安いスパークリングワインはこれ!パーティで盛り上がる美味しいおすすめスパークリングワイン10選
「女子会ホームパーティーにスパークリングワインを出したいけどよく分からない…」
「あまり予算をかけたくない!でも出来れば美味しいお酒を買いたい!」
スパークリングワインは種類も多く、安くて美味しい物を飲みたくても何を基準に選べばいいか難しいですよね。
今回は低価格でも美味しいスパークリングワインの選び方や、パーティーで出せば盛り上がること間違いなしのおすすめ商品を紹介します。
最後まで読んでいただければ、パーティーのキーアイテムになるようなワインがきっと見つかります。さっそく見ていきましょう。
- 1. 安くて美味しいスパークリングワインを選ぶ2つの基準
- 2. パーティーが盛り上がる!安くて美味しいスパークリングワインおすすめ10選
- 2.1. 第1位:【ジョリードトレビュイ・ブリュット・シャテ】
- 2.2. 第2位:「友達に勧めたい極上スパークリングワイン」【サンタ・ヘレナ・アルパカ・スパークリング・ブリュット】
- 2.3. 第3位:洗練された香りが一歩上のグレードを演出【トッレゼッラ プロセッコエクストラドライ】
- 2.4. 第4位:個性で勝負したいときはこの一本【トスティ・アスティ・スプマンテ】
- 2.5. 第5位:スパイシーな香りが癖になる【パリンガ・スパークリング・シラーズ】
- 2.6. 第6位:伝統製法で守られた格調高い味わい【モンムソー・クレマン・ド ロワール】
- 2.7. 第7位:空気圧搾で雑味のない味わいが決めて【フレシネ コルドンネグロ】
- 2.8. 第8位:山梨産ブドウ100%使用【酵母の泡 甲州 ブリュット】
- 2.9. 第9位:原風景残る隠れた名産地島根のスパークリング【マスカットベリーAスパークリング】
- 2.10. 第10位:甘さ強めでデザートとしても【サンテロ 天使のアスティ】
- 3. 安くて美味しいスパークリングワインはアマゾンで買うのがおすすめ
- 4. 自宅で楽しむ時の上手な栓の開け方
- 5. 美味しいスパークリングワインの飲み方
- 6. パーティーにぴったりな一本で最高の1日に!
安くて美味しいスパークリングワインを選ぶ2つの基準
では、さっそく、安くて美味しいスパークリングワインの選び方について紹介します。
ポイントになるのは以下の2つです。
- スパークリングワインの種類と産地
- 味のタイプ
1つずつ解説していきします。
スパークリングワインの種類は国や産地によって様々
ワインの産地は2種類に分かれます。ワイン造りの歴史が浅い「新世界」、古くからワインが生産され、長い歴史をもった「旧世界」 です。
新世界はチリ、日本、アメリカなどの国々で、大航海時代以降にワインの生産が始まったと言われています。旧世界は主にヨーロッパの国々です。
新世界と旧世界のブドウの品種や製法の違いを知っていると、その地域のワインの性質が分かります。
安いワインを探すなら新世界「チリ」「アメリカ」「日本」「オーストラリア」に注目
安いスパークリングワインを探すなら新世界「チリ」「アメリカ」「日本」「オーストラリア」に注目しましょう。
旧世界産はブドウの栽培や製法にこだわっているので価格が高くなりがちです。
その点、害虫が少なく気候が適しているなど、新世界産にはワインを美味しく作る環境が整って居ます。安定した生産ができるので価格も安くなるのです。
新世界産で最も有名なのがチリです。
チリは年間を通して温暖、夏は乾燥している、ヨーロッパ特有のブドウの害虫が居ないなど、ブドウの栽培に適していることが分かり開拓がすすめられました。
また日本とチリは経済連携協定を結んでいるので、関税が安くなり価格が安定している メリットもあります。
日本ではフランス、スペイン、イタリアを抜いてチリワインの輸入量が第一位になりました。
使われているぶどうの品種は渋みの強いカベルネ・ソービニョンや、ベリーのような香りが特徴のカルメネール。
価格帯が安定している物を選びたいならまず注目すべき産地と言えます。
アメリカ産は気候が安定しているカリフォルニア産が有名です。味が落ち着いていて、癖がないところが好まれています。
