スコッチウイスキーのおすすめ20選|産地ごとの特徴や選ぶポイントを徹底解説
「スコッチウイスキーについて語れるようになりたい」
「自分のお小遣いの範囲で買えるスコッチウイスキーのおすすめが知りたい」
筆者も日頃よくお酒を飲みます。ウイスキーはアルコール度数も価格も高いのが特徴。失敗した時のことを思うと中々買ったことのない銘柄に手を出せずにいました。
そんな方のために今回の記事では、
「そもそもスコッチウイスキーとは?」
「正しいスコッチウイスキーの選び方とは?」
「おすすめ銘柄のスコッチウイスキーの銘柄は?」
こういった悩みをお持ちの方のために情報をまとめました。当記事を読めば、自分にぴったりのスコッチウイスキーを見つけることが出来ますよ!
- 1. スコッチとは?世界消費の6割を占めるウイスキーの代名詞的存在
- 2. スコッチウイスキーが人気であり続ける3つの理由
- 3. スコッチウイスキーを選ぶときの3つのポイント
- 4. スコッチウイスキーのおすすめ銘柄20選
- 4.1. シングルモルトウイスキーのおすすめ10選
- 4.1.1. 1位:スコットランドで一番人気のシングルモルト【グレンモーレンジィ・オリジナル】
- 4.1.2. 2位:余韻が長く続く上質な味わい【ミルトンダフ15年】
- 4.1.3. 3位:伝統ある蒸留所で作られた【マッカラン・トリプルカスク】
- 4.1.4. 4位:スモーキーな香りのシングルモルト【ボウモア12年】
- 4.1.5. 5位:個性的なピート香の【ラフロイグ・セレクトカスク】
- 4.1.6. 6位:全てのシングルモルトの原点と言われる【ザ・グリンリベット】
- 4.1.7. 7位:スパイシーで切れ味のあるシングルモルト【アードモア・レガシー】
- 4.1.8. 8位:”酒の王様”とも称されるスパイシーなシングルモルト【タリスカー10年】
- 4.1.9. 9位:フルーティな甘口のシングルモルト【グレンフィディック12年】
- 4.1.10. 10位:強烈なピート香とスモーキさのシングルモルト【アードベック・10年】
- 4.2. ブレンデッドウイスキーのおすすめ10選
- 4.2.1. 1位:バーテンダー支持No.1の【デュワーズ 12年】
- 4.2.2. 2位:甘い芳香に心地良い苦味の【モンキー・ショルダー】
- 4.2.3. 3位:スモーキーな香りが特徴の【ジョーニーウォーカー・ブラックラベル】
- 4.2.4. 4位:華やかな香りとエレガントな味わいの【バランタイン 17年】
- 4.2.5. 5位:円熟した味わいのプレミアムなブレンデッド・ウイスキー【シーバスリーガル 12年】
- 4.2.6. 6位:円やかで滑らかな香り、力強いコクの【ティーチャーズハイランドクリーム】
- 4.2.7. 7位:甘い香りとなめらかな味わいの【バランタイン ファイネスト40度】
- 4.2.8. 8位:スモーキーな余韻が舌の上に残り続ける【ザ・ビッグ・スモーク 60】
- 4.2.9. 9位:やや甘めながらもスパイシーで飲み易い【ディンプル 12年】
- 4.2.10. 10位:島で蒸留された独特のピート感を持つ【ザ・シックスアイルズ】
- 4.1. シングルモルトウイスキーのおすすめ10選
- 5. スコッチウイスキーをさらに美味しく味わうために
- 6. 自分に合ったスコッチウイスキーを今すぐ注文しよう!
