もう注文で迷わない!おすすめ人気カクテル45選レシピ紹介

「バーに行くと種類が多すぎてどれを頼めば良いかわからない」
「とりあえず注文して失敗した経験があるから味の特徴を知っておきたい」
確かにカクテルは名前だけじゃ味がよくわかりませんよね。

今回はバーで注文する時に失敗しない為のおすすめ定番カクテルを紹介すると共に、それぞれ味のベースになるお酒ごとのおすすめカクテルも紹介します!

定番をきちんと抑えているのが本当にかっこいい大人です。本記事を読み終えると友達や大切な人とバーに行く時などにリードしてあげられるかっこいい大人になれますよ!

目次

カクテルって何?カクテルの基礎知識

一般的にカクテルとはベースになるお酒に他のお酒やジュースを混ぜ合わせて作るお酒のことをさします。非常にたくさんの種類があり、3000以上存在するとも言われています。さらに混ぜ合わせる比率を変えることで味も変わるので可能性は無限大です。

「お酒にお酒を混ぜるなんてアルコール度数すごく高いんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、ジュースを混ぜることでアルコール度数も下がりますし、最近ではノンアルコールのカクテルも人気です。
お酒に弱い人でも楽しめるのがカクテルの良いところなのです。

飲みやすいカクテルを注文するための3つのポイント


それでは初心者の方がカクテルを注文する際に気をつけることを紹介します!

注文時の3つのポイント

・ベースとなるお酒を知る
・お酒とお酒の組み合わせはアルコール度数が高くなるので注意する
・分からなければバーテンダーに相談が無難

上記の3つのポイントを抑えておけば慣れてなくても安心!詳しく解説していきますね!

1.ベースとなるお酒を知る


カクテルの味はベースになるお酒によって大きく変わります。
定番は「ジン」「テキーラ」など、「4大スピリッツ」と呼ばれる4種類のお酒です。
以下の表で特徴を確認しましょう。

  

4大スピリッツ 特徴
ジン ・アルコール度数37.5度以上
・イギリス、オランダが主な産地
・ハーブや果物の皮で風味付けされたお酒。
テキーラ ・アルコール度数35度以上
・メキシコでしか生産されない
・主にアガベという植物から作られる
ラム ・アルコール度数40度前後
・ジャマイカなどが主な産地
・サトウキビの搾りかすで作られる。
ウォッカ ・アルコール度数40度前後
・ロシアなど寒い地域で作られる
・穀物やイモ類が原料となっている。

他にも「ウィスキー」や「ワイン」「ビール」などをベースにしたカクテルも多いです。以下にベースになるお酒をまとめました。

    【ベースになるお酒】
    ウィスキー、ブランデー、ワイン、ビール、リキュール、焼酎、日本酒など

自分が普段飲んでいるお酒をベースにしたカクテルは慣れている為に飲みやすくておすすめです。

2.お酒とお酒の組み合わせはアルコール度数が高くなるので注意する


カクテルは最初も紹介したように、ベースとなるお酒に他のお酒やジュースなどを混ぜたものです。
当然ですが、ベースのお酒にお酒を混ぜ合わせるとアルコール度数も高めになります。

お酒にあまり強くない人は、お酒+ノンアルコールのジュースなどを混ぜたカクテルを初めは楽しみましょう。バーは居酒屋とは違って、酔ってはしゃぐところではないのでアルコール度数が低くても何もおかしいことはありません。

お店の雰囲気、バーテンダーの気遣い、カクテルの見た目や味を楽しみながら過ごすのが本当のバーの楽しみ方です。

3.分からなければバーテンダーに相談が無難


何を頼んでいいか分からないときはバーテンダーに相談するのが無難です。相談するときは「柑橘系でアルコールがあまり強くないものを」「甘くて飲みやすいものを」などリクエストすると、要望に合わせて作ってくれます。

バーで注文するときは必ずしも「正しいカクテル名」で注文する必要はありません。「おすすめ」を頼むこともスマートな注文の仕方になる事があるのを理解しておきましょう。

バーテンダーもお客さんに相談されることには慣れているので、恥ずかしがらずに次バーに行った時は是非実戦してみましょう。

【初心者におすすめ】飲みやすいおすすめカクテル5選


注文方法はわかったけど実際にどういったカクテルが飲みやすいのか具体的に紹介します!