カリフォルニアは雨が少なく、人工的に水を供給する「灌漑(かんがい)農法」がブドウの完熟度をコントールすることを可能にしました。国土が広いことを生かし大量生産もできるので、低価格 な所も流通拡大に繋がっています。
代表的なブドウは「ジンファンデル」。ほぼアメリカだけで栽培されていて、他では味わえないワインに仕上がります。
他の産地では渋みが強くなるピノノワールなどの品種も、アメリカ産はまろやかなのが特徴です。
日本は世界で最も新しいワインの産地です。季節の変化が激しく雨の多い日本では、安定した味のブドウを作るのが難しかったからです。
しかし、寒暖差が大きいところが良質なブドウの栽培に適しているし、それぞれの地域に合わせた農法が開発されることで味が劇的に進化していきました。
国有の品種は「甲州」と「マスカットベリーA」。甲州は香りと酸味が柔らかく、さっぱりしています。マスカットベリーAはイチゴのような味がするのが特徴です。
新しさゆえにまだまだ知られていない産地もあります。いろいろ試してみたい方にはおすすめです。
オーストラリアでは、長期熟成型の味の濃いワインが主に生産されています。
19世紀にドイツやイタリアから移民した人たちによってワイン作りが始まりました。当初はアルコールを添加した酒精ワインが流通していましたが、やがて樽内で完熟される製法が始まり、現在の味に繋がっています。
渋みやミネラル感の強いワインが多いので、合わせる食事も味の濃いものが向いています。
旧世界産スパークリングワインも安くて美味しい種類が多数ある
旧世界産スパークリングワインにも安くて美味しい種類が多数ああります。以下国ごとの違いを表でまとめました。
国 | 安いスパークリングワインの種類と特徴 |
---|---|
フランス | クレマン ・熟成期間が短いので、低価格 |
イタリア | スプマンテ(プロセッコ) ・グレーラというぶどうを使っている ・大量に生産でき低価格を実現 |
スペイン | カヴァ ・シャンパンと同じ製法 ・世界三大スパークリングワインの1つ |
ドイツ | ゼクト ・タンクで発酵させるため大量生産できる ・数種類のワインをブレンドした「ベースワイン」を元に作られる |
フランス産スパークリングワインと言えばシャンパンが有名です。
原材料費が高いこと、作業工程が多いことから高価なもの中心ですが、複数のブドウをブレンドしているものなら比較的低価格になっています。
シャンパーニュ地方で作られているスパークリングワインの中では、「クレマン」が安くておすすめです。シャンパンよりも熟成期間が短いので、低価格で飲みやすい物になっています。
イタリアではスパークリングワイン「スプマンテ」と呼ばれています。有名なのはプロセッコです。
甘い花のような香りのするグレーラという品種で作られています。グレーラ種はかつて「プロセッコ」と呼ばれていたことからこの名前が付きました。
瓶ではなくタンクの中で発酵させるので、大量に生産でき低価格で流通しているのです。味わいもスッキリしているので、ワイン初心者や気軽な菜食前酒としておすすめです。
スペインではスパークリングワインは「エスプモーソ」と呼ばれ、「カヴァ」という種類が有名です。
シャンパンと同じ瓶内発酵製法で作られていますが、シャンパンよりは低価格で楽しめます。出荷数多く、プロセッコ、シャンパンと並んで世界三大スパークリングワインの1つにあげらています。
マカベオ、チャレッロといった白ブドウのみを使っていて、二次発酵させるとき糖分を足していることから、複雑な味わいがします。
カヴァは流通量が多く、本格的なのに親しみのあるスパークリングワインです。
ドイツではスパークリングワインを「シャウムヴァイン」と呼び、中でも高品質で知られているのがゼクトです。複数のワインをブレンドし、ベースワインを作ってから発酵させて作ります。
ドイツ人は世界で一番スパークリングワインを消費する国民です。大企業が大量生産したゼクトが出回っているので、価格も安く抑えられているのです。
スーパーで買える程身近なのに高品質。コスパ抜群の一品です。
「甘口」「辛口」など好みの味で選ぶ
製法によって「甘口」「辛口」「ロゼ」の三種類に分かれていますが、ラベルの表示を見れば糖度が分かるので便利です。
味の種類 | 表記の種類 |
---|---|
