甘くておいしい”フルーツ漬け込みウイスキー”の全て|インスタ映え確実なレシピを大公開
「ウイスキーをもっとおしゃれに楽しみたい!」
「今話題のフルーツを使ったオリジナルウイスキーを作ってみたい!」
今、SNS上で話題となっている「フルーツ漬けこみウイスキー」をご存知ですか?
味はもちろんのこと、見た目にも華やかで、今密かに注目を集めている飲み方です。一見すると凝っていて作るのが難しそうに思うかもしれませんが、実はとっても簡単に作ることができるのです。
これから、フルーツ漬け込みウイスキーの作り方から、おすすめのフルーツ、ウイスキーの銘柄まで紹介していきます。この記事を読むことで簡単にフルーツ漬け込みウイスキーを作ることができますよ。
早速これから紹介する方法を試して、おしゃれに、楽しく、美味しくウイスキーを楽しみましょう。
フルーツ漬け込みウイスキーとは?
今SNS上を賑わせているフルーツ漬け込みウイスキー。気になっている人も多いはず。ここからはフルーツ漬け込みウイスキーの概要についてまとめていきます。
「いちごウイスキー」を紹介したツイートが話題に
先日、Twitterで一つの投稿がバズりました。それが「いちごウイスキー」です。見た目の可愛さとポップさに大きな反響が集まりました。
洗って冷凍しておいたいちごを手のひらサイズの瓶に10粒程入れて、ウイスキーいっぱい、砂糖20gくらい。冷蔵庫で眠らすこと5日…。いちごの色が抜けてピンク色のウイスキーが出来た。これを炭酸で割ると淡い桜色に。思わず全員で悲鳴を上げてしまうくらい美味しかったから作ってみてよ! pic.twitter.com/P3gExMXNwZ
— 魔女っこれい忘年会やる (@majyokkorei) March 17, 2017
おいしそうなのはもちろんのこと、画像のインパクトが凄いですよね。こちらの投稿はTwitterですが、いわゆる”バエ”具合が半端ありません。
事実、本記事の執筆時点でこのツイートは10万件以上のリツイートを獲得。一躍大きなトレンドとなりました。
「フルーツ×ウイスキー」がネットで流行中
この「いちごウイスキー」が話題になってから、フルーツ漬け込みウイスキーはネット上の人気コンテンツのひとつに。今では様々なフルーツを使った、オリジナルの漬け込みウイスキーが投稿され、日々賑わいを見せています。
一般的に「ウイスキー=おじさんのお酒」というイメージがありましたが、このフルーツ漬け込みウイスキーの流行りを受け、若い女性たちの間にもウイスキーに対する関心が広まりました。まさに「映えるウイスキー」の誕生といった感じ。
ちょっと昔までだとあまり考えられなかったことですが、最近では若い女性がスーパーやコンビニでウイスキーのボトルを買うことも普通になりつつあります。このウイスキー人気の発端となったことのひとつがフルーツ漬け込みウイスキーの流行でした。
フルーツ漬け込みウイスキーが人気の理由
なぜ、こんなにもフルーツ漬け込みウイスキーはネットで受け入れられたのでしょうか?
それには以下の3つのポイントがあります。
甘くておいしいからゴクゴク飲める
ウイスキーは蒸留酒のため、糖分によるスイートさは一切ありません。わかりやすい甘みがないため、「ウイスキー=飲みにくい」というイメージに繋がっているといえます。
しかし、フルーツ漬け込みウイスキーは、フルーツの甘みの他に砂糖も入れるため、ウイスキーが苦手な人でも飲みやすいのが特徴です。
見た目がキュートでインスタ映えする
フルーツ漬け込みウイスキーは、瓶に入れて保存します。そのウイスキーに浮かぶフルーツがなんとも可愛らしく思わず写真に撮ってしまいたくなるビジュアルなんです。
とってもインスタ映えするため、今までウイスキーと縁のなかった若い女性の間でも人気が広まっています。
自分ならではのオリジナルレシピを作れる
漬け込みウイスキーは作り方がとても簡単。フルーツを変えるだけで色々な味を楽しむことができます。
自分だけのオリジナル漬け込みウイスキーを作って飲んだり、振舞ったりするのも楽しいと評判です。
インスタにはフルーツ漬け込みウイスキーの投稿がたくさん!