酸味と甘みがあるフルーティーなカクテル【ファジー・ネーブル】(5.4度)

    【レシピ】
    ピーチリキュール、オレンジジュース

ピーチリキュール30~45mlに、オレンジジュースを加えるカクテル。甘くて度数も低いので初心者向け。居酒屋で飲んだ事がある方も多いのではないでしょうか。

ファジーは「曖昧」という意味があり「桃かオレンジか曖昧」という意味のカクテルです。

朝日をイメージした綺麗なカクテル【テキーラサンライズ】(12度)

    【レシピ】
    テキーラ、オレンジジュース、グレナデンシロップ

テキーラグラス3分の1、オレンジジュース3分の2、ザクロの果汁のシロップ「グレナデンシロップ」を約10ml加えるカクテル。オレンジジュースを入れてる為飲みやすく、なんと言っても綺麗に2層に分かれている色合いが素敵なカクテルです。

過去に人気のロックグループ「イーグルス」のセカンドアルバムに同名の曲が収録された事で人気が爆発しました。

フチに塩をつけたスノースタイルカクテル【ソルティー・ドッグ】(13度)

    【レシピ】
    ウォッカ、グレープフルーツ

ウォッカ45ml、グレープフルーツジュースグラス一杯まで加えるカクテル。ソルティー・ドッグはグラスのフチに塩をつけて飲むカクテルで普段では経験しない飲み方ですので是非バーで一度は頼んで欲しいカクテルの1つです。

ソルティー・ドッグという由来は「甲板員」というスラングが発祥の地であるイギリスにあり、船の甲板で海水を浴びながら働く様子から来ているそうです。なので同じく「塩」を使うこのカクテルの名前もソルティー・ドッグと呼ばれています。

爽やかさを求めるならこのカクテル【モスコ・ミュール】(10度)

    【レシピ】
    ウォッカ、ライムジュース、ジンジャーエール

ウォッカ45ml、ライムジュース15ml、ジンジャーエールグラス一杯まで加えるカクテルです。爽やかでクセのない飲み口が特徴のカクテルです。ジンジャーエールを甘口か辛口にするかで味を変化させる事ができます。

名前の由来は「モスクワのラバ」という意味で「ラバに蹴飛ばされたくらいアルコールが効く」という事でアルコール度数の強いウォッカを使ったカクテルという事がよく表現されています。

飲みやすいけど飲み過ぎに注意!【スクリュー・ドライバー】(13度)

    【レシピ】
    ウォッカ、オレンジジュース

ウォッカ45ml、オレンジジュースグラス一杯まで加えるカクテルです。爽やかな口当たりで飲みやすいです。アルコール度数も低めですのでお酒が弱い方でも飲む事ができます。

スクリュードライバーとはネジ回しのことでテキサスの労働者たちがネジ回しで混ぜて飲んだ事からこの名前が着いたと言われています。

初心者向けのカクテルが分かったところで、続いてはベース別におすすめのカクテルを紹介していきます。

【ジンベース】人気のおすすめカクテル4選


まずはジンベースのカクテルから紹介します!

クセのある辛さと香り【マティーニ】(35度)

    【レシピ】
    ジン、ベルモット

ジン45mlと白ワインに香草やスパイスを加えた「ベルモット」15mlで作るカクテル。ジンやベルモットの量は作る人によって様々です。辛口な味わいで初心者には難しいかもしれない。

ジンの量を減らす事でドライマティーニと呼ばれ辛口をます事ができる。

味わいは鋭く刺さるような辛口【ギムレット】(25度)

    【レシピ】
    ジン45ml、ライムジュース

ジン45ml、ライムジュース15mlを加えて作るカクテル。ライムをそのまま絞って入れる方法もあるが、甘さが全くなくなってしまうのでシロップなどで甘味を足すのが一般的。

昔イギリスの軍医だった「ギムレット」が将校たちのジンの飲み過ぎを防ぐためにライムジュースを混ぜ始めたのが始まり。ちなみに「ギムレット」という名前は軍医とは関係なく突き刺すような味わいから「錐」という意味のギムレットと名付けられた。