スコッチとは?世界消費の6割を占めるウイスキーの代名詞的存在
「スコッチ」とは世界で生産されているウイスキーのうち約6割を占める代名詞的な存在。5大ウイスキーの中でも最も存在感があるものです。日本のウイスキーもスコッチウイスキーをお手本にすることで誕生しました。
スコッチウイスキーの産地であるスコットランドはイギリス北部の一部の地域。北海道よりやや小さい土地で、世界中に愛好家のいるさまざまなスコッチウイスキーの銘柄のすべてが造られています。
ここからは、そんなスコッチウイスキーの概要についてご説明していきます。
スコッチウイスキーの条件
スコッチウイスキーを名乗るためには、イギリスの法律による規定をクリアしなければなません。
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【スコッチウイスキー規定】
- 原材料は水、酵母、大麦麦芽(モルト)などの穀物
- スコットランドの蒸留所で製造されたもの
- アルコール度数94.8%以下で蒸留
- オーク樽(容量700ℓ)に詰める
- スコットランド国内で3年以上熟成
- 水とカラメル以外のみ添加可能
- アルコール度数は40%以上
伝統の技術と品質を維持し続けるため、スコッチウイスキーの法定義は他の生産国のものと比較するとかなり厳格となっています。
スコッチウイスキーの製品の種類
スコッチウイスキーの種類は、原料と蒸留方法の違いによって以下の2つに分けられます。
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【モルトウイスキー】
- 原料はモルト(大麦麦芽)のみ
- 単式蒸留器で蒸留される
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【グレーンウイスキー】
- 原料は、モルトの他にもトウモロコシや小麦などの穀物が使われる
- 連続式蒸留機で蒸留される
- 蒸留所は数が少なく、グレーンウイスキーが単体で製品化されることはない
- 別の蒸留所のモルトウイスキーと混ぜて味を整えられることによって、ブレンデッドウイスキーとして製品化される
このモルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜ合わせることによって、ブレンデッドウイスキーとよばれるものになります。
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【ブレンデッドウイスキー】
- 複数の蒸留所のモルトウイスキー原酒とグレーンウイスキー原酒をブレンドして、飲みやすく調整されたもの
- スコッチウイスキーで製品化されているもののほとんどはモルトウイスキーかブレンデッドウイスキー
- スコッチウイスキーを有名にしたものは、モルトウイスキーの中でもシングルモルトとよばれるもの
ちなみに、上記のモルトウイスキーの中でも、以下の条件を満たすものは「シングルモルト」とよばれています。なめらかで飲みやすいブレンデッドウイスキーに比べると個性が強く、世界中にスコッチシングルモルトのファンが存在しています。
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【シングルモルトウイスキー】
- ひとつの蒸留所で造られた、複数の樽のモルトウイスキー原酒を混ぜ合わせることで瓶詰めされたもの
- ブレンデッドウイスキーのように複数の蒸留所にまたがってはいないため、それぞれの蒸留所の個性が際立つのがシングルモルト
- ユニークな香りや味わいのものも多く、1990年以降スコッチウイスキーのシングルモルトは世界的な大ブームとなった
スコッチウイスキーの6大生産地
スコットランド内には100ヶ所あまりのウイスキーの蒸留所があり6つの地区に密集しています。地域ごと蒸留所ごとに自然環境が異なるため、同じスコッチウイスキーでも香りや味わいが全く違うのが特徴。
ここからはスコッチウイスキーの6大生産地の特徴についてまとめていきます。
スペイサイド
スコットランド北東部に流れるスペイ川近くにはたくさんの蒸留所があり、スコッチウイスキーの最大の生産地となっています。
スコッチモルトウイスキー蒸留所の半分にあたる50もの蒸留所がスペイサイドに集中。スペイサイドで造られるモルトウイスキーは、スコッチの中でもバランスがとれておりエレガントな味わいがあるのが特徴です。
数々の銘酒がこの地域で生産されており、「ウイスキーの聖地」とよばれています。
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【スペイサイドの主な蒸留所】
- ベンロマック
- グレンバーギ
- ストラスアイラ
- グレンロセス
- グレンフィディック
- ザ・グレンリベット
- マッカランなど
アイラ
スコットランド西海岸のヘブリディーズ諸島の最南端に位置するアイラ島。日本の淡路島と同じぐらいの面積の島に8つもの蒸留所があります。アイラ島には、人気の銘柄を生み出している蒸留所も多く世界中のモルトファンの憧れの地となっています。
アイラモルトの特徴は、ピートをモルトの乾燥に使うことによる癖の強いスモーキーな香り。強烈な個性が際立っており、現在のシングルモルトの世界的ブームを牽引する存在です。
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【アイラの主な蒸留所】
