「バーボンとウイスキーの違いって何?」という人必見!バーボンの定義と人気銘柄を紹介
「バーボンとウイスキーって何が違うの?」
「初心者におすすめのバーボンの銘柄って何?」
上記の疑問やご要望をお持ちのあなたのために、バーボンとウイスキーの違いをご説明します。また、おすすめのバーボンと、グラス、相性の良いおつまみも紹介します。
本記事を読んで、あなたに合ったバーボンを見つけて、美味しく楽しんでみてください。
バーボンはウイスキーの一種
バーボンは、ウイスキーというお酒の中のひとつの種類です。ウイスキーという大きな括りの中にバーボンが存在しています。たとえて言えば、「犬」と「プードル」と同じ関係です。「犬=ウイスキー」で「プードル=バーボン」だと思ってください。
後述する5大ウイスキーのように、ウイスキー自体は世界中で製造されています。その中でも特に、アメリカのケンタッキー州を中心に、アメリカの法律によって定められた製法で製造されているものがバーボンと呼ばれます。
ウイスキーの本場であるイギリスのスコッチウイスキーと並んで、世界中で愛されているウイスキーの種類です。世界で最も売れているバーボンはジムビームで、年間約740万ケースも出荷されています。
日本国内にもバーボンは多く流通しているバーボン。コンビニやスーパーなどで有名銘柄を気軽に購入できるので、馴染みがある方も多いのでしゃないでしょうか。
そもそもウイスキーとは?
バーボンについて詳しく解説する前に、より大きな枠組みであるウイスキーというお酒全般について解説します。ウイスキーに関する知識はバーボンを知るうえでも必須のものなので、しっかりと理解しておくようにしましょう。
ウイスキーの3つの条件
ウイスキーとよばれるためには、以下の3つの条件を満たす必要があります。
①穀物が原料であること
大麦麦芽や、小麦、ライ麦、トウモロコシなど、穀物を原料としてウイスキーは作られています。ウイスキーの風味の根幹は穀物の甘味や苦味。穀物の味わいなしにはウイスキーの奥深い魅力は生み出されません。
②蒸留酒であること
原料を発酵させた後で、蒸留して作ります。蒸留することで、アルコール度数が高くなっています。
同じ大麦が原料のお酒でも蒸留していないビールのアルコール度数は5%前後。一方、蒸留されたウイスキーのアルコール度数は40%前後。かなりアルコール度数が高いことが分かります。
③木樽熟成をしていること
蒸留した後、木樽で熟成させます。樽の種類によって、ウイスキーの味も変わってきます。たとえば、シェリー酒を作った樽で熟成をされたウイスキーは独特のフルーティーな甘い風味を帯びることになります。
上記3要素がウイスキーの特徴を形作っています。いずれの要素もウイスキーというお酒を語るのには欠かせないものです。
5大ウイスキーの生産地
ウイスキーには5大生産地があり、製造される生産地ごとの個性がウイスキーに反映されます。本記事のテーマである「バーボン」はアメリカンウイスキーの一種。他のどの産地のウイスキーとも違う力強い味わいが魅力です。
①スコッチウイスキー
スコットランドで蒸留されているウイスキーのことです。世界で消費されるウイスキーの実に60%近くがスコッチ。世界中で愛されているウイスキーの代表格です。
大麦麦芽の乾燥のときピート(泥炭)を焚くことで乾燥させるのがスコッチの特徴。スモーキーと表現される独特の風味が生み出されます。
②アイリッシュウイスキー
アイルランドで蒸留されているウイスキーのことです。世界最古の歴史を持っています。スコッチウイスキーと比べると、スモーキーさは少なく飲みやすいのが特徴。
最近では、シングルポットスチル製法というアイリッシュウイスキーの伝統的な製法が再評価をされつつあります。オイリーで滑らかな口当たりを楽しめると人気です。
③アメリカンウィスキー
アメリカンウイスキーには、トウモロコシを主原料としたウイスキーが多くあります。トウモロコシ由来のスイートな味わいが特徴です。
バーボンはアメリカンウイスキーの一種。ケンタッキー州でその多くが生産されています。アメリカの風土を反映したパンチのある味わいで世界中で人気です。
④カナディアンウイスキー
カナディアンウイスキーは、5大生産地で生産されるウイスキーのうち、最もライトな飲み口で知られています。すっきりと飲みやすく、食事ととても合わせやすいです。
