ロゼワインのおすすめ10選|選び方と美味しい飲み方もご紹介

「彼女に華やかなワインをプレゼントしたいけれど、種類が多くて選びきれない」
「ロゼワインでパーティーを楽しみたいけれど、味の違いや好みに合わせた選び方が分からない」



確かに、贈り物やパーティーには特別なワインを選びたいけれど、味も見た目も様々で、一つに決めるのはなかなか難しいですよね。


今回は、特別な日にぴったりの、おすすめのロゼワインを厳選して10種類ご紹介します。さらに、より美味しく飲むために知っておきたいポイントや、ロゼワインについての基礎知識もお教えします。最後まで読んでいただければ、相手に喜ばれる、とっておきのロゼワインを選べるようになること間違いありません。ぜひ参考にしてみてください。

目次

ロゼワインはプレゼントに最適!おすすめする3つの理由


「ロゼ」とはフランス語で「バラ色」を意味します。実はフランスでは白ワインよりも多く飲まれているほど、人気のワインです。ロゼワインというとピンク色のかわいらしい見た目が特徴ですが、実は見た目の愛らしさだけではなく、たくさんの魅力が詰まったワインなのです。


今回プレゼントにロゼワインをおすすめする理由は、以下の3つです。

  • 見た目の華やかさでSNS映え!
  • 相手の好みを選ばずどんな料理とも相性がいい!
  • お手頃価格のものが多い
  • ポイントをそれぞれ詳しく見ていきましょう。

    理由その1.見た目の華やかさでSNS映え!


    ロゼワインの魅力は何といってもその華やかさでしょう。見た目がピンクでかわいいのはもちろんのこと、フルーツを添えたり、花びらを浮かべたりと、楽しみ方もたくさんあります。その場で見て楽しむだけでなく、SNS映えするので若い女の子は喜んでくれること間違いありません。

    理由その2.相手の好みを選ばずどんな料理とも相性がいい!


    相手の細かい好き嫌いがわからなくてもプレゼントしやすいのも、嬉しいポイントです。


    赤ワインよりもさっぱりとしていて飲みやすく、白ワインよりも少しだけコクがあるという中間の味わいをもつワインです。そのため、クセがなく味の好き嫌いがわかれにくいのです。また、どんな料理にも合わせやすいので、その日の気分に合わせてご飯を自由に決めることができます。


    ロゼワインの味わいは、実は製法によっても少し変化します。主な製法を3つご紹介します。

  • 赤ワインを作る製法(マセレーション)
  • 白ワインを作る製法(直接圧搾法)
  • 発酵前の白ブドウと黒ぶどう果汁を混ぜる方法
  • 以下にその特徴をまとめます。

    マセレーション法
    (セニエ方式)
    黒ブドウの皮や種も一緒に発酵させる
    ・濃い色がつく前に皮や種を取り除き果汁だけにしてさらに発酵させる
    ・赤ワインのような風味とコクがある
    直接圧搾法 黒ブドウの皮や種を先に取り除き、果汁だけを発酵させる
    ・黒ぶどうと白ブドウを混ぜて発酵させる
    ・淡いピンク色が特徴
    混醸法
    (ロートリング)
    発酵前の白ブドウ果汁と黒ブドウ果汁を混ぜて醸造する
    ・ドイツで使われる製法

    ピンク色だからといって、赤ワインと白ワインを混ぜて作っているという訳ではありません。伝統的なロゼワインの醸造法を守るため、白ワインと赤ワインを混ぜるのは禁止されていて、唯一混ぜることが許されているのはシャンパンだけです。


    製法ごとの味の違いはわずかなものですが、マセレーション方式が一番色も濃く味わいにもコクがあり、直接圧搾法が一番色が薄く渋みもほとんどないすっきりとした味になります。


    とはいえ、「肉だからこれ、白だからこれ」という小難しいルールもなく、美味しく飲んでいただけます。ワインは、一緒に飲むときに細かいマナーやルールが決まっている印象が強いですが、中でもロゼワインは唯一、自己流で楽しんでも文句を言われない種類と言えるのです。実際にいろいろな飲み方があるので、お気に入りの一本が見つかったら、飲み方に一工夫するのも楽しいですよ。

    理由その3.お手頃価格のものが多い


    ロゼワインは贈り物やお祝いの席などに利用されることも多いですが、実はお手頃価格で手に取りやすいものが多いのです。いくつかの種類を試してお気に入りを見つけたり、他のプレゼントと合わせて贈ったりと、身近に楽しむことができるのは嬉しいですよね。


    見た目はとても華やかなのにお手頃価格。さらに好みを選ばず、どんな料理とも相性がいい!となれば、おすすめしない理由はないですよね。では、続いて美味しいロゼワインの選び方をご紹介していきます。