- アードベッグ
- ボウモア
- ブルイックラディ
- ラガヴーリン
- ラフロイグ
- ブナハーブン
- カリラ
- キルホーマン
ハイランド
スコットランドの北部に位置するハイランド地方には、40あまりの蒸留所が存在しています。
ハイランドは広大なエリアにまたがっているため、「これがハイランドの特徴」といったものはなく、それぞれの蒸留所が独自の強い個性を主張しています。
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【ハイランドの主な蒸留所】
- ダルモア
- グレンモーレンジィ
- プルトニー
- クライヌリッシュ
- グレンゴイン
- ロイヤルロッホナガー
- アバフェルディ
- ベン・ネヴィス
アイランズ
アイランズとは、アイラ島を除くスコットランドの北岸から西岸にかけての島々の総称ですそれぞれの島や蒸留所で個性がはっきりしており、癖が強いウイスキーも多く存在します 。
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【アイランズの主な蒸留所】
- ハイランドパーク
- スキャパ
- タリスカー
- トバモリー
- アイル・オブ・ジュラ
- アイル・オブ・アラン
- アビンジャラク
- スキャパ
キャンベルタウン
キャンベルタウンはアイルランド西部のキンタイア半島にある人口5000人ほどの小さな街です。かつては30を超える蒸留所がありましたが、今では衰退しており蒸留所も3つのみとなっています。
ちなみに、ニッカウイスキー創業者の竹鶴政孝はキャンベルタウンの蒸留所に滞在しウイスキー造りを学んでいました。
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【キャンベルタウンの主な蒸留所】
- グレンガイル
- グレンスコシア
- スプリングバンク
ローランド
スコットランド南部のイングランド接する地域がローランド地方はグレーンウイスキーの生産が盛んな地域。ブレンデッドウイスキーはこの地から生まれました。
また、ブレンデットだけでなくローランドモルトの生産も行われています。味は他のスコッチと比べるとライトでスパイシーなのが特徴です。
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【ローランドの主な蒸留所】
- グレンキンチー
- ブラッドノック
- オーヘントッシャン
- ダフトミル
- アイルサベイ
- キングスバーンズ
- アナンデール
スコッチウイスキーが人気であり続ける3つの理由
スコッチウイスキーが世界的な人気を獲得したのには次の3つの理由があるとされています。
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【スコッチが人気の理由】
- ウイスキー造りに適したスコットランドの風土
- ウイスキーの世界的人気を牽引するシングルモルト
- ウイスキーらしさを体現するピーティなフレーバー
ここからは世界中のウイスキー好きを虜にしているスコッチの魅力を紹介していきます。
理由その1.ウイスキー造りに適したスコットランドの風土
スコットランドでウイスキーの生産が盛んになったのは、スコットランドの風土がウイスキー作りに適していたから。おいしいウイスキーが造りやすい土壌があったわけですね。
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【ウイスキー作りに適した風土】
- 原料となる大麦の生産が行われてる地域であること
- ウイスキーの熟成に向く冷涼な気候であること
- モルトの乾燥に使うピート(泥炭)を豊富に用意できる湿地帯であったこと
こういった要因が重なったことにより、多種多様なスコッチウイスキーが生まれることになりました。
理由その2.ウイスキーの世界的人気を牽引するシングルモルト
スコッチウイスキーの世界的な人気は、各蒸留所の個性を味わえるシングルモルトが国を越えてブームとなったことに由来します。現在のスコッチウイスキーブランドはシングルモルトによって支えられています。
1970年代末にはスコッチウイスキーは不況に陥っていました。しかし、そこで心機一転。それまでの主流であったブレンデッドウイスキーの代わりにシングルモルトを売り出したことが功を奏してウイスキーの消費回復につながっていきました。
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【主なスコッチシングルモルト】
- タリスカー
- クラガンモア
- ダルウィニー
- オーバン
- ラガヴーリン
- グレンキンチー
こういった個性的なシングルモルトの台頭がスコッチウイスキーの評価につながっているのです。
理由その3.ウイスキーらしさを体現するピーティなフレーバー
スコッチウイスキーの特徴は何と言っても強いスモーキーな香りです。癖が強いピートの香りに世界中の人が魅了されました。
スコッチではモルトの乾燥にピート(泥炭)を使っています。このため「ピーティ」とよばれる独特の風味が醸成されました。
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【スモーキーな香りとは】
- 正露丸やヨードといった薬品臭さ
- 燻製のようなスモーキーさ
こういった個性的な香りが合わさってスコッチウイスキーの特徴となっています。
