【初心者必見】今さら聞けない!これだけは知っておくべき有名なウイスキーの銘柄21選

「ウイスキーに挑戦するのはハードルが高いから、まずはどんなお酒なのか知りたい」
「飲み比べをしてお気に入りのウイスキーを見つけたいけれど、銘柄が多くて分からない」



確かに、原料や生産地によって様々なジャンルや味わいの違いがあるウイスキーは、どれから始めてみれば良いのかも分かりづらいですよね。


この記事では、そもそもウイスキーとはどのようなお酒なのか、どうやって作られているのか、など基礎的な知識を詳しく解説しています。さらに、背景を知った上で身近にお楽しみいただけるよう、有名な銘柄の中からおすすめのウイスキーを国ごとにご紹介します。


最後まで読んでいただければ、ウイスキーについて詳しくなり、どのウイスキーから始めてみたいか、お気に入りの一本が見つかること間違いありません。ぜひ、参考にしてみてください。

目次

そもそもウイスキーとは

有名な銘柄をご紹介する前に、まずはウイスキーの正しい知識を学んでいきましょう。より、ウイスキーを飲むのが楽しくなります。

ウイスキーってどんなお酒?

そもそも、ウイスキーとはどのようなお酒なのでしょうか。定義から順番にご説明していきます。

ウイスキーの定義


ウイスキーとみなされるためには以下のような条件を満たす必要があります。

・大麦、ライ麦、とうもろこしなど、穀類を原料としていること
・穀類に含まれるデンプンを酵素で糖化させていること
醗酵、蒸留がなされていること
木製の樽で熟成していること

国によって、原料の種類や製造方法は少しずつ異なりますが、「ウイスキー」と呼ばれるものはすべて、この条件を満たしています。

ウイスキーの製造プロセス


ウイスキーの製造プロセスには、大きく分けて次の7つの段階があります。

①製麦(モルティング)

ウイスキーを作るために欠かせない酵素を大麦の中に作るため、発芽した大麦を乾燥させて麦芽を作る必要があります。ピートと呼ばれる泥炭を燃やし、発生した煙を当てて乾燥させる、という方法があり、ピートを用いて製造するウイスキーにはスモーキーさが残ります。

②糖化(マッシング)

麦芽を細かく砕き、温めた水を合わせることにより、酵素が働いてでんぷんを糖分に変化させてくれます。糖化させた液をろ過したものが、ウイスキーの元となる麦汁です。

③発酵(ファーメンテーション)

麦汁に酵母を加えることによって、糖分をアルコールと炭酸ガスに変えます。醗酵の方法や条件によって、ウイスキーの風味や香りの違いが生まれてきます。醗酵を終えた液はもろみと呼ばれます。

④蒸溜(ディスティレーション)

もろみを熱して沸騰させ、生まれた蒸気を冷やすことによって、もろみに含まれる成分を分離させます。濃縮されアルコール濃度の高まった原液をニューポットと呼びます。

単式蒸留機(ポットスチル)を使って「一度蒸留したものを取り出して再度蒸留する」という方法が伝統的に古くから採用されていました。

のちに連続式蒸留機という機械が開発されます。連続式蒸留では、一度もろみを入れることによって複数回連続して蒸留を行うことができるようになっており、より効率的に蒸留を進められるようになりました。

連続式蒸留機は効率がよく便利ですが、素材の風味が残りにくいことから、今でも伝統的な単式蒸留の方法が採用されている場合もあります。
⑤熟成:(マチュレーション)

蒸留してできたニューポットを樽に入れて寝かせます。ウイスキーの美しい見た目や独特の味わいは、熟成の段階があるからこそのものです。樽の特徴や寝かせておく環境によって、様々な特徴を持ったウイスキーが生まれます。

⑥ヴァッティングとブレンディング

モルト原酒どうしを混ぜ合わせることをヴァッティング、モルト原酒とグレーン原酒を混ぜ合わせることをブレンディングと呼びます。ウイスキーの味わいは最終的にここで決まります。