日本国内ではカナディアンクラブという銘柄が有名。他の産地のウイスキーと比べると癖が抑えめなので、ウイスキー初心者でも気軽に飲み進められます。
⑤ジャパニーズウイスキー
元々スコッチウイスキーの製法を取り入れて作られたところから歴史が始まったジャパニーズウイスキー。現在では日本独自の進化を遂げ多種多様なウイスキーが存在しています。
スモーキーなシングルモルトから口当たりの良いブレンデッドまで。日本人らしい繊細さが特徴で、日本国内はもとより世界中で日本産ウイスキーは愛されています。
上記のように、産地によって原料や製造方法には大きな違いがあるのが特徴。味わいや香りは生産地によって異なっています。
アメリカンウィスキーとしてのバーボン
前述のように、バーボンはアメリカンウイスキーの中のひとつの種類です。もともとケンタッキー州バーボン郡で造られていたため、バーボンと呼ばれています。
今でもバーボンの95%はケンタッキー州で造られています。アメリカンウイスキーの中でも最も知名度の高い種類であり、アメリカらしさに溢れたお酒と言えるでしょう。
バーボンの定義
バーボンの定義は以下の3つの条件を満たしたウイスキーであることです。
②アルコール80度以下で蒸留された蒸留酒であること
③内側を焦したホワイトオーク樽で2年間以上熟成させていること
上記条件を満たしたアメリカンウイスキーだけが、バーボンと呼ばれます。原料や熟成方法の違いから、スコッチなど他の産地のウイスキーとは全く異なる味わいがあるのが特徴です。
バーボンの3つの特徴
バーボンには以下の3つの特徴があります。いずれもスコッチウイスキーにもジャパニーズウイスキーにもないものです。バーボンならではの独特な風味は、以下の3つの特徴から生み出されるものです。
トウモロコシ由来のスイートさ
バーボンの主原料はトウモロコシです。そのトウモロコシの甘味がバーボンの味わいを形成しています。バーボンならではのカラメルやバニラのようと表現される濃厚なスイートさはトウモロコシ由来のものです。
スコッチウイスキーの繊細なフルーティーさと比較すると、バーボンにははっきりとした甘さがあるのが特徴。糖質はゼロであるものの、ストレートやロックでバーボンを飲むと口の中に濃厚な甘い味わいが広がります。
新樽由来の力強くはっきりした味わい
バーボンの熟成は、バーナーで焦がした木製の新樽で行われます。スコッチウイスキーの製法ではシェリー酒の樽やワインの樽の二次利用が行われますが、バーボンに使われるのは新樽のみ。
新樽ならではのパンチのあるスパイシーな風味がバーボンに付着。内側をバーナーでしっかりと焦がしてあるため、その焦げ目から溶出した成分がバーボンの味わいの骨格を形作ることになります。
有名銘柄でも手軽に安く買える
上記のように、バーボンの熟成は新樽で行われるのが特徴。そのため熟成するスピードが早く、スコッチウイスキーなどよりも早い年月で製品化することができます。スコッチはシェリー酒の樽やワインの樽を作るために熟成に長い時間が必要なのです。
スコッチが10年~30年ほど熟成するのと比較すると、バーボンは4~8年で出荷できるため、大量生産が可能。市場に出回ったときの価格も他のウイスキーと比べると安くなる傾向があります。バーボンの有名銘柄が手軽に安く買えるのもこのためです。
バーボンの選び方
次に、あなたに合ったバーボンの選び方について解説します。ひとえにバーボンといっても、色々な銘柄が存在しており香りや味わいも様々です。以下の選び方を参考にしながら、多くの銘柄の中から自分好みのバーボンを見つけられるようにしましょう。
価格帯で選ぶ
バーボンはスコッチなどと比較すると安く購入できる製品が多いのが特徴。もちろん一部の銘柄には高額なものもありますが、有名な定番銘柄であっても1,000円~3,000円ぐらいの価格帯で買える場合がほとんどです。
いきなり高額な銘柄に手をだす必要はありません。まずは安価な定番から美味しいバーボンを探してみるのがおすすめです。コンビニやスーパーでも買える銘柄にもバーボンらしい味わいのものはたくさんあります。
熟成年数で選ぶ
バーボンは熟成年数の違いにより、「スタンダード」、「プレミアム」、「スーパープレミアム」とそれぞれランク付けされています。
プレミアム:5〜8年
スーパープレミアム:6〜10年以上