蜂蜜の甘さの中に強さを感じる【アラスカ】(43度)

    【レシピ】
    ジン、シャルトリューズ・ジョーヌ

ジン45mlと薬草系のリキュール「シャルトリューズ・ジョーヌ」15mlを加えて作るカクテル。蜂蜜の甘さを感じるのですが、きちんとジンに夜力強さを感じる事ができます。

約160年以上前に誕生したカクテルで、長い間人づてに伝えられてきた歴史のあるカクテルです、

柑橘系だけど甘さはしっかり【ブルー・ムーン】(25度)

    【レシピ】
    ジン、パルフェタムール、レモンジュース

ジン30ml、スミレやバニラなどの香りつけをされたリキュール「パルフェタムール」15ml、レモンジュース15mlを加えて作るカクテル。ほのかに感じる甘さが特徴で、全体としては柑橘系の味わいです。

フランス語でパルフェタムールとは「完全なる愛」という意味で「ブルー・ムーン」は幸せの瞬間に飲まれるカクテルとも言われています。

【テキーラベース】人気のおすすめカクテル4選


続いてはテキーラベースのカクテルを紹介します。「罰ゲームにだけ使うなんてもったいない!」美味しいカクテルが多いのでぜひ注文してみてください。

適度な甘さと酸味が非常に飲みやすいカクテル【マルガリータ】(25度)

    【レシピ】
    テキーラ、ホワイトキュラソー、レモンジュース

テキーラ30ml、蒸留酒にオレンジの香味と糖分を加えた「ホワイトキュラソー」15ml、レモンジュース25mlで作るカクテル。テキーラと柑橘系の味がマッチしてるのと、フチについた塩で味を変える事ができて1杯で2度美味しいです。

マルガリータを考案したバータンダーの恋人が亡くなってしまい、恋人を忍んで恋人の名前である「マルガリータ」と名付けられました。

特刺激的な飲み口のカクテル【エル・ディアブロ】(11度)

    【レシピ】
    テキーラ、カシス、ジンジャーエール適量、ライム2分の1

テキーラ30ml、カシス15ml、ジンジャーエール適量、ライム2分の1を加えて作るカクテル。爽やかな風味が特徴のカクテルです。

「エル・ディアブロ」とは「悪魔」という意味です。とんでもない名前ですが、飲み口は爽やかで飲みやすいです。

甘くて飲みやすい【メキシカン】(22度)

    【レシピ】
    テキーラ、パイナップルジュース、グレナデンシロップ

テキーラ40ml、パイナップルジュース20ml、グレナデンシロップ小さじ1杯を加えて作るカクテル。パイナップルジュースとシロップのおかげでとても飲みやすい味に仕上がっています。

テキーラを使ったカクテルでは一番初めに考案されたとも言われています。

コクと甘さが特徴です【ブレイブ・ブル】(40度)

    【レシピ】
    テキーラ、カルーア

テキーラ40mlにコーヒーリキュール「カルーア」20mlを加えて作るカクテル。とても甘口で初心者の方でも飲みやすいのが特徴。ただ度数が高い為気をつけて飲まなくてはいけないです。

「勇猛な雄牛」という意味だが名前とは違いとても甘い味を感じられます。食後のコーヒー感覚でも飲めます。

【ラムベース】人気のおすすめカクテル4選


続いてはラムベースのカクテルです。

ライムと砂糖でえとても飲みやすい【ダイキリ】(23度)

    【レシピ】
    ラム、ライムジュース、砂糖

ラム45ml、ライムジュース15ml、砂糖小さじ1杯を加えて作るカクテル。ラムとライムの酸味を砂糖の甘さが優しく包み込み優しい味となっています。

キューバの「ダイキリ鉱山」で働くアメリカ人が考案したカクテルです。

コーラのおかげで飲みやすい【キューバ・リブレ】(12度)

    【レシピ】
    ラム、ライムジュース、コーラ、カットライム

ラム45ml、ライムジュース10ml、コーラ95ml、カットライムを加えて作るカクテルです。コーラの味わいの後を追いかけるようにライムの爽やかな香りが香ります。

「キューバ・リブレ」とは第二次キューバ独立戦争の合言葉として使われた「ビバ・クバ・リブレ(キューバの自由万歳)」に因んで作られたカクテルです。

シンプルな味付け故に飲みやすい【エックス・ワイ・ジー】(28度)

