スキャパとは?スコッチウイスキーならでは香りや味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説
「スキャパってどんなウイスキーなの?」
「おすすめのスキャパの銘柄が知りたい!」
スコッチウイスキーに興味を持ってネットで調べたり酒屋さんで物色したりしてみても、色々な銘柄や用語が出てきてよく分からないですよね。特にこれから初めてスコッチを飲むなら、最初の1本で失敗は避けたいところ。
今回ご紹介する「スキャパ」という銘柄は、実はスコッチ初心者にもおすすめできる特徴を持ったウイスキーなんです。
本記事では、スキャパという蒸溜所の特徴や歴史に始まり、スキャパのウイスキーが愛される理由をご紹介。
そしておすすめのスキャパの銘柄と飲み方、さらにはスキャパと同じ地域区分に属する蒸溜所のおすすめ銘柄を解説します。
スコッチウイスキーをより深く楽しむ一助になること間違いありません。早速見ていきましょう。
スキャパとは?個性豊かなアイランズ・スコッチ
スキャパは「スコッチ・ウイスキー」の1銘柄。スコッチとは、イギリスの「スコッチ・ウイスキー規則」のルールに基づいて、スコットランドで製造されたウイスキーを指します。
スコッチウイスキーには蒸溜所の所在地毎に地域区分があり、スキャパは「アイランズ」とよばれるスコットランド北岸~西岸に位置する島で構成される地域の銘柄です。
スキャパのウイスキーは1つの蒸溜所で作られたウイスキーだけを瓶詰めした「シングルモルト」ウイスキーで、他のどのスコッチウイスキーとも違う個性が世界中のウイスキー愛好家から評価を受けています。
スキャパの風土
「アイランズ」地域にはスコットランド北岸~西岸の島にある6つの蒸留所があり、スキャパ蒸溜所は北岸に位置するオークニー諸島内のメインランド島に所在します。
スコットランドにはモルトウイスキーだけで100を超える蒸溜所がありますが、スキャパ蒸留所は数ある蒸留所の中でも最北部に位置します。潮風が強く厳しい寒さの地域で造られているのですね。
スコッチ・ウイスキーの製造に欠かせないのが「ピート(泥炭:でいたん)」です。特有のスモーキーな燻製香や薬品のような香りのもとになります。スキャパ蒸溜所では、ピートが多量に含まれる造船所脇の小川(リングロ・バーン)の水をウイスキー造りに使っているのが特徴。
「スキャパ」はノース語(ヴァイキングの言語)で「ボート」や「隠れ家」を意味する言葉。造船所脇の小川にぴったりのイメージですね。
スキャパの歴史
スキャパ蒸溜所の創業は1885年。メインランド島の南部、スキャパ海峡を臨む高台に建てられました。創業から130年以上の歴史ある蒸溜所です。
まだ石炭などによる直火での蒸溜が一般的だった19世紀当時から、蒸気エンジンによる熱源を導入するなど技術的にも先端を走っていたのがスキャパ。1954年にカナダのウイスキー会社であるハイラム・ウォーカー&サンズに買収され、以降更なる設備改修が行われます。
特に1970年代に導入された蒸溜釜「ローモンド・スチル」は、現在でもスキャパの初溜釜として稼働しており、特有の味わいや香りの付与に大きな役割を果たしています。同社のものは現存する唯一のローモンド・スチルでもあります。
1994年に世界的なウイスキーの人気の低迷を受けて一旦操業を停止しますが、2004年にスコッチ・シングルモルトの世界的ブームを受けて再稼働。現在はフランスの世界的酒造メーカー「ペルノ・リカール」社の元で稼働が続いています。
現在でも5人のクラフトマン達によるハンドメイドで、コンピューターを使わずに製造・管理が行われています。全て手作業とはいえ、年間100万リットル(純アルコール換算)の製造を実現する効率的なシフト体制で生産が続けられています。
スキャパが愛される5つの理由
スキャパ蒸溜所は長い歴史を持ち、現在でもこだわりの手作業でウイスキーを造っている昔ながらの蒸留所。
創業から現在に至るまで、スキャパは世界中のウイスキーファンを魅了し続けています。スキャパが愛され続ける理由として以下の5つの特徴が挙げられます。
- ピートを使用しない麦芽による繊細な味わい
- アイランズ・スコッチならではの潮の風味
- ローモンド・スチルでの蒸留によるライトな口当たり
- ファースト・フィル・バーボン樽による甘い香り
- 職人のハンドメイドによる温かさ
上記の特徴について、次から詳しく見てみましょう。
1. ピートを使用しない麦芽による繊細な味わい
多くのスコッチ・ウイスキーでは、原料のモルト(麦芽)を乾燥する際にピート(泥炭)を焚きます。しかしスキャパではピートによる乾燥を行わない「ノン・ピーテッド麦芽」を使用するのが特徴です。