ランクによって熟成期間が異なります。一般的には、熟成期間が長くなるほどに価格は高くなる傾向にあります。熟成期間が長くなることで原液の希少性が高まるためです。
熟成年数が高くなるほど風味がまろやかになり、アルコールの刺激なども弱まります。口当たりが良くて飲みやすいバーボンを求めるならば、熟成年数の長いものを選びましょう。
おすすめのバーボン定番銘柄10選
ここからは、初心者におすすめのバーボン定番銘柄10選を紹介していきます。どの銘柄も入手が簡単でありながら、バーボンならではの風味を楽しめるものばかり。バーボンの銘柄選びに悩んでいる方はぜひ参考にして下さいね。
売り上げ世界一バーボン【ジムビーム】
「ジムビーム」は、バーボンウイスキーの中でも売り上げ世界一の定番中の定番。飲みやすくて甘い味わいなので、バーボン初心者の方でも飲みやすいのが特徴。さすが売り上げ世界一といった印象ですね。
ジムビームはハイボールにして飲むとシュワシュワ爽快かつ甘みも増して食事にもとても良く合います。また、バーボンの味わいをじっくり堪能したい場合は、ストレートやロックもおすすめ。定番のバーボンの味を知りたいあなたには、「ジムビーム」がおすすめです。
産地 | アメリカン |
種類 | バーボン |
香り | バニラ、キャラメル、コーンの香り |
味わい | ほんのりと甘い |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 1,160円 |
おすすめな人 | ウイスキー初心者 |
飲みやすいクラフトバーボン【メーカーズマーク】
「メーカーズマーク」は、小さな蒸留所で丁寧に作られる飲みやすいクラフトバーボン。一本一本ハンドメイドで作られていて、他のバーボンよりも小麦由来のふっくらとした甘さを感じます。とても飲みやすいのでバーボン初心者の方にもおすすめ。
どんな飲み方でも良いですが、ハイボールにして飲むと美味しいです。揚げ物のおつまみと一緒に爽やかな喉越しを楽しめます。甘くて飲みやすいバーボンをお求めのあなたは、「メーカーズマーク」を選びましょう。
産地 | アメリカン |
種類 | バーボン |
香り | バニラ、蜂蜜、オレンジの香り |
味わい | ふっくらとした小麦の甘み |
アルコール度数 | 45% |
価格 | 2,280円 |
おすすめな人 | ウイスキー初心者 |
シャンパンのようなプレミアムウイスキー【ジャックダニエル】
「ジャックダニエル」は、テネシーウイスキーと呼ばれる厳選されたプレミアムウイスキーのうちの一つです。バーボンと思われがちですが、実はジャックダニエルはバーボンではありません。
「ジャックダニエル」は、テネシーウイスキーというアメリカンウィスキーの一種。チャコールメローイングという独特な製法で造られるため、甘味が強調され初心者の方でも飲みやすいのが特徴。数あるバーボンの銘柄を押しのけて、世界で一番売れているアメリカンウイスキーとなっています。
ストレートやロックにして甘さを味わいつつ、チョコレートやドライフルーツをつまむのがおすすめ。ジャックダニエルならではのスイートさを口の中で感じられます。飲みやすくて定番のアメリカンウイスキーを味わいたいあなたは、「ジャックダニエル」を選びましょう。
産地 | アメリカン |
種類 | テネシーウイスキー |
香り | バニラ、キャラメル、コーンの香り |
味わい | ほんのりと甘い |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,338円 |
おすすめな人 | ウイスキー初心者 |
コスパよく飲みやすい【アーリータイムズ】
「アーリータイムズ」は、普段飲みしやすい安さで売り出されている飲みやすいバーボン。スーパーやショップでも安く売り出されていて、気軽に購入できます。
味わいはキレの良い後味が特徴。水割りやハイボールにして飲むと爽やかに味わえます。
キレの良いすっきりしたウイスキーを味わいたいあなたは「アーリータイムズ」を選びましょう。
産地 | アメリカン |
種類 | バーボン |
香り | バニラ、蜂蜜、スモーキーな香り |
味わい | 甘みとキレの良い後味 |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 1,422円 |
おすすめな人 | ウイスキー初心者 |
甘くて初心者にも飲みやすい【エライジャ・クレイグ 】