ピーティさを特に感じられるのが、各蒸留所の個性がでるシングルモルト。強烈な個性をともなうシングルモルトのピーティな味わいには世界中にたくさんのファンがいます。
スコッチウイスキーを選ぶときの3つのポイント
自分にピッタリのスコッチウイスキーを選ぶためには、以下の3つのポイントを意識する必要があります。
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【スコッチの選び方3選】
- 香りで選ぶ
- 熟成年数で選ぶ
- 価格で選ぶ
以下、各ポイントについて詳しくまとめていきます。
1.香りで選ぶ
スコッチウイスキーの香りには、大きく分けてスモーキーなものとフルーティーなものがあります。ウイスキー好きにならスモーキーなものでいいのですが、初心者の場合はフルーティーなものを選ぶようにしましょう。
スコッチのスモーキーな香りが強い銘柄には、強烈な個性があります。慣れていない人がいきなり挑戦すると、楽しみ方が分からずにウイスキーが嫌いになってしまうことがあるため注意が必要です。
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【香りから銘柄を選ぶ】
- スモーキーさが好きならラフロイグセレクトカスク
- フルーティーさが好きならグレンモーレンジィオリジナル
こういった感じで自分の好みの香りから銘柄を選ぶようにしましょう。
2.熟成年数で選ぶ
スコッチウイスキーを選ぶときには熟成年数に注目するのも大事です。
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【熟成年数による風味の違い】
- 熟成年数が長くなる⇒味わいがまろやかになる
- 熟成年数が短い⇒味や香りがはっきりしている
こういった特徴があるため自分の好みの物を見つけ易くなります。
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【熟成年数で選ぶ】
- ストレートやロックといったじっくり堪能する飲み方が好き⇒熟成年数が長いスコッチを選ぶ
- 水割りやハイボールといった爽やかさを求める飲み方が好き⇒熟成年数が短いスコッチを選ぶ
こういった感じで熟成年数をチェックすることで自分好みのウイスキーを見つけやすくなります。
「熟成年数が長い=いいウイスキー」というわけではないという点に気をつけて、自分に合ったウイスキーを選びましょう。
3.価格で選ぶ
スコッチウイスキーにはさまざまな価格帯の商品があります。基本的には自分の予算に応じたスコッチウイスキーを選ぶようにしましょう。
「高いウイスキー=希少なウイスキー」というだけであって、「高いウイスキー=美味しいウイスキー」というわけではないことに注意が必要です。ただし極端に安いものだとウイスキー本来の香りや味を感じられず、満足のいくウイスキー体験ができないこともあります。
何を買っていいか分からない場合は、世間的にも評価の高い700mlで3,000円~5,000円ぐらいの価格帯のものを選べば無難です。ウイスキーは高すぎても安すぎても駄目なので、自分の求めるレベルを満たす価格帯の銘柄を選ぶようにしましょう。
スコッチウイスキーのおすすめ銘柄20選
ここからはシングルモルトとブレンデッドに分けてスコッチウイスキーのおすすめを紹介していきます。
個性豊かなスコッチウイスキーが欲しい場合はシングルモルトを、口当たりなめらかなバランスのいいウイスキーが欲しい場合はブレンデッドウイスキーを選びましょう。
シングルモルトウイスキーのおすすめ10選
世界的に人気が爆発中のスコッチシングルモルトウイスキー。
各蒸留所の個性が色濃く反映されているためかなり癖が強いものも多くなっています。ウイスキーの奥深さを知りたい場合にはシングルモルトにぜひとも挑戦してみてください。
1位:スコットランドで一番人気のシングルモルト【グレンモーレンジィ・オリジナル】
癖が強いシングルモルトが多い中で、バランスが取れており上級者でも初心者でも楽しめるのが【グレンモーレンジィ・オリジナル】。スコットランドで最も飲まれているシングルモルトであり、輸出量も全体で4位。世界中の人から愛されているスコッチです。
口当たりがよくさっぱりとした味わいが特徴です。なので楽しみ方としては、食前酒としても飲むのがおすすめ。シングルモルト選びに困ったらグレンモーレンジィ・オリジナルを選べば間違いありません。
生産地 | ハイランド |
ウィスキータイプ | シングルモルト |
香り | フルーティー |
味わい | ライトボディ |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 4,000円 |
2位:余韻が長く続く上質な味わい【ミルトンダフ15年】
熟したシナモンの香りと、深い味わいの【ミルトンダフ 15年】は、イギリス・ロンドンで開催された世界的な酒類コンペティション「第20回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2015」のスコッチウイスキー部門で金賞を受賞しています。
飲み方は主張の強い味わいなのでロックや水割りなどで。果実味豊かな深い味わいが特徴なため、長く余韻が続くウイスキーを飲みたい時はこの一本がおすすめです。
生産地 | スペイサイド |
ウィスキータイプ | シングルモルト |
香り | 熟した果実 |
