワインの銘柄や選び方、おすすめの商品について解説。プレゼント用のワインも紹介しています。
記事内で紹介している高級ワインを飲めば至福の時間を過ごせます。プレゼントにぴったりの高級ワインを渡せば、必ず喜んでもらうことができます。


高級ワインの銘柄や選び方、おすすめの商品をさっそく確認していきましょう。

目次

知っておきたい高級ワインの8つの銘柄

高級ワインについて知りたいなら 8つの銘柄を押さえておきましょう。高級ワインにはさまざまな種類がありますが、今回紹介する8つを知っておけば、お店で購入する際やレストランで注文する際に困ることはありません。


銘柄に加えて産地も一緒にご紹介します。

高級ワインの有名なブランドや銘柄

高級ワインは、世界各国に有名な産地やブランド、銘柄が存在します


今回紹介するのは以下8つの銘柄です。

産地 【ブランド】銘柄
フランス 【ブルゴーニュワイン】
ロマネコンティ
【ボルドーワイン】
シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・ラトゥール
シャトー・ムートン・ロートシルト
シャトー・マルゴー
シャトー・オー・ブリオン
イタリア 【トスカーナ】
サッシカイア
アメリカ(カリフォルニア) 【ナパワイン】
オーパス・ワン

産地とともにワインの特徴を確認していきましょう。

ブルゴーニュワイン

フランスのブルゴーニュはワインの代表的な産地の一つです。寒暖差があるため、ブドウ栽培に適した土地として知られています。
ブルゴーニュ地方ではブドウを栽培する畑に格付けがあり、最高峰の畑は”特級畑(グラン・クリュ)”と呼ばれています。特級畑のブドウを使い、製造されたワインはブルゴーニュのなかでも品質が高いと言われています。


ワインは単一の品種のみで作られる特徴があり、赤ワインはピノ・ノワール、白ワインはシャルドネが主に使われています。”ワインの王”と呼ばれ、レベルの高い唯一無二のワインを製造し続けています。

  • 【ロマネコンティ】
  • ロマネコンティはブルゴーニュ地方の代表的なワインです。ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社の特級畑(グラン・クリュ)で栽培された品質の高いピノ・ノワールを使用して造られるのがロマネコンティです。
    ロマネコンティに使われるピノ・ノワールは1.8ヘクタールの特級畑でしか栽培されません。製造も年間2,000本のみとなっていることから世界で一番高価なワインとして名を轟かせています。

ボルドーワイン

ボルドーは、フランスのブルゴーニュに並ぶワインの産地で、ボルドー地方ではワインの醸造所を「シャトー」と呼んでいます。
ボルドー地方のなかでもメドック地区で製造されるワインは特に有名です。


”メドックの格付け”と呼ばれる1級から5級までの格付けがあり、1級に格付けされているシャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ラトゥール、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・マルゴー、シャトー・オー・ブリオンの5大シャトーワインは高級ワインの銘柄として人気を博しています。


5大シャトーワインの特徴を1銘柄ずつご紹介していきます。

  • 【シャトー・ラフィット・ロートシルト】
  • シャトー・ラフィット・ロートシルトは5大シャトーワインのなかでも筆頭となっているワインです。熟練のスタッフが健全なブドウのみを選別しワインを造っています。5大シャトーのなかでもっともエレガントで繊細な味と表現され、奥深さもあります。
    フランス貴族や王室の御用達のワインとなっていることから”王のワイン”とも呼ばれ、色や香り、味わいすべてにおいて他を寄せ付けない最高のワインとして知られています。

  • 【シャトー・ラトゥール】
  • シャトー・ラトゥールは5大シャトーのなかで常に品質の高いワインを製造するシャトーとしても知られています。ブドウや土壌の管理など細かな部分まできっちりやることで最高峰のワインを生み出しています。
    凝縮された果実の風味はまさに高級ワインと呼ぶに相応しく、5大シャトーのなかでもっとも”男性的”で”力強い”特徴をもつワインを製造。長期熟成させることでコクと深みがより一層増します。

  • 【シャトー・ムートン・ロートシルト】
  • シャトー・ムートン・ロートシルトはメドックの格付け2級から1973年に1級に昇格したシャトー。2級から1級に昇格したシャトーは1855年以降でシャトー・ムートン・ロートシルトのみです。
    製造過程で農薬や肥料を必要な時だけしか使わない”リュット・レゾネ”という手法を採用してブドウを育てています。メドック1級に相応しい芳醇な香りと濃厚な味わいが特徴的なワインが楽しめます。