「エライジャ・クレイグ」は、ブラウンシュガーのほんのりとした甘さが初心者にも飲みやすいバーボン。初めてバーボンを造ったとされるバプティスト派の牧師の名前から商品名がとられています。
濃厚なスイートさが特徴なため、ストレートやトワイスアップで甘みや香りを存分に引き出すのがおすすめです。チョコレートやドライフルーツと一緒に味わうと、より甘く味わえます。
甘いバーボンを飲みたいあなたは「エライジャ・クレイグ」を選びましょう。
産地 | アメリカン |
種類 | バーボン |
香り | バニラ、蜂蜜、フレッシュミントの香り |
味わい | ブラウンシュガーの甘み |
アルコール度数 | 47% |
価格 | 2,900円 |
おすすめな人 | ウイスキー初心者 |
チョコの風味で飲みやすい【エヴァンウィリアムス 】
「エヴァンウィリアムス」は、チョコや黒砂糖のようなほんのりとした甘さが初心者にも飲みやすいバーボンです。
エヴァンウィリアムスの甘さは、熟成に使われる木樽から溶出される成分によるもの。焦がしたホワイトオーク樽で熟成されることならではのものというわけですね。
甘さを直接味わいたいあなたなら、ストレートやトワイスアップが良いです。飲みやすさを重視するのであれば、水割りやハイボールにして飲むのがおすすめ。
チョコのような甘みと飲みやすさを求めるあなたは「エヴァンウィリアムス」を選びましょう。
産地 | アメリカン |
種類 | バーボン |
香り | バニラ、蜂蜜、フレッシュミントの香り |
味わい | チョコの甘み、黒砂糖やキャラメルのような味わい |
アルコール度数 | 43% |
価格 | 1,978円 |
おすすめな人 | ウイスキー初心者 |
ドライな味わい【ジョン・ハミルトン】
「ジョン・ハミルトン」は、ドライでスパイシーな味わいが好みのあなたにおすすめのバーボン。
独特な個性をスパイシーな味わいはかなりキツめ。普段からバーボンを飲み慣れている方ならば、他の銘柄との味の違いを楽しめることでしょう。ただし、初心者の方には刺激が強すぎるかもしれないので、別のバーボンを試してからのほうが良いかもしれません。
ストレートやトワイスアップ、ロックで香りを楽しみつつ、ビーフジャーキーやナッツをつまむのがおすすめの味わい方。
ドライでキレのあるバーボンで晩酌したいあなたには「ジョン・ハミルトン」がおすすめです。
産地 | アメリカン |
種類 | バーボン |
香り | バニラ、蜂蜜の香り |
味わい | スパイシーな味わい |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,100円 |
おすすめな人 | ウイスキー初心者〜上級者 |
ガツンとくるコクと甘み【ノブ クリーク 】
「ノブ クリーク」は、バニラやキャラメルのような濃厚な甘味が特徴のバーボンです。独特な奥深い味わいは、バーボン上級者からも愛され続けています。
コクのある味わいは9年もの間熟成されることで生まれます。英国でおこなわれている世界的な酒類コンペティションISC2014(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)でも、ウイスキー部門のGOLD(金賞)を受賞するなど世界的に評価の高いバーボンです。
せっかくのプレミアムバーボンなので、まずはストレートやトワイスアップでスイートな香りや味わいを十分に堪能するが断然おすすめとなります。コクのあるリッチな味わいのバーボンをお求めのあなたは「ノブ クリーク」を選びましょう。
産地 | アメリカン |
種類 | バーボン |
香り | バニラ、蜂蜜の香り |
味わい | ナッツをともなった力強いバニラの甘み |
アルコール度数 | 50% |
価格 | 4,182円 |
おすすめな人 | ウイスキー初心者〜上級者 |
飲みやすいがコクもある【ウッドフォードリザーブ】
「ウッドフォードリザーブ」は、飲みやすさと濃厚さを同時に感じられる高級プレミアムバーボンです。特別な日に自分へのご褒美としてちょっとだけ奮発してみることをおすすめします。
「スーパープレミアム」クラスの少量生産なのでお値段も高額です。しかし、長期熟成されているが故のまろやかで飲みやすい味わいは他の銘柄では味わえないもの。ウイスキーのカクテルベースとしても世界一の人気があるのは、この飲みやすさが要因でしょう。