味わい | 深い味わい |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 8,847円 |
3位:伝統ある蒸留所で作られた【マッカラン・トリプルカスク】
「ザ・マッカラン」のシリーズは1824年に設立された伝統ある蒸溜所でつくられているため、安定した味わいが特徴です。当ウイスキーは「ウイスキーのロールスロイス」と評され日本でも支持を得ています。
バランスの取れた味わいなので、食前酒や食中酒など幅広く使えますよ。伝統的なメーカーの銘柄が飲みたければ【マッカラン・トリプルカスク】を購入しましょう。
生産地 | スペイサイド |
ウィスキータイプ | シングルモルト |
香り | バニラ、レモン、レモンピール |
味わい | バランスのいい味わい |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 5,870円 |
4位:スモーキーな香りのシングルモルト【ボウモア12年】
「アイラの女王」とも呼ばれ、癖のあるスモーキーなフレーバーが特徴の【ボウモア12年】。海に面する蔵で12年潮の香りを吸い続けたたピート感の強い味わいの実現に成功しています。
癖の強い味わいなので、ロックでゆっくりとお酒の味を楽しむのがおすすめ。尖った香りのウイスキーの飲みたい時にうってつけの一本です。
生産地 | アイラ |
ウィスキータイプ | シングルモルト/td> |
香り | スモーキー・檸檬・蜂蜜 |
味わい | すっきりと飲みやすい |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 3,465円 |
5位:個性的なピート香の【ラフロイグ・セレクトカスク】
【ラフロイグ・セレクトカスク】はサントリーが保有するスコットランド西海岸沖に浮かぶアイラ島で製造された個性的なピート香のウイスキーで、世界中のファンからアイラモルトとして高い支持を得ています。
スモーキーなウイスキーはハイボールにしたり、ピート香をプラスしたい場合は他ウイスキーとのブレンドするとより美味しく味わえます。個性的な味わいのシングルモルトを探している場合は【ラフロイグ】で決まり。
生産地 | アイラ |
ウィスキータイプ | シングルモルト |
香り | 燻煙香、磯の香り |
味わい | 個性的な味わい |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 3,792円 |
6位:全てのシングルモルトの原点と言われる【ザ・グリンリベット】
【ザ・グリンリベット】は「全てのシングルモルトの原点」と言われ、柔らかく飲みやすいシングルモルトです。Amazonランキング大賞の洋酒・リキュールカテゴリーで、2015年、2016年と、2年連続で上位入賞した人気商品。
飲みやすいウイスキーですので軽いおつまみなどと合わせて楽しむのがおすすめです。爽やかで、柔らかい甘さの風味漂うウイスキーを飲みたい時は【ザ・グリンリベット】で決まり!
生産地 | スペイサイド |
ウィスキータイプ | シングルモルト |
香り | <トロピカルフルーツや花の香り |
味わい | 芳醇でソフト |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 3,556円 |
7位:スパイシーで切れ味のあるシングルモルト【アードモア・レガシー】
【アードモア・レガシー】はスモーキーで切れ味のある辛さが特徴で、癖の強いウイスキーの入門用におすすめです。レガシー(遺産)の名の通り、1898年創業の伝統ある味わいを楽しめます。
スモーキーなフレーバーなので、ハイボールがおすすめです。コストパフォーマンスも高いためスモーキーウイスキーの入り口を探している場合にうってつけのシングルモルトです。
生産地 | ハイランド |
ウィスキータイプ | シングルモルト |
香り | バニラ、スパイス |
味わい | スパイシー |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 3,551円 |
8位:”酒の王様”とも称されるスパイシーなシングルモルト【タリスカー10年】
【タリスカー 10年】はスパイシーさの中にある甘い蜂蜜風味の香りと、口に含んだ瞬間に僅かに感じる甘さの後に押し寄せるスモーキーさが特徴です。『宝島』の著者であるロバート・ルイス・スチーブンソンにより「King of Drinks(酒の王様)」とも評されました。
飲むときはスパイシーな味わいを活かして、燻製おつまみなどと共に。スパイシーで潮の風味が強く感じられるので、男性的なシングルモルトを求めている人に強くおすすめです。
生産地 | アイランズ |
ウィスキータイプ | シングルモルト |
香り | フルーツ |
味わい | スパイシー、スモーキー |
アルコール度数 | 45.8% |
価格 | 3,530円 |
9位:フルーティな甘口のシングルモルト【グレンフィディック12年】
新鮮な洋梨のような香りとフルーティな甘さですっきりと飲みやすい【グレンフィディック12年】は、今日では世界でもっとも飲まれているシングルモルトウイスキーの一本です。
すっきりとした甘さなので、食前酒にうってつけで、癖がなく優しい飲み口のシングルモルトを探している場合はこの銘柄がおすすめです。
生産地 | スペイサイド |
ウィスキータイプ | シングルモルト |
香り | フルーティ |