⑦瓶詰め(ボトリング)

最後に瓶に詰め、みなさんのもとに届けられます。


多くの手間暇をかけて一本のウイスキーが生み出されているのが分かりますね。

ウイスキーの特徴


ウイスキーは独特の味わい、とよく言われます。他のお酒とは次のような点が異なっています。

・ウイスキーと似ているブランデーとは、原料が異なります。ウイスキーは穀類、ブランデーは果実から作られます

・ワインは蒸留の段階を含みません。複数回蒸留を行うのはウイスキーならではの特徴です

・ビールや焼酎と違い熟成の段階を経ることにより、コクや味の柔らかさが生まれます

工程が多いからこそ、複雑で奥深い味わいが生まれ、他にはない独特さを生み出しているのです。

ウイスキーの5大産地とは

・ウイスキーには5大産地があります。ウイスキーは文化や風土を色濃く反映するお酒であり、それぞれの産地ごとにユニークな特徴があります。国ごとの特徴をご説明していきます。

スコットランド:スコッチウイスキー


15世紀ごろに製造方法がスコットランドに伝わり、17世紀には税金が課せられるようになったことから密造が盛んになりました。


1826年にスコットランド人が効率的に蒸留ができる連続式蒸留機を発明し、従来の機械を使った製法と新しいものを採用した製法が共存するようになります。その結果として、両者を合わせてブレンデッドウイスキーも作られるようになりました。


スコッチウイスキーは、原料を乾燥させるために泥炭(ピート)を燃やした煙を使用していることから、スモーキーさが特徴になっています。代表的な銘柄はシーバスリーガル、デュワーズなどです。

アイルランド:アイリッシュウイスキー


「ウイスキーの発祥の地ともいわれる中東から、アイルランドの修道僧が蒸留の技術を持ち帰ったことが製造開始のきっかけになった」という説が有名です。


アイルランドでウイスキーを作っていたことが確かに確認できるのは18世紀のことで、一時は世界のウイスキーの半分以上がアイルランド産と言われたほど、高く評価されていました。


伝統的に3回蒸留をする手法をとっており、ライトな飲み口が特徴になっています。代表的な銘柄はブッシュミルズやジェムソンなどです。

アメリカ:アメリカンウイスキー


アメリカに移住してきた、スコットランド人やアイルランド人がウイスキーの製造を始めます。ウイスキーに重税が課せられるようになり、蒸留業者たちが逃げ込んだ先がトウモロコシの栽培に適した土地だったことから、トウモロコシを原料に使ったバーボンウイスキーの製造が確立されていきました。


原料のトウモロコシによるスイートさと、新樽を使って熟成することによるスパイシーさが特徴になっています。代表的な銘柄は、ジャックダニエルやアーリータイムズなどです。

カナダ:カナディアンウイスキー


イギリスの農民がイギリスの植民地であったカナダに移住し、盛んに穀物を生産するようになったところからウイスキーの生産が始まります。最初は質がとても悪いものでしたが、19世紀に大幅に製造方法が見直され、現在のカナディアンウイスキーの原型ができていきました。


ブレンデッドウイスキーが主流であるため、穏やかで飲みやすいのが特徴です。代表的な銘柄は、カナディアンミストなどです。

日本:ジャパニーズウイスキー


江戸時代、ペリーが来航した頃にウイスキーが日本に伝わりました。最初はアルコールに砂糖や香辛料を加えてウイスキーに似せた、質の悪い模造品が出回っていました。その後、明治の終わり〜大正時代からウイスキーの製造が本格化したと記録されています。