ピートはスコッチのシングルモルトにありがちなスモーキー香や薬品臭などの元。ノン・ピーテッド麦芽によって特有の癖が抑えられ、よりモルトの繊細な香りを楽しむことができます。他のシングルモルトと比べると、癖が少なく飲みやすいのがスキャパの人気の理由です。
2. アイランズ・スコッチならではの潮の風味
スキャパの熟成樽の貯蔵庫は海の近くにあり、庫内は磯の香りで満ちています。
樽内での熟成期間に磯の香りを含む潮風にさらされることで、スキャパのウイスキーにはほのかな潮の風味やドライな後味が加わり、魅力の1つとなっています。
3. ローモンド・スチルでの蒸留によるライトな口当たり
スキャパの蒸溜釜には、先述した「ローモンド・スチル」が使われています。ウイスキー蒸溜所で導入しているのは現在スキャパだけです。
ローモンド・スチルを初溜釜(蒸溜の1回目)に使用することで、スキャパの柔らかなライトボディの味わいを生み出します。
熱心なウイスキーファンには、ローモンド・スチルを見るためにスキャパ蒸溜所を訪れる方も。真鍮色で円筒形の独特なスチルは、見るだけでも迫力があります。
4. ファースト・フィル・バーボン樽による甘い香り
スキャパのウイスキーの熟成にはバーボン樽を使用します。「ファースト・フィル」とは、バーボンなどの熟成に使用された樽で1回目にスコッチの熟成を行うこと。
目利きによる厳選されたバーボン樽を使用することで、バニラにような甘い香りをウイスキーに与えます。特に「スキャパ・スキレン」という銘柄は100%ファースト・フィルの樽なので、より豊かなバニラ香を持つのが特徴。
スモーキーで癖の強いものより、フルーティで甘い香りが好みならスキャパはおすすめです。
5. 職人のハンドメイドによる温かさ
多くの蒸溜所がAIやコンピューターで品質管理を行うようになる中で、スキャパは職人のハンドメイドを貫いている小さな蒸溜所です。
現在では5人のクラフトマン達が24時間体制でシフトを組んで品質管理を行なっており、ハンドメイドでクオリティの高いスキャパの原酒を造っています。
スキャパの代表的な銘柄3選+1
本項からはスキャパ蒸溜所で造られている銘柄をランキング形式でひとつずつチェックしてみましょう。
熟成年数が長い銘柄は原酒不足のため販売停止になっているものも多いので要注意です。通販サイトで探すと、希少性から定価の何十倍もの金額がついていることもあるので気をつけましょう。
1位:すぐ手軽に購入できる現行ボトル【スキャパ・スキレン】
スキャパが現行でリリースするボトルのひとつが「スキャパ・SKIREN(スキレン)」です。国内販売を請け負うサントリーが現在も公式に販売している唯一のスキャパのウイスキーになります。
後述する「スキャパ16年」が2015年春に終売になった後に発売されたNAS(ノンエイジステイトメント)ボトル。NASとは熟成年数を規定しない銘柄を指します。
先述したノン・ピーテッド麦芽の使用で、他のスコッチ・シングルモルトにありがちな癖の強さが無く、フルーティーで爽やかな味わいやバニラのような甘さが特徴。
「スキレン」はノース語(ヴァイキングの言語)で「光り輝く空」を意味し、当ボトルの爽やかさを表すのにぴったりです。
ソーダで割ってハイボール、氷と共にオン・ザ・ロックス、水と半分で割るトワイスアップなどさまざまな楽しみ方に合います。
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | フルーティー・花のような甘い香り |
味わい | メロンのような爽やかさ・バニラの甘さ |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 6,233円 |
2位:ピートの効いたイギリス向けボトル【スキャパ・グランサ】
前項の「スキレン」と同じく、原酒不足で終売になった「スキャパ16年」の後にイギリス国内限定で発売されたのが「スキャパ・グランサ」
通常のバーボン樽で熟成の後、ピーテッドウイスキーの樽で追熟させるため、スキレンと比べるとスモーキーなのが特徴。とはいえスキャパらしいフルーティさ、甘さも持っています。
国内で公式販売はされていません。日本向けに輸入販売していた在庫も減っておりスキレンより価格も上がっているため、今のうちに手に入れるのが吉なボトルと言えるでしょう。
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | バニラ・フルーツ・蜂蜜など甘い香り スモーキーさも有り |
味わい | フルーティな甘さ・スモーキーな余韻 |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 6,233円 |
3位:飲みやすい前レギュラーボトル【スキャパ16年】
2015年3月まで販売されていた以前のスキャパのレギュラーボトルが「スキャパ16年」。16年が原酒不足で終売した後にリリースされたのが前述のスキレンとグランサです。