味わい | 甘口 |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,980円 |
10位:強烈なピート香とスモーキさのシングルモルト【アードベック・10年】
飲んだ瞬間に感じるピーティなスモーキーさとほのかな甘みが絶妙なバランスで両立している【アードベック・10年】。ウィスキー評論家ジム・マレー氏が「世界で最も偉大な蒸留所」「完全な味わい」と絶賛し、2008年にシングルモルトとして初めてワールド・ウィスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
主張の強い味わいなので、ロックやハイボールなどにしてもその味わいが損なわれることはありません。クセのある個性的な味わいのウイスキーを探している場合はこの一本がおすすめです。
生産地 | アイラ |
ウィスキータイプ | シングルモルト |
香り | ピート香 |
味わい | スモーキー |
アルコール度数 | 46% |
価格 | 4,719円 |
ブレンデッドウイスキーのおすすめ10選
実はスコッチウイスキーの8割はブレンデッドウイスキーで、シングルモルトに比べるとなめらかで口にしやすいものが多いのが特徴です。
ウイスキーを飲み慣れていない方でも問題なく飲み進められる銘柄が多く揃っています。
1位:バーテンダー支持No.1の【デュワーズ 12年】
40種類ものモルトおよび、グレーン原酒をブレンドした【デュワーズ】は濃厚で丸みのある飲み易い味わいが特徴です。カクテル協議会入賞バーテンダー100名を対象にした聞き取り調査で支持率No.1を獲得しました。
濃厚な味わいなので、ロックやハイボールなどで楽しむのがおすすめです。ブレンデッドウイスキー選びで困ったら【デュワーズ】を選びましょう。
ウィスキータイプ | ブレンデッド |
香り | 上質でスムース |
味わい | 濃厚で丸みがある |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,411円 |
2位:甘い芳香に心地良い苦味の【モンキー・ショルダー】
【モンキー・ショルダー】洋梨、バニラなどの甘いアロマに、麦芽の甘さと独特なピート香が合わさった味わいが特徴のブレンデッドウイスキーで、サンフランシスコワールドスピリッツコンペティション2013では最高賞(ダブルゴールド)を受賞しました 。
ストレートやロックでも美味しいですし、カクテルベースにしてもその味わいを楽しめますよ。スムースな味わいでチョコレートやバニラ、ドラフルーツにも合うので甘いものに合うウイスキーを探している場合はおすすめの一本です。
ウィスキータイプ | ブレンデッド |
香り | 洋梨・バニラ・ビターチョコ・ハチミツ |
味わい | やや甘め、柔らかいピート感 |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 3,262円 |
3位:スモーキーな香りが特徴の【ジョーニーウォーカー・ブラックラベル】
スモーキーでバランスの取れた味わいが特徴の【ジョニーウォーカーの黒】は、専門家から「ブレンドの傑作」、「アルティメット」と評価されています。
スモーキーながらも飲みやすいので、ストレート、ロック、水割りなど、色々な形で楽しめます。とにかくバランスの取れた味わいな上リーズナブルな価格のため、コスパの良いウイスキーを探している人におすすめです。
ウィスキータイプ | ブレンデッド |
香り | スモーキー |
味わい | コクがある |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,265円 |
4位:華やかな香りとエレガントな味わいの【バランタイン 17年】
華やかな香りと品のある味わいが特徴の【バランタイン】。1937年の誕生以来 “ザ・スコッチ“として称えられ、世界中のウイスキー通から親しまれています。
複雑な味わいで余韻の長いウイスキーは、ロックやハイボールなどで楽しみましょう。蜂蜜を思わせる甘みの中にスモーキーさもある複雑な味わいなので、ゆっくりとウイスキーを味わいたい時はこれで決まり。
ウィスキータイプ | ブレンデッド |
香り | 華やか |
味わい | まろやか |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 5,287円 |
5位:円熟した味わいのプレミアムなブレンデッド・ウイスキー【シーバスリーガル 12年】
熟した果物や蜂蜜の香りが広がるブレンデッドウイスキーの【シーガルリーバス】は200年の誇り高き血統と、全世界で躍進を続ける、スコッチウイスキーを象徴するブランドです。
後味もさっぱりしているため、食前酒などにも最適です。上品でまろやかな味わいなので、「辛すぎるのも苦手だけど、甘すぎるのも飲み辛い」という人におすすめ。
ウィスキータイプ | ブレンデッド |
香り | 蜂蜜、果物、ハーブ |
味わい | クリーミーでまろやか |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,633円 |
6位:円やかで滑らかな香り、力強いコクの【ティーチャーズハイランドクリーム】
【ティーチャーズハイランドクリーム】は力強いコクと豊かな風味がゆっくりと消えていくバランスの良い後味が特徴のブレンデッドです。創業者が品質の安定したウイスキーを造る名ブレンダーだったことからスコッチの先生(ティーチャー)と称されました。
