初心者におすすめ!ウイスキーを気軽&おしゃれに飲めるおいしい割り方20選
「ウイスキーをおいしく気軽に飲める方法が知りたい!」
「見た目にもおしゃれで簡単な割り方ってあるの?」
独特の香りがあってアルコール度数も高いウイスキーは、初心者にはハードルの高いお酒。ストレートやロックは憧れるけど正直飲みづらさがあります。もっと気軽においしく、しかもおしゃれに楽しめる方法があればいいですよね。
今回はウイスキーをより気軽に楽しむための割り方についてご紹介します。ウイスキーを割る際のポイントやおすすめの割り方20選に加え、割って飲むのにおすすめの銘柄も取り上げています。
ウイスキー初心者の方、苦手意識のある方はもちろん、新しいおしゃれな割り方やおいしい銘柄を知りたい方にもおすすめです。普段の晩酌に気軽にウイスキーを取り入れられるようになりますよ。早速見ていきましょう。
- 1. 割ることでもウイスキーはおいしく飲める
- 2. ウイスキーを割ることの3つのメリット
- 3. 自宅でも簡単にできるおすすめの割り方20選
- 4. 割って飲むウイスキーの選び方
- 5. 割るならこれ!ウイスキー初心者におすすめの銘柄10選
- 5.1. 1位:ハイボールに最適な定番スコッチ【デュワーズ ホワイトラベル】
- 5.2. 2位:世界初のブレンデッドスコッチウイスキー【ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 】
- 5.3. 3位:カクテルベースとして最も人気のある銘柄【ウッドフォードリザーブ】
- 5.4. 4位:癖のあるアイラモルトをハイボールで美味しく【カリラ 12年】
- 5.5. 5位:手頃で完成度の高いアイリッシュの代表銘柄【ジェムソン スタンダード】
- 5.6. 6位:力強いバーボンを使ったハイボールやカクテルに【ワイルドターキー 8年】
- 5.7. 7位:シングルモルト入門にもおすすめな手頃な一本【グレンフィデック 12年】
- 5.8. 8位:初心者におすすめな飲みやすいライトボディ【カナディアンクラブ】
- 5.9. 9位:黒胡椒のような強烈な風味を割って楽しむ【タリスカー 10年】
- 5.10. 10位:さまざまな飲み方に合うバランスの良さ【バランタイン ファイネスト】
- 6. お気に入りの割り方を見つけてウイスキーを楽しもう!
割ることでもウイスキーはおいしく飲める
ウイスキーといえば40%を超える高いアルコール度数や特有のスモーキーな強い香り。飲みにくい上級者向けのお酒というイメージをお持ちの方も多いです。ウイスキーに苦手意識がある方も多いのではないでしょうか。
ウイスキーに慣れていない方でも楽しむのにおすすめなのが、他の飲料で割って飲む方法。
割ることでアルコールの強さや特有の癖が抑えられ手軽に飲めますし、割り方によってはむしろウイスキーの香りなどの個性が引き立ち、上級者の楽しみ方としてもおすすめなんです。
ハイボール(ウイスキーのソーダ割)が若い世代の間で流行中
2009年ごろに起こった「ハイボールブーム」以降、「角瓶」「トリス」「ジムビーム」など、コンビニでも見かける銘柄のハイボールをフィーチャーしたテレビCMをよく目にするようになりました。
現在ではハイボールは居酒屋の定番ドリンク、ビールに替わる最初の1杯の定番にもなっており、若い男女の間でもウイスキーを割って飲むことが普通になっています。「ハイボール缶」も手軽に手に入りますよね。
自宅でウイスキーを割って飲むことができればコストパフォーマンスも良いですし、ストレートやロックだけではないウイスキーの魅力を手軽に味わえます。本記事でその魅力を詳しく見ていきましょう。
ウイスキーを割ることの3つのメリット
本項ではまずウイスキーを割ることのメリットを3つご紹介します。
①癖の強いウイスキーが飲みやすくなる
第1のメリットは、ウイスキー特有の癖やアルコールの強さを抑えて飲みやすくできることです。
ウイスキーの面白い所は、生産国や地域によってそれぞれ特有の個性があること。アメリカのケンタッキー州のバーボンならバニラのような甘い香り、スコットランドのアイラ島のシングルモルトなら煙や磯のようなスモーキーさなど、分かりやすい特徴があるのですね。
銘柄ごとの個性がウイスキーファンを惹きつけるのですが、初心者にとっては「飲みにくい癖」になってしまいがち。評判を聞いて試してみたが、ストレートやロックで飲んでみて挫折してしまうなんてことも。
初心者が挫折するような癖のある銘柄でも割ることで飲めるようになり、コンビニで買える銘柄には出せない魅力にハマることもあります。ウイスキーに苦手意識があるならまずは割って試してみましょう。
②安いウイスキーでも上品においしく飲める
安い価格帯のウイスキーでも割ることによって、口当たり良く飲み進められます。
今やコンビニやスーパーでもウイスキーのボトルが安く手に入るようになりました。しかしストレートやロックで飲むには正直物足りなかったり、飲みにくいものが多いのも事実です。
手頃な価格帯のウイスキーでも割って飲むことでおいしく様変わりさせることができます。また価格が安い分、大胆な材料での割り方やカクテルの練習に気兼ねなく使用できるのもポイントです。身近で手頃な材料でおいしい自宅飲みが楽しめるようになりますよ。
③ハイボール缶よりおしゃれな晩酌ができる
コンビニのお酒コーナーに行くとビール缶と並んで色々な「ハイボール缶」が発売されています。手軽にハイボールを楽しめるのは魅力ですが、ハイボール缶での晩酌は少し味気ないもの。