    美味しいロゼワインを選ぶ2つの方法


    目的や好みに合わせて美味しいロゼワインを選ぶために、2つの方法をご紹介します。選び方に悩むときは、ぜひ参考にしてください。

  • 辛口や甘口で選ぶ
  • 特別感を出したいならロゼのスパークリングワインを選ぶ
  • 一つずつ詳しく解説していきます。

    辛口や甘口で選ぶ


    ロゼワインの味は甘口と辛口の二つに分けられます。まずは、贈る相手の好みで味を決めると良いでしょう。果実酒など甘いお酒が好きなら甘口を、普段ビールなどを飲んでいるなら辛口を選べば好みに近い味になります。せっかく買っても美味しく飲めなければ意味がないので、好みの味を事前に確認してください。


    甘口・辛口を選べば基本的に好みから大きく外れることはありませんが、ロゼにも色の濃い・薄いの違いがあります。製法の違いによって生まれる差ですが、味わいにも少し違いが出てきます。
    甘口・辛口に加えて、好みやその日の料理によって色の濃さも意識すると、よりぴったりの一本に出会うことができます。


    色が濃いタイプはコクがあるので、赤ワイン好きの方に贈る時や、ステーキなど肉料理を食べる予定の時におすすめです。淡い色合いのものは軽い飲み口で飲みやすいので、白ワイン好きの方やワイン初心者の方におすすめです。淡い色合いのものはどんな料理でも合わせることができます。
    ちなみに、ロゼに使用されるぶどうには以下のようなものがあります。

    黒ぶどう 味の特徴
    グルナッシュ種 まろやかで豊かな果実味
    サンソー種 ジャムを思わせる凝縮したテイスト
    グロロー種 イチゴや桃などの甘くフルーティな香り
    カリニャン種 渋みと酸味が強い
    スパイシーな香りが特徴
    カベルネ・ソーヴィニョン種 タンニンが多い
    苦みや渋みのある味わい
    ネッビオーロ種 酸とタンニンが豊富
    長期熟成向き
    マルベック種 色が濃く、タンニンが多い
    凝縮感のある味わい
    メルロ種 果実味が強い
    まろやかな味わい
    カベルネ・フラン種 タンニンと酸味がバランスいい
    イチゴなどの香り
    ピノ・ムニエ種 果実味と土の香りが特徴
    口当たりがまろやか
    ピノ・ノワール種 渋みの原因であるタンニンが少ない
    なめらかな口当たり
    ガメイ種 タンニンが比較的少ない
    酸味が強め
    白ぶどう 味の特徴
    シャルドネ種 産地によって味が異なる。
    寒い場所ではハーブやレモン系のすっきりとした味
    温かい場所では完熟した果実の風味

    多くの場合は、赤ワイン用の黒ぶどうが使われ、また1つの品種のみで作るのではなく、基本的にはブレンドされることが多くなっています。しかし、カベルネ・ソーヴィニョンや、ネッビオーロなどタンニンの多いものを使っているロゼは、しっかりと渋みを感じられるワインになるので、一緒にチェックしておくと、味わいを想像しやすくなります。

    特別感を出したいならロゼのスパークリングワインを選ぶ


    ロゼワインだけでも見た目が可愛くSNS映えしますが、スパークリングだとさらにスペシャル感を演出することができます。泡の華やかさがあれば、気分が上がりますよね。


    スパークリングワインはお祝いの定番です。ピンクのかわいらしいロゼスパークリングワインで、より盛り上がること間違いありません。

    【コスパ最高×人気】ロゼワインおすすめランキングTOP5

    続いて、贈り物にぴったりのおすすめのロゼワインを、5つ厳選してご紹介します。

    第1位 味わいもボトルも華やか!【コート・デ・ローズ ジェラール・ベルトラン】


    味や香り、見た目のどれもがプレゼントにぴったりの一本です。


    青みがかったピンク色と、バラをモチーフにデザインされた瓶底が可愛らしく、プレゼントにもらって嬉しいワインです。カシスの香りと、グレープフルーツのような甘酸っぱい風味が特徴になっています。重たくならず、酸味を伴うさっぱりとした後味なので、普段白ワインを飲んでいる方でも楽しんでいただけます。ワイン自体が軽やかなので、メインディッシュに合わせるよりも、サラダなどと合わせたり、食前酒として飲むのがおすすめです。