甘口 | ・Sec(セック) ・Doux(ドゥ) |
中辛 | ・Extra Dry(エクストラドライ) ・Demi Sec(ドミセック) |
・辛口 | Extra Brut(エクストラブリュット) |
炭酸を発生させる二次発酵の際に、糖をたくさん足しているものが甘口。Sec(セック)、Doux(ドゥ)と表示されているものです。
加えられる糖分が少なくなると辛口になっていきます。極辛口がExtra Brut(エクストラブリュット)、中辛口がExtra Dry(エクストラドライ)やや辛口がDemi Sec(ドミ・セック)です。
基本的にどんな料理とも相性がいいのですが、メジャーな白はミネラル感が強いため同じくミネラルを含む魚介によく合います。炭酸が口をスッキリさせてくれるので野菜のフリッターや唐揚げなどとも美味しく頂けます。
甘口のスパークリングワインなら、パンやスイーツなどとの相性が抜群。ランチやお茶の時間に飲むのもおすすめです。料理に合わせてラベルをチェックして見てください。
ロゼワインの製法は様々で、赤ワインのように作る方法(セ二エ)、白ワインのように作る方法(ダイレクトプレス)、白ワインと赤ワインを混ぜる方法(アサンブラージュ)などがあります。
本来、ワインは赤と白を混ぜることが禁止されていますが、シャンパンだけ混ぜることが許されています。
味は甘口・辛口で表記されていますが、赤ワインを混ぜているので、コクを感じることができるのが魅力です。
パーティーが盛り上がる!安くて美味しいスパークリングワインおすすめ10選
低価格でもパーティーを華やかに盛り上げてくれるスパークリングワインを10種類選びました。
第1位:【ジョリードトレビュイ・ブリュット・シャテ】
高価なものが多いシャンパンの中でも、特に低価格な商品です。
過去に、「シャンパン&スパークリングワイン完全ガイド」という雑誌の特集で、2000円以下で買える美味しいシャンパンの第一位にも選ばれました。手軽に本格的な味が楽しめます。
ブレンドではなく、ピノノワールだけを使って瓶内で発酵させる伝統製法を用い、渋みの強い、がつんとした味わいがします。
肉、魚、フルーツなどどんな料理でも合うのでパーティーのお酒には最適であり、安くても本物の味を楽しみたい方には是非おすすめです。
価格 | 3650円 |
色 | 白 |
品種 | ピノノワール |
味わい | 辛口 |
原産国 | フランス |
第2位:「友達に勧めたい極上スパークリングワイン」【サンタ・ヘレナ・アルパカ・スパークリング・ブリュット】
価格と味に安定感がある新世界チリ産の人気ブランド、「アルパカ」のスパークリングです。1000円と格安で購入できるところが最大の魅力ですね。
アジアで最大のワイン品評会、「ジャパンワインチャレンジ」で銀賞にも輝いたことがあり、プロも認める味と言えます。
すっきりとした清涼感のある辛口なので、クリームパスタなどと合わせやすいです。とにかくコスパがいいのでお財布に負担をかけません。
価格 | 1080円 |
色 | 白 |
品種 | シャルドネ、その他 |
味わい | 辛口 |
原産国 | チリ |
第3位:洗練された香りが一歩上のグレードを演出【トッレゼッラ プロセッコエクストラドライ】
鮮やかな黄色の見た目と、調和の取れた香りと味がパーティーの華やかに演出してくれ、クリスマスや新年などの盛り上がる場面にぴったりのスパークリングワインです。
北イタリアで人気の強炭酸ワインなので、刺激が強くお酒好きな方でも物足りないということがありません。
炭酸が強いから生ハムやチーズなどの軽いおつまみに合わせるのに最適。泡の弾ける音と、鮮やかな色合いが会場をぱっと明るくしてくれます。
価格 | 1232円 |
色 | 白 |
品種 | グレーラ |
味わい | 軽めの辛口 |
原産国 | イタリア |
第4位:個性で勝負したいときはこの一本【トスティ・アスティ・スプマンテ】
繊細で持続性の強い泡が特徴のイタリア製スパークリングです。
花のような香りがするのですっと入ってくる軽快な飲み口が特徴ですが、個性が強い一杯になります。
1820年の創業以来、自社畑のブドウのみをつかったこだわりの製法をしており、他のワインでは出せない味を実現しています。