お気に入りのグラスで自分好みのウイスキーを自作すれば、味はもちろん見栄えもよく楽しめます。今回ご紹介する割り方にはインスタ映えするようなおしゃれなものもたくさん。スタイリッシュに晩酌を楽しみたい方にぴったりです。
次から、おすすめの割り方を見ていきましょう。
自宅でも簡単にできるおすすめの割り方20選
本項では自宅で簡単に作れるウイスキーの割り方を4つのカテゴリーに分けて、番外編も含め全部で20種類ご紹介します。
ウイスキーの魅力が引き立つシンプルなものから、インスタ映えするおしゃれなもの、意外な飲料との組み合わせ、デザートにもなる甘いもの、冬に最適なホットドリンクなど色々取り上げました。早速見ていきましょう。
シンプルな基本の割り方6選+番外編1選
まずは「ウイスキーの飲み方といえば」な基本の割り方をご紹介します。作り方が簡単で余計な甘さが無く食中酒にも最適なものが多いので、普段の晩酌をグレードアップするのにおすすめです。
1位:料理とも合わせやすい定番のソーダ割り【ハイボール】
ウイスキーをソーダで割るシンプルな「ハイボール」は、ウイスキー本来の味わいと香りを引き立てます。アルコールの強さや特有の癖を和らげ、爽快感を楽しめる王道の割り方の一つです。
ウイスキーの銘柄に拘らなければ材料がコンビニで手に入るので手軽に作れます。また余計な甘味が無いので食事とも合わせやすく、食中酒としても最適で親しみやすいという魅力もあります。
氷を入れて爽快感を楽しむのも良いですし、氷なしでよりウイスキーの旨味や甘味を堪能するのもおすすめ。その場合はグラス・炭酸水・ウイスキーを冷やしておくと良いです。
作り方のポイントは、氷を使って混ぜることでグラスとウイスキーを満遍なく冷やすこと。また、炭酸が抜けないようにゆっくり注ぎ、混ぜすぎないことも大切。
レモンピールやカットレモン・ライムなど柑橘系の香りづけのトッピングもよく合うのでおすすめです。
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【ハイボールの材料】
- ウイスキー
- 冷やした炭酸水(ウイスキー量の3~4倍ほど)
- 氷
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【ハイボールの作り方】
- グラス一杯に氷を入れてグラスを冷やす(マドラーなどでかき混ぜるとさらに良い。氷が溶けて底に水がたまったら水だけを捨てる)
- ウイスキーを注ぐ
- 氷と混ぜてウイスキーを冷やす(混ぜた後で氷が減っていたら足す)
- 炭酸水を氷に触れないように端からゆっくり注ぐ(炭酸が抜けるのを防ぐ)
- マドラーなどで氷を持ち上げるように縦に1回混ぜる
2位:ウイスキー本来の香りを味わうのに最適【トワイスアップ】
「トワイスアップ」とはウイスキーと常温の水を1:1の同量で割る方法。水で割ることでアルコール度数が抑えられて飲みやすくなります。ウイスキーの香りと味わいが引き立ちわかりやすくなるのが魅力です。
実はウイスキーは氷で冷やすと特有の風味が抑えられてしまうのですが、トワイスアップは氷を入れない分香りや味が壊れにくいのもポイント。ストレートで飲める人であれば、少しずつ水を加えて変化を楽しむのもおすすめです。
作り方のポイントは、カルキ臭さが邪魔にならないようミネラルウォーターなど天然水を使用すること。ウイスキー本来の味わいを楽しみたいなら最適な割り方です。テイスティンググラスやワイングラスを使うとより本格的です。
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【トワイスアップの材料】
- ウイスキー
- 同量の水(常温・天然水がベスト)
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【トワイスアップの作り方】
- 適量のウイスキーをグラスに注ぐ
- 同量の水を注ぐ
3位:日本オリジナルの飲みやすい割り方【水割り】
ウイスキーに氷と水を入れて割る方法で、実は日本特有の作り方です。海外では氷は入れず、上記のトワイスアップの作り方をするのが一般的です。
ウイスキー1に対して2~2.5の水で割るのが基本的な分量ですが、好みに合わせて調整しやすいのがポイント。まろやかで飲みやすく余計な甘味が無いので食中酒として最適です。
作り方のポイントは、ハイボールと同じく氷でグラスとウイスキーをしっかり冷やすこと。また氷はスーパーやコンビニで販売されているクラッシュドアイス、水はミネラルウォーターを使うのが一番おすすめです。
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【水割りの材料】
- ウイスキー
- 天然水(ウイスキー量の2~2.5倍が基本)
- 氷
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【水割りの作り方】
- グラス一杯に氷を入れてグラスを冷やす(マドラーなどで氷を回す)
- ウイスキーを注ぐ
- 氷と混ぜてウイスキーを冷やす(混ぜた後で氷が減っていたら足す)
- 水を加える
- マドラーなどで軽く混ぜ合わせる
4位:トワイスアップやロックよりマイルドで飲みやすい【ハーフロック】
先述したトワイスアップと、氷だけをいれる「オン・ザ・ロックス(ロック)」の組み合わせのような割り方で、氷の入ったグラスにウイスキーと水を1:1の同量で割るのが特徴。
水の分量が多い水割りよりもウイスキー本来の香りと味わいを感じられるのが特徴。それでいてトワイスアップと比べると氷がある分よりキリリとさっぱり味わえます。氷が溶けるにつれて飲みやすくなっていくのも魅力です。