その爽やかな余韻を活かして食前酒などにもおすすめで、さっぱりと飲めて、リーズナブルな値段なので軽い気持ちで飲めるウイスキーを探しているという場合にうってつけの一本です。
ウィスキータイプ | ブレンデッド |
香り | スモーキー |
味わい | 力強いコクと優しい風味 |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 1,060円 |
7位:甘い香りとなめらかな味わいの【バランタイン ファイネスト40度】
【バランタイン ファイネスト】は40種類ものシングルモルトをブレンドした、バニラや蜂蜜のような芳醇な香りと飲み易い味わいが特徴のブレンデッドウイスキーです。2006年にはISC(イギリスの酒類国際コンペティション)金賞受賞、2009年にはThe Scotch Whisky Masters金賞受賞。
本来のコク、バランスを楽しめるためハイボールにして飲むのがおすすめとなっています。複雑ながらも飲み易い味わいが特徴で、値段もリーズナブルなため安いウイスキーを探しているならおすすめの銘柄。
ウィスキータイプ | ブレンデッド |
香り | バニラや蜂蜜 |
味わい | 豊かでなめらか |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 1,154円 |
8位:スモーキーな余韻が舌の上に残り続ける【ザ・ビッグ・スモーク 60】
【ザ・ビッグ・スモーク 60】はピート香の強いフレーバーに、スモーキーな味わいが特徴。強めのウイスキーで、IWSC2013でゴールドメダル受賞しています。
アルコール度数や元の味わいが強いウイスキーはハイボールやロックなどで飲みやすくなります。スモーキーでとにかく主張の強いウイスキーなので、「強いお酒を楽しみたい」という時には間違いのない一本。
ウィスキータイプ | ブレンデッド |
香り | ピート香 |
味わい | フルーティかつスモーキー |
アルコール度数 | 60% |
価格 | 5,748円 |
9位:やや甘めながらもスパイシーで飲み易い【ディンプル 12年】
【ディンプル 12年】はブレンデッドらしい複雑なアロマに、軽く飲み易い味わいのウイスキーです。12年以上熟成スコッチの分野では、現在世界第4位の販売量を誇るビッグブランドで、世界20ヶ国のこだわりのバーやウイスキー愛好家に支持されています。
飲むタイミングとしては、甘口の中にもすっきりとしたスパイシーさがあるので、食前酒などにもうってつけ。やや甘めすっきりと飲み易い味わいなので、ウイスキー初心者にもおすすめの一本です。
ウィスキータイプ | ブレンデッド |
香り | フルーツやバニラの香り |
味わい | 甘め |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 2,970円 |
10位:島で蒸留された独特のピート感を持つ【ザ・シックスアイルズ】
【ザ・シックスアイルズ】は果実味のある香りと甘みのある味わいに混ざったピート感が特徴で、ウイスキーで有名なスコットランドの6つの島(アイラ・ジュラ・スカイ・マル・オークニー・アラン)で蒸留された原酒を絶妙にブレンドです。
燻製されたおつまみと一緒に飲むとよりその味わいを楽しめます。飲むと最初は甘い風味、そして徐々に潮味が強くなっていくので、お酒の味をじっくりと味わいたいときはこれ。
ウィスキータイプ | ブレンデッド |
香り | オレンジやバニラ |
味わい | 微かな甘みとピート感 |
アルコール度数 | 43% |
価格 | 4,980円 |
スコッチウイスキーをさらに美味しく味わうために
お気に入りの銘柄を見つけたら、その銘柄をより美味しく飲むための工夫をしましょう。
繊細で奥深いウイスキーは、飲むにあたってのちょっとした工夫でその香りや味わいに大きな変化が生まれます。グラス、飲み方、つまみをちょっと意識するだけで、スコッチウイスキーのポテンシャルがより引き出されることになるのです。
せっかくですから、スコッチウイスキーをより美味しく飲めるようにちょっとだけ手間をかけてみましょう。
グラスにこだわる
どういったグラスを使うかでウイスキーの香りや味わいは大きく変わります。良いグラスには香りを増幅させるデザインや、スッと舌の上にお酒を注げるような工夫がされているためです。
グラスのリム部の厚さや湾曲具合、ボウル部のくびれの有無によってウイスキーの風味は変化しますので、ウイスキーをおししく飲むデザインが徹底されたグラスを選ぶようにしましょう。
おすすめグラス①:富士山のデザインがあしらわれた【田島硝子】
ガラス職人の手技が冴える伝統技法でなんと世界遺産の富士山をグラスの底に入れている【田島硝子】はおみやげグランプリ2015 最優秀賞・観光庁長官賞を受賞しています。
お酒の色や氷の有無などによって富士山の見え方が変わりますので、おしゃれで風情あるグラスでお酒をより楽しみましょう。
おすすめグラス②:キャッチコピー【グレンケアン】
【グレンケアン】はウィスキーの持つ『色合い』『香り』『味』を最大限堪能する為に作り出された「究極のウィスキー専用グラス」です。
評論家「リチャード・パターソン」を始めとする数々の一流ブレンダーや蒸留所マネージャーなど数多くのプロフェッショナルの意見を取り入れていて、ウイスキーをストレートで楽しむのにおすすめです。
ウイスキー専用のグラスで、お酒をもっと美味しく飲めますよ!