上記のいちごウイスキーのツイートが投稿されたのは2017年。もう2年以上も前ですが、フルーツ漬け込みウイスキーの人気はいまだに衰え知らず。
今でもTwitterやインスタグラムを中心に、たくさんの人が思い思いのフルーツ漬け込みウイスキーの画像を投稿しています。
オレンジとレモンとライムで爽やかな気分に
ブラックニッカにオレンジ、レモン、ライムを3日ほど漬けるようです。
この投稿者さんはワイン派とのことですが、店で飲んだフルーツ漬け込みウイスキーが気に入って自分で作り始めたよう。
ワイン派も唸る美味しさのようですね。
【色々な果実で色鮮やかな漬けウイスキー】
色々なフルーツを漬けている画像。複数のウイスキーで作ることによって、様々な味わいはもちろん、見た目にも鮮やかな印象に。
研究心がある方はフルーツをたくさん試してみるのも楽しみの一環として魅力的ですね。
フルーツ漬けウイスキーの元祖!いちご漬けウイスキー
フルーツ漬けウイスキーの原点ともいえるいちご漬けウイスキーです。
漬けて2日目ということですが、綺麗なイチゴ色でとっても美味しそうです。いちごの香りがウイスキーに移ってなんともいえないスウィートさが感じられそうですね。
こちらはバーで提供されているようです。
美味しそうなフルーツウイスキーが自宅で簡単に
こちらはりんごとオレンジでしょうか。家にある保存瓶で作られているように見えますね。
このように手軽に自宅で作れてしまうところもフルーツ漬け込みウイスキーの大きな特徴といえます。
今日からでも作れてしまいますよ!
ドライフルーツ漬け込みウイスキー!?
こちらの投稿者の方はドライパイナップルとドライマンゴーを使って作っている様子。
ドライフルーツにしている分、さらにフルーティーな甘さを感じられます。このように気軽にアレンジして漬けることができるのも良いところですね。
元のレシピが簡単だからこそのアレンジと言えるでしょう。
フルーツ漬け込みウイスキーの作り方
それではフルーツ漬け込みウイスキーの作り方を紹介していきます。
とっても簡単にできるのでぜひチェックしてください。
-
【材料】
- 好きなフルーツ
- ウイスキー
- 砂糖
①好きなフルーツを切り、水気をしっかり取る
②漬け込み用ボトルにフルーツを入れ、「ウイスキー:砂糖=3:1」の分量でウイスキーと砂糖(※1)を入れる。
③密封して直射日光の当たらない暗所で寝かせる
④4日ほどで保存したら完成(※2)
注意:漬け込み用ボトルは消毒してください
たったこれだけ!とっても簡単です。
好みに応じて砂糖の分量を変えても、漬け込む長さを変えても良いでしょう。色々と試してみて自分なりの漬け込みウイスキーを探し出すのもとても楽しそうです。
※1:できれば氷砂糖を使うのがおすすめ。浸透圧が働くことにより、アルコールと果実の熟成スピードが早くなります。
※2:しっかりと漬け込まれたものが飲みたいなら、30日ほど待つようにしましょう。4日でも飲めないことはないですが、芳醇なフルーツの味わいが生まれ始めるのは30日以降です。
漬け込みウイスキーにおすすめのフルーツ5選
ここまで読まれた方の中には、「自分もオリジナルのフルーツ漬け込みウイスキーを造ってみたい!」という方もいるかと思います。
そんな方のために、初めてのフルーツ漬け込みウイスキーにぴったりなフルーツについてまとめていきます。
ちょっとでも興味がある方は、ぜひ参考にして下さいね。
漬け込みウイスキーに合うフルーツの選び方
漬け込みウイスキーに使うフルーツですが、「何でもいい」というのが正直なところ。どんなフルーツを漬けてもそれなりに美味しくできてしまいます。
お気に入りのフルーツがあるなら、そのフルーツから試してみると良いでしょう。