作り方のポイントは、可能であれば大きめの氷を使うこと。ハーフロックは氷が溶けるとウイスキーと水の1:1の分量が崩れて水割りに近くなり魅力が減ってしまいます。溶けにくい大きい氷がベストです。
また氷が入る分トワイスアップよりも香りは抑えめになるので、味と香りが力強く個性的な銘柄でも合いやすい飲み方といえるでしょう。
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【ハーフロックの材料】
- ウイスキー
- 同量の水(天然水が良い)
- 氷(なるべく大きめ)
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【ハーフロックの作り方】
- グラスに氷を入れてグラスを冷やす(マドラーなどでかき混ぜる)
- ウイスキーを注ぐ
- 氷と混ぜてウイスキーを冷やす
- 同量の水を注ぐ
- マドラーなどで軽く混ぜる
5位:見た目にも美しいおしゃれな割り方【ウイスキーフロート】
水よりもウイスキーの方が比重が軽いことを利用し、水の上にウイスキーを「フロートさせて」層を作る方法。綺麗に作るにはコツが要りますが、見た目にもおしゃれな飲み方です。
一口目は水と混ざり切っていないのでストレートに近く、ウイスキー本来の風味が分かりやすいのですが、後追いで水と混ざって飲みやすくなり酔いも回りにくいのが特徴。
マドラー・柄の長いスプーン・竹串など、細長いものに沿わせてゆっくり注ぎ入れるのがポイントです。またウイスキーの量が少ないと層が薄くなり難易度が上がるので注意しましょう。
水だけで作るのが基本ですが、氷を入れてロックスタイルで作る方法もあります。よりすっきりと飲める作り方ですが、綺麗なフロートを作る難易度は上がります。
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【ウイスキーフロートの材料】
- ウイスキー(45ml程度が作りやすく飲みやすい)
- 水(グラスの半分~7分目・見た目重視で良い)
- (お好みで)氷
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【ウイスキーフロートの作り方】
- グラスに水を注ぐ
- ウイスキーをメジャーカップなど注ぎやすい小容器に移す
- マドラーや竹串などに沿わせながら、ゆっくりウイスキーをグラスに注ぐ
6位:寒い季節にはぴったりな割り方【ホットウイスキー】
お湯でウイスキーを割るいわゆる「ウイスキーのお湯割り」です。ウイスキーの芳醇な香りが柔らかく引き立ちリラックスできます。冷え性や風邪の時の気付けの一杯にもおすすめ。
お湯の温度を80℃程度に抑えることでウイスキーの複雑な香りが引き立ちます。またグラスを温めておくのもポイント。
そのまま飲んでもおいしいですが、柑橘系の香りづけ、シナモンスティックやバジルなどのスパイス類、ジャムやドライフルーツ、蜂蜜の甘味など、さまざまなトッピングが合う飲み方です。お好みの飲み方を探すのも楽しいです。
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【ホットウイスキーの材料】
- ウイスキー
- お湯(ウイスキー量の2~3倍ほど)
- (お好みで)トッピングや甘味
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【ホットウイスキーの作り方】
- 耐熱グラスにお湯を注ぎグラスを温める
- お湯を捨ててウイスキーを注ぐ(グラスの1/3から1/4ほど)
- 80℃くらいのお湯をウイスキーの2~3倍量注ぐ
- 軽く混ぜる
番外編:クラッシュドアイスを使うおしゃれな飲み方【ミスト】
氷だけを使うので厳密には「割り方」ではありませんが、シンプルな作り方かつ見た目もおしゃれなため、番外編として選出。
細かく砕いたクラッシュドアイスの入ったグラスにウイスキーを注ぐ作り方。見た目がカクテルのようにおしゃれで、さっぱり冷たく飲めるので夏にはぴったりな飲み方です。
ウイスキーが急激に冷える分、通常のロックよりも口当たりの抵抗感が減り、氷が溶けるのも早いのでウイスキーが薄まりやすく飲みやすいのが特徴。ロックではきつい癖のある銘柄や、アルコールの強いものでもミストなら飲めるという場合もあります。
冷涼感が強いので、レモンピールなど柑橘系の香りとの相性が良い飲み方です。一味違うおしゃれなロックスタイルを試したいならおすすめ。
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【ミストの材料】
- ウイスキー
- クラッシュドアイス(天然氷がベスト)
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【ミストの作り方】
- グラス一杯に細かく砕いたクラッシュドアイスを入れる
- ウイスキーを注ぐ
- マドラーで混ぜる
身近な飲料で手軽に作れる割り方7選
次は炭酸飲料やコーヒー・お茶など、身近で手に入りやすい飲料で割る方法を7つご紹介します。
ウイスキー本来の味わいを楽しむより、手頃な銘柄をより気軽に飲みやすく楽しむには最適なカテゴリーです。それぞれ見ていきましょう。
1位:相性抜群で飲み過ぎ注意な甘い飲み口【コークハイボール】
ハイボールのソーダをコーラに変えたもの。「コーク」はコカ・コーラの相性なので、他のメーカーを使う場合は「ウイスキーコーラ」や「コーラハイボール」などと呼びます。
ウイスキー特有の癖のある風味とコーラのカラメルのような甘味、炭酸の爽快感との相性が良く、飲みやすい口当たりで楽しめるのが魅力です。レモンとの相性がとても良く、爽快感をさらに高めます。