日本人らしい繊細さによる、口当たりの良さが特徴になっています。代表的な銘柄は、山崎や知多などです。

ウイスキーの種類とは

原料や蒸留方法の違いによって、ウイスキーはさまざまな種類に分けられます。代表的なものは、次の5つです。

モルトウイスキー


シングルモルトウイスキーやブレンデッドウイスキーのもとになる、個性的な原酒です。


モルトと呼ばれる大麦の麦芽のみを使って作られています。単式蒸留の方法をとっており、複数回蒸留を行います。単式蒸留を採用することにより、原料の大麦の風味がとても際立つのが特徴です。

グレーンウイスキー


あっさりとした味わいのウイスキーです。大麦やトウモロコシ、小麦などの穀類を混ぜて作られます。


蒸留方法は連続式蒸留を採用しています。効率的に蒸留を進めることができる反面、素材の風味はあまり残らないため、さっぱりとした味わいのウイスキーになることが特徴です。

ブレンデッドウイスキー


穏やかで飲みやすいウイスキーです。グレーンウイスキーとモルトウイスキーを混ぜ合わせて作られています。


それぞれの個性的な特徴を補い合うため、クセがなくたくさんの人の口に合いやすい、穏やかな味わいが特徴になっています。

バーボンウィスキー


甘みをたたえた、力強い味わいのウイスキーです。アメリカンウイスキーのうちの一つで、原料の半分以上がトウモロコシです。


ほとんどの場合が連続式蒸留の方法で作られます。内側を焦がした新樽を使って熟成するという決まりがあることから、熟成の年数が少なくても熟成感の豊かな味わい、力強い風味が特徴的です。

ライウイスキー


かすかな苦味が美味しいウイスキーです。ライ麦を主原料として、アメリカで作られています。


連続式蒸留の方法が使われており、アメリカで生産したもののみをライウイスキーと呼びます。ライ麦の味わいによって生まれる苦味が特徴的で、まろやかさが際立つものとスパイシーなものとがあります。

ウイスキーの選び方

ウイスキーについて詳しくなったところで、続いて選び方をご紹介していきます。

産地で選ぶ


ウイスキーが、国ごとに製造の歴史をもっており文化が反映されているお酒です。産地ごとにだいたいの味わいの特徴があるので、以下を参考にしてみてください。

スコッチウイスキー

熟成までのすべての段階をスコットランドで行ったもの。モルトをピートで焚いたことによるスモーキーさが特徴。香りの強さや、スモーキーさが好きな方におすすめ。ウイスキー全体の7割近くを占める、主流のウイスキー。

アイリッシュウイスキー

ピートで焚かないため、穀物の香りが豊かに香るウイスキー。伝統的に3回蒸留をする手法によるライトな飲み口が特徴。あっさりした味わいが好みの方におすすめ。

アメリカンウイスキー

原料のトウモロコシによるスイートさと新樽熟成によるスパイシーさが特徴。他の国のものよりも軽く、ハイボールに合うものが多い。ウイスキー独特の甘みを楽しみたい方におすすめ。

カナディアンウイスキー

ブレンデッドが多く穏やかで飲みやすい。甘みやコクのバランスがよく、後味までさっぱりしているものが多い。初めてウイスキーを飲む方にとって挑戦しやすい銘柄といえる。

ジャパニーズウイスキー

日本人らしい繊細さによる口当たりの良さが特徴。まろやかで、料理にも合わせやすいものが多い。ウイスキーを初めて飲む方や、食事に合わせて楽しみたい方におすすめ。


同じ産地のものでも、それぞれに味わいの違いはありますが、一つの目安として産地から選んで種類を絞ってみるのもおすすめです。

種類で選ぶ


原料や蒸留方法などに影響され、種類によって味わいには大きな違いが生まれます。

モルトウイスキー(シングルモルト)