また、甘口が好きな方は、糖度の高いフルーツを漬け込むのがおすすめ。フルーツの糖分がウイスキーに染み込んで、完成品のフルーティーな甘さにつながります。
1位:漬け込みフルーツの王様【いちご】
フルーツ漬け込みウイスキー流行の発端となったフルーツですね。
数日寝かせることでイチゴの風味が溶け出しなんともスウィートなウイスキーに仕上がりますが、20日以上寝かせることで濃厚なジャムのように旨味が凝縮し、イチゴ感が非常に増します。
見た目もとても可愛く、写真映えするので、おしゃれにフルーツ漬けウイスキーを楽しみたい方にはうってつけのフルーツと言えるでしょう。
2位:爽やかな甘みでスイスイ飲めちゃう【梨】
爽やかでみずみずしい梨を漬け込むと、口当たりがよく飲みやすい漬け込みウイスキーが出来上がります。
梨特有の甘さと爽快な口当たりがウイスキーの飲みにくさを軽減。ウイスキーにスイスイと飲み進めてしまう軽さを与えてくれます。
ハイボールにすることでさらに飲みやすくなります。ウイスキーが苦手だという方にもオススメできるフルーツ漬け込みウイスキーです。
3位:トロピカルな酸味【パイナップル】
パイナップルを漬け込むことで非常にトロピカルな味わいになります。
パイナップルの持つ酸味、味わいがウイスキーに移ることで、とても清涼感のある爽やかな飲み物にウイスキーが変貌。
色合いもトロピカルな黄色に変わり、夏にぴったりのウイスキーに仕上がります。ハイボールでごくごく飲みたいですね。
4位:リッチな甘さで乾杯【メロン】
メロンは非常に糖度が高いため、とても甘くてジュースのようなウイスキーが出来上がります。
メロンの香り高さとリッチな甘みが非常に飲みやすく、豊潤な風味を与えてくれます。
お酒が得意でない人にとっても飲み進められるフルーツ漬け込みウイスキーになります。
5位:すっきりとした酸味と甘み【りんご】
りんごをウイスキーに漬け込むと、香りと酸味でとってもすっきりとした味わいになるのが特徴。
酸味の他にも甘み、そしてりんごの持つ清涼感のある風味がウイスキーにキレと爽快さを与えてくれます。
香りが非常に良く、後味も全くくどくないので、日常的にウイスキーを嗜む人にもおすすめのフルーツです。
フルーツ漬けにおすすめのウイスキーの銘柄5選
次に、フルーツ漬けをするときにおすすめのウイスキーも紹介していきます。
自分の好みのウイスキーの銘柄がある方は、そちらを使っていただいて問題ありません。フルーツ漬けにすることで、好みのウイスキーの新たな一面を発見できるはず。
一方、
「ウイスキーに詳しくない」
「どの銘柄を選べばいいか分からない」
こういった人は、以下のまとめを参考に、手軽に購入できる漬け込み用のウイスキーの銘柄を探してみてくださいね。
フルーツ漬けに合うウイスキーの選び方
漬け込んだフルーツに合うのは、やはフルーティーな香りのあるウイスキー。中でも、シェリー酒を熟成させるために使われた樽で熟成されたウイスキーはかなり相性が良いです。
また、癖の強くないウイスキーはフルーツの個性をダイレクトに引き出してくれるのでおすすめできます。ウイスキー上級者ならば癖の強い銘柄で独特な風味を楽しむのも良いかもしれませんが、初心者の場合は癖がなく口当たりの良いウイスキーを選ぶのが無難です。
今回は初めて漬け込む方のためにオススメのウイスキーを5つ紹介していきます。
1位:シェリー樽熟成の代表銘柄!【マッカラン】
スコットランドのスペイサイド地区を代表する銘柄ですね。
シェリー樽熟成ならではの華やかな香りは、どんなフルーツにも合い、極上のカクテルのようなウイスキーを作り上げてくれます。いちごはもちろん、酸味のあるパイナップルなどにもよく合い、まさにキングオブ漬け込みフルーツウイスキーと言えるでしょう。
値段は少し張りますが、マッカランを使って贅沢な漬け込みウイスキーを作ってみてはいかがでしょうか?