    【レシピ】
    ラム、ホワイトキュラソー、レモンジュース

ラム30ml、ホワイトキュラソー15ml、レモンジュース15mlを加えて作られるカクテル。飲み口の良さで誰にでも好まれる味わいです。

「X.Y.G」とはアルファベットの最後の3文字です。「他のカクテルはもう必要ない」という意味で付けられた名前です。1度は飲んでみてください。

バカルディ社のラム専用のカクテル【バカルディ】(25度)

    【レシピ】
    バカルディ・スペリオール(ラム)、ライムジュース、グレナデンシロップ

バカルディ社のラム「バカルディ・スペリオール」45ml、ライムジュース15ml、グレナデンシロップ小さじ1杯を加えて作るカクテル。程良い甘さと酸味の味わいが特徴です。

ラムのメーカー「バカルディ社」が販売促進用に考案したカクテルで、1936年にバカルディ社以外のラム酒を使って「バカルディ」を提供したニューヨークのバーに対して「バカルディ社以外のラム酒を使ったカクテルはバカルディではない」という判決を下した事で有名です。

【ウォッカベース】人気のおすすめカクテル4選


続いては、ウォッカベースのカクテルです。クセのない味わいがなんにでも合わせやすいのが特徴です。

クセのないミント風味がスッキリさせてくれる【ホワイト・スパイダー】(35度)

    【レシピ】
    ウォッカ、クレーム・ド・メンテ・ホワイト

ウォッカ30ml、香草系のリキュール「クレーム・ド・メンテ・ホワイト」30mlを加えて作るカクテル。ウォッカが元々味や香りがないので、「クレーム・ド・メンテ・ホワイト」のペパーミントの香りや味を邪魔しないので、ミントが好きなら飲んでみてください。

ブランデーベースの「スティンガー」というカクテルをウォッカベースにしたカクテルです。

ダイレクトにライムの味を感じられる飲みやすいカクテル【カミカゼ】(27度)

    【レシピ】
    ウォッカ、ホワイトキュラソー、ライムジュース

ウォッカ20ml、ホワイトキュラソー20ml、ライムジュース20mlを加えて作るカクテル。ホワイトキュラソーの苦味とウォッカのキリッとした味が鋭い味を感じさせる一杯です。

発祥地はアメリカだが、味の切れ味から太平洋戦争における日本海軍の「神風特攻隊」から取って付けられたと言われている。

柑橘系がベースだがパンチのある味わい【バラライカ】(35度)

    【レシピ】
    ウォッカ、ホワイトキュラソー、レモンジュース

ウォッカ20ml、ホワイトキュラソー20ml、レモンジュース20mlを加えて作るカクテル。柑橘系の味が良く出ている味わいです。

バラライカとは三角形の共鳴洞を持つロシアの楽器をイメージして作られました。なぜロシアかと言うと「ウォッカ=ロシア」というイメージからです。楽器は特に意味はないですが、カクテルグラスの三角形がバラライカを思い浮かばせるからという説もあります。

かなりクセのある味で好き嫌いは別れる【ウォッカ・マティーニ】(31度)

    【レシピ】
    ウォッカ、ベルモット

ウォッカ45ml、ベルモット15mlを加えて作るカクテル。かなり辛口でクセがある事から初心者の方にはかなりハードルの高い味わいになっています。

映画「077」でジェームズ・ボンドが「ウォッカマティーニを、ステアせずにシェークで」と言ったセリフから生まれました。実際のマティーニのレシピとは大きくかけ離れている為当時は皆衝撃を受けたと言われています。

【ウィスキーベース】人気のおすすめカクテル4選


続いて、ウィスキーベースのカクテルを紹介します。ウィスキーは度数の高いカクテルが多いので注意してくださいね。

甘めで度数の高い大人なカクテル【ゴッドファーザー】(34度)

    【レシピ】
    ウィスキー、アマレット

ウィスキー45mlとアーモンドのような香りを持つリキュール「アマレット」15mlを混ぜて作るカクテル。アーモンドの風味や香ばしさが濃厚なウィスキーと非常にマッチしておりとても深みのある味わいです。