    お祝いや贈り物に、喜ばれること間違いありません。

    価格 2,980円(750ml)
    品種 グルナッシュ、シラー、サンソー
    味わい 辛口、ミディアムボディ
    生産 フランス

    第2位 お祝いの最後のデザートに【エレガンツ ロゼ アイスヴァイン】


    まろやかな甘みが飲みやすい一本です。


    蜂蜜のような甘みが口の中全体に広がり、舌の上に長く残ります。食事に合わせるのではなく、単体でデザートのように飲むのがおすすめです。飲む前に1〜2時間よく冷やしてから飲むと甘みをより感じやすく、後味がすっきりして飲みやすくなります。


    甘口で飲みやすい、デザートのようなワインです。

    価格 3,264円(375ml)
    品種 ピノ・ノワール
    味わい 極甘口、ミディアムフルボディ
    生産 ドイツ

    第3位 華やかな香りを楽しめる【ミラヴァル コート・ド・プロヴァンス ロゼ】


    甘い香りと酸味ですっきり飲めるロゼワインです。


    丸みを帯びたボトルも可愛く、プレゼントにぴったりです。イチゴや桃のような、甘い香りが特徴になっています。ほどよく酸味がありすっきりとしていて、トマトベースの料理や、スパイスを使った香りのいい料理にもよく合います。


    甘みもありつつ、重たすぎずすっきりと楽しめる一本です。

    価格 3,642円(750ml)
    品種 サンソー、グルナッシュ、シラー、ロール
    味わい 辛口、ライトボディ
    生産 フランス

    第4位 初めてのロゼワインに、高品質の一本【ブリュノ・クレール マルサネ ロゼ】


    甘み、酸味、コクのバランスがいい飲みやすいロゼワインです。


    野イチゴのような、甘酸っぱい香りと味わいが特徴です。後味は甘みが強く残らずすっきりしているので、白身魚を使ったカルパッチョなど、あっさりした料理と合わせるとより美味しく召し上がっていただけます。


    バランスがよく癖が強くないので、初めてロゼを飲む方におすすめです。

    価格 3,960円(750ml)
    品種 ピノ・ノワール
    味わい 辛口、ライトボディ
    生産 フランス

    第5位 料理と楽しみたい、香りの豊かなロゼワイン【シャトー・デスクラン ウィスパリングエンジェル 】


    料理との相性がいい、すっきりしたロゼワインです。


    豊富な種類のブドウを使って作られており、味わいや香りが複雑で豊かです。サクランボやレッドカラントのような香りが鼻からフワッと抜けていきます。白ワインにも似た、淡いピンク色が非常に美しく、見た目の可愛さも喜ばれます。よく冷やして飲むとかなりすっきりとして飲みやすく、温度が上がるとレッドカラントのような甘酸っぱい香りが立ってきます。ワイン自体をよく冷やし、サラダやカルパッチョなど、冷たくさっぱりした料理に合わせると美味しく召し上がっていただけます。


    甘みが強すぎず、料理と一緒に美味しく飲める一本です。

    価格 3,774円(750ml)
    品種 グルナッシュ、サンソー、シラー、ロール、
    カリニャン、ムールヴェドル、ティボーレン、
    カベルネ・ソーヴィ二ヨン、クラーレット、
    カリトー・ノワール
    味わい 辛口
    生産 フランス

    【パーティにおすすめ】ロゼスパークリングワインランキングTOP5

    続いて、パーティを華やかに彩ってくれること間違いない、おすすめのロゼスパークリングワインを5つご紹介していきます。

    第1位 りんごや花のような華やかさ【ボッテガ ロゼ ゴールド】


    香りや風味が豊かで、泡立ちも長く続き見た目も華やかなロゼスパークリングワインです。


    りんごをかじったような爽やかな酸味や、ワインらしい渋みも少しありつつ、バランスがよく飲みやすいのが特徴になっています。ボトルも華やかでパーティらしく、泡立ちが長く続くので見た目も綺麗なのが嬉しいポイントです。花のような香りが柔らかく繊細なので、食前酒として、さっぱり楽しむのがおすすめです。


    見た目、香り、風味がお祝い事にぴったりの一本です。

    価格 2,865円(750ml)
    品種 ピノ・ノワール
    味わい 辛口、ミディアムボディ
    生産 イタリア

    第2位 王道のシャンパンを華やかなロゼで【モエ・エ・シャンドン ロゼ アンペリアル】


    料理と一緒に楽しみたい、どっしりとした豊かなコクが特徴の一本です。


    野いちごのような甘酸っぱい香りが爽やかながら、コクもあるロゼのシャンパンです。ラザニアやグラタンなど、コクが深くどっしりとした料理や、燻製やハーブなど香りのしっかりした料理にもよく合います。