  • 【シャトー・マルゴー】
  • シャトー・マルゴーは5大シャトーのなかで、もっとも“女性的”と表現されるワインです。なめらかな口当たりで香りは華やか。しっかりとしつつも繊細な味わいをもつことから”ワインの女王”や”ボルドーの宝石”と呼ばれています。
    手作業による丁寧なケアや殺虫剤を使用しないブドウ栽培にはこだわりが感じられます。シャトー・マルゴーは、文豪のヘミングウェイやイギリスの初代首相であるロバート・ウォルなど、著名人にも愛されたワインとして知られています。

  • 【シャトー・オー・ブリオン】
  • シャトー・オー・ブリオンはグラーヴ地区から格付け1級に唯一選ばれているワインです。メドック地区外から選ばれるだけの実力をもっており、5大シャトーのワインのなかで、もっとも香りが高く、エレガントと評されています。
    リリース直後の若い状態でも飲みやすく、熟成させるとより一層のうまみを楽しむことができます。

イタリア・トスカーナ(スーパータスカン)

イタリアのトスカーナ州で造られるワインは、「スーパータスカン」と呼ばれています。スーパータスカンは多くのワイン生産地で栽培され、認知度も高い品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種のブドウで造られています。


スーパータスカンが評価される前のイタリアはワイン法により、国際品種のブドウではなく、イタリアに昔からある土着品種のブドウを使って製造されるワインが高い評価を受けていました。


しかし、1970年代になると土着品種を使用したイタリアワインの品質は徐々に落ち、ワイン法や格付けの枠にとらわれないワインが脚光を浴びはじめます。土着品種を使わないなど、従来とは異なる方法で製造された品質重視のワインは注目とともに高い評価を受け、スーパータスカンという名で知られるようになります。


イタリアワインの法律や格付けを覆し、高い評価を得たスーパータスカンのなかでもっとも有名な代表格が「サッシカイア」と呼ばれる銘柄です。

  • 【サッシカイア】
  • サッシカイアは、カベルネ・ソーヴィニヨンで造られたワインです。1940年代からカベルネ・ソーヴィニヨンを使ったワイン造りをトスカーナ州で行っています。
    イギリスのワイン雑誌・デキャンタ誌主催のブラインド・テイスティングで、フランスの名門ワイナリーを抑えて”ベスト・カベルネ”の称号を得るなど、今日のスーパータスカンブームを牽引しています。
    1日の温度差がある土地で造られるブドウは肉厚でとてもジューシー。果実感やしなやかさなどの特徴とともに、熟成させても美味しく飲めるワインとなっています。

アメリカ・カリフォルニア(ナパワイン)

ナパワインの歴史は、カリフォルニアワインの父といわれるロバート・モンダヴィが1965年にナパにワイナリーを設立したことから始まりました。


ナパワインを一躍有名にしたのは、1976年にパリで開催されたテイスティング審査において、ナパのワイナリー”スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ”が製造した赤ワインと、同じくナパのワイナリー”シャトー・モンテレーナ”が製造した白ワインがそれぞれの部門で1位になったことです。
格付け1級のボルドーワインにカリフォルニア製造のナパワインが勝利したことで知名度が一気に高まり、世界中で知られるようになりました


ナパワインのなかでも高級ワインとして人気があるのは「オーパス・ワン」です。

  • 【オーパス・ワン】
  • オーパス・ワンは、カリフォルニアワインのなかでも最高級品として知られています。フランスの5大シャトーの一つであるシャトー・ムートン・ロートシルトのオーナーであった”バロン・フィリップ・ド・ロートシルト”と、カリフォルニアワインの父と呼ばれた”ロバート・モンダヴィ”によって誕生しました。
    ブドウの皮や果肉から風味が抽出され、なめらかながらも力強さを感じさせる味わいが魅力で、フランス産の高級ワインにも劣らない知名度を誇っています。

高級ワインと安いワインの違い

高級ワインの銘柄8つの特徴をご紹介しましたが、ワインは手ごろな価格の安いワインも存在します。
一般的に5,000円以上のものが高級ワインと言われますが、有名な銘柄のワインの場合、1本数万円から高いもので数百万円します。
安いワインはスーパーで1,000円ほどで販売されており、レストランなどではグラス500円から提供されています。


上記のような価格差は以下の要因によって生まれています。

  • ブドウの品質・産地の違い
  • 製造方法の違い
  • 格付け・ブランド力の違い
  • 希少性の違い

高級ワインの場合、厳選されたブルゴーニュやボルドーなど、ブドウの栽培に適した産地で造られており、量より質を求めています。製造方法も丁寧で、ブドウ栽培する土壌にも気を使い、ブドウを傷つけないように機械ではなく手作業で収穫、発酵や醸造は伝統製法を守り続けるなど手間がかかっています。
メドック1級などの格付けやロマネコンティなどの有名なブランドは量より質重視なので、製造される本数が少なく、希少性が増し価格が高騰します。


一方、安いワインは高級ワインとは真逆で質よりも量です。
伝統製法にはこだわらず、最新技術を取り入れ大量生産しているため、ブランド力もなく、希少性もありません。
テーブルワインとして飲む場合には安いワインでも楽しめますが、お祝い事などの特別な機会では高級ワインを選択すると至福の時間が過ごせるでしょう。

高級ワインの5つの選び方

高級ワインの選び方を解説します。高級ワインは種類が多いですが、5つの条件を押さえておくことで希望に合うワインを選ぶことができます。お店で購入する際やレストランで注文する際にも使える選び方をご紹介します。

  • 予算を決めて選ぶ
  • 一緒に食べる料理に合わせて色を選ぶ
  • 味わいの違いで選ぶ
  • ボトルの形状を確認する
  • ラベル(エチケット)もチェックする

1つずつ解説していきます。

予算を決めて選ぶ

高級ワインは予算を確認して選びましょう。先述のとおり、5,000円以上が高級ワインに分類されますが、1本数万円から高いものになると数百万円のワインも存在します。価格が高くなればなるほど、有名な銘柄や希少なワインを味わうことができます

一緒に食べる料理に合わせて色を選ぶ

ワインは色によっても選べます。色で選ぶ際のポイントは、ワインの種類(赤・白・ロゼ)と、食べる料理の素材やソースなどと合わせることです。
例えば、トマトソースパスタや濃い色の料理であれば赤ワイン、クリーム煮や薄い色の料理であれば白ワインといった具合です。色で考えれば簡単にワインを選べます。

味わいの違いで選ぶ

ワインの味は「甘口」・「辛口」のほか、渋みやコクが少ない「軽め」のワイン・渋みや味が強く、アルコール度数も高い「重め」のワインなどさまざまです。
ワインの味わいは、普段飲んでいるお酒の味に合わせて「甘いお酒が好きなら甘口」など好みで選ぶこともできますが、食べる料理の味の”重さ”や”方向性”を合わせることで選ぶこともできます。


例えばこってりとした料理には重いワイン、さっぱりした料理には軽めのワインが合います。ただし、フライなどの揚げ物の場合、軽めのワインを飲むことで口の中をさっぱりさせる効果が得られます。
甘口にはフルーツや味の強くないチーズ(モッツァレラやカマンベール)、甘めのタレを使用した焼き鳥などが合います。辛口にはステーキやビーフシチュー、ジビエなど肉料理や味の濃い料理がよく合いますよ。

ボトルの形状を確認する

ワインはボトルの形状が産地によって異なります。ボルドーであれば”いかり肩”のボトル、ブルゴーニュであれば”なで肩”のボトルです。
フランス産のワインを店頭で購入する際、ボトルの形さえ覚えていればお好みの産地のワインを選択できます。

また、ボトルの底にあるくぼみの深さも確認してください。くぼみが深いボトルは熟成させてから飲むことを想定しています。深くなっている理由は、熟成させる過程で出る”おり(澱)”をくぼみに貯めるためです。熟成を待たずにワインを飲みたい人は、くぼみの浅い商品を選びましょう。

ラベル(エチケット)もチェックする

ワインに貼られている「エチケット」と呼ばれるラベルにはワインの名前やブドウの品種、収穫年、産地などの情報が記載されています。
ワインを選ぶ際、ラベルを確認すれば迷うことなく求めていたワインを手にすることが可能です。

おすすめの高級ワイン8つ

おすすめの高級ワインを8つご紹介します。数あるワインのなかから、ブルゴーニュ、ボルドー(5大シャトー)、スーパータスカン、ナパワインを選びました。1本数万円から数百万円のものまであるので、予算に応じて選択してください。

偉大なヴィンテージワイン【ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ DRC ロマネコンティ2010】

2010 DRC ロマネコンティはブドウの当たり年に製造された偉大なヴィンテージワインです。
ロマネコンティのヴィンテージなので価格は高額ですが、この年のピノ・ノワールは”破格”と言われるほどの最高の出来と表現されています。ワイン消費者が行うテイスティング審査でも、100点満点中97.9ポイントと高得点を得ています。


2010 DRC ロマネコンティは、ブドウの芳醇さが感じられます。料理は赤身肉やジビエなどが合います。ロマネコンティの場合、手の込んだ料理ではなく、手軽に用意できるチーズなどのおつまみに合わせて飲むだけでもワインそのものの味を楽しむことができます


ワイン愛好家が憧れる当たり年に製造されたヴィンテージのロマネコンティで極上の時間を味わってください。

価格 3,828,000円
品種 ピノ・ノワール
味わい 辛口
生産 2010年、フランス
グレード ヴィンテージ

世界最高峰の味わい【シャトー・ラフィット・ロートシルト[2012]】

シャトー・ラフィット・ロートシルトは、メドックの格付け1級のなかでもトップに評される世界最高峰のワインです。
2012年はブドウの当たり年で、ワイン評論家によるテイスティング審査では平均93.2ポイントを獲得しています。


色合いは濃くて深みのある真紅、果実の濃厚な香りが感じられます。飲み頃は2021年以降。牛肉を赤ワインで煮込んだブッフ・ブルギニョなどとマッチします。世界最高峰と言われるシャトー・ラフィット・ロートシルトのなかでも当たり年の2012年物は特別。誰もが飲んでみたいと憧れる高級ワインです。

価格 135,800円
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、
メルロ、プティ・ヴェルド
味わい 辛口
生産 2012年、フランス
グレード メドック1級、ヴィンテージ

力強い味と存在感【シャトー・ラトゥール2010】

2010年のシャトー・ラトゥールのヴィンテージワインです。2010年のボルドー地方のブドウは破格と言われるほど最高の出来を誇っています。ワイン愛好者によるテイスティング審査では、平均98.3ポイントの高得点を得ています。


色見は深い紫色で、カシスやブラックベリーの香りが際立っています。果実の味がしっかりと残り、力強くコクのある味わいが特徴的な存在感のあるワインです。お肉料理全般に合い、2024年以降が飲み頃とされています。


破格の出来と評される2010年のボルドーワインのなかでも力強く味に存在感があるものを選びたいならシャトー・ラトゥールで決まりです。

価格 157,800円
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、
カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド
味わい 辛口
生産 2010年、フランス
グレード メドック1級、ヴィンテージ

味も瓶ラベルも楽しめる【シャトー・ムートン・ロートシルト 2000】

有名画家の絵を瓶ラベルに採用することでも話題のシャトー・ムートン・ロートシルト。2000年のワインは破格と評される最高級のブドウで造られました
もっとも検索されるヴィンテージワインとしても知られ、ワイン消費者によるテイスティング審査では平均95.2ポイントと高得点を獲得しています。


樽の香りが特徴的で、重厚な味わいが楽しめるワインです。2050年までが飲み頃となっており、しっかりとした味付けのお肉料理がワインの重厚な味わいによく合います。


ムートンは毎年ラベルのデザインが変わることもで有名。味わいはもちろん、瓶ラベルも楽しめるシャトー・ムートン・ロートシルトを堪能してください。

価格 234,000円
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
味わい 重め
生産 2000年、フランス
グレード メドック1級、ヴィンテージ

ワインの女王【シャトー・マルゴー 2010】

「ワインの女王」や「ボルドーの宝石」の愛称をもつシャトー・マルゴーは”もっとも女性的なワイン”として知られています。2010年の破格と評される当たり年のワインは消費者によるテイスティング審査で平均97.8ポイントと高い評価を得ています。


色は濃いルビーで、4種類のブドウや樽の香りが特徴的。濃縮感が存分に味わえます。2052年までが飲み頃で、お肉料理全般に合います。世界でベスト3に入る人気と名声をもつシャトー・マルゴー。もっとも良い出来となった2010年のヴィンテージを味わってください

価格 168,800円
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、
カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド
味わい 辛口
生産 2000年、フランス
グレード メドック1級、ヴィンテージ

個性的な香りが印象に残る【シャトー・オー・ブリオン 2005】

2005年に製造されたシャトー・オー・ブリオンは甘酸っぱいチェリーの個性的な香りが特徴的なワインです。ワイン消費者によるテイスティング審査では平均97.2ポイントと高い評価を得ています。


色は深いルビーで、フルーツの味わいが感じられます。2048年までが飲み頃で、ローストビーフなどのお肉料理によく合います。個性的な香りのワインが味わいたいのなら迷わずシャトー・オー・ブリオンを選択してください。

価格 151,800円
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、
カベルネ・フラン
味わい 辛口
生産 2005年、フランス
グレード メドック1級、ヴィンテージ

果実の凝縮感が楽しめる【サッシカイア 2009】

凝縮感のある果実の味わいを感じたいなら2009年のサッシカイアがおすすめです。


2009年は気候に恵まれたため、熟した良いブドウが栽培されました。サッシカイアはリリース直後に飲んでもうまみを感じることができるため、楽しめますが、熟成も可能です。数十年寝かせることでタンニンの渋みがやわらいでいきます。ジビエ料理などによく合う赤ワインです。


数万円から購入できる有名銘柄の高級ワインを求める人はサッシカイアを飲んでみてください。

価格 34,020円
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
味わい 辛口
生産 2009年、イタリア
グレード ヴィンテージ

洗練された風味が特徴【オーパス・ワン 2013】

2013年のオーパス・ワンは洗練された味わいで人気となっています。ワイン専門家によるテイスティング審査において平均95.2点と高評価を得ています。2035年までが飲み頃とされていますが、熟成させてもリリース直後に飲んでも美味しいワインです。カリフォルニアワインの代名詞であるオーパス・ワンで洗練された味わいをご堪能ください。

価格 68,241円
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、
プティ・ヴェルド、メルロー、マルベック
味わい 辛口
生産 2013年、アメリカ
グレード ヴィンテージ

プレゼントに最適な高級ワインの選び方とおすすめ4選

プレゼントを贈る相手がワイン好きであれば高級ワインは大変よろこばれます。プレゼント用のワインを購入する際の選び方やおすすめの商品をご紹介します。

プレゼント用高級ワインの選び方

プレゼント用の高級ワインは、以下の3つの点を基準に選ぶと良いでしょう。

  • 価格で選ぶ
  • シーンで選ぶ
  • 相手の好みで選ぶ

詳しく解説していきます。

価格で選ぶ

高級と呼ばれるワインの価格は5,000円からと言われています。3,000円も出せばある程度の美味しいワインが手に入りますが、5,000円以上になるとフランスの有名なシャトーのセカンドラインやイタリア、カリフォルニアワインなども手にすることができます。


カジュアルなプレゼントの場合は5,000円から、特別な機会のプレゼントの場合は10,000円以上のワインを基準に選ぶと良いでしょう。

シーンで選ぶ

プレゼント用の高級ワインは贈るシーンに応じて選びましょう。高級ワインを贈るシーンは友人の結婚や誕生日、お中元・お歳暮、父の日・母の日などさまざまです。
贈るワインの価格はシーンによって異なりますが、いつも飲んでいるワインより、ワンランク上の価格帯の高級ワインを贈ると喜ばれます

相手の好みで選ぶ

プレゼント用の高級ワインは、相手の好みに合わせることも大切です。事前に把握していれば、ワインの色や味わいなどをもとに選択できます。好みがわからない場合は相手の好きな料理やお酒に合わせて選んでもいいでしょう。


例えば肉料理が好きな人には赤ワインがおすすめです。赤ワインに含まれるタンニンが脂を洗い流してくれるため、重たい料理もさっぱりいただくことができます。
ただし、赤ワインは渋みが苦手という方もいるため、相手が赤ワインが好きかどうか確認できないときには味わいの「軽い」ものを選んでください。


白ワインを選ぶ際は相手の好きなお酒にあわせて選びましょう。普段甘いお酒を飲んでいる方には「甘口」をビールや焼酎など甘くないお酒を選んでいる方には「辛口」がおすすめです。

カジュアルな機会に贈りたい高級ワイン2つ

カジュアルな機会に贈ると最適な高級ワインを2つご紹介します。2つとも5,000円台で購入できるワインです。

話題性のある希少なワイン【ジャン・フィリップ・ジャヌイクス / ヴァン ミル 2012】

ジャン・フィリップ・ジャヌイクス ヴァン ミル 2012は話題性のある希少な赤ワインです。
「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれるなど、新世代の醸造家として注目の”ジャン・フィリップ・ジュヌイクス”が少量だけ製造するワイナリーの1本。芳醇でまろやかなワインに仕上がる「メルロー」というぶどうだけを原料として製造しているため、メルローが好きな人にはおすすめです。


大味なステーキなどよりも、煮込みハンバーグや角煮など、まろやかな味が楽しめる煮込み料理とよく合います。希少性のあるワインなので飲んでいる人が少ない点もメリットと言えるでしょう。新たな味のワインを求める人へのプレゼントに最適です。

価格 5,011円
品種 メルロー
味わい 辛口
生産 2012年、フランス
グレード ヴィンテージ

ワイン評論家も絶賛の白ワイン【シャトー・タルボ・カイユ・ブラン 2014】

シャトー・タルボ・カイユ・ブラン 2014は、ワイン評論家のロバート・パーカー氏が ”メドックで最上”と絶賛した白ワインです。ボルドーのメドック格付けで4級のシャトー・タルボが少量だけ製造しています。


味は上品で酸味も抑えられており、懐石料理や寿司などによく合うため、日本人にぴったりのワインです。ワイン評論家も絶賛の白ワインは和食好きの人へ贈りたい逸品です。

価格 5,280円
品種 ソーヴィニョンブラン、セミヨン
味わい 辛口
生産 2014年、フランス
グレード ヴィンテージ

特別な機会に贈りたい高級ワイン2つ

特別な機会に贈ると最適な高級ワインを2つご紹介します。2つとも10,000円台で購入できるワインです。

3万円台のワインに負けない味【ドメーヌ・クロード・デュガ・ジュヴレ・シャンベルタン 2014】

ドメーヌ・クロード・デュガ・ジュヴレ・シャンベルタン 2014は、「ブルゴーニュの王」とも評されるワイナリー”ジュヴレ・シャンベルタン”のなかで、もっとも有名な造り手として知られる”クロード・デュガ”のフラッグシップワインです。


ブドウの栽培に手間をかけ、良質な実だけを選果して製造していますが、価格は1万円台と安く、3万円台で販売される銘柄のワインにかかる手間や味にも引けを取らない赤ワインです。


男性的なワインと言われており、口当たりはなめらかですが、果実の凝縮感を楽しめます。料理は赤身肉やジビエなどによく合います。有名な造り手が手間をかけて製造した極上のワインはプレゼントに最適です。

価格 12,446円
品種 ピノ・ノワール
味わい 辛口
生産 2014年、フランス
グレード ヴィンテージ

最上級の白ワイン【ピュリニー・モンラッシェ/エティエンヌ・ソゼ 2017】

ピュリニー・モンラッシェ/エティエンヌ・ソゼ 2017は、ピュリニー・モンラッシェの最高峰生産者であるエティエンヌ・ソゼの名が付けられた白ワインです。ブルゴーニュ地方で生産されるピュリニー・モンラッシェは、ムルソーやシャサーニュ・モンラッシェとともにブルゴーニュ・3大白ワインの一つとして知られています。


リリース直後は酸味が強いが、熟成を経ることでまろやかな味わいに変わります。口当たりがよく、飲みやすい白ワインのため、魚料理などによく合います。最高峰の生産者が作り出す最上級の白ワインは、特別なシーンで贈るプレゼントに最適です。

価格 13,019円
品種 シャルドネ
味わい 辛口
生産 2017年、フランス
グレード ヴィンテージ

高級ワインでリッチなひと時を!

高級ワインはお祝い事やディナー、パーティーのときなど、普段飲んでいるワインよりもワンランク上の特別感を演出できます。高級ワインは安いワインと比べてブドウの品質が良く、格付け・ブランド力、希少性も高くなっています。


高級ワインはプレゼントにもぴったりなので、贈るシーンや相手の好きな料理に合わせて選ぶと喜ばれるでしょう。本記事でご紹介している高級ワインの味を堪能してリッチなひと時を過ごしてください!