産地 | スコットランド |
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種類 | シングルモルト |
香り | スウィートで華やか |
味わい | ドライフルーツのような甘みとスパイシーさ |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 6,340円〜 |
2位:フルーティーな香りで相性抜群【宮城峡】
ニッカウイスキーが誇るシングルモルトです。
こちらもシェリー樽で熟成されており、華やかなで甘い香りが特徴の銘柄となります。宮城峡が元々持つフルーティな香りに、フルーツの風味がコラボレーションすることで、お互いの長所を高め合う相乗効果を生み出します。
品薄が続くジャパニーズウイスキーの中では比較的手に入りやすいので、ぜひ買って試してみてください。
産地 | 日本 |
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種類 | シングルモルト |
香り | バニラのような甘い香り |
味わい | りんごを思わせる爽やかな甘み |
アルコール度数 | 45% |
価格 | 4,680円〜 |
3位:どんなフルーツにも合う優等生【ブラックブッシュ】
アイリッシュウイスキーを代表するブッシュミルズの中から、このブラックブッシュミルズも非常にオススメです。
ブッシュミルズスタンダードとは違い、シェリー樽で熟成されており、フルーツ漬けとの愛称は抜群。クセもないので、フルーツ本来の風味や香りを楽しむことができます。
メロンなど糖度の高いもので漬けることで更にその真価を発揮するでしょう、値段も割と手頃なので、気軽に試せるのも良いですね。
産地 | アイルランド |
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種類 | ブレンデッド |
香り | シェリー樽由来の甘い香り |
味わい | バランスよく口当たりが良い |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,740円〜 |
4位:値段も手頃で何にでも合う【ブラックニッカリッチブレンド コンフォートアロマ】
ブラックニッカは公式でフルーツ漬け込みレシピを公表するなど、非常に漬け込みウイスキーに力を入れている銘柄です。
中でも、このコンフォートアロマは名前の通り穏やかな香りと、シェリー樽熟成の風味がフルーツと非常に合い、極上の漬け込みウイスキーを演出してくれます。
酸味のあるフルーツとは特に相性が良く、パイナップルやオレンジなどがオススメです。値段もリーズナブルで嬉しいですね。
産地 | 日本 |
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種類 | ブレンデッド |
香り | 熟した果実のような甘さ |
味わい | 香ばしく、仄かにビター |
アルコール度数 | 43% |
価格 | 1,956円〜 |
5位:フルーツ本来のポテンシャルを【カナディアンクラブ】
カナディアンウイスキーを代表するブランドです。
カナディアンウイスキーらしく、非常に飲みやすく癖がないので、フルーツの香り、風味を損なうことなく漬け込むことができます。
フルーツ自体の味が濃くてしっかりしているいちごやメロンなどを漬けることで、バランスのいいウイスキーが出来上がるでしょう。
産地 | カナダ |
---|---|
種類 | ブレンデッド |
香り | スッキリ爽やか |
味わい | スッキリ軽く、飲みやすい |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 1,070円〜 |
フルーツ漬け込みウイスキーにおすすめの保存瓶3選
では最後に、フルーツを漬け込む保存瓶を3つおすすめしていきたいと思います。
少量しかフルーツ漬け込みウイスキーを作らないのなら、ジャムの空き瓶などで代用もできるでしょう。しかし、一度にそれなりの量を漬け込もうと思うならば、専用の保存瓶があったほうが便利です。
「フルーツ漬け込みウイスキーを本気でやってみたい!」という方は、ぜひ保存瓶の購入も検討してみてくださいね。
フルーツ漬け込みウイスキーの保存瓶の選び方
ウイスキーを漬ける保存瓶の選び方をお伝えしていきます。
一番大事なことは、しっかりと密閉されていること。ゴム付きのもの、二重のものなど色々ありますので比べてみてください。密閉されているのに加えて、発酵などによりビンの中に溜まったガスを逃す脱気機能が付いていればベストです。
デザインも重要です。漬けていてテンションの上がるような、自分好みのデザインをしている瓶を選びましょう。お気に入りの瓶ならば、漬けるのがさらに楽しみになりますよ。
1位:多機能な王道ビン【セラーメイト】
密閉力に優れ、ゴムパッキンの匂いが移ることもないので長期熟成に最適の保存瓶です。
さらに、脱気機能、取っ手付きと機能が充実。シンプルな飽きのこないデザインもとても良いですね。何個か買って様々なフルーツを漬けたくなる一品です。
2位:密閉感に定評のある【アデリア ガラス 保存瓶 角型 クリア】
クリップ式の口金で密閉力に定評がある商品です。
口が広く、大きめのフルーツも漬け込むことができるのが特徴。しっかりと脱気機能も付いているのが嬉しいですね。デザインも可愛らしく、インテリアとしても活躍することでしょう。
3位:フランス生まれのお洒落な一品【ル・パルフェ 密封ビン】
フランス産の密封瓶です。
脱気機能、密封感など、フルーツ漬け込みに必要な要素は全て揃えています。見た目もとてもお洒落で、見せる収納としてウイスキーを漬け込みたい方にもぴったりの容器なのではないでしょうか?
お好みのフルーツ&ウイスキーでオリジナル漬け込み酒を
いかがでしたでしょうか?今話題のフルーツ漬け込みウイスキーはとても簡単に、気軽に楽しむことのできるウイスキーのアレンジレシピです。
お好みのフルーツと氷砂糖とウイスキーと保存ビンだけあれば、今からでも作ることのできるという手軽さがいいですよね。ぜひ、この記事を参考にして自分なりのオリジナルフルーツ漬けこみウイスキーを作ってみてください。
飲んでよし、振舞ってよし、写真に撮ってもよしのレシピを早速試してみましょう!