初心者向けのワインはどれ?ワイン好きが教えるおすすめの種類10選

ワインをあまり飲んだことがない人からすると「ワインって専門用語が多いし、奥が深くて難しそう…」「種類が多すぎて自分に合うワインがイマイチ分からない…」って思ってしまいがちです。


実は筆者である私も、数年前までワインはほとんど飲んだことがなく、ワインに関して無知だったのでワイン初心者さんのお気持ちはよく分かります。


しかし、実際にワインについて勉強していくうちに”最低限の知識さえつけておけば自分に合うワインは見つけられる”ということに気づいたのです。


本記事では、ワイン初心者さん向けに”ワインの知識”と”初心者向けのワイン”について分かりやすく解説をしていきます。


最後まで記事を読めばワインについて基本的な知識をつけることができますし、自分に合ったワインをきっと見つけることができますよ!
本記事が一人でも多くの人のお役に立てたら幸いです。

目次

ワインの基礎知識2つをご紹介

自分に合うワインを見つけるためには、まずワインの基本的な知識を覚えることが重要です。
「ワインの知識って難しいんじゃないの…?」と不安に思う人もいるかもしれません。


しかし、本記事では自分に合うワインを見つけるために必要な最低限のシンプルな知識しか紹介しないので、誰でも簡単に理解することができますよ!


まずは、ワインの種類と産地について基本的な情報を紹介していきましょう。

ワインの種類は4つある!種類によって味が全く異なる!


ワインは大きく分けると赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインという4つの種類が存在します。
それぞれの特徴について簡単にまとめると、以下の通りになります。

ワインの4種の違い

赤ワイン
・皮の色が黒っぽい「黒ブドウ」に分類されるブドウを使ったワインを指す。
・ブドウの果汁、皮、種を使っており、渋みが強い傾向にある。
白ワイン
・皮の色が黄緑に近い「白ブドウ」に分類されるブドウを使ったワインを指す。(※ただし、例外もあり。)
・赤ワインとは違い、渋みが詰まっている皮や種を除去した上で発酵するため、渋みが弱い傾向にある。
ロゼワイン
・赤ワインと同じく黒ブドウを使用するが、発酵させている途中で皮と種を取り除いて作ったワインを指す。
・ピンク色をしており、渋みも弱い傾向にある。
スパークリングワイン
・赤ワイン、白ワイン、ロゼなどに炭酸を加えたもの全般を指す。
・「シャンパン」もスパークリングワインの一種で、フランス シャンパーニュ地方で作られたものを指す。

また、赤ワイン、白ワイン、ロゼワインにはそれぞれ味の特徴を表す”段階”が存在します。
スーパーなどでも、ワインの販売コーナーを見てみると「甘口、辛口」や「フルボディ、ライトボディ」といった表記がありますよね。


実は全てワインの味の特徴を指す専門用語なのです。それでは、具体的にどのような意味を持つのか、詳しく見ていきましょう。

赤ワインの種類を示す用語


赤ワインはフルボディ、ミディアムボディ、ライトボディの3段階で味の特徴を表しています。

赤ワインの種類

【フルボディ】
渋みが強くて、重厚感があり、香りの強いものを表す。アルコール度数も比較的高いものが多い。フルボディのことを「重い」と表現することもある。
【ライトボディ】
渋みが弱く、サラっとした味や香りのものを表す。アルコール度数が比較的低いものが多い。ライトボディのことを「軽い」と表現することもある。フルボディとは真逆の赤ワイン。
【ミディアムボディ】
フルボディとライトボディの中間をとっているものを表す。渋すぎず、香りも強すぎないけれど、ライトボディよりも重厚感を感じることができる。

ワイン初心者さんの場合、いきなり赤ワインのフルボディからトライしてしまうと「渋すぎて飲めない…」と感じてしまうことが多いです。
なので、初心者さんはライトボディやミディアムボディからトライすることをおすすめします。

白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインの種類を示す用語


白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインは辛口と甘口の2段階で味の特徴を表しています。

白ワインの種類

【辛口】
甘さよりも酸味が強く、キリっとした白ワインを指す。色は比較的薄く、アルコール度数は高い傾向にある。


【甘口】
酸味よりも甘さが強く、まろやかな白ワインを指す。色は比較的的濃く、アルコール度数は低い傾向にある。

白ワインは赤ワインのような渋みはそもそも薄いため”酸味”や”甘さ”を基準にして種類を分けています。
初心者さんの場合は「赤ワインの渋みが苦手」という場合や、ワインを全く飲んだことがない場合は、白ワインの甘口からトライしてみることをおすすめします。

ワインの産地8つを紹介!同じブドウでも産地によって味が変わる!?