ハイボールにしたり、マンハッタンやニューヨークなどのカクテルにして飲むのがおすすめ。飲みやすい高級ウイスキーで特別感を味わいたいあなたには「ウッドフォードリザーブ」がおすすめです。
産地 | アメリカン |
種類 | バーボン |
香り | バニラ、蜂蜜、スモーキーな香り |
味わい | 滑らかな甘みとコク |
アルコール度数 | 43% |
価格 | 5,113円 |
おすすめな人 | ウイスキー初心者 |
高級プレミアムバーボン【ブラントン 】
「ブラントン」は言わずと知れた高級プレミアムバーボン。特別な日に飲むウイスキーにぴったり。じっくりと味わうことで、リッチな気分に浸れるでしょう。
一つ一つの樽ごとに丁寧にボトリングされているため、他のバーボンと比べるとお値段もなかなかに高額。1樽の原酒からは250本しか生産できません。豊かな芳香と繊細なキレのある味わいは、バーボン上級者には堪らないものがあります。
ストレートやトワイスアップにして香りと深みを存分に噛み締めるのがおすすめ。バーボンの奥深さを知りたいウイスキー上級者のあなたには「ブラントン」がおすすめです。
産地 | アメリカン |
種類 | バーボン |
香り | バニラ、蜂蜜、スモーキーな香り |
味わい | 豊かな芳香と繊細なキレ |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 10,820円 |
おすすめな人 | ウイスキー上級者 |
バーボンを味わい尽くす3つのコツ
お気に入りのバーボンの銘柄を見つけたら、以下の3つのポイントをチェックしましょう。銘柄をより美味しく味わうことができるようになります。
バーボンは濃厚でありながらも、繊細で奥深いウイスキー。飲むにあたってはちょっとした工夫をするだけで、味わいがガラッと変わります。ぜひひと手間を加えることで、バーボンを味わい尽くして下さいね。
バーボンを堪能できる飲み方3選
バーボンに限らずとも、ウイスキーは飲み方によって香りや味わいが大きく異なります。飲み方を間違ってしまうと、せっかくの香りや味わいが損なわれてしまうなんてことも。
しっかりとバーボンの奥深さを感じられる飲み方を選んでみましょう。以下に、バーボンを飲むのにおすすめな飲み方を3つご紹介します。
氷が溶ける過程で味わいの変化が楽しめる【ロック】
バーボンの一番のおすすめの飲み方はロック。スコッチなどの繊細なウイスキーは氷で冷やしてしまうと香りや味わいが崩れてしまいます。そのため、ロックで飲むことは本来は推奨されていません。
しかし、バーボンは風味がはっきりとしているため、氷で冷やしても味わいや香りが損なわれることはありません。最初はアルコールの刺激が強いですが、氷が溶けるにつれてトウモロコシのスイートさを味わうことができるようになります。
初めてのバーボンはロックで飲みましょう。
ゴクゴク爽快飲みやすい【ハイボール】
バーボンの味わいの特徴のひとつである木樽由来のスパイシーさは、ハイボールにするとより爽快さを増します。喉越しが良くゴクゴクと飲めてしまうため、夏の夜などにはぴったりの飲み方と言えるでしょう。
バーボンならば、低カロリーかつ糖質ゼロのためダイエット中のアルコールにもおすすめです。ビールの変わりにバーボンのハイボールを試してみてはいかがでしょうか。
甘さや芳醇な香りが際立つ【ホット(お湯割り)】
バーボン特有の芳醇な香りやカラメルやバニラのような甘さは、お湯で割ることで増幅します。寒い時期の晩酌にぴったり。甘いテイストのお酒が好みの女性にも人気の飲み方です。
トウモロコシ由来の甘さや香りを堪能したいあなたは、ホットにしてバーボン飲むのがおすすめ。蜂蜜やジャムなどを加えるアレンジをすると、また違ったバーボンの素晴らしさに気づけるはずです。
バーボンの味わいを増すグラス3選
バーボンはロックで飲むことが多いウイスキーです。そのため、お気に入りのロックグラスを持っていると、バーボンを楽しむ晩酌の時間をより特別に演出してくれます。
バーボンの味わいを増すロックグラスの特徴は以下の3つです。
②口をつけるリム部分が薄い
③耐久性の高い強化ガラスを使用
上記3点に注意して、あなただけのお気に入りのロックグラスを見つけてみましょう。上記のポイントを押さえれば、そこまで高いお金を支払うことなく質の高いロックグラスを見つけられるはず。