    お祝いの料理を華やかにしてくれるロゼシャンパンです。

    価格 5,331円(750ml)
    品種 ピノ・ノワール
    味わい 辛口、フルボディ
    生産 フランス

    第3位 香り高いロゼシャンパン【ルイ・ロデレール ブリュット・ヴィンテージ ロゼ】


    果物の香りの中に、香ばしさを併せ持つ高級ロゼシャンパンです。


    ナッツを思わせるような香ばしい香りが特徴的です。すっきりと飲みやすいシャンパンの中では珍しく、口の中に柑橘系の風味が長く残りやすくなっています。香りが独特なシャンパンなので、トマトソースや醤油などの濃い味付けを使わずに、塩ベースのさっぱりした料理と合わせて、シャンパンの香りを楽しんでみてください。


    香りの豊かさを存分に楽しめる一本です。

    価格 8,519円(750ml)
    品種 ピノ・ノワール、シャルドネ
    味わい 辛口、ミディアムボディ
    生産 フランス

    第4位 食後のデザートをより楽しめる【シャンパーニュ・ポール・ルイ・マルタン・ロゼ・グランクリュ】


    ベリーの香りがデザートをより華やかにしてくれます。


    ベリー系の、酸味を伴う甘い香りや、イチジクのような風味が特徴です。コクがあるので、華やかな甘みを感じやすくなります。フルーツを使ったデザートや、シャンパンの香りに合わせてイチジクのジャムなどを使ったデザートを合わせると、より甘みや香りが引き立ちます。


    デザートと合わせることでより香りが立って華やかに楽しんでいただけるロゼワインです。

    価格 5,848円(750ml)
    品種 ピノ・ノワール、シャルドネ
    味わい 辛口、ミディアムフルボディ
    生産 フランス

    第5位 ご飯の旨味を引き立てる【メディチ・エルメーテ ウニーク・ロゼ】


    甘みが強いものが苦手な方でも飲みやすい、きりっとした辛口のロゼワインです。


    オレンジに近い色合いが、ロゼの中でも珍しく綺麗です。甘すぎず、食事に合わせやすいのが特徴になっています。後味がさっぱりしているので、塩味のきいた生ハムやチーズ、八宝菜などの中華料理屋、和食で焼き魚などと合わせても美味しく召し上がっていただけます。


    食事と一緒に楽しむなら、飲みやすさ重視でこのロゼスパークリングがおすすめです。

    価格 3,000円(750ml)
    品種 ランブルスコ・マラーニ
    味わい 辛口、ミディアムフルボディ
    生産 イタリア

    ロゼワインが美味しく飲めるおすすめの飲み方


    続いて、ロゼワインをより美味しく楽しむために、知っておきたいポイントを詳しくご説明していきます。

    よく冷やして飲む


    常温でも飲むことはできますが、冷やして飲むのがより美味しい楽しみ方です。コクを楽しみたいときは、冬なら室温、夏なら30~1時間冷蔵庫で冷やして10~15℃に、すっきりとした味わいを楽しみたいときは、冷蔵庫で3時間以上冷やして6~10℃くらいを目安にすると良いでしょう。夏場は氷を入れて飲むのもおすすめです。


    また、お好みのアレンジとして、フルーツなどを入れても美味しく飲むことができます。リンゴ、パイナップル、イチゴ、桃、オレンジなどが相性ぴったりです。フルーツの缶詰を入れても便利で美味しく、辛口のロゼなら、シロップまで入れて甘みを出すのもおすすめです。

    グラスは白ワイン用「万能型」でOK


    ロゼワイン用のグラスも販売されていますが、わざわざ買う必要はありません。万能型と呼ばれる、白ワイン用グラスで十分です。


    ロゼは赤と白の特徴を併せ持っており、専用のグラスでは、どちらのワインの特徴も味わえるようにと作られています。しかし、実は万能型と呼ばれるタイプに形状が似ているのです。


    冷やして飲むので赤ワイン用の大きいグラスよりも、冷えているうちに飲みきれる小さめのサイズの万能型がおすすめです。

    おすすめロゼワインをプレゼントして思い出に残る1日に…


    今回は、おすすめのロゼワインと選び方をご紹介し、美味しく飲むためのポイントもお伝えしてきました。いかがでしたでしょうか?
    今回お伝えしたポイントは以下の4つです。

  • ロゼワインは見た目が華やかで味の好みも選ばず、さらに手頃な価格で手に入るので贈り物にぴったり!
  • 辛口・甘口の好みに合わせて選ぶとよい
  • ワインの好みやその日の料理に合わせて、ロゼワインの色の濃さも気にすると、よりぴったりの一本を見つけられる
  • 華やかさを重視するなら、ロゼスパークリングワインもおすすめ
  • 選び方の基準を参考にして、大切な人に喜ばれる素敵なロゼワインを見つけてみてください。