香りが豊かで銘柄ごと蒸留所ごとに個性的な味わいがある。ストレートでゆっくり楽しんだり、より本格的にウイスキーの味わいを楽しみたい方におすすめ。

ブレンデッドウイスキー

飲みやすく複数の原酒が混ぜ合わされているため濃厚でまろやか。初めてウイスキーを飲む人にとって、馴染みやすい味わい。

グレーンウイスキー

香りや味わいは薄く個性はあまり出ない。食事の味を引き立てたり、さっぱり楽しみたい方におすすめ。

バーボンウイスキー

熟成されたトウモロコシの甘味がある。ロックにして甘みを楽しみたい方にぴったり。

ライウイスキー

ライ麦由来のスパイシーさがある。鼻に抜ける香りや風味を重視したい方におすすめ。


最初にどの種類から挑戦するかによって、好みも左右されます。ぜひ参考にしてみてください。

価格で選ぶ


ウイスキーはコンビニなどでも買うことができる手頃な値段のものから、高級なものまで、実に幅広い種類があります。価格帯ごとの特徴を以下にご紹介します。

2000円以下

主に、大量生産されたブレンデッドウイスキー。まずはウイスキーがどのようなものか試してみたい、という方におすすめ。気軽に試して自分の好みを知ったり、次に試す種類を選ぶなど、幅を広げることができる。

2000円~6000円

NAS(熟成年数が表示されないウイスキーのこと)など本格的なウイスキー。大量生産のものよりも、国や蒸留所、ブランドごとの違いがはっきりしてくるので、飲み比べにおすすめ。

6000円以上

熟成年数が長い高級品。贈り物にしたり、日頃のご褒美にゆっくり楽しみたい。長く熟成され味に深みが増しており、ウイスキーが本当に大好きな方にぴったり。


プレゼントにする場合や、身近に自分で試す場合など、用途に合わせて価格で選ぶのもおすすめです。

スコッチウイスキーの有名な銘柄5選

スコッチウイスキーの中から、有名でおすすめの銘柄を5つご紹介します。

第1位:スモーキーな香りがクセになる【ラフロイグ セレクトカスク】


鼻に抜ける燻したような香りとドライながら甘みを感じられる味わいが特徴の一本。


香り高いウイスキーなので、ストレートで飲むか、少し飲みづらければハイボールにして独特の香りを楽しむのがおすすめです。シングルモルトですが味わいのクセが強すぎず、スコッチウイスキーの良さを存分に感じていただける銘柄です。

種類 ブレンデッド
香り スモーキー
味わい ほのかな甘みを感じる
アルコール度数 40%
価格 3,792円(700ml)
おすすめな人 初心者・上級者共に楽しめる

 

第2位:日本のウイスキーファンのために作られた特別な一本【シーバスリーガル ミズナラ12年】


柔らかい口当たりと、飲み終えた後に口の中に残る微かなスパイシーさが特徴の一本。


余韻まで柔らかくキツくないので、ストレートやロックでも楽しむことができます。日本産のミズナラ樽を使って作られた、日本人に向けたウイスキーです。

種類 ブレンデッド
香り スパイシー
味わい 蜂蜜のようなまろやかさ
アルコール度数 40%
価格 3,555円(700ml)
おすすめな人 上級

 

第3位:食事と一緒に楽しみたい【デュワーズ ホワイトラベル】


すっきりとした味わいで、食事と合わせやすい一本。


油物などがっつりしたご飯と相性がよく、ハイボールにして合わせるととても美味しく召し上がっていただけます。スパイシーな香りと、マイルドな口当たりで非常に飲みやすいウイスキーです。

種類 ブレンデッド
香り スパイシーで爽やか
味わい まろやか、マイルド
アルコール度数 40%
価格 1,446円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第4位:圧倒的なコスパの良さで身近な一本【バランタイン ファイネスト】


手に入れやすい価格で、短かに楽しむことができる一本。


バニラのような甘い香りが豊かに広がり、クセがなく飲みやすいのが特徴です。飲み方を選ばず、どの飲み方でも、食事と合わせても美味しく召し上がっていただける、初めてでもハードルの高くないウイスキーです。

種類 ブレンデッド
香り バニラ
味わい すっきりして飲みやすい
アルコール度数 40%
価格 1,154円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第5位:飲みやすく豊かな味わい【ザ・マッカラン 12年】