16年はスキャパ・スキレンに連なるようなフルーティな香りと爽やかな甘さを持ちます。熟成年数が長い分爽やかでスッキリまとまりがあり癖が少ないため、とても飲みやすいボトルです。
終売のためネットでも価格が高騰していますが、まだ置いているバーもあるので探してみましょう。
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | フルーツ・バニラなど スモーキーさも有り |
味わい | フルーティやバニラの甘さ・ナッツ系の香ばしさ 余韻はスパイシー |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 31,380円 |
番外編:スキャパがブレンドの重要な役割を担う【バランタイン17年】
「バランタイン17年」は「ザ・スコッチ」と呼ばれるスコッチを代表する「ブレンデッド・ウイスキー」です。
「ブレンデッド」が示す通り、スコットランド各地のモルト原酒とグレーン(穀類)原酒を40種類ブレンドして造られるのがバランタイン17年。そしてスキャパは味わいの骨格となる主要原酒「キーモルト」の1蒸溜所として使われています。
バランタイン17年の味わいのひとつは口に入れた瞬間に香るフルーティーさ。これこそスキャパがキーモルトであることで得られている特徴です。非常に重要な役割を担っていることからも、スキャパのモルトウイスキーとしての質の高さが伺えますね。
バランタイン17年自体が素晴らしいウイスキーですが、興味があればスキャパ・スキレンと飲み比べてみるのも面白いです。
ウイスキータイプ | ブレンデッド |
香り | バニラのような甘い香り・樽のスモーキーさ |
味わい | 蜂蜜のようにクリーミーで甘美 樽やピートのスモーキーさもあり複雑で力強い |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 5,299円 |
スキャパにおすすめの飲み方2選
本項からは国内現行のボトルであるスキャパ・スキレンにおすすめの飲み方を2つ紹介します。憧れのスキャパを手に入れたら、ぜひ試してみて下さいね。
スキャパの繊細な味わいを楽しむなら【オン・ザ・ロックス】
スキャパが持つ本来の繊細な味わいを堪能しつつ、味わいの変化も楽しみたいなら氷+ウイスキーで飲む「オン・ザ・ロックス」がおすすめです。
まずはストレートに近いウイスキー本来の味わい深さを堪能しましょう。時間の経過とともに氷が溶けていくので、スキャパのバーボン樽由来のバニラの香りが次第に広がっていきます。
スキャパの爽やかさを存分に満喫するなら【ハイボール】
ハイボールといえばウイスキーを手軽に楽しむ飲み方の定番ですが、スキャパのような上質なシングルモルトにも合います。
ソーダで割ると、特にスキャパのフルーティな爽やかさがより引き立ち、爽快感を楽しめるのでおすすめです。パイナップルやメロンのようなスキャパ本来の甘い香味に加え、柑橘系のような爽やかさを感じることもできます。
スキャパが好きならおすすめ!個性的なアイランズ・スコッチのおすすめ5選
先述のようにスキャパ蒸溜所は「アイランズ」に区分されています。もしスキャパを気に入ったらぜひ他のアイランズ・スコッチも試してみましょう。
アイランズのウイスキーは「これぞ」といった共通の特徴が無い分、それぞれの島の蒸溜所独自の個性が面白いポイントです。
本項からはおすすめのアイランズ・スコッチの銘柄5選をランキング形式でご紹介します。
1位:フルーティーさとピートのバランスが良い【ハイランドパーク12年】
スキャパと同じメインランド島に所在し、北緯59度の世界最北に位置する蒸溜所として知られているのが「ハイランドパーク」です。
12年ボトルは同社の現行品のスタンダード品に位置するもの。スキャパと比べるとスコッチのシングルモルトらしいスモーキーさと、シェリー樽を使用することからくるフルーティーさが特徴。
力強い飲みごたえがありますが、同時にフルーツ香・甘味もあります。ピートのスモーキーさも強すぎず、女性でも好きな方が多いボトルです。
生産地 | メインランド島・ハイランドパーク蒸溜所 |
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | ピートのスモーキーさ・ドライフルーツの甘い香り |
味わい | フルボディで力強い フルーティさとスパイシーさが並存・複雑で完成度が高い |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 3,942円 |
2位:嵐をイメージしたスパイシーな1本【タリスカー・ストーム】
アイランズ地域のインナー・ヘブリーデス諸島最大のスカイ島に位置する蒸溜所が「タリスカー」です。