おすすめグラス③:味をまろやかにするチタングラスの【SUNFLY】
【SUNFLY】は、複雑で芳醇な香りを解きほぐすフォルムでウイスキーが舌上で横に広がるのが特徴。チタンの素材のため香りや味わいを適切に調えてくれます。白金や金と同等の強い耐食性をもち、身体親和性が高い「人に最も優しい金属」でできたグラスです。
少し味が強めのスモーキーなウイスキーなどを入れて飲んでみるのがおすすめ。いつものウイスキーでワンランク上の楽しみ方ができます。
飲み方にこだわる
ウイスキーを飲むときは各々の銘柄の特徴にあった飲み方を選びましょう。飲み方しだいで香りや味わいは大きく異なるためです。
例えば、熟成年数の長いブレンデッドウイスキーは濃厚な味わいや香りを堪能できるストレート、癖の強いピーティでスモーキーなシングルモルトは水割りでさっぱりと飲むのがおすすめ。
自分の好きな銘柄の良さを最大限引き出す飲み方をしましょう。
おすすめ飲み方①:ウイスキーの美味しさをじっくり楽しめる【ストレート】
飲みやすくバランスの取れた味わいのウイスキーはストレートがおすすめ。ウイスキー本来の香りや余韻を楽しめます。ストレートに合う銘柄としては【マッカラン】や【ジョニーウォーカー】などです。
ウイスキー本来の香りと味わいを楽しみたい時はストレートで飲みましょう。
おすすめ飲み方②:ブレンデッドの濃厚さを堪能する【ロック】
甘さとピート感が混在するような複雑な味わいのブレンデッドスコッチなどはロックがおすすめ。ブレンデッドのような複雑な味わいはロックにしても味のバランスが崩れません。
ロックが合うウイスキーとしては【デュワーズ】や【バランタイン】など。複雑な味わいのブレンデッドはロックで楽しみましょう。
おすすめ飲み方③:ソーダで割る定番の飲み方の【ハイボール】
スモーキーでピート香の強いシングルモルトウイスキーはハイボールが良く合います。なぜならソーダで割ることでウイスキー本来の味わいやコクが強調されるため。
【アードモア】や【アーベック】などがおすすめのウイスキーです。ウイスキーのコクや旨味をより引き立てか場合は、ハイボールにしましょう。
つまみにこだわる
おつまみを選ぶ際には、一緒に飲むウイスキーの良さを最大限引き出すような物を選びましょう。お酒とおつまみには相性の良し悪しがあり、相性が良いおつまみと一緒に飲むとそのお酒のポテンシャルをより引き出すことができるためです。
スモーキーさが強いシングルモルトには、同じく燻製されたおつまみがベストマッチします。選んだウイスキーと最高のマリアージュをするおつまみを選ぶようにしましょう!
おすすめおつまみ①:セブンプレミアム【焼き豚切り落とし】
【焼き豚切り落とし】はジューシーな味わいなので、すっきりと飲みやすいウイスキーに良く合うおつまみです。
後味が爽やかなウイスキーは舌を適度に刺激してくれるので、【マッカラン】や【グレンモーレンジィ】などがおすすめです。
他のおつまみを選ぶ場合も、味の濃い物と合わせる場合は後味が爽やかな物を選ぶようにしましょう。
おすすめおつまみ②:セブンイレブン【スモークレバー&砂肝】
【スモークレバー&砂肝】はスモーキーでピート香の強いウイスキーに合わせましょう。当商品には燻製されたレバーが入っているので同じ燻製香の強いウイスキーに良く合います。
【ジョニーウォーカー】や【ザ・ビッグスモーク】など、燻製されたクセの強いおつまみは同じく味わいの濃いウイスキーに合わせると間違いありません。
おすすめおつまみ③:【セブンカフェ 濃厚くちどけのガトーショコラ】
【濃厚くちどけのガトーショコラ】のような甘いお菓子は、お互いに味わいを潰しあわないため同じく甘口ですっきりとした飲み口のウイスキーにおすすめです。
【モンキー・ショルダー】など柔らかな飲み口のウイスキーと合わせてデザート感覚で楽しみましょう!
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以上、スコッチウイスキーの基礎知識や、おすすめの銘柄、飲み方やおつまみについてご説明してきました。
今回ご紹介した中で最もおすすめなのは【グレンモーレンジィ・オリジナル】ですので、ウイスキー選びに迷っている方はぜひ購入してみてください!
一見スコッチウイスキーとは敷居が高いように思われますが、今回の記事に書かれていることを参考にすればもうウイスキー選びで迷うことはなくなりますので、ぜひ自分に合った美味しいお酒を選んでください!