甘口なので揚げ物や塩気のあるスナックなどと相性が良いです。非常に飲みやすいですがアルコール度数は高いので飲み過ぎ注意です。
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【コークハイボールの材料】
- ウイスキー
- コーラ(ウイスキー量の3~4倍ほど)
- 氷
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【コークハイボールの作り方】
- グラス一杯に氷を入れてグラスを冷やす(マドラーなどでかき混ぜるとさらに良い。氷が溶けて底に水がたまったら水だけを捨てる)
- ウイスキーを注ぐ
- 氷と混ぜてウイスキーを冷やす(混ぜた後で氷が減っていたら足す)
- コーラを氷に触れないように端からゆっくり注ぐ(炭酸が抜けるのを防ぐ)
- マドラーなどで氷を持ち上げるように縦に1回混ぜる
2位:スパイシーさがウイスキーを引き立てる【ジンジャーハイボール】
ハイボールのソーダがシンジャーエールに変わった、「ウイスキーのジンジャーエール割り」です。ジンジャーのスパイシーさと程よい甘さがウイスキーと良く合いさっぱりと味わえます。
ハイボール系の定番であるレモン・ライムなどの柑橘系のトッピングはもちろん、すりおろした生姜を加えてもピリッとおいしく飲むことができます。
炭酸飲料の割材は上記のコーラとジンジャーエールが定番ですが、他にもトニックウォーターやレモンソーダなど、甘めの炭酸飲料にはウイスキーの割材として相性の良いものが多いので色々試してみると面白いです。
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【ジンジャーハイボールの材料】
- ウイスキー
- ジンジャーエール(ウイスキー量の3~4倍ほど)
- 氷
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【ジンジャーハイボールの作り方】
- グラス一杯に氷を入れてグラスを冷やす(マドラーなどでかき混ぜるとさらに良い。氷が溶けて底に水がたまったら水だけを捨てる)
- ウイスキーを注ぐ
- 氷と混ぜてウイスキーを冷やす(混ぜた後で氷が減っていたら足す)
- ジンジャーエールを氷に触れないように端からゆっくり注ぐ(炭酸が抜けるのを防ぐ)
- マドラーなどで氷を持ち上げるように縦に1回混ぜる
3位:シンプルかつ初心者にも飲みやすい【ジュース割り】
ウイスキーにジュースを入れて割る方法。とても飲みやすくなるため、ウイスキーが苦手でも気軽に楽しめる。初心者や女性にもおすすめ。
おすすめは果汁100%のオレンジジュース。もともとウイスキーと相性の良い柑橘系に加え、果汁100%のものは甘すぎず風味を損ねません。
他にもトマトジュースやりんごジュース、意外な所ではカルピス割りも人気があります。ハイボールなどと同じくグラスをしっかり冷やすとよりすっきり楽しめる。
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【ジュース割りの材料】
- ウイスキー
- お好みのジュース(ウイスキーの3~4倍ほど)
- 氷
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【ジュース割りの作り方】
- グラスに氷を入れてグラスを冷やす(マドラーなどでかき混ぜるとさらに良い。氷が溶けて底に水がたまったら水だけを捨てる)
- ウイスキーを注ぐ
- 氷と混ぜてウイスキーを冷やす(混ぜた後で氷が減っていたら足す)
- ジュースを注いで混ぜる
4位:デザートにもおすすめなリッチな味わい【アイリッシュコーヒー】
砂糖を溶かしたコーヒーとウイスキーを混ぜ、仕上げにクリームを浮かべるウイスキーカクテル。ウイスキーとコーヒーの風味や苦味、砂糖とクリームの甘味がリッチな気分にさせてくれる一杯です。
もともとアイルランド産のウイスキーを使って開発されたため「アイリッシュ」の名がつきました。他の地域のウイスキーを使うと名前が変わります(スコッチの場合ゲーリック・コーヒーなど)
見た目は渋くておしゃれなデザートドリンクですが、作り方がシンプルで家でもできるのが嬉しいポイントです。砂糖にブラウンシュガーを使うとより本格的な味になります。
ホットコーヒーで作るのが一般的ですが、アイスで作るとウイスキーの香りや味がまろやかにさっぱりと楽しめ、こちらもおすすめ。
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【アイリッシュコーヒーの材料】
- アイリッシュウイスキー:30ml
- ホットコーヒー:適量(アイスでも可)
- 砂糖orブラウンシュガー:少量
- 生クリームorホイップクリーム:少量
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【アイリッシュコーヒーの作り方】
- グラスにコーヒーと砂糖を入れて溶かす
- アイリッシュウイスキーを注いて混ぜる
- 仕上げに生クリームをフロートさせる
5位:ウイスキーの癖を和らげるにはおすすめ【カウボーイ(牛乳割り)】
ウイスキーの牛乳割り「カウボーイ」は、意外に組み合わせに見えますがアイルランドやスコットランドで昔から親しまれてきた飲み方です。
牛乳のまろやかさがウイスキー特有の癖や香り、強いアルコール感を和らげてくれるので、実は初心者や女性でも飲みやすい割り方です。冬場はホットミルクに砂糖や蜂蜜を溶かして甘くリッチな「ホット・ウイスキー・カウ」もおすすめ。