濃厚でどっしりとした重みのある味わいながら、きつすぎず飲みやすい一本。


スコッチウイスキーらしさを楽しむならストレートで、より飲みやすさを重視するならハイボールにしても美味しく召し上がっていただけます。ドライフルーツのような香りやスパイシーな後味が特徴的な、王道のスコッチウイスキーです。

種類 シングルモルト
香り ドライフルーツ
味わい どっしりとして濃厚
アルコール度数 40%
価格 6,640円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

アイリッシュウイスキーの有名な銘柄3選

アイリッシュウイスキーの中から、有名でおすすめの銘柄を3つご紹介します。

第1位:さっぱりとして非常に飲みやすい入門編【タラモア デュー 】


大麦の風味が強く独特の味わいながら、すっきり飲みやすい一本。


重たすぎないので、ストレートでも爽やかで飲みやすいが、その軽やかさからカクテルなどにしても美味しく召し上がっていただけます。クセが強すぎず、ウイスキーの最初の一本にもちょうどいいウイスキーです。

種類 ブレンデッド
香り 麦のような香り
味わい すっきり、軽やか
アルコール度数 40%
価格 2,464円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第2位:すっきりと軽く飲みやすい【ブッシュミルズ 】


ピートを使用せず作られる、軽やかで飲みやすいのが特徴のウイスキー。


すっきりしているので、ストレートでも飲みやすいです。バニラのような香りと、蜂蜜のようなほのかな甘みを感じていただける一本です。

種類 ブレンデッド
香り 大麦の香り
味わい 軽やか
アルコール度数 40%
価格 2,364円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第3位:ビール好きにはたまらない味【ジェムソン カスクメイツ 】


ビールを思わせる、苦味が特徴的な一本。


アイルランドのビールの樽で熟成されています。ビターでドライな味わいなので、ハイボールにすると飲みやすく、種類を問わず料理に合わせやすいのが特徴です。クセのある味わいが好きな方に、ぜひ挑戦していただきたいウイスキーです。

種類 ブレンデッド
香り 青リンゴのような爽やかな香り
味わい 苦味がある
アルコール度数 40%
価格 2,750円(700ml)
おすすめな人 癖の強さが好きな人

 

アメリカンウイスキーの有名な銘柄5選

アメリカンウイスキーの中から、有名でおすすめの銘柄を5つご紹介します。

第1位:甘みのある香りと味わい【ジャックダニエル 】


バニラや蜂蜜を思わせるような柔らかい香りと味わいが、飲みやすい一本。


ロックで甘みを楽しみながらゆっくり味わうのがおすすめです。クセが強くないので、初めてアメリカンウイスキーを飲む方にぜひ選んでいただきたいウイスキーです。

種類 テネシー
香り バニラ・キャラメル
味わい 蜂蜜のようなまろやかさ
アルコール度数 40%
価格 2,156円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第2位:力強い味わい【ワイルドターキー 8年】


アルコール度数が高く、スパイシーで力強い味わいの一本。


ハイボールにしても力強さは失われず、飲みごたえがあります。香ばしい香りも強くなるのでおすすめ。他にはない香ばしさとコクの深さを楽しんでいただけるウイスキーです。

種類 バーボン
香り ドライフルーツ
味わい 焦がしたような香ばしさ
アルコール度数 50.5%
価格 3,522円(700ml)
おすすめな人 上級者、癖の強さが好きな人

 

第3位:クセがなく飲みやすい【アーリータイムズ イエローラベル】


甘く華やかな香りと、甘みがありつつビターな味わいが特徴の一本。


スタンダードな味わいでクセがなく、初めての人でも楽しんでいただけます。ストレートやロックでも、割っても飲みやすいです。価格も低く、身近に楽しめるウイスキーです。

種類 バーボン
香り バニラ
味わい 焦がしたカラメル
アルコール度数 40%
価格 1,422円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第4位:すっきり飲みやすく食事に合う【ジムビーム 】


甘みが強くなく、さっぱり爽やかに飲めるバーボン。


ハイボールにすると香ばしさを感じやすく、油ものにもよく合います。クセがなく毎日飲んでも飽きのこない味わいで、初めての方でも飲みやすいウイスキーです。

種類 バーボン
香り コーンの香ばしさ
味わい 甘みが少なくすっきり
アルコール度数 40%
価格 1,259円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第5位:マイルドで優しい味わい【メーカーズマーク 】


蜂蜜のような香りと、バニラを思わせる柔らかで優しい甘さが特徴の一本。


甘みを楽しむならゆっくりストレートで、甘い香りを楽しむならハイボールにして飲むのがおすすめです。ウイスキー独特のきつさが強くなく、まろやかな味わいをお楽しみいただけるウイスキーです。

種類 バーボン
香り 蜂蜜
味わい バニラの風味
アルコール度数 45%
価格 2,419円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

カナディアンウイスキーの有名な銘柄3選

続いて、カナディアンウイスキーの中から有名でおすすめの銘柄を3つご紹介します。

第1位:後味すっきりで爽やか【カナディアンクラブ】


軽やかで飲みやすい、あっさりしたウイスキー。


まろやかだが後味がすっきりしているので、種類を問わず食事と合わせやすいです。ハイボールにしてさっぱり飲みきるのがおすすめです。バニラを思わせる香りや味わいを、軽やかに楽しむことができる一本です。

種類 ブレンデッド
香り バニラ
味わい バニラ
アルコール度数 40%
価格 1,189円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第2位:あっさりして飲みやすい【カナディアンミスト 】


香りも強くなく味わいもすっきりしており、非常に飲みやすい一本。


上級者の方には、少し物足りなく感じられるでしょう。クセがないので、ストレートでゆっくり味わうのがおすすめです。軽快に、爽やかに一杯を楽しみたいときにぜひ選んでいただきたいウイスキーです。

種類 ブレンデッド
香り バニラ
味わい アーモンドの香ばしさ
アルコール度数 40%
価格 1,351円(750ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第3位:甘みとスパイス感を楽しむ【アルバータ プレミアム】


甘みとスパイシーさのバランスがいいウイスキー。


香りが華やかなので、ハイボールにして爽やかに飲むのがおすすめです。バニラや、洋梨のようなフルーツを思わせる甘い香りと、シナモンのようなスパイス感や苦みを楽しむことができる一本です。

種類 ブレンデッド
香り 洋梨、バニラ
味わい スパイシー
アルコール度数 40%
価格 1,670円(750ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

ジャパニーズウイスキーの有名な銘柄5選

最後に、ジャパニーズウイスキーの中から、有名でおすすめの銘柄を5つご紹介します。

第1位:マイルドで飲みやすい【知多】


マイルドでクセのない一本。


塩の味付けや、素材の味を感じる和食と合わせると美味しく召し上がっていただけます。ロックで軽やかさをたのしむのがおすすめです。軽やかに、ほのかな甘みをお楽しみください。

種類 シングルグレーン
香り 蜂蜜
味わい 口当たりがいい
アルコール度数 43%
価格 4,077円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第2位:日本人の舌に合うよう生み出された【サントリーウイスキー角瓶】


ピートの香りがなく飲みやすい一本。


口に含んでいるときは甘みを感じられますが、後味はドライですっきりしています。ハイボールにして、油ものなどがっつりしたご飯に合わせると非常に相性がよく美味しいです。甘みとすっきりした後味の対比をぜひお楽しみください。

種類 ブレンデッド
香り バニラ
味わい ほのかな甘み、スパイシー
アルコール度数 40%
価格 1,333円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第3位:みずみずしく爽やか【白州】


ミントやシトラスのような爽やかさと、飲み終えた後に少し残るスモーキーさのバランスがいい一本。


ロックやストレートでも飲みやすいですが、ハイボールにして香りを楽しむのもおすすめです。香りも味わいも、すっきりしてみずみずしいウイスキーです。

種類 シングルモルト
香り ミント
味わい かすかな酸味
アルコール度数 43%
価格 6,820円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者も上級者も楽しめます

 

第4位:華やかでフルーティ【宮城峡】


りんごのような爽やかで甘みを感じる香りと、ドライフルーツのような甘く柔らかい味わいが特徴の一本。


華やかさを際立たせるならハイボールで、より甘みを感じるならロックで飲むのがおすすめです。アルコール度数は高いですが、お酒のきつさが強すぎないウイスキーです。

種類 シングルモルト
香り りんご、バニラ
味わい ドライフルーツ
アルコール度数 45%
価格 4,555円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

第5位:コスパがよく日常的に楽しめる【トリス クラシック】


甘みがあって飲みやすい一本。


まろやかでどんな飲み方でも楽しめますが、ハイボールにしてさっぱり飲むのがおすすめです。値段が手頃な割にアルコール感もきつくなく、まいるどで飲みやすいウイスキーです。

種類 ブレンデッド
香り かすかに燻した香り
味わい バニラ
アルコール度数 37%
価格 756円(700ml)
おすすめな人 ウイスキー初心者

 

ウイスキーの正しい飲み方3選

続いて、ウイスキーを美味しく楽しむために、正しい飲み方を3つご紹介します。ぜひお試しください。

第1位:さっぱり爽やかな味わい【ハイボール】


グラスに氷を入れ、ウイスキーを注いで混ぜます。続いてソーダを加え、マドラーなどを上下させて縦に混ぜたら完成です。


ウイスキーを爽やかに楽しむなら、ハイボールがおすすめです。喉越しがよく、さっぱりと飲むことができます。香りが立って華やかになるほか、料理の美味しさを際立たせ、一緒に楽しみやすくなります。


油ものや味付けのしっかりした料理を楽しむ際にぜひ試してみてください。また、基本的には(ウイスキー)1:(ソーダ)4程度で飲まれますが、好みによって濃さを調節することができるので、きついお酒感が苦手な方にもぴったりの飲み方です。


さっぱり爽快感を楽しみたいとき、料理と一緒に飲みたいときは、ぜひハイボールにしてみてください。

第2位:まろやかで優しい味わい【ハーフロック】


大きめの氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、よく混ぜてなじませます。続いて、ウイスキーと同じ量だけ水を加えて、軽く混ぜ合わせて完成です。


マイルドながら、香りや味わいがしっかりと引き出される飲み方です。ストレートで飲むときと比べまろやかな味わいになるので、お酒のきつさが苦手な方や、それでも風味を存分に味わいたい方にぜひ試していただきたい飲み方です。飲みやすいので、飲むスピードに注意しながら味わってください。

第3位:濃厚で大人の味【ストレート】


グラスにウイスキーを注ぎ、チェイサーを用意して一緒に楽しみます。


ウイスキーの味わいを存分に楽しむことができる飲み方です。ウイスキーの飲み比べをしたいとき、味やコクを感じたり、飲み終えた後の口に残る余韻もわかりやすくなります。


味の違いを知って、もう少し本格的に楽しみたいという方や、ゆっくりと時間をかけて味わいたい、という方におすすめです。ウイスキーはとても濃厚なので、少しずつ味わいつつチェイサーを飲むことを忘れずにお楽しみください。

ウイスキー好きなら有名な銘柄を一度は味わっておこう

今回は、ウイスキーについての基礎知識を詳しく解説した上で、おすすめの銘柄をたくさんご紹介しました。気になった国や作り方のものの中から、シチュエーションや気分に合わせてこれだ!という一本を見つけてみてください。


文化も背景も理解した上で自分で選んだウイスキーは、普段の何倍も美味しく感じられることでしょう。