映画「ゴッドファーザー」が公開されて間も無く生まれたカクテルです。アメリカのイタリア人社会を描いてる映画内容から、イタリアを代表するリキュール「アマレット」を使ったカクテルの名前がつけられました。

甘さの中のほろ苦さが格別【マンハッタン】(27度)

    【レシピ】
    ウィスキー、ベルモット、アンゴスチュラ・ビターズ

ウィスキー45ml、ベルモット15mlを加えて作るカクテル。ウィスキーとベルモット共に甘みがあるのですが、香草系のリキュールである「アンゴスチュラ・ビターズ」の香りがキリッと引き締めており甘過ぎなくて飲みやすい。

「マンハッタン」の誕生には諸説あるのですが、第19代アメリカ大統領選挙の時にチャーチル首相の母がニューヨークのマンハッタンで催したパーティーに出てきたカクテルなのでマンハッタンと名付けられたと言われている。

好みに合わせて味を変えられる面白いカクテル【オールド・ファッションド】(32度)

    【レシピ】
    ウィスキー、角砂糖、アロマティックビダーズ

ウィスキー45ml、角砂糖1個に、薬草系リキュールの代表ともいわれる「アロマティックビダーズ」1mlを加えて作るカクテル。ウィスキーの甘みとアロマティックビダーズの苦味が織りなすハーモニーが丁度良い味わいを作り出します。

アメリカケンタッキー州で作られたカクテルです。昔からある「トディ」というカクテルに似た味であった事から「オールド・ファッションド(旧式の・古風な)」という名前がつけられました。

ミントが香る爽やかなカクテル【ミント・ジュレップ】(30度)

    【レシピ】
    ウィスキー、ソーダ、ガムシロップ、ミント

ウィスキー45ml、ソーダ20ml、ガムシロップ15ml、ミント5gを加えて作るカクテル。ウィスキーの甘みとミントのすっきりさが特徴のカクテルです。

アメリカのケンタッキー州で毎年5月の第1土曜日に開催されるケンタッキー・ダービーの公式ドリンクとして有名です。

【ブランデーベース】人気のおすすめカクテル4選


続いてはブランデーベースのカクテルをご紹介します。

生クリームとカカオでとても飲みやすい味【アレキサンダー】(21度)

    【レシピ】
    ブランデー、生クリーム、クレーム・ド・カカオ

ブランデー30ml、生クリーム15ml、チョコレートフレーバーのリキュール「クレーム・ド・カカオ」15mlを加えて作るカクテル。チョコレートのような味わいが特徴的で飲みやすいのですが度数は20を超えているので自分の体調と相談しながら飲みましょう。

1902年にアレクサンドラ王妃に献上された為、初めは「アレクサンドラ」という名前が付いていましたが時代を経るにつれて「アレキサンダー」と男名前に変化したと言われています。

特徴はなんと言ってもミント味【スティンガー】(31度)

    【レシピ】
    ブランデー、ホワイト・ペパーミント

ブランデー40mlにハーブの一種「ホワイト・ペパーミント」20mlを加えて作るカクテル。ミントの味わいが特徴のカクテルです。

ブランデーの銘柄によってかなり味わいが変わってくるため、様々なブランデーで作って試して欲しいカクテルです。

らせん状のレモンが目にも楽しいカクテル【ホーセズ・ネック】(13度)

    【レシピ】
    ブランデー、ジンジャーエール、レモンの皮

ブランデー45ml、ジンジャーエール適量、レモンの皮をらせんに剥いたものを加えて作るカクテル。らせん状のレモンの酸味とジンジャーエールの炭酸でさっぱりと飲みやすい味に仕上がっています。

欧米の祭りで、主役である馬の首に見立ててレモンの皮を添えた事からこの名前がつけられました。

造り手で味が変わる柑橘系のカクテル【サイドカー】(25度)

    【レシピ】
    ブランデー、ホワイトキュラソー、レモンジュース

ブランデー45ml、ホワイトキュラソー15ml、レモンジュース15mlを加えて作るカクテル。オレンジとレモンの柑橘系の香りがあり、とても飲みやすく女性に人気のカクテルです。