アルコール度数がやや高めなので、お好みのジュースで割ってカクテルにしてもOK。甘口と華やかな香りが特徴なので、女性の集まる場所にもってこいです。
価格 | 1650円 |
色 | 白 |
品種 | モスカート |
味わい | 中辛口 |
原産国 | イタリア |
第5位:スパイシーな香りが癖になる【パリンガ・スパークリング・シラーズ】
オーストラリア産の珍しい赤のスパークリングです。赤ブドウを皮ごと絞って作るので渋みが残り、あっさりよりもしっかりとした味わいが好きな人にも好評となっています。
タンニンが強めで、渋みの強い主張のある飲み口が特徴です。ステーキやブラウンシチューなど、濃い味の肉料理との相性がいいです。パーティーのメインにももってこいですね。軽めのお酒に飽きたときにもう一本どう?と言ってだすと喜ばれます。
価格 | 2178円 |
色 | 赤 |
品種 | シラーズ |
味わい | 甘口 |
原産国 | オーストリア |
第6位:伝統製法で守られた格調高い味わい【モンムソー・クレマン・ド ロワール】
フランス製スパークリングワインで、シャンパンと同じ伝統的な製法で作られた確かな品質が特徴です。手摘みのブドウを使い、一本一本瓶の中で発酵させています。
柑橘系のような爽やかな香りがして、サンドイッチやビスケット、ハムなどピクニックランチのような軽食に合います。
ワインのガイドブックにも毎年掲載されるスパークリングワインでもANAのファーストクラスでも提供されています。ちょっとしたセレブ感覚を味わえる一杯です。
価格 | 2200円 |
色 | 白 |
品種 | シュナンフラン、シャルドネ、カベルネフラン |
味わい | 甘口 |
原産国 | フランス |
第7位:空気圧搾で雑味のない味わいが決めて【フレシネ コルドンネグロ】
スタイリッシュな黒のボトルがトレードマークで、大人な雰囲気を演出してくれます。ややグリーン掛かった黄色という独特な色味のスパークリングワインです。
レモンやシトラスのようなさわやかな香りが特徴でどんな料理にも合うものいいですね。持ち寄り料理の時も困りません。キレ、酸味、香りと三拍子そろったバランスの良いスパークリングです。
価格 | 1296円 |
色 | 白 |
品種 | パレリャーダ、マカベネ、サレーロ |
味わい | 甘口 |
原産国 | スペイン |
第8位:山梨産ブドウ100%使用【酵母の泡 甲州 ブリュット】
日本の土と水で作られた甲州ブドウを使った、心地よい口当たりと飲み口の良さが特徴のスパークリングワインです。
泡もちがよく繊細な口当たりが長続きするので、ゆっくりと飲むのにぴったりです。国産のため、同じ土で育った日本の食べものにも合わせやすい変わり種です。煮物やおひたしの一皿があると、箸休めにもなり濃い味になりがちなパーティーメニューの中でアクセントになります。
ワインと言えば外国というイメージを覆す通向けの商品です。
価格 | 1597円 |
色 | 白 |
品種 | 甲州 |
味わい | 辛口 |
原産国 | 日本 |
第9位:原風景残る隠れた名産地島根のスパークリング【マスカットベリーAスパークリング】
国内の隠れたワインの名産地、島根の国産品種を使ったスパークリングです。山陰地方は寒暖差が激しく、適度に雨も降ることから瑞々しい果物が育つ場所です。
まろやかな辛口なので、癖がなく料理との相性を選びません。まだまだ知られていないメーカーなので、「違いが分かる人」になれますよ。
価格 | 3915円 |
色 | ロゼ |
品種 | マスカットべりーA |
味わい | 辛口 |
原産国 | 日本 |
第10位:甘さ強めでデザートとしても【サンテロ 天使のアスティ】
甘口なので、料理を楽しんだあとのデザートワインに最適。はちみつのような濃厚な甘さが特徴で、程よい酸味がフルーツともよく合います。
チーズの塩味と合わせるのもおすすめで、いつも食べているチーズの味を一層引き立ててくれます。
「デザートにもう一杯どう?」と言うとサプライズ感がでて盛り上がりますし、持ち寄りの場合デザートを持ってきている人がいたらマリアージュとして最高です。
価格 | 1422円 |
色 | 白 |
品種 | モスカートビアンコ |
味わい | 甘口 |
原産国 | イタリア |