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【カウボーイの材料】
- ウイスキー
- 牛乳(ウイスキーと同量~4倍ほどお好みで)
- (お好みで)砂糖や蜂蜜など甘味
- (お好みで)氷
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【カウボーイの作り方】
- グラスにウイスキーを適量注ぐ
- 牛乳を注ぎ混ぜる
- ※ 氷を入れる場合は先にウイスキーと混ぜる
- ※ ホットの場合は先に温めた牛乳に甘味を溶かすと作りやすい
6位:ホッと一息つける紅茶とウイスキーの香り【紅茶割り】
紅茶とウイスキーの相性も良いです。紅茶の茶葉の種類やウイスキーの銘柄によって味の違いを楽しんだり、紅茶の濃さを調整したり、アイス、ホット両方楽しめるなど、楽しみ方の幅も広い飲み方です。
ホットで蜂蜜やレモンを入れれば風邪を引いたときの気付けの一杯にも。また先述のカウボーイのようにウイスキーは牛乳との相性が良いため、ミルクティーにしてもおいしいです。紅茶もウイスキー両方好きだという方には特におすすめです。
ウイスキーとお茶の相性は意外に良く、同じお茶系では緑茶も爽やかな後味ですっきり飲めて人気があります。
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【紅茶割りの材料】
- ウイスキー(スコッチがおすすめ)
- 紅茶
- (お好みで)牛乳
- (お好みで)砂糖・蜂蜜・レモン
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【紅茶割りの作り方】
- 紅茶を入れる
- ウイスキーを適量注ぎ混ぜる
- お好みの副材料があれば入れる
7位:甘党におすすめなホットドリンク【ホットチョコレートorココア割り】
牛乳にチョコレートを加えてレンジで温めて作ったホットチョコレートに、ウイスキーを加えるホットドリンク。ホットチョコレートの代わりにココアを使っても良いです。
カカオの甘さと苦味にウイスキーの風味とアルコールが加わって一際濃厚で大人の味に。チョコレートの量や種類で甘口にもビターにも調整できるのも楽しいです。冬場に楽しむホットドリンクとして、特に甘いもの好きな方におすすめです。
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【ホットチョコレート割りの材料】
- ウイスキー:30ml
- 牛乳:60~70ml
- チョコレート:適量(ココアで代用可)
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【ホットチョコレート割りの作り方】
- 耐熱グラスに牛乳とチョコレートを入れレンジで温め溶かす(あるいはホットココアを作る)
- ウイスキーを注ぎ混ぜる
自宅でも簡単に作れるウイスキーを使ったカクテル4選
次からはウイスキーを使った定番カクテルの中でも、シェイカーを使わない作りやすいものを4つご紹介します。ご自宅でも本格的なウイスキーベースのカクテルを楽しむことができますよ。
1位:シンプルな作り方と甘い飲み口が魅力【ゴッドファーザー】
映画「ゴッドファーザー」にちなみ、イタリア系のリキュール「アマレット」を使用するウイスキーベースの定番カクテル。氷の入ったグラスに、分量のウイスキーとアマレットを入れて軽くかき混ぜるだけというシンプルな作り方で試しやすいです。
アマレットはアーモンド風味の甘口のリキュール。お酒+お酒のカクテルなのでアルコール度数は高いですが、甘くて飲みやすいのが特徴です。飲み過ぎには注意。
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【ゴッドファーザーの材料】
- ウイスキー:45ml
- アマレット:15ml
- 氷
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【ゴッドファーザーの作り方】
- 氷を入れたグラスにウイスキーとアマレットを注
- 軽くかき混ぜる
2位:スコッチ・ウイスキーに最適な定番カクテル【ラスティネール】
スコットランド産のリキュール「ドランブイ」とウイスキーを合わせる甘い飲み口が特徴のカクテル。先述のゴッドファーザーと同じくロックグラスに注いで軽く混ぜるだけなので、自宅でも簡単に作れるのがポイント。
ドランブイはモルトウイスキーを原料にしたリキュールなので、合わせるウイスキーにもスコッチを使用すると味わいがぴったりとハマり美味しいです。
甘口のウイスキーカクテルを自宅で楽しみたい方や、スコッチ・ウイスキーが好きでよく買うならおすすめ。
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【ラスティネールの材料】
- ウイスキー:45ml
- ドランブイ:15~20ml
- 氷
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【ラスティネールの作り方】
- 氷を入れたグラスにウイスキーとドランブイを注ぐ
- 軽くかき混ぜる
3位:ミントの清涼感が爽やかな一杯【ミントジュレップ】
ミントの葉とバーボンウイスキーを使用するのが特徴のカクテル。たっぷりのクラッシュアイスにミントの爽やかさと、バーボンの芳醇な味わいの組み合わせは、夏にぴったりの清涼感溢れる一杯。
おしゃれな見た目に反して材料と作り方がシンプルで、自宅でも簡単に作れるのが嬉しいポイント。
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【ミントジュレップの材料】
- バーボンウイスキー:45~60ml
- ミントの葉:約5g(3~5枚ほど)
- 砂糖orガムシロップ:約10~15g
- 水or炭酸水:20~30ml
- クラッシュドアイス:適量
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【ミントジュレップの作り方】
- コリンズグラス、またはタンブラーにミント、砂糖、水(炭酸水)を入れる
- マドラーやバースプーンなどでミントを潰して香りを出す。砂糖は溶かす
- バーボンを注ぎ、クラッシュドアイスをたっぷり入れて軽くかき混ぜる
- かき混ぜることで減ったクラッシュドアイスを適宜追加する
- (あれば)仕上げにミントとストローを飾る
4位:お酒の強さに自信があるなら【ボイラーメーカー】
ウイスキーとビールを混ぜるアメリカ生まれのカクテル。ボイラー建設の作業員が一発で酔うために飲みかけのビール缶にバーボンを入れて飲んだから、飲むとボイラーを炊いたように体が熱くなるからなど由来は諸説あります。
お酒+お酒でワイルドなイメージのある飲み方ですが、癖になる独特のおいしさがあります。バーボンで作るのが基本ですが、ビールとウイスキーの産地や銘柄の組み合わせを変えてみると、いろいろな香りと味わいが楽しめるので面白いです。
またストレートのウイスキーのチェイサーにビールを飲むこともボイラーメーカーと呼ばれます。
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【ボイラーメーカーの材料】
- ウイスキー:30~45ml
- ビール:適量
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【ボイラーメーカーの作り方】
- グラスにウイスキーを注ぎ、そこに冷やしたビールを注ぐ
- ビールを注いだグラスに、ウイスキーの入ったショットグラスを沈める方法もある
番外編:ウイスキーを使うデザート2選
最後に番外編として、ウイスキーを使うシンプルなデザートを2つご紹介します。どちらもウイスキーをシロップのように使う簡単なものですが、それだけで一気に大人のデザートに早変わり。ぜひお試しください。
1位:バニラアイスがリッチな大人のデザートに【バニラアイス+ウイスキー】
バニラアイスに少量のウイスキーを垂らして食べる方法です。樽熟成を行うウイスキー(特にバーボン)にはバニラのような風味や、カラメルのような芳ばしさがあり、バニラアイスの甘さとよく合います。
少しずつソースをかけるように垂らしながら食べると、普通のバニラアイスが一気に大人のデザートに早変わり。またバニラ以外の種類でもそれぞれおいしさが違いますので、食べ比べてみるのも面白いです。
2位:暑い夏に最適な大人のデザート【かき氷+ウイスキー】
かき氷のシロップ代わりにウイスキーをかける方法です。氷の清涼感にウイスキーの風味が相まって贅沢な夏のデザートに。甘さを足したければシロップをかけたり、フルーツなどを飾るのもおすすめです。
割って飲むウイスキーの選び方
自宅でも簡単に作れる20の割り方をご紹介しましたが、使うウイスキーの銘柄の選び方も重要です。本項では割るためのウイスキーの選び方のポイントを3つご紹介します。
味や風味がしっかりしている銘柄を選ぶ
はっきりとした分かりやすい香りや味わいをしている銘柄を選びましょう。
加水したり飲料を加える、あるいは氷で冷やすと、飲みやすくなる分ウイスキーの風味は抑えられます。特に繊細なウイスキーは風味を損なわれやすいです。
ですのでストレートで飲むのに向いている繊細で複雑な味わいの銘柄よりも、主張の強いはっきりした味わいのウイスキーの方が割るのに向いていると言えます。
ストレートやロックで飲みづらい銘柄を選ぶ
癖が強かったりアルコールの刺激が強い銘柄をあえて選ぶのもおすすめです。
ウイスキーには、スコッチのアイラモルトのように「ピート香」(磯や薬品のような香り)や、燻製を彷彿とさせるスモーキーさなど強い癖のある銘柄があります。また一部のバーボンなどには50%を超えるアルコール度数の高いものもあります。
香りの癖が強すぎて飲みにくいものや、強いアルコールでむせ返るような銘柄は、割ることでマイルドになりかなり飲みやすくなります。苦手な印象だった銘柄もおいしく飲めるようになる場合もあるので、割ることを前提に積極的に選んでみると良いです。
高級な銘柄を選ぶのはもったいない
割って飲むことが目的なら、あえてあまり高額な銘柄に手を出す必要はありません。
熟成年数が長い銘柄や、生産本数が少ない高級なウイスキーの良さは、繊細かつ重厚な奥深い味わいです。高級な銘柄の魅力を堪能するにはやはりストレート、もし割るとしても氷を入れないトワイスアップで楽しみたいところです。
氷を入れたり甘味のある割材で割ってしまうと繊細で複雑な高級ウイスキーの良さが損なわれてしまいます。ですので、割って飲む用のウイスキーの値段は安いものでも全く問題ありません。
割るならこれ!ウイスキー初心者におすすめの銘柄10選
前項でご紹介した選び方のポイントに基づき、ウイスキー初心者にもぜひ試して欲しいおすすめの銘柄を10種類選出しました。それぞれ向いている割り方や味の特徴が異なりますので、ご自身に合うものを見つけてみてください。
1位:ハイボールに最適な定番スコッチ【デュワーズ ホワイトラベル】
ハイボールに使う銘柄として日本のバーテンダーの支持率がとても高い銘柄が「デュワーズ ホワイトラベル」です。ウイスキー消費大国のアメリカで、スコッチといえばデュワーズと言われるほど大きなシェア誇るビッグブランド。
旨味・渋み・酸味のバランスが良く、程よくスパイシーで料理に合わせやすいので、自宅でおいしいハイボールが楽しめます。バーテンダーに支持されるクオリティがありながら価格も手頃なのが嬉しいポイントです。
生産地 | イギリス・スコットランド |
種類 | スコッチ ブレンデッドウイスキー |
香り | フローラル 蜂蜜のような甘い香り |
味わい | スムース・フルーティ ソフトさとスパイシーさのバランスが良い |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 1,420円 |
おすすめな人 | 自宅でおいしいハイボールが飲みたい人 手頃で飲みやすいウイスキーを探している人 |
2位:世界初のブレンデッドスコッチウイスキー【ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 】
「ジョニーウォーカー」はスコッチウイスキーを代表する銘柄の一つで世界中で親しまれているブレンデッドウイスキーです。
12年以上熟成された多種の原酒をブレンドしたスモーキーで深みのある味わいは、「ブレンデッドスコッチウイスキーの傑作」と呼ばれ、割って飲んでも腰砕けしない力強さがあります。
バランスの取れた味わいですが、どちらかといえばスモーキーでリッチボディ寄り。「迷ったらとりあえずこれ」というほどの上質な定番ながら、値段が手頃なのも嬉しいですね。
生産地 | イギリス・スコットランド |
種類 | スコッチ ブレンデッドウイスキー |
香り | スモーキーさと樽香が象徴的 |
味わい | バニラのような甘み フルーティさ スモーキーさを中心にバランスが良い |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,482円 |
おすすめな人 | 割っても負けないしっかりした酒質の銘柄を探している人 「とりあえずこれ」という定番を押さえたい人 |
3位:カクテルベースとして最も人気のある銘柄【ウッドフォードリザーブ】
バーボンの蒸留所では珍しい、ポットスチル(蒸留器)での蒸留を3回行うことで、クリーンでスムースな味わいを持つ銘柄。「ウッドフォードリザーブ蒸留所」でも少量生産品のプレミアムバーボンです。
並外れて滑らかな味わいと高品質に加え、カクテルの副材料とマッチする汎用性の高さから世界中のトップバーでカクテルベースとして最も人気が高い銘柄です。自宅でおいしいカクテル作りをしたいなら試してみたいボトルです。
また、ストレートやロックで飲んでもおいしいスムースさと酒質の良さがあるので、宅飲みをグレードアップさせてくれる逸品です。
生産地 | アメリカ・ケンタッキー州 |
種類 | バーボン・ブレンデッド |
香り | 芳醇でエレガントなバニラとフルーツ香 |
味わい | クリーンでスムースな味わい バニラ・フルーツ・キャラメルなどのフレーバー 程よいスパイシーさ |
アルコール度数 | 43% |
価格 | 4,980円 |
おすすめな人 | 自宅でおいしいカクテル作りをしてみたい人 割ってもストレートでもおいしい汎用性の高い銘柄が欲しい人 |
4位:癖のあるアイラモルトをハイボールで美味しく【カリラ 12年】
スコッチウイスキーの中でも強烈なスモーキーさや、薬品・磯のような癖のある香りで好き嫌いがはっきり別れるジャンルが、アイラ島のシングルモルトウイスキー。
「カリラ12年」はアイラモルトらしいスモーキーさやスパイシーさはしっかりあるが、同時にライトな口当たりで飲み飽きしないのが特徴です。
ハイボールにすることで、アイラモルト特有の磯の香りの爽やかさが際立ち、すっきりと飲むことができます。カリラの持つピリッとしたスパイシーさとライトさは食事と合わせるのにも最適です。
生産地 | スコットランド・アイラ島 |
種類 | スコッチ・シングルモルト |
香り | ピート香(磯や薬品)・スモーキー フルーティ |
味わい | スモーキー・スパイシー ライト~ミディアムボディでスムース |
アルコール度数 | 43% |
価格 | 4,850円 |
おすすめな人 | 一味違うアイラハイボールにトライしたい人 食事に合うハイボールを作りたい人 |
5位:手頃で完成度の高いアイリッシュの代表銘柄【ジェムソン スタンダード】
アイルランド産のアイリッシュウイスキーを代表する銘柄の一つが「ジェムソン」です。本品は3回の蒸留工程を経ることで非常に滑らかで飲みやすい口当たりを持ちます。
同時に、割っても崩れないバランスの良さ、完成度の高さが魅力です。ジンジャーエールで割ってカットライムを添える「ジェムソン・ジンジャー&ライム」は、ジェムソン公式おすすめの飲み方。
2,000円弱のボトルとしてはとても完成度の高い一本なのでおすすめです。
生産地 | アイルランド |
種類 | アイリッシュウイスキー・ブレンデッド |
香り | 芳ばしくまろやか 微かなシェリー香とフローラル 木の香りや甘い香り |
味わい | スパイシーさ・ナッツ・バニラの風味 シェリーの甘み バランスが良く滑らか |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 1,871円 |
おすすめな人 | おいしいジンジャーハイボールが飲みたい人 手頃で飲みやすいウイスキーが欲しい人 |
6位:力強いバーボンを使ったハイボールやカクテルに【ワイルドターキー 8年】
バーボンを代表する銘柄の1つが「ワイルドターキー」です。アルコール度数は50.5%とバーボンの中でも高め。力強くコクのある味わいに加え、焦がした樽由来のバーボンらしいバニラを彷彿とさせる甘さとのバランスが魅力の銘柄です。
ハイボールやカクテルベースにしても負けない力強さがあるので、しっかり飲み応えのあるお酒を飲みたい人におすすめです。
生産地 | アメリカ・ケンタッキー州 |
種類 | バーボン |
香り | 熟したフルーツ 樽由来の香ばしいトースト香 バタースコッチ |
味わい | バニラ・キャラメルのほのかな甘さ コクのあるフルボディ 焦した樽の風味 |
アルコール度数 | 50.5% |
価格 | 3,390円 |
おすすめな人 | 割っても飲み応えのある力強い銘柄を探している人 バーボンベースのハイボールやカクテルを作りたい人 |
7位:シングルモルト入門にもおすすめな手頃な一本【グレンフィデック 12年】
世界で初めてシングルモルトとして輸出された銘柄が「グレンフィデック」です。洋梨のようなフルーティな香りに、樽の香りは強すぎずライトで飲みやすいのが魅力。
飲みやすい味わいに加えシングルモルトとしては価格も手頃なので、シングルモルト入門としてもおすすめできるボトルです。酒質がしっかりしているので、水割りやトワイスアップなどシンプルな割り方でじっくり楽しむのがおすすめ。
生産地 | イギリス・スコットランド |
種類 | スコッチ・シングルモルト |
香り | 洋梨を思わせるフルーティーな香り |
味わい | 甘くフルーティ バタースコッチ・クリーム・モルト 微かな樽の風味 |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,980円 |
おすすめな人 | 水割りやトワイスアップでじっくり楽しむ銘柄を探している人 シングルモルト最初の1本を探している人 |
8位:初心者におすすめな飲みやすいライトボディ【カナディアンクラブ】
カナダ産のカナディアンウイスキーを代表する銘柄で、非常に癖の少ないライトな味わいが特徴。ストレートやロックでも飲みやすいので、ウイスキー自体初心者という方にもおすすめできます。
癖がない分カクテルにする時他の材料の邪魔をせず使いやすく、値段も非常に手頃です。単体ではウイスキーを飲み慣れた方には物足りないかもしれませんが、割って飲む用のボトルとして家に常備しておきましょう。
生産地 | カナダ |
種類 | カナディアンウイスキー・ブレンデッド |
香り | 癖のないほのかな甘い香り |
味わい | 癖がなくすっきりしたライトボディ |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 1,189円 |
おすすめな人 | ウイスキー自体初心者の人 癖がなく手頃な、割って飲む用のボトルを探している人 |
9位:黒胡椒のような強烈な風味を割って楽しむ【タリスカー 10年】
スコットランド沖のスカイ島の荒々しい海岸線や嵐を体現する銘柄が「タリスカー」。強いスモーキーさや黒胡椒を感じさせるスパイシーさ、潮の風味などパンチのある味わいが魅力です。
ストレートではダイレクトにきて飲みにくい荒っぽさも、割ることでマイルドに楽しみましょう。上品なウイスキーには出せない力強さ・パンチには一度ハマると抜け出せない魅力があります。
まずはハイボールや水割りで海を感じる個性的な味と香りを楽しむのがおすすめ。パワフルなイメージのボトルながらお寿司に合うというレビューもあり、繊細な料理にも合うポテンシャルを持っています。
生産地 | スコットランド・スカイ島 |
種類 | スコッチ・シングルモルト |
香り | ほのかな海水の塩・生ガキなど海を彷彿 柑橘系の甘み 力強いスモーキーさ |
味わい | 強いスモーキーさとモルトの香味 ドライフルーツの甘み 黒胡椒のスパイシーさ |
アルコール度数 | 46% |
価格 | 3,620円 |
おすすめな人 | パンチのあるハイボールや水割りを楽しみたい人 癖のある個性的なウイスキーに挑戦したい人 |
10位:さまざまな飲み方に合うバランスの良さ【バランタイン ファイネスト】
世界160ヵ国で飲まれるスコッチの定番ブランド、「バランタイン」のスタンダードボトル。手頃な価格ながら、ライトでもヘヴィーでもない豊かでなめらかなバランスの良い味わいです。
ハイボールやロックなどシンプルな飲み方から、カクテル「ゴッドファーザー」などのカクテルベースとしてもよく使われる、汎用性の高さが魅力です。
生産地 | イギリス・スコットランド |
種類 | スコッチ・ブレンデッド |
香り | バニラや蜂蜜を思わせる甘くバランスの良い香り |
味わい | バランスの良いミディアムボディ 豊かで滑らかな味わい |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 1,154円 |
おすすめな人 | 手頃で飲みやすいボトルを探している人 幅広い飲み方に合う汎用性の高い銘柄を探している人 |
お気に入りの割り方を見つけてウイスキーを楽しもう!
本記事ではウイスキーの割り方のポイントやおすすめの飲み方、割って飲むのにおすすめの銘柄をご紹介してきました。
初心者にとってはハードルの高そうなウイスキー。しかし割ることによって飲みやすく見た目にもおしゃれになります。
簡単な飲み方・割り方も多く手を出しやすいという側面も。ご紹介した材料や銘柄にはコンビニやスーパーで手に入るものも多くあります。
ぜひ今回ご紹介した割り方を試していただき、お気に入りの飲み方でよりウイスキーを楽しんでいただけたら幸いです。