誕生エピソードは複数ありますが、サイドカー付きのバイクの常連客のために作られたとも言われています。

【ワインベース】人気のおすすめカクテル4選


続いてワインベースのカクテルをご紹介します。

オレンジジュースとシャンパンなのでとても飲みやすくオススメ【ミモザ】(8度)

    【レシピ】
    シャンパン、オレンジジュース

シャンパン60ml、オレンジジュース60mlを加えて作るカクテル。シャンパンの炭酸とオレンジジュースが合いまるでジュースのように飲めてしまうカクテルです。

黄色の花をつける「ミモザ」という植物にちなんで付けられたと言われています。

辛口のワインと甘口のカシスがよく合う【キール】(14度)

    【レシピ】
    白ワイン、カシスリキュール

白ワイン45ml、カシスリキュール15mlを加えて作るカクテル。カシスを多めに使うのがおすすめ。とても飲みやすい味に仕上がりますよ。

フランス ブルゴーニュの当時の市長が地元の特産品の辛口白ワインとカシスを混ぜて作ったのが始まりだと言われています。

スパイシーな味と炭酸で飲みやすい【ブラック・レイン】(25度)

    【レシピ】
    シャンパン、ブラックサンブーカ

シャンパン90mlに香味などを加えたイタリアを代表するリキュール「ブラックサンブーカ」10mlを加えて作るカクテル。スパイシーな味と炭酸がマッチして飲みやすいです。

松田優作の遺作「ブラック・レイン」にちなんで作られたと言われています。

白ワインが飲めるならおすすめしたい【スプリッツァー】(5度)

    【レシピ】
    白ワイン、ソーダ

白ワイン30ml、ソーダ20mlを加えて作るカクテル。白ワインがそのまま炭酸になっただけなので白ワインが好きな方ならとても好みの感じに仕上がっています。

ドイツ語の「シュプリッツェン(はじける)」から名付けられています。

【リキュールベース】人気のおすすめカクテル4選


続いてリキュールベースのカクテルを紹介します。

甘口だが刺激的な味【グラッド・アイ】(20度)

    【レシピ】
    ペルノ、グリーン・ペパーミント

淡い黄色い色をした香草系リキュール「ペルノ」と40ml、ペパーミントの香りが特徴のリキュール「グリーン・ペパーミント」を20ml混ぜたカクテルです。爽やかなグリーンが特徴で甘口のリキュールに爽やかなミントが刺激的でくせになる味です。

「グラッド・アイ」とは日本語で「色目」という意味で、魅惑的なグリーンで誘惑し気付けば酔っている、という飲み手に色目を使ってくるカクテルです。

甘いカクテルを求めているなら【アラバマ・スラマー】(17度)

    【レシピ】
    サザンカンフォート、アマレットディサローノ、スロージン、レモンジュース

ウィスキーとオレンジなどの複数のフレーバーが香るピーチリキュール「サザンカンフォート」20ml、あんずの香りが楽しめるリキュール「アマレットディサローノ」20ml、蒸留酒にスローベリーというスモモの仲間を漬け込み作られるリキュール「スロージン」10ml、最後にレモンジュース10mlを全てシェイクして作ります。アマレットにより甘い味わいのカクテルになっています。

トム・クルーズ主演の映画「カクテル」で使われて有名になりました。

滑らかな味わいを表現した【ホワイト・サテン】(19度)

    【レシピ】
    コーヒー・リキュール、ガリアーノ、生クリーム

コーヒー・リキュール20ml、ラベンダーやペパーミントなど30種以上の原材料から作られるリキュール「ガリアーノ」20ml、生クリーム20mlを加えて作るカクテル。コーヒーリキュールと生クリームを使う為飲みやすい味です。

「白い絹」という意味合いを持つ、白く綺麗な輝きを放つカクテルです。

香り高いカクテル【グラスホッパー】(16度)

    【レシピ】
    カカオリキュール、ペパーミントグリーン、生クリーム

カカオリキュール20ml、ペパーミントグリーン20ml、生クリーム20mlを加えて作るカクテル。ミントとカカオの香りが絶妙に混ざり合うため、ぜひ香りを楽しんで欲しいカクテルです。