以下におすすめの3つのロックグラスを紹介しますので、ぜひ参考にして下さいね。
はじめてのロックグラスなら【アデリア ロックグラス クリア 345ml】
「アデリア ロックグラス クリア 345ml」は、グッドデザイン賞も受賞したデザイン性に優れたロックグラス。ワンコインで買える価格帯でありながら、高級バーにあるような上質さが溢れています。
丸みのある柔らかな印象のデザインをしており、大人びた印象ががあるのが特徴。ゴテゴテとした厳ついロックグラスが苦手な人にもおすすめしたい一品です。
商品名 | ロックグラスクリア |
メーカー名 | アデリア |
価格 | 484円 |
シンプルで使いやすいグラスなら【東洋佐々木ガラス オンザロックグラス 275ml】
「東洋佐々木ガラス オンザロックグラス 275ml」は、シンプルなデザインなので使いやすく、ウイスキー以外の色々なお酒を飲む場合にも使えます。家にひとつあると何かと便利なグラスです。
おいしくバーボンをいただけるのはもちろん、日常的に使いやすいグラスをお求めのあなたにおすすめです。
商品名 | オンザロックグラス |
メーカー名 | 東洋佐々木ガラス |
価格 | 539円 |
(個性的なグラスなら)【ナハトマン ウイスキータンブラー バブル クリア】
「ナハトマン ウイスキータンブラー バブル クリア」は、個性的なデザインで特別感を演出できるグラスです。バーボンを注ぐとバーボンの琥珀色がグラスに反射して、優雅な雰囲気を醸し出します。
シャボン玉を表現した個性的なデザインなので、晩酌時に特別感やお洒落さを演出したいときにぴったり。個性的なデザインで楽しく酔いたいあなたにおすすめです。
商品名 | ウイスキータンブラー |
メーカー名 | 東ナハトマン |
価格 | 1,097円 |
バーボンと相性の良いおつまみ3選
バーボンに合うおつまみは、強いバーボンの味わいに負けない濃厚な味わいがある乾物や原材料のコーンを使ったものがおすすめです。おつまみにこだわることで、バーボンの濃厚な味わいをより引き出すことができます。
以下でバーボンと合うおすすめのおつまみ3選を紹介します。参考にする商品を参考にしつつ、お気に入りのバーボンの銘柄にベストマッチなおつまみを色々と模索してみましょう。
定番のおつまみなら【ミックスナッツ ロースト 】
外さないおつまみをお求めのあなたには、「ミックスナッツ ロースト」がおすすめ。
ナッツの香ばしさと、バーボンのパンチのある味わいが相まって相性抜群。ナッツの塩気とウイスキーの甘みがちょうどよく中和します。バーボンをストレートやロックで飲むときには、ナッツ系のおつまみを用意しておければ間違いありません。
定番のおつまみでバーボンを楽しみたいと思うならば、「ミックスナッツ ロースト」がおすすめです。
バーボンの甘さと相性抜群【ドライフルーツ フルーツミックス】
ロックやストレートでバーボンの濃厚さを楽しみたいときには「ドライフルーツ フルーツミックス」をおつまみにするのもおすすめ。
ドライフルーツの甘酸っぱさが、バーボンのストレートな甘さを引き出してくれます。ドライフルーツは見た目も可愛らしいので、上品な晩酌の演出にも完璧です。
甘いおつまみで酔いたいあなたには「ドライフルーツ フルーツミックス」を選びましょう。
香りを味わいたいなら【なとり おつまみタイム ビーフジャーキー】
バーボンのパンチ力のある刺激的な香りを味わいたいなら「なとり おつまみタイム ビーフジャーキー」と合わせましょう。
バーボンの香りとジャーキーの香りが引き立て合います。また、バーボンの味にビーフジャーキーの味が負けないので、塩味と甘みが上手くマッチして美味しくバーボンを飲み進められるはず。
バーボン特有の強い香りとコクを味わいたいあなたには、「なとり おつまみタイム ビーフジャーキー」がおすすめ。
バーボンを通じてウイスキーの奥深さを堪能しよう
本記事では、バーボンとウイスキーの違い、おすすめのバーボンについて紹介しました。
本記事の要点を以下にまとめました。
・バーボンはアメリカで作られているトウモロコシが主原料のウイスキー
・バーボンはロックで飲むのが一番おすすめ
本記事を読んでいただければ、ウイスキーとバーボンの関係性がはっきりと分かるはず。本記事を参考にして、あなたも今日から素敵なバーボン生活を送りましょう。