安くて美味しいスパークリングワインはアマゾンで買うのがおすすめ
たくさん人が集まる場でお酒を用意するのは、1人では大変です。まず運ぶのが難しい。リカーショップなど配達してくれるお店が近くにあればいいですが、車がないと無理な事もあるでしょう。
Amazonを利用すれば、安く手に入れられますし、問題解決になる様々なメリットがあります。
アマゾンでスパークリングワインを探すメリット・デメリット
通販のいい所は、たくさん買っても配送してもらえるので自分運ぶ労力を省けることです。
Amazonでは、品揃えも豊富なので様々な国や品種のワインから、価格が安い物をじっくり選ぶことが出来ます。
また、倉庫にワインセラーがあり、ワインの味わいや品質にも気を配っているのでとくにおすすめなのです。
デメリットは、送料の分割高になってしまうこともあること。ですが、自分で買いに行くのも交通費や労力がかかるので、費用対効果はそう悪くありません。
スーパーやコンビニがおすすめできない理由
反対に、スーパーやコンビニは品揃えが充実していないなど様々なデメリットがあります。
通販サイトには商品の説明も載っていますが、コンビニではラベルの情報だけですよね。見ただけでは味わいや香りがよく分からないですし、外国語表記ではお手上げです。
何より、一人で持って帰ることができる量が限られてしまうのが一番の難点と言えます。
自宅で楽しむ時の上手な栓の開け方
パーティー用に、女性でも上手く行くコルクの開け方を説明します。いくら場を盛り上げるためとはいえ、勢いよく音を立てて栓を抜くのは危険ですしマナー違反でもあります。安全のためにも避けましょう。
力のない方がスパークリングワインを開けるには、コルクをナプキンでしっかり掴んで、少しずつ左右にひねりながら緩めていきます。最後は静かに抜くと、炭酸があふれることなく美味しい状態でグラスに注ぐことができます。
美味しいスパークリングワインの飲み方
スパークリングワインを美味しく飲むためには、温度管理と継ぎ方が重要です。
特に、必ず冷やして飲むものだということを忘れないでください。
炭酸ガスの本体の二酸化炭素は、溶液が冷たいほどよく解けます。つまりよく冷えている程発泡性が強くなり、口当たりが良くなるのです。 温度が高いと炭酸が抜けてしまい、味がぼけて美味しくなくなってしまいます。
同じく、勢いよく注ぐと炭酸が逃げてしまってこちらも味が落ちる原因になります。ゆっくり静かに注ぐようにしてください。
甘口は3~4℃、辛口は6~8℃が美味しく飲める
甘口を冷やすならワインクーラーに3分の1水を氷をはり、瓶の口元まで30分程度沈めておきましょう。
辛口なら適温(6~8℃)なので30分で、甘口なら適温が3~4℃なのでもう少し待ちましょう。
辛口を冷やすときは冷やしすぎないのが重要です。温度が高いと炭酸や風味が逃げてしまいますが、冷やしすぎも同様に炭酸を感じにくくなり味わいが鈍くなるのですります。
ガラス瓶を冷やすとき、冷蔵庫の熱伝導はあまりよくないので、前日から入れておくくらいで丁度いいでしょう。急いで冷やしたい場合は、濡れ布巾、新聞紙などで来るんで冷やすと冷気の伝導がよくなります。
普通のワインよりも酔いやすい?酩酊しない飲み方
アルコール分は低いものの、炭酸が血流をよくするので普通のワインよりも酔いやす側面があります。
また冷やした辛口は飲み口がいいのでどんどんグラスが進んでしまうこという場合も。せっかくのパーティーでべろべろになってしまっては楽しめませんし、周りに迷惑をかけます。
大切なのは、ジュースの様にぐいぐいと行かないことです。酔いやすい飲み物だということを頭に入れておいて、少しずつ嗜むように頂きましょう。
水分補給のための水やお茶を準備しておくのもいいですね。一気飲みをするのは厳禁で、量を飲むのではなく楽しん飲むようにします。
パーティーにぴったりな一本で最高の1日に!
スパークリングワインの特徴を、味や産地などを元に説明してきました。気候やブドウの品質によって微妙に味が変わるワイン。新しい産地のものは比較的当たりはずれがなく楽しめます。
料理に合わせて、あるいはお客の好みに合わせて何種類か用意しておくといいでしょう。色々な産地の安いスパークリングを紹介したので、この中からならゲストの好みに合う一杯が必ず見つかりますよ。