ワインの種類について理解できたところで、次はワインの産地について紹介していきましょう。
ワインはさまざまな国で作られています。


今回は日本のお店でよく目にするフランス産、イタリア産、ドイツ産、スペイン産、アメリカ産、オーストラリア産、チリ産、日本産のワインの違いについて簡単に解説していきます。

ワインの産地
フランス産 複数のブドウの品種をブレンドして作った”ボルドー”というタイプと、1種類のみのブドウを使った”ブルゴーニュ”というタイプが存在する。ボルドーは渋みが強く重厚感のある味わい、ブルゴーニュは渋みが弱く酸味が強い味わい。
イタリア産 イタリアはブドウの栽培に適した環境が整っているため、さまざまな地方で数多くの品種のブドウやワインが作られている。そのため、イタリアワインは多様性がある。
ドイツ産 赤ワインよりも白ワインの製造に力を入れている。甘みが強く、渋みや酸味の少ないワインを好む人にはおすすめ。
スペイン産 比較的フルーティーな味や香りのワインが多い。ワインにフルーツを加えて飲みやすくしたサングリアや、アルコール度数が強いシェリーなども有名。
アメリカ産 完熟した糖度の高いブドウを使っているため、甘みの強いワインが多い。ワイン初心者さんから上級者さんまで楽しめる万人受けするワインが揃っている。
オーストラリア産 シャルドネ、シラーズ、リースリングといったワイン用のブドウ栽培が盛んに行われている。甘口のワインも数多く作られているため、初心者向きのワインもたくさんある。しかも比較的低価格というメリットもある。
チリ産 フランス産のような質の高い高級な味わいのワインが多いが、価格は非常に安い。白ワインよりも赤ワインのほうが多く作られている。
日本産 北海道の小樽、山形、山梨、長野、新潟などで主に生産されている。赤ワインと白ワイン両方作られており、繊細で上品な日本人の口に合いやすい特徴を持っている。

ワイン初心者さんの場合は、甘みが強くて飲みやすいワインが多いドイツ産、スペイン産、アメリカ産、オーストラリア産などがおすすめです。
お試し感覚で低価格のワインにトライしてみたい場合は、リーズナブルなオーストラリア産、チリ産などを購入してみるのもよいです。

自分に合ったワインを選ぶ3つのポイント!

それでは、基本的なワインの特徴を踏まえた上で、自分に合ったワインを選ぶポイントを紹介しましょう。


おさえるポイントは以下の3つだけです。

  • 1.ワインの値段によって決める
  • 2.一緒に食べる料理に合わせて決める
  • 3.ワインの産地によって決める

ひとつずつ具体的に解説をしていきます。

ポイント1:ワインの値段によって決める


ワインの値段はピンキリなので、どのくらいの予算であれば日常的に飲めるか計算したうえで購入するとよいです。


1000円~2000円程度の安いワインでも高品質で飲みやすいものはたくさん存在するので、安いワインを探している人はぜひ後述するおすすめのワインを参考にしてみてください。

ポイント2:一緒に食べる料理に合わせて決める


肉料理、魚料理、デザートなど、食べる料理によって合うワインも変わってきます。
なので、料理を基準にしてワインを選ぶのも大切です。


お肉や濃い味の料理には赤ワイン、あっさりとした魚料理や野菜には白ワインといったように、料理とワインに統一感を持たせて選んでみましょう。


また、コッテリとした味つけのものに、あえて正反対のさっぱりとした白ワインを合わせて「コテコテしすぎないようにセレクトする」といった選び方もおすすめです。

ポイント3:ワインの産地によって決める


同じ種類のブドウを使っていたとしても、産地によってワインの特徴は変わってきます。
なので、先述している「ワインの産地」の一覧を参考にしながら、自分の口に合いそうな産地を選んでみてください。

初心者におすすめしたい美味しいワイン10選

ワイン初心者さんにおすすめしたいとっておきのワインを紹介していきます。
白ワイン3本、赤ワイン4本、ロゼワイン1本、スパークリングワイン2本の計10本を厳選したので、ワイン初心者さんは要必見です!

まるでマスカットジュース!?【白ワイン】イエローテイル・モスカート

特徴

【味の特徴】かすかな酸味と渋み、フルーティで甘い味わいが特徴。
【産地】オーストラリア
【アルコール度数】7.5%
【合う料理】中華料理や甘いスイーツなど。
【値段】1000円以下

マスカットジュースを飲んでいるかのような甘くてフルーティーな味わいが特徴です。
スーパーなどでもよく販売されているメジャーな商品なので入手しやすく、価格も非常に安いため、ワイン初心者さんでもゴクゴクと飲める傾向にあります。
甘口で飲みやすい白ワイン。モスカートというブドウを使っている。ラベルがとてもおしゃれなので、おしゃれなものが好きな女性にもおすすめ。

バランスのとれた酸味も美味しい!【白ワイン】カールジットマン ツェラー・シュヴァルツ・カッツ ブルーボトル

特徴

【味の特徴】ブドウのスッキリとした甘さと、ほどよい酸味の両方を感じられるワイン。
【産地】ドイツ
【アルコール度数】9%
【合う料理】マリネやお刺身などのさっぱりした料理
【値段】1000円程度