「グラスホッパー」とは「バッタ」のことで、カクテルの色合いから付けられました。

【ビールベース】人気のおすすめカクテル4選


続いてビールを使ったカクテルもご紹介します。

トマトが意外にも合う【レッド・アイ】(5度)

    【レシピ】
    ビール、トマトジュース

ビール、トマトジュースを半々に加えて作るカクテル。トマトのさっぱりした味がビールの苦味を消し、ビールの苦味が苦手な方でも飲みやすい味です。

「レッド・アイ」とは飲み過ぎた次の日の目の充血をイメージして付けられたという面白いエピソードを持っています。

すっきりとした喉越し【パナシェ】(5度)

    【レシピ】
    ビール、CCレモン

ビール、CCレモンを半々に加えて作るカクテル。飲み口は凄く軽く飲みやすいです。名前の通り「混ぜ合わせた(パナシェ)」カクテルです。

白ワインにビールの喉越しを【ビア・スプリッツァー】(9度)

    【レシピ】
    白ワイン、ビール

白ワイン、ビールを半々で加えたカクテル。ビールの喉越しが白ワインに加わり爽快な喉越しを味わえます。食事との相性も非常に良いカクテル。キンキンに冷やして混ぜるのがポイントです。

ビールとは思えない味わい【モナコ】(6度)

    【レシピ】
    ビール、レモネード、グレナデンシロップ

ビール120ml、レモネード60ml、グレナデンシロップ小さじ4分の1を加えたカクテル。ビールなのに甘くて飲みやすい味わいです。モナコには柑橘系の香りがするビールを合わせるのが一般的です。

【日本酒・焼酎ベース】人気のおすすめカクテル4選


続いて、日本酒、焼酎を使って作ったカクテルを紹介します。

焼酎とカルピスの夢のコラボ【春雪(しゅんせつ)】(12度)

    【レシピ】
    グリーンティーリキュール、焼酎、カルピス

緑茶を使用したリキュール「グリーンティーリキュール」10ml、焼酎10ml、カルピス10mlを加えて作るカクテル。カルピスが入っている為甘く女性に人気のカクテルです。

緑茶ベースであったり、焼酎を使っている為和食と合うカクテルです。

飲み終わりに香るごま風味が日本らしい【舞乙女】(25度)

    【レシピ】
    ごま焼酎、クレームドフランボワーズ、コアントロー、レモンジュース、グレナデンシロップ

ごま焼酎20ml、クレームドフランボワーズ15ml、コアントロー15ml、レモンジュース小さじ1杯、グレナデンシロップ10mlを加えて作るカクテル。木苺の風味の後にごまが香るという不思議な味わいです。

ごま焼酎が本来のレシピですが、他の焼酎でも代用できます。

ライム感強めの日本酒カクテル【サムライ】(10度)

    【レシピ】
    日本酒、ライムジュース

日本酒45ml、ライムジュース15mlを混ぜてできるカクテル。ライムの味がとても強いのでもしかしたら日本酒の味を求めている方には物足りない味になってしまうかもしれません。

最初は「サケ・ライム」という名前で呼ばれていました。ちなみに外国の方は日本酒の事を「サケ」と呼ぶ方が多いです。

味が濃くて日本酒とはわからないかも!【撫子】(15度)

    【レシピ】
    日本酒、卵白、レモンジュース、グレナデンシロップ、ガムシロップ

日本酒45ml、卵白3分の1個分、レモンジュース小さじ3杯、.グレナデンシロップ小さじ2杯、ガムシロップ小さじ1杯を加えて作るカクテル。甘みと酸味をしっかり感じられる味わいです。卵白を入れているのでしっかりシェイクする事が大事です。

好きなベースからカクテルは無限に広がる!


いかがでしたでしょうか。今回はたくさんのカクテルを紹介いたしました。カクテルは度数も低く初心者の方でも飲みやすいものが多い反面、飲みやすいのに度数が凄く高いものまで数多くあります。

「気付いたら潰れていた。」なんてことにならないように「どの程度のアルコール度数があるのかな?」というのも知っていると安心できますね。レシピも合わせて紹介していますので、味や度数が心配な場合は家で作ってみてください。

ベース別のカクテルも紹介しますので、まずは自分の好みのお酒をベースとしたカクテルから攻めてみると失敗しないのでおすすめです。