「タリスカー・ストーム」は年数表記の無いNASボトル。マスターブレンダーが原酒を選び抜き、「スカイ島の荒々しい海岸線や嵐を体現する」というコンセプトを体現した1本です。
スカイ島の嵐というイメージの通り、潮の効いたスモーキーさとコショウのようなスパイシーさが特徴。しかし同時に蜂蜜のような甘さも感じられる、複雑で面白いボトルです。
ストレートやオン・ザ・ロックスで楽しむのは上級者向けですが、水割りやハイボールでも甘さとスパイシーさのバランスよく楽しめるのでおすすめです。
生産地 | スカイ島・タリスカー蒸溜所 |
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | コショウのようなスパイシーさ 潮のようなスモーキーさ 蜂蜜のような甘い香り |
味わい | 豊かな甘味の後、熱くなるようなスパイシーさが続く 甘味・スモーキーさ・塩気のバランスの良さ・複雑さ |
アルコール度数 | 45.8% |
価格 | 5,139円 |
3位:ピートの効いたヘヴィーな味わい【レダイグ10年】
スコットランド西岸のジュラ島とスカイ島の中間に位置するマル島。そんなマル島にあるトバモリー蒸溜所で造られている銘柄が「レダイグ10年」です。
同蒸溜所の中でもモルトの乾燥にしっかりピートを使用し、ピート香の効いたスモーキーな香りと味わいが特徴のボトル。アルコール度数も高めでヘヴィーな味わいが楽しめます。
価格は比較的手に入りやすいものの、スモーキーなスコッチシングルモルトの良さを感じられる逸品です。
生産地 | マル島・トバモリー蒸溜所 |
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | 柔らかいピート香とスモーキーさ ミントやフローラルな華やかさ |
味わい | コショウのようなスパイシーさ ドライフルーツの甘味 ピートのスモーキーさ クリーミー・オイリー |
アルコール度数 | 46.3% |
価格 | 5,457円 |
4位:ストレートでも飲みやすいまろやかさ【アイル・オブ・ジュラ10年】
スコットランド西岸にあるジュラ島に所在する「アイル・オブ・ジュラ蒸溜所」で造られるシングルモルトウイスキーの10年熟成ボトルです。
ノン・ピーテッドで非常にさっぱりしており飲みやすく、万人におすすすめできるまろやかな口当たりが特徴。香りはイチジクやプルーンのようでフルーティーさを楽しめます。
ストレートでも非常に癖が少なく飲みやすいですし、少し水を加えて味と香りの変化を楽しんでみるのもおすすめです。
生産地 | ジュラ島・アイル・オブ・ジュラ蒸溜所 |
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | プラム系果実の特徴的な香り |
味わい | さっぱりとしたライト・ボディ 非常にまろやかで癖がない |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 3,333円 |
5位:柔らかく飲みやすい味わいとスパイス感【アランモルト10年】
スコットランド南部のアラン島に所在する、1995年に創業したばかりの「アイル・オブ・アラン蒸溜所」で造られるシングルモルトウイスキーの10年熟成ボトル。
シングルモルトは、本来ブレンデッドウイスキーの原酒として造られることが多いもの。しかしアラン蒸溜所は「シングルモルトとして楽しむ」ためのウイスキーの製造を行う数少ない蒸溜所の一つ。なので柔らかく飲みやすく仕上がっています。
ノン・ピーテッド麦芽を使っているので、スモーキーな香りが苦手という人にもおすすめ。味わいにはシナモンのようなスパイス感や、なめらかなフルーティーさもあるため、ハイボールで飲むとより爽やかに楽しめます。
生産地 | アラン島・アイル・オブ・アラン蒸溜所 |
ウイスキータイプ | シングルモルト |
香り | バニラの甘さ・フルーツの爽やかさ |
味わい | シナモンなどのスパイス感 柑橘系フルーツの爽やかさ シロップのような甘さ |
アルコール度数 | 46% |
価格 | 3,844円 |
まずはスキャパ・スキレンで個性的な味わいを堪能しよう
本記事では、スキャパ蒸溜所の特徴のご紹介に始まり、スキャパウイスキーの魅力とおすすめ銘柄、さらに派生してアイランズ・スコッチのおすすめも見てきました。
まずスキャパの中でも入手しやすいスキャパ・スキレンを手に入れて、スキャパ特有のフルーティーさや爽やかさを楽しんでみるのがおすすめです。
もしスキャパ・スキレンを気に入ったら、さまざまなアイランズ・スコッチや、予算に余裕があればスキャパの終売ボトルを狙ってみると、一気にスコッチウイスキーの楽しみ方の幅が広がります。
ぜひ本記事を参考に、深くて魅力満載のスコッチウイスキーの世界を広げてみて下さいね。