ドイツ産の爽やかな甘口ワイン。1000円台で購入できるのでコスパもGOOです。
おしゃれな黒猫デザインのボトルも印象的ですね!
やや甘口のワインでありながら、白ワイン特有のキリっとした酸味もほどよく感じられるため「甘すぎる白ワインはさすがに…」と思う人におすすめできます。

華やかな香りがたまらない!【白ワイン】ピア・ドール シャルドネ

特徴

【味の特徴】柑橘系のフルーツやお花のような香りと、飲みやすい甘さが特徴。
【産地】フランス
【アルコール度数】12%
【合う料理】生ハムなどのおつまみや前菜、甘いフルーツなど。
【値段】1000円程度。

シャルドネという品種のブドウを使ったフルーティーな甘みが特徴の白ワインです。
アロマのような華やかな香りが好きな人にはたまらない一本といえます。
前菜やフルーツといったさっぱりとした料理と一緒に飲むと、さらにワインを美味しく感じられますよ。

おすすめのワイン5:赤ワインデビューにおすすめ!北海道ワイン おたる特撰キャンベルアーリ

特徴

【味の特徴】ブドウやイチゴのような甘い香りと強い甘みが特徴。
【産地】日本
【アルコール度数】8%
【合う料理】チーズケーキやヨーグルトゼリーなどの乳製品を使ったスイーツ
【値段】2500円以下

キャンベルアーリというブドウを使った日本産のワインです。
濃厚なブドウジュースのような甘い味を堪能することができます。
赤ワイン特有の渋みが少ないため、初めて赤ワインにトライする人にもおすすめです。

おすすめのワイン6:やや重めのワインに挑戦したいならこれ!【赤ワイン】カザマッタ ロッソ

特徴

【味の特徴】ドライチェリーを彷彿させるふくよかでほどよい重さのあるワイン。
【産地】イタリア
【アルコール度数】12%
【合う料理】赤身肉や煮込み料理などのコッテリ系メニュー
【値段】1500円以下

ワインがテーマの漫画「神の雫」にも登場し、注目を集めた有名な赤ワインです。

ミディアムからフルボディの中間の重さを持つ赤ワインですが、渋みよりも果実特有のフルーティーな味やカシューナッツのような味が全面に出ています。

おすすめのワイン7:【赤ワイン】ドメーヌ バロン ド ロートシルト ボルドー レゼルブ スペシアル 赤

特徴

【味の特徴】果実味のある芳醇な香りと味が特徴的。
【産地】フランス
【アルコール度数】13.5%
【合う料理】すき焼、マッシュポテトと挽き肉のグラタンなど。
【値段】2000円以下

カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロという2種類のブドウをブレンドしたワインです。
ブラックベリーやカシスなどをイメージさせる芳醇な香りと、万人受けしやすい飲みやすい味が特徴的。
初心者向きではありますが、赤ワインらしさもしっかりと感じられる一本でしょう。

おすすめのワイン8:大人気のボルドーワイン!【赤ワイン】シャトー・モンペラ ルージュ

特徴

【味の特徴】濃厚でクリーミーな重みのある味わい。
【産地】フランス
【アルコール度数】13.5%
【合う料理】ビーフシチューやウナギの蒲焼といったコッテリ系メニュー
【値段】2000円程度

メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フランといった有名な品種のブドウをブレンドしたボルドーワイン。
完熟した果実のような華やかな香りと味が楽しめます。
コッテリとした料理にも合わせやすく、ワイン初心者さんから上級者さんまで幅広く愛されている一本になっています。

軽くて甘いジュースのよう!【スパークリングワイン】キアリ ランブルスコ ・ロッソ

特徴

【味の特徴】ジュースのように飲みやすい軽さや甘みが特徴的。
【産地】イタリア
【アルコール度数】7.5%
【合う料理】ピザやパスタなど
【値段】1000円以下

ライトボディの赤ワインを使ったスパークリングワインです。
ワインとは思えないような甘くて飲みやすい味が特徴的で、ジュースのようにゴクゴク飲めます。赤ワインが苦手という人はまずこのワインからトライしてみるのがおすすめです。

女子会にもおすすめ!【スパークリングワイン】ペタローソ・ビアンコ

特徴

【味の特徴】マスカット、ピーチ、洋梨をイメージさせる甘口ワイン。
【産地】イタリア
【アルコール度数】6.0%
【合う料理】甘いスイーツなど。
【値段】1500円以下

カルディに売っている初心者おすすめの白ワインといえば「ペタローソ・ビアンコ」が挙げられます。
白ワインをベースにした甘口のワインとなっており、爽やかなフルーツの香りやジュースのような甘さをしっかりと感じることができます。
スイーツと相性がよく女性ウケもよいため、女子会などにも使えますよ!

さまざまな料理と相性ばっちり!【ロゼワイン】マテウス ロゼ

特徴

【味の特徴】フルーティーで爽やかな甘みが特徴。
【産地】ポルトガル
【アルコール度数】11%
【合う料理】フランス料理、イタリア料理、中華料理、和食