原料を知ればウイスキーの特徴を理解できる!原料ごとのおすすめ銘柄18選も紹介


「ウイスキーの原料にはどういったものがあるのか知りたい」
「原料別においしいウイスキーの具体的な銘柄を知りたい」



ウイスキーを知っていくと、ウイスキーには原料が違うタイプのものがあることが分かってきます。実際、飲んでみると味も違っており、どんな原料がどんな味わいになるのか気になってきますよね。


この記事ではウイスキーの原料にはどのようなものがあり、どのような特徴があるのかを解説しています。また原料別においしい銘柄を18本ご紹介しています。ぜひ、原料の違いがウイスキーにどのような影響を与えるのかを知って、ウイスキーをより深く楽しんでください。

目次

ウイスキーの3つの条件


ウイスキーとみなされるためには、以下の3つの条件を満たす必要があります

ウイスキーの条件

①穀物が原料であること
②蒸留酒であること
③木樽熟成をしていること



3つの条件から分かるように、原料が穀物でなければウイスキーとは認められません。例えば、同じ蒸留酒で木樽熟成していても、原料が果実の場合はブランデーになります。

ウイスキーの主原料は穀物


ウイスキーの主原料として扱われる原料は次の4つです。

ウイスキー主原料

①大麦麦芽(モルト)
②トウモロコシ
③ライ麦
④その他(小麦、オート麦、お米など)



それぞれの原料により、香りや味わいが異なってきます。実際に大麦麦芽(モルト)、トウモロコシ、ライ麦などによってどのような特徴があるのかを解説していきます。

大麦麦芽(モルト)


大麦麦芽(モルト)は主にスコッチウィスキーの主原料として使われています。特に大麦麦芽(モルト)だけで作れられたシングルモルトという品種は高級なウイスキーが多く、味わいは甘いものから辛いものまで幅広く、複雑で奥が深いのが特徴です。


大麦麦芽(モルト)はスコッチウィスキーの流れを汲んでいるアイリッシュウイスキーやジャパニーズウイスキーでも主原料になっています。ウイスキーにハマってきたら、一度はシングルモルトを飲んでみることをおすすめします。

トウモロコシ


アメリカンウイスキーで主原料として使われているものです。トウモロコシの甘みが味わえるのが特徴的で、まったりとした味わいがします。


トウモロコシを使ったものでは、バーボンウイスキーとテネシーウイスキーが有名です。深い甘みを味わいたいなら、トウモロコシが主原料のアメリカンウイスキーを飲んでみましょう。

ライ麦


カナディアンウイスキーの一部銘柄で主原料として使われています。ライウイスキーと呼ばれるもので、トウモロコシが主原料のバーボンウイスキーよりもスパイシーな味わいが特徴です。


ライウイスキーはラインナップが少ないため、たくさんの銘柄の中から選ぶことはできません。しかし、定番なものばかりなので銘柄選びに悩むことはありません。発芽させたライ麦麦芽を使ったものは、ライモルトウイスキーと呼ばれます。

その他


あまり生産が盛んな訳ではありませんが、小麦、蕎麦、キヌア、米などを原料としたウイスキーも存在しています。大麦麦芽(モルト)、トウモロコシ、ライ麦とはまた違う風味と味わいがあり、いつもと違うウイスキーを味わってみたい方には良いですね。


少し変わり種のウイスキー原料であり、例えば蕎麦を主原料にした『エデューシルバー』は他のウイスキーとは違うものの、甘くなめらかな口当たりをしており、通常のウイスキーにも引けをとりません。小麦、蕎麦、キヌア、米などを原料にしたウイスキーを見つけたら、一度手に取ってみましょう。

原料の穀物でウイスキーの種類が決まる


基本的にはどの穀物を主原料にするかによって、ウイスキーの種類が決まります。原料によって、ウイスキーの香りや味わいなどの特徴が形づけられるためです。


細かく紹介すると、ウイスキーの種類は数多くありますが、ここでは5種類の主なウイスキーをご紹介します。

主なウイスキーの種類

・モルトウイスキー
・グレーンウイスキー
・シングルモルト
・ブレンデッドウイスキー
・バーボン



原料を限定したものや、主原料を基本にして他の穀物を混ぜあわせたものもあります。それぞれ詳しく解説していきますので、どうぞご覧ください。

モルトウイスキー


モルトウイスキーの原料は、モルト(大麦麦芽)のみです。ポットスチルとよばれる単式蒸留機で2~3回ほど蒸溜され作られます。


香味成分が豊富になるのが特徴のウイスキーです。モルトウイスキーは原酒としての呼称ですので、モルトウイスキーの名で売られていることは基本的にありません。

グレーンウイスキー


グレーンウイスキーの原料は、モルトだけではなく、トウモロコシや小麦などさまざまな穀物が混ぜられています。ちなみにグレーンとは『穀物』のこと。連続式蒸留機を使い、短時間に大量に蒸溜されます。


香りや味わいは薄く、クリーンな酒質となるのが特徴。グレーンウイスキー単体での製品化はそこまで多くはなく、大部分は後述するブレンデッドウイスキーの原酒として使われています。

ブレンデッドウイスキー


複数の蒸留所のモルトウイスキーとグレーンウイスキーとを混ぜて造られたものです。世界で販売されているウイスキーの90%ほどがブレンデッドウイスキー。


複数の原酒がブレンドされて味が整えられるため、口当たりのよい飲みやすさがあります。まずウイスキー初心者が手を出す場合には、ブレンデッドウイスキーがおすすめです。

シングルモルト


単一の蒸留所内の複数の樽のモルトウイスキー原酒を混ぜ合わせたもの(原料はモルト100%)です。複数の蒸留所にわたってブレンドされていないため、個々の蒸留所の個性が全面に出るが特徴。


複数の蒸留所のモルトウイスキーをブレンドした場合は、ブレンデッド(ヴァッテッド)モルトと呼ばれますが、銘柄は多くはありません。単一蒸留所内の複数の樽から混ぜることもせず、単一の樽から直接瓶詰めされた場合は、「シングルカスク」と呼ばれます。ただし、こちらもそれほど販売はされてはいません。

バーボン


バーボンウイスキーの原料は、51%以上がトウモロコシでなくてはいけません。アメリカで製造されているウイスキーです。連続式蒸留機で蒸留が行われます。


テネシーウイスキーも似ていますが、テネシーウイスキーの場合はテネシー州産かつバーボンウイスキーに木炭ろ過を加えたものになります。トウモロコシの甘みが特徴で、パワフルな味わいがしているものが多いです。

【原料別】一度は飲んでおくべきウイスキーの定番銘柄18選


原料の違いによって種類分けされるウイスキーは、それぞれに香りや味わいの特徴があります。原料をチェックしながら、ウイスキーを飲むことによって、より深くウイスキーを楽しめます。


これからウイスキーを色々と学んでこうとするなら、それぞれの種類の代表的な定番銘柄をチェックするようにしましょう。まずはシングルモルトからご紹介いたします。

【原料:大麦麦芽】モルトウイスキー(シングルモルト)の定番銘柄5選

シングルモルトの特徴は、銘柄ごとに強い個性があることです。なぜなら、各蒸留所の風土や製法のユニークさがそのまま風味に反映されているため。


癖の強いウイスキーならではの味わいが好きな人向けのウイスキーです。ブレンデッドウイスキーでは物足りないという人におすすめ。

1位:シングルモルトのロールスロイス【ザ・マッカラン12年】


シングルモルトのロールスロイスと呼ばれ、とても上品で優雅な味わいが楽しめます。シングルモルトと言えば一番手にあがることも多い銘柄で、大麦麦芽(モルト)を味わいたいなら選んでいただきたい逸品。


大麦は蒸留所が指定する農園で作られたものを使用。ゴールデンプロミス種、ミンストレル種という一風変わった品種を使っているのも特徴。チョコレートやドライフルーツ、バニラアイスなどと一緒に飲むと、上質な甘みをより深く楽しむことができます。


複雑でエレガントなテイストを味わうなら、シングルモルトのザ・マッカラン12年です。

 

生産地 スコットランド
ウィスキータイプ シングルモルト
香り ほのかにシェリー酒の香り
味わい まろやかな甘み
アルコール度数 40%
価格 6,340円
おすすめな人 上級者向け


2位:うまみが病みつきになる【ラガヴーリン16年】


スモーキーな香り、複雑なテイストで、フィニッシュは甘い個性的な味わいのシングルモルト。飲みやすい銘柄とは言えませんが、強いうまみは病みつきになります。


複雑なテイストはシングルモルトならではであり、ウイスキーの奥深さを知りたい人にはうってつけの銘柄です。スモーキーさが強いので、燻製チーズとマッチします。シングルモルトファンでは知らない人がいないという病みつきになるシングルモルト『ラガヴーリン16年』、一度は飲んでみてください。

 

生産地 スコットランド
ウィスキータイプ シングルモルト
香り スモーキー
味わい スモーキーさと強い甘さ
アルコール度数 43%
価格 7,248円
おすすめな人 上級者向け


3位:惚れこむか嫌いになるか【ラフロイグ10年】


スモーキーなフレーバーが特徴的で、独特な香りはまるで正露丸のようです。ウイスキーに飲み慣れていても、ラフロイグはちょっと苦手という人がいるほどの個性派。強烈なインパクトを残すシングルモルトで、ぜひチャレンジしていただきたい銘柄です。


燻煙がしっかりとウイスキーに溶け込み、麦芽の強いスモーキーフレーバーが楽しめるため、シングルモルトをとことん楽しめます。『ラフロイグ10年』のキャッチフレーズは『惚れこむか嫌いになるか』というもの。実際飲んでみて、自分の口に合うかを感じていただきたいです。

 

生産地 スコットランド
ウィスキータイプ シングルモルト
香り 正露丸のような香り
味わい スモーキー
アルコール度数 43%
価格 5,978円
おすすめな人 超上級者向け


4位:アイラモルトの女王【ボウモア12年】


ウイスキーの聖地アイラ島で製造されたウイスキーの中でもアイラモルトの女王と称させる銘柄。スモーキーな香りの中に蜂蜜を思わせる味わいをしています。高バランスなシングルモルトであり、シングルモルトの中では比較的飲みやすいです。


先ほど紹介した『ラガヴーリン16年』『ラフロイグ10年』ほど癖が強い訳ではありませんので、はじめに飲むシングルモルトとしては最適です。アイラモルトの女王の名がふさわしい、シングルモルトの複雑性と女性のような柔らかさがある銘柄。

 

生産地 スコットランド
ウィスキータイプ シングルモルト
香り スモーキー
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 40%
価格 3,465円
おすすめな人 中級者向け


5位:日本が誇るシングルモルト【山崎12年】


世界を魅了する逸品であり、ジャパニーズウイスキーならではの繊細さがあります。シングルモルトならではの複雑で上品な味わいをしており、シングルモルトを国産で楽しむなら『山崎12年』です。


おつまみとしてはチョコレートやチーズが合いますのでおすすめ。シングルモルトを楽しみたいけど、まずは国産とお考えであれば、日本が誇るシングルモルトをお楽しみください。

 

生産地 ジャパニーズ
ウィスキータイプ シングルモルト
香り フルーティー
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 43%
価格 17,800円
おすすめな人 中級者向け


【原料:さまざまな穀物】グレーンウイスキーの定番銘柄3選

グレーンウイスキーは、癖や雑味がほとんどなく、口当たりがよいのが特徴です。フレーバーもほとんどなく、無味無臭といった印象。


グレーンウイスキーのほとんどはブレンデッドウイスキーの原酒となりますが、一部はグレーンウイスキー単体として販売されています。売られている銘柄はそれほど多くはありません。

1位:心地よい風の味わい【サントリー知多】


軽やかな味わいと、ほのかに香るピュアストレートの香り。『軽やかな風』をイメージして作られており、グレーン原酒が見事に『軽やかな風』を表現している逸品。


グレーンウイスキーらしく香りも味わいも軽やかで飲みやすいです。国産のウイスキーなだけあり、日本食に合うのも特徴。軽やかピュアストレートの香りを楽しむなら、ハイボールがおすすめ。グレーンウイスキーを楽しむなら、『サントリー知多』で晩酌を彩りましょう。

 

生産地 ジャパニーズ
ウィスキータイプ グレーン
香り ピュアストレート
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 43%
価格 4,180円
おすすめな人 初心者向け


2位:カフェ式で作れた甘いウイスキー【ニッカ カフェグレーン】


砂糖菓子のような甘い香りに、舌触りが柔らかな軽快なボディで飲みやすいです。世界でもレアな『カフェ式連続式蒸溜器』で作られており、独特の甘さが特徴。


グレーンウイスキーは他のシングルモルトなどと違い、風味も柔らかなため、ウイスキーが苦手な人にも『ニッカ カフェグレーン』は向いています。カフェ式ならではの甘みを楽しむためにも、ストレートでまずは楽しんで頂きたい銘柄です。

 

生産地 ジャパニーズ
ウィスキータイプ グレーン
香り 甘い香り
味わい ライトボディ
アルコール度数 45%
価格 6,787円
おすすめな人 初心者向け


3位:珍しいアイリッシュシングルグレーン【ティーリング シングルグレーン】


香りはスパイスとフルーツが混ざり合う感じで心地よく、味わいはスパイシー。アルコール度数46%と高いため、しっかりとウイスキーを楽しめる銘柄です。


ハイボールにすると、よりキリっとスパイシーさが際立つので、おすすめ。珍しいアイリッシュのシングルグレーンで、グレーンウイスキーを深く楽しみたいなら外せない逸品。

 

生産地 スコットランド
ウィスキータイプ グレーン
香り フルーツとスパイスの香り
味わい スパイシー
アルコール度数 46%
価格 5,260円
おすすめな人 初心者向け


【原料:さまざまな穀物】ブレンデッドウイスキーの定番銘柄5選

モルトウイスキー原酒とグレーンウイスキー原酒とを混ぜ合わせたウイスキー。それぞれの原酒の長所が上手く引き出されることで、香り豊かで味わい深く仕上げています。


バランスのとれた味わいで飲みやすいのが特徴。ウイスキー初心者であれば、まずはブレンデッドウイスキーから手を出していきたいところです。

1位:繊細で飲みやすい世界一のスコッチ【ジョニーウォーカー ブラックラベル12年】


ジョニーウォーカーならではの繊細で複層的な味わいが楽しめます。スモーキーな味わいで、なめらかな飲み口なので、飲みやすい銘柄。200か国以上で年間1憶2000万本と世界一売れているスコッチ。


ブレンデッドならではのまろやかで飲みやすい味わいは、さすが世界一のスコッチです。ブレンデッドを楽しむのなら、間違いなく飲んでおきたい逸品。しっかりとした味わいが楽しめるため、一度ストレートで【ジョニ黒】を楽しんでみてください。

 

生産地 スコットランド
ウィスキータイプ ブレンデッド
香り フレッシュでフルーティー
味わい スモーキー
アルコール度数 40%
価格 2,482円
おすすめな人 初心者向け


2位:スパイシーさが心地よいスコッチの定番【バランタイン ファイネスト】


ややスパイシーな口当たりをしていますが、フィニッシュは甘いさわやかな味わいが広がります。ほのかにスモーキーさが香り、飲み方によっていろいろな顔をのぞかせます。初心者でウイスキーを飲み始めた人にもおすすめの銘柄。


ブレンデッドならではの飲みやすさは素晴らしく、ハイボールで飲むと鋭さを持った味わいが楽しめます。甘く華やかな香りと、スパイシーな味わいを『バランタイン ファイネスト』でお楽しみください。

 

生産地 スコットランド
ウィスキータイプ ブレンデッド
香り 甘く華やか
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 40%
価格 1,154円
おすすめな人 初心者向け


3位:ハイボールブームの火付け役【サントリー角瓶】


スパイシーな香りをしていますが、味わいそのものは甘く飲みやすいのが特徴。ジャパニーズウイスキーのロングセラー商品です。


日本でハイボールブームを作り上げた通り、ハイボールして飲むのがおすすめ。おつまみには鶏のから揚げなどの揚げ物がぴったりと合います。夜の晩酌にハイボールを用意するなら、『サントリー角瓶』を選べば間違いありません。

 

生産地 ジャパニーズ
ウィスキータイプ ブレンデッド
香り フルーティー
味わい ミディアムボディ
アルコール度数 40%
価格 1,333円
おすすめな人 初心者向け


4位:バーテンダー支持率No.1【デュワーズ ホワイトラベル】


甘くフルーティーな香りがしており、やや辛みのある味わいが味覚を刺激します。日本ではハイボールとして、バーテンダーの支持率No.1を獲得しており、ハイボールで飲むと非常に美味しい。


ブレンデッドなので飲みやすく、ウイスキー初心者におすすめ。ハイボールにすれば、さらに飲みやすく敷居が低くなるので、誰にでも楽しめるウイスキーになります。『サントリー角瓶』とのハイボール飲み比べも楽しめるので、晩酌のお供に1本は用意して置きたい銘柄。

 

生産地 スコットランド
ウィスキータイプ ブレンデッド
香り フルーティーな甘さ
味わい ややスモーキー
アルコール度数 40%
価格 1,699円
おすすめな人 初心者向け


5位:フローラルな香りが心地良い【ホワイトホース ファインオールド】


フローラルな香りが心地よく、味わいが甘めで飲みやすいです。甘さを引き出しているのは、ブレンドされているスペイサイドモルトの強い甘みを楽しむことができます。


値段が1,000円以下と安価で、とても飲みやすいため、ウイスキーを飲み始めた人に最適な銘柄。友達などの軽い集まりでブレンデッドウイスキーを楽しみたいのであれば、おすすめです。

 

生産地 スコットランド
ウィスキータイプ ブレンデッド
香り フルーティー
味わい ライトボディ
アルコール度数 40%
価格 933円
おすすめな人 初心者向け


【原料:トウモロコシ+さまざまな穀物】バーボンの定番銘柄5選

アメリカで製造されるウイスキーで、原料の半分以上がトウモロコシ。銘柄によってはトウモロコシの甘みが残っており、バニラやカラメルのようなスイートな味わいがあります。


甘めのフレーバーなので、印象よりは女性にも優しいウイスキーです。アルコール度数が50%台の飲みごたえのあるバーボンもありますが、はじめは40%などの低めのバーボンがおすすめ。

1位:バーボン売上No.1【ジムビーム】


バーボン特有の刺激がやや強めですが、フィニッシュはマイルドで甘く飲みやすいです。売上No.1のバーボンでもあり、バーボンを手に取るにはまず試していただきたい銘柄。


まろやかな甘みは原料であるトウモロコシを感じたい人にはうってつけ。飲む時はハイボールがおすすめで、『ビームハイ』の愛称で爽快感が親しまれています。バーボンのハイボールで、トウモロコシを感じながら、晩酌を楽しんでみてください。

 

生産地 アメリカ
ウィスキータイプ バーボン
香り フローラルな香り
味わい マイルドな甘み
アルコール度数 40%
価格 1,259円
おすすめな人 初心者向け


2位:アルコール度数50%のパワフルバーボン【ワイルドターキー】


バーボンの濃いバニラの香りが漂い、パワフルで甘い味わいが楽しめる逸品。しっかりとアルコールを感じたいなら、50%の『ワイルドターキー』を楽しんでみましょう。


バーボン特有のトウモロコシの甘い味わいが広がるのも特徴。ロックで飲めば、骨太で力強い味わいをダイレクトに楽しむことができます。バーボンの王道でもある『ワイルドターキー』は、バーボンを飲む上では欠かすことができません。晩酌でパワフルな飲みごたえを楽しんでください。

 

生産地 アメリカ
ウィスキータイプ バーボン
香り 熟したフルーティーな香り/td>
味わい フルボディ
アルコール度数 50%
価格 3,420円
おすすめな人 初心者向け


3位:甘さのバランスが絶妙【アーリータイムズ イエローラベル】


スパイシーで、バニラの香りが広がり、バーボン独特の甘さがあります。後味のキレがよく、飲み口はさっぱりしており、飲みやすいです。バーボン初心者にもおすすめの銘柄


トウモロコシ比率79%としっかりとトウモロコシを感じることができます。おすすめの飲み方はハイボールで、甘さと爽快感から、女性にも人気です。上質なバランスを誇るバーボン『アーリータイムズ イエローラベル』で晩酌を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

生産地 アメリカ
ウィスキータイプ バーボン
香り スパイシー
味わい キレの良い甘さ
アルコール度数 40%
価格 1,422円
おすすめな人 初心者向け


4位:スパイシーなのに甘い味わいが癖になる【エズラブルックス ブラック】


スパイシーな味わいが舌を刺激し、フィニッシュはまったりとした甘さを感じられます。一般的なバーボンよりもトウモロコシの比率が高いのも特徴で、濃厚で甘い香りが楽しめる銘柄。


ハイボールとして飲むのがおすすめ。炭酸の酸味を楽しみながら、爽快感と甘みを楽しんで頂けます。個性があまりないため、飲みやすく、ウイスキー初心者がバーボンに手を出すならうってつけの1本です。

 

生産地 アメリカ
ウィスキータイプ バーボン
香り フルーティーな甘さ
味わい スパイシー
アルコール度数 45%
価格 2,393円
おすすめな人 初心者向け


5位:マイルドで飲みやすいバーボン【メーカーズマーク】


フルーティーな香りがしており、味わいはマイルドで甘く飲みやすいです。アルコール度数が45%と高めであり、アルコールの刺激のスパイシーさがに苦手な人は避けた方が良いかもしれません。


ただアルコールの高さは冷やした場合にも感じることができるため、ハイボールなどにしてもアルコールの刺激が楽しめます。アルコール度数をのぞけば、初心者でも飲みやすいバーボンのため、ウイスキーを飲み始めの人でも、楽しめる銘柄です。

 

生産地 アメリカ
ウィスキータイプ バーボン
香り フルーティー
味わい マイルドでフルーティー
アルコール度数 45%
価格 2,280円
おすすめな人 初心者向け


原料を知ってウイスキーの特徴を理解しよう


ウイスキーは主原料によって、香りや味わいが変わることがお分かりいただけましたか?


今回、厳選した18の銘柄はどれも美味しく、原料の香りや味わいを楽しむにはとてもおすすめです。ぜひ、原料別にそれぞれ一度は手にとって、飲んでみて、違いを知識ではなく、舌で感じてみてください。きっとウイスキーの世界にまた一歩深く入り込んでいただけます。


あなたにとって、この記事がウイスキーを選ぶための参考になれば幸いです。