【厳選】美味しいシャンパンランキングTOP15｜シャンパン選びに役立つ基礎知識も解説

2019年11月10日

プレゼントにシャンパンを送ろうと決めたは良いものの、「どれが美味しいのかわからない」「どういった銘柄が送り物に最適なのか知りたい」と悩みますよね。
かく言う筆者も、お酒選びとなると失敗した時のことを考えてつい慎重になってしまいます。


今回の記事では「美味しいシャンパン」をピックアップしました！
シャンパンの基本的な情報や選び方、おすすめの銘柄だけでなく、美味しい飲み方や保存方法までをご説明しています！
当記事を最後まで読んでもらえれば、美味しいシャンパンを自分で自信をもって選べるようになるのはもちろん、最高の状態でシャンパンを味わうこともできるようになりますよ。ぜひ最後までご覧になってください！

「シャンパン」とはフランスのシャンパーニュ地方で製造されたスパークリングワインのこと！

そもそも「シャンパン」というのはスパークリングワインの中のカテゴリの一つで、フランスのシャンパーニュ地方で作られたもののみを指します。
フランスではシャンパンを名乗るための厳正な審査基準も設けられていて、製造される地域以外にもぶどうの品種や製造方法、アルコール度数などを元に選定されています。


ちなみに、シャンパーニュ地方で製造されるシャンパン以外にも独自の名称を持つスパークリングワインがあり、フランスではシャンパンと同様の方式で製造される「クレマン」などが有名です。


また、フランス以外のスパークリングワインですと、スペインのカタルーニャ地方で作られる「カヴァ」、イタリアで製造される「スプマンテ」など、様々な種類があります。
特にクレマンやカヴァなどはシャンパンよりも比較的安価 で手に入れることができるため、もし値段の安いスパークリングワインをお探しの場合は参考にしてみてください。

美味しいシャンパンを選ぶための3つの基礎知識

続いてはシャンパンに関する基本的な知識に関してご説明していきます。
今回紹介するのは以下の3つ。

• グレードについて
• 主に使われる3つのブドウの品種と味の特徴について
• プレゼント用も5000円から美味しい物がある！

1つずつ見ていきましょう。

グレードについて理解する

シャンパンにも階級があり、主に「ノンヴィンテージ」「ヴィンテージ」「プレスティージュ」の三種類に大別されていますので、順番にご説明していきます。


まずノンヴィンテージに関してですが、シャンパンのほとんどがこのカテゴリに区分しています。収穫年の表記がなく、色々な年のワインがブレンドされている、安定した味わいが特徴となっています。
複数の年のワインがブレンドされる理由は、そもそもシャンパーニュ地方が寒い地域にあるため年によって葡萄の質にバラつきが出るため。対策として、ブレンドして製造されるようになったという背景があります。


次にヴィンテージのシャンパンに関してですが、質の良い葡萄が収穫された時にのみ製造された物を差し、条件を満たさなければヴィンテージ表記をすることが出来ない、ワンランク上のシャンパンと言えます。


最後にプレスティージュについてですが、別名「プレスティージュ・キュヴェ」とも呼ばれ最高級のシャンパンの総称です。
プレスティージュに属するワインは質の良い年に取れた葡萄を使うのはもちろんのこと、単一の畑から取れた葡萄のみを使用していますので、より独創的な味が特徴です。また、各生産者が利益度外視で製造する最高級のシャンパンでもあります。


そして、ご紹介した三つのグレードの価格帯ですがノンヴィンテージに関しては比較的安価で手に入るものも多く5,000円代以下もあり、続くヴィンテージが5,000円以上から、プレスティージュが安くとも10,000円前後から上の値段となっています。

主に使われる3つのブドウの品種と味の特徴について理解する

以下の項目ではシャンパンを選ぶ上で欠かせないブドウの品種とそれぞれが持つ味の特徴についてお伝えしていきます。
主にシャンパンに使われるブドウの種類は「シャルドネ」「ピノ・ノワール」「ピノ・ムニエ」の三種類です。


まず「シャルドネ」が持つ特徴ですが、白ブドウであるシャルドネで作られたワインは柑橘系の爽やかで上品な味わいを持ち、全体の栽培量は約30%と少なめとなっています。


「ピノ・ノワール」は黒ブドウの品種に属し、シャンパンにする前の段階から、チェリーやベリー類を思わせる果実の強い香りが特徴で、しっかりとした味わいを楽しむことが可能です。


最後に「ピノ・ムニエ」は黒ブドウに属し、フルーティで飲みやすい味わいをシャンパンにもたらします。

プレゼント用も5000円から美味しい物がある！

現時点で「結局プレゼント用に買うならどのシャンパンが良いの？」と疑問に思われた方がいらっしゃると思いますが、答えはズバリ5,000円代です。


理由はシャンパンは5,000円の価格帯になってくると優良な生産者の製品になるため味も品質も保証されており、失敗することが少ないためで、ヴィンテージかノンヴィンテージかは問いません。


逆に言うと、プレステスティージュに関しては贈りものとしては 高価な部類に入りますので、プレゼントとして購入を検討するなら贈る相手との関係性も鑑みて慎重に選ぶ必要があると言えます。


また、大切な人の記念日などに買うなら大手メゾンなどの銘柄が購入できる10,000円代からのシャンパンがおすすめです。

みんなで盛り上がるパーティーにおすすめ！手ごろなノンヴィンテージシャンパンランキングTOP5

続いて、実際にプレゼントにおすすめなノンヴィンテージのシャンパンをご紹介してます。


今回紹介するものはどれも5000円代に近い価格帯で、味が安定していて飲みやすいかどうかということを基準にしてピックアップしましたので、普段あまりお酒を飲まないという方もぜひ参考にしてください！

第1位！フランス国内売り上げNO.1！「ニコラ・フィアット レゼルヴ・エクスルクーシヴ ブリュット」

まず一番最初に紹介するのはフランスで最もポピュラーなシャンパンの「ニコラ・フィアット レゼルヴ・エクスルクーシヴ ブリュット」。さまざまなシチュエーションに対応できるバランスの良い銘柄です。


口に含んだ際の味は桃などを思わせる香りに、ターメリックのようなスパイス味があり、飲んだ際のピリッとした清涼感が強い味わいが特徴となっています。食前酒から食中酒まで、思い思いのタイミングで飲んでいただくことが可能です！

価格	6,160円
品種	・ピノ・ノワール40% ・シャルドネ20% ・ムニエ40%
味わい	辛口

第2位！日本の桜をモチーフとした「ニコラ・フィアット ロゼ ファースト ブルーム オブ“SAKURA"」

商品名の通り日本の桜をモチーフとして作られた「ニコラ・フィアット ロゼ ファースト ブルーム オブ “SAKURA"」はプレゼントとしてもおすすめなシャンパンのうちの一本です。
当銘柄は和風な名前がついていますが、れっきとしたフランス産のシャンパンで、日本でのみ販売の予定が前評判の高さから約16ヶ国で出回ることになりました。


ベリー類の風味豊かな甘みと、桜をあしらった可愛いボトルが特徴のシャンパンはパーティーへの手土産にも最適ですので、少し気の利いたお酒をお探しの方はぜひ購入してみてください。

価格	5,492円
品種	・ピノ・ノワール45％ ・シャルドネ10％ ・ムニエ45％
味わい	甘口

第3位！円熟した甘みの「ランソン・アイボリーラベル・ドミ・セック」

しっかり熟成された甘さが持ち味の 「ランソン・アイボリーラベル・ドミ・セック」は、軽いおつまみなどと一緒に飲むのに適したシャンパンと言えます。熟した果実やアロマ、蜂蜜などの香りが漂うシャンパンはフルーティで確かな甘みがあるため甘いものが好きな方などに特におすすめです。フルーツやデザートだけでなく、軽い魚介料理などに合わせて豊かな甘みを楽しんでください。

価格	5,665円
品種	・ピノ・ノワール ・シャルドネ ・ムニエ
味わい	甘口

第4位！氷を入れて楽しむ「モエ・シャンドン アイス・アンペリアル」

「モエ・シャンドン アイス・アンペリアル」は数あるシャンパンの中でも特に独創性ある一本で、氷を入れて楽しむために作られた唯一のシャンパンとなっています。氷を入れることを前提に調整されているためそのままストレートで飲むのは推奨できないのですが、その分氷が溶け出しても最後まで楽しめるような味になっています。


BBQなど、普段シャンパンを飲むのとはまた違ったシチュエーションで心ゆくまで味わうのがおすすめです。

価格	5,986円
品種	・ピノ・ノワール ・ムニエ ・シャルドネ
味わい	甘口

第5位！深みと複雑性のある味わいの「マム グラン コルドン シャンパーニュ」

お酒も料理も思う存分堪能したいという方には、深みのある味わいを持った「マム グラン コルドン シャンパーニュ」がおすすめです。
「マム　グランコ」はしっかりとした辛口の味わいと、強い果実の香りが特徴となっているため、特にシャンパンの味に負けないような濃い味の料理などに合わせるのに適しています。


とは言っても、実はどの料理とも相性が良く、豚肉・鶏肉など白肉料理や魚料理と合わせても美味しく味わえます。
いろいろなジャンルの料理と一緒に飲んで、ぜひお気に入りの組み合わせを見つけてください。

価格	4,956円
品種	・ピノ・ノワール ・シャルドネ ・ムニエ
味わい	辛口

プレゼント・ギフトにおすすめ！ヴィンテージシャンパンランキングTOP5

以下の項目からはおすすめのヴィンテージワインについてご紹介して行きます。ノンヴィンテージのものとは違い値段よりも贈り物として最適かどうかと言ったことを重視して選びましたので、順番にご説明して行きます！

第1位！喉越し柔らかな果実の香りの「モエ エ シャンドン グラン ヴィンテージ ロゼ」

最もおすすめなヴィンテージシャンパンは「モエ エ シャンドン グラン ヴィンテージ ロゼ」で、飲みやすいフルーティーな果実の香りや味わいが特徴です。きめの細かい泡は喉越し爽やかで非常に飲みやすく、野イチゴを思わせる香りが女性からの人気を集めています。ラム肉やロブスター料理など、普段はあまり食べないリッチな料理と合わせても、飲み易いと評判の一本ですので、食事会などでのプレゼントにおすすめです。

価格	10,175円
品種	ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエ
味わい	辛口

第2位！世界中から高評価の「シャルル・エドシック ブリュット ヴィンテージ
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「シャルル・エドシック ブリュット ヴィンテージ」は、世界中から高評価を受けている信頼の厚い銘柄で、軽いおつまみなどに合わせてお酒自体を楽しむ飲み方に適しています。


シャンパンの味は白い花を思わせる香りに、アプリコット、イチジク、ナツメの味わいという、単品で完結する強い個性を持っています。
そのため、カッテージチーズや生ハムなど、シンプルですがしっかりと旨味のあるおつまみと合わせて飲むのが最もおすすめとなります。


「プレゼント選びでこれ以上迷いたくない」という方は、世界的にも評価の高い一本をぜひ贈ってみてください。

価格	9,579円
品種	・ピノ・ノワール ・シャルドネ
味わい	辛口

第3位！南国の香り漂う「シャンパーニュ ミッシェル ジャック グラン・クリュ」

南国を思わせるトロピカルな風味が特徴の「シャンパーニュ ミッシェル ジャック グラン・クリュ」も、シャンパン単品で味わうのがおすすめです。美しい色合いと、栓を抜いた時から徐々に立ち上がってくる強い香りのシャンパンは、ゆっくりと時間をかけて飲みたい一本となっています。1人飲みだけでなく、恋人や友人などと少人数でゆったりとした時間を過ごす時のプレゼント用としてもおすすめの1本です。

価格	5,775円
品種	・ピノ・ノワール ・シャルドネ
味わい	辛口

第4位！フレッシュな果実と酸味の絶妙なバランス「J.M.ゴビヤール・キュヴェ・プレステージ・ロゼ・ミレジム」

喉越し爽やかな果実の味わいの「J.M.ゴビヤール・キュヴェ・プレステージ・ロゼ・ミレジム」は、さまざまなシチュエーションでの使用ができる万能なヴィンテージシャンパンのうちの一本です。


味の特徴はラズベリーや黄桃の香りに、酸味の効いたオレンジやアーモンドがアクセントとなっています。そのため、食前酒や軽い主菜に合わせて幅広い楽しみ方ができるのです。

価格	5,269円
品種	・シャルドネ ・ピノ・ノワール
味わい	甘口

第5位！きめ細やかな泡立ちと濃厚な果実の味の「アンドレ・クルエ、シルバー・ブリュット」

きめ細やかな泡立ちが飲み易さに繋がる「アンドレ・クルエ、シルバー・ブリュット」も、万能な使い方ができる銘柄となっています。


果実の風味、甘さ、フレッシュな酸味、泡の持続性がバランス良くまとまった一本は、食前から食中まで、思い思いのタイミングで飲んでもらってOK。「食事の味を邪魔する…」「相性が悪い…」なんてことはありません。「万能な使い方ができるヴィンテージシャンパンを探している」という方におすすめです。


また、通常はヴィンテージは複数年のワインは混ぜません。しかし、「アンドレ・クルエ」は複数のヴィンテージ物のシャンパンのブレンドになっている「マルチヴィンテージ」に属しているという特徴もあります。

価格	5,867円
品種	ピノ・ノワール100％
味わい	辛口

【自分用】お気に入りを探している方に！編集部厳選おすすめシャンパンランキングTOP5

以下の項目からは「贈り物だけじゃなく自分用にもシャンパンが欲しい」という方のために、編集部独自の目線で特におすすめの銘柄をピックアップしました。プレゼントやパーティ用のシャンパンとは違い、より個性的な物をピックアップしましたので、順番にご紹介していきます。

第1位！最良のブドウによって作られた贅沢な甘みの「ジュール・ラサール キュヴェ・プレフェランス・ブリュット」

最もおすすめなのが、ブドウの品種にこだわって作られた強めの甘みが特徴の「ジュール・ラサール キュヴェ・プレフェランス・ブリュット」。
特に女性の方に飲んでいただきたい一本です。


ジュール・ラサールは創業以来女性三代に渡って当主が続いているということも特徴で、飲みやすさに拘って作り続けられています。
さっぱりとしていて飲みやすいため、普段お酒を飲み慣れていないという方も安心して購入することが可能です。熟した果実を思わせるコクのある甘みをぜひお楽しみください。

価格	5,080円
品種	・ピノ・ムニエ ・シャルドネ ・ピノ・ノワール
味わい	辛口

第2位！アロマを連想させる強い果実の香りの「テタンジェ ノクターン」

思わず本物の果実を思い浮かべてしまうようなフレッシュな香りの「テタンジェ ノクターン」はボトルの独特なデザインから、コレクションとしてもおすすめです。


味わいは果実の甘みが強く出ており、フルーツなどに合わせて楽しむのがおすすめとなります。美しい緑のシャンパンに、紫の色でデザインされた可愛いラベルは思わず栓を開けるのがもったいなくなるほど。
ぜひ飲む前も綺麗な見た目を楽しんでください。

価格	6,460円
品種	・シャルドネ ・ピノ・ノワール ・ムニエ
味わい	中辛口

第3位！柑橘系の味わいでさっぱりと楽しめる「ピエール・ジモネ キュイ・プルミエ・クリュ・ブリュット･ブラン・ド・ブラン」

「ピエール・ジモネ キュイ・プルミエ・クリュ・ブリュット･ブラン・ド・ブラン」はさっぱりとした味わいで食前酒としての飲み方に適した一本です。


柑橘系の香りが飲んだ後の清涼感のある感覚と、後に残りすぎない刺激を舌に与えてくれます。いつもよりゆったりと食事を楽しみたい時にはぜひ飲んでいただきたい銘柄のシャンパンです。

価格	4,758円
品種	シャルドネ100％
味わい	辛口

第4位！鼻腔をくすぐる芳醇な香り「モエ・エ・シャンドン　ネクター　アンペリアル　ロゼ」

世界で最も愛されるシャンパンの一つと言われる「モエ・エ・シャンドン　ネクター　アンペリアル　ロゼ」は、意外な組み合わせの料理と共に楽しむことを推奨される一本です。
長年培われてきた安定感のある味わいは、フルーティでリッチな余韻を飲んだ後に残してくれます。


シャンパン自体の味が主張しすぎることなく料理の味の邪魔をし過ぎませんので、スパイシーな中華料理やブルーチーズなど、通常シャンパンと組み合わせるには意外に思われるような尖った味の料理と合わせることが可能なのです。

価格	6,157円
品種	・ピノ・ノワール ・ムニエ ・シャルドネ
味わい	甘口

第5位！キレのある味わいが特徴の「シャンパン クリコ シャンパーニュ ヴーヴ・クリコ ブリュット イエローラベル」

キリッとした辛口の「シャンパン クリコ シャンパーニュ ヴーヴ・クリコ ブリュット イエローラベル」は、食事に合わせたシーンでの使用がおすすめのシャンパンです。
50種類以上もの品種のブドウをブレンドすることによって得られた、フルーティで爽やかな柑橘系の味は、清涼感のある余韻を飲んだ後に残してくれます。


飲んだ後に適度に舌に刺激を与え、料理の味とぶつかりすぎることもないため、食前酒や食中酒など食事に合わせて楽しむのが適した銘柄と言えます。

価格	5,200円
品種	・ピノ・ノワール ・シャルドネ ・ムニエ
味わい	辛口

絶対に失敗しない！美味しいシャンパンの飲み方をご紹介

続いては、実際にシャンパンを美味しく飲む方法に関してご紹介していきます。シャンパンを飲む際に適切な温度やグラスの持ち方やマナーといった基本的な情報だけでなく、お酒に飲み慣れていないような型でも飲みやすいカクテルをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください！

シャンパンは味わいによって美味しく感じる温度が変わるので注意

シャンパンを美味しく味わうには温度が重要です。基本的には４〜8℃の間に保つようにしましょう。


しかし、「甘口」「辛口 」などシャンパンの味により細かい推奨温度も異なり、温度が低いと味がスッキリとするので甘口のものは4℃、温度が高いと酸味が柔らかくなるので辛口のものは6〜8度が最も美味しく飲める温度帯です。


ちなみに、先ほどご紹介した「モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル」は氷を受けべて飲むことを前提にして製造されている唯一の例外と言えます。


また、シャンパングラスの持ち方についてですが、基本的にはグラスの脚の部分を人差し指と親指で挟むようにし（中指は添えるだけ）、グラスを落としてしまいそうなシチュエーションではグラスのボウルの部分を持つように気をつけるのが望ましいでしょう。
理由はグラスのボウルの部分を直接持ってしまうとシャンパンに体温が伝わってしまい炭酸が抜けやすくなってしまうためです。


なお乾杯の時にシャンパングラスをぶつけて音を鳴らしてしまうとグラスが割れてしまう恐れもありますし、マナー違反になるのでやめましょう。
また、女性の方はそれに加え口紅がグラスについた際は必要に応じて軽く拭き取るなどの対応をするようにしてください。

合わせて知っておきたいシャンパンを使ったカクテルメニュー3選

続いて、シャンパンを使ったカクテルをご紹介します。飲みやすさと色合いの美しさを基準に選びましたので、お酒を飲み慣れてない方もぜひ試していてください！

柑橘系のスッキリした味わいの「シャンパンコブラー」

まず最初にご紹介するのは柑橘系のさっぱりとした味を楽しむことができる「シャンパンコブラー」です。


作り方は大きめのグラスにティースプーン半分ほどのレモンジュースとキュラソー（オレンジの皮から作ったリキュール）を入れ、適量のシャンパンを注いで混ぜ合わせれば完成です！
お好みでレモンやオレンジのスライスなどを添えるとより味にメリハリがついて最後まで楽しむことができますので、ぜひお気に入りの楽しみ方を見つけてみてください。

美しい色合いが特徴の「シャンパンブルース」

二つ目にご紹介するのは透明感のある美しい青が特徴の「シャンパンブルース」です。


作り方は全体の1割ほどの量のブルーキュラソー（柑橘系のリキュール、色をつけるだけならブルキュラソーシロップで代用）を注ぎ、残り9割をシャンパンで満たせば出来上がり。
飲むのがもったいなくなるほど綺麗な色合いのこのカクテルは、食事会などのシーンで作れば盛り上がります。

食事と合わせるのもおすすめな「シャンパン・ジュレップ」

最後にご紹介するのがミントとミネラルウォーターで作る、まろやかな甘みが特徴の「シャンパン・ジュレップ」です。


レシピは角砂糖1個、ミントの葉少量、ミネラルウォーター10mlをグラスに注ぎ、ミントの葉と角砂糖を潰して適量の氷とシャンパンを注いだらおしまいです。
ミントの爽やかさと角砂糖の持つ甘さがお酒を格段に飲みやすくしてくれますので、「きついお酒はちょっと苦手」という方にもぜひ試していただきたいカクテルの一つです。

シャンパンの正しい保存方法について解説！基本は約10℃の暗所！

最後に「どのシャンパンを選べばいいかはわかったけど保管方法がわからないと不安」という方のために、シャンパンの正しい保存方法についてご説明いたします。
基本事項としてシャンパンには賞味期限というものは設定されていませんが、保存状態によって美味しく飲める期間というのは変動するということを念頭に置いていてください。


そして美味しく飲める期間というのは、当記事の冒頭部分でご説明したグレードごとに大まかに決まっており、ノンヴィンテージが1年から2年、ヴィンテージが3年から5年、プレスティージュが7年から10年となっています。
保存期間の年数はそれぞれのグレードのシャンパンの熟成に要した時間と同じ。各グレードの熟成期間と同じ年数だけは保管していても美味しさを保ったままでいられるのです。


とはいえ、あくまで目安になりますので、購入したシャンパンはなるべく早めに飲み切ってしまってください。どうしても開封後に飲みきれないという場合はシャンパンストッパーなどを使ってなるべく酸化を防ぐのが望ましいです。


また、肝心の保管方法についてですが、シャンパンを保管するための適温は10℃から12℃となっており、急な光の変化による風味の変化やコルクの劣化を防ぐためにも暗所で寝かせて保存するようにしましょう。
一般的な冷蔵庫の温度は5℃となっていますので、どうしてもという場合は温度が高めの野菜室などに保管するのが良いのですが、やはり専用の小型ワインセラーなどを購入した方がシャンパンの美味しさを保つのに向いています 。

美味しいシャンパンで盛り上がろう！イチオシは「ニコラ・フィアット レゼルヴ・エクスルクーシヴ ブリュット」

当記事では「美味しいシャンパンの選び方」についてご説明してきました。
シャンパンを選ぶ際には主に三つのグレードがあり、中でもノンヴィンテージとヴィンテージの二つがプレゼントとしておすすめです。
どのような銘柄のシャンパンを選ぶのかはシチュエーションや相手との関係性次第ですが、贈り物の価格帯で迷った際は5,000円代の物を選ぶと失敗がないと言えるでしょう。


また、今回様々な銘柄のシャンパンをご紹介してきましたが、中でも最もおすすめな一本はやはり最初にご紹介した 「ニコラ・フィアット レゼルヴ・エクスルクーシヴ ブリュット」です。
フランスで最も親しまれているシャンパンの一本でもあり、バランスのいい味のため万能な使い方ができます。他にも魅力的な銘柄をたくさん紹介していますので、シャンパン選びに迷った際はぜひ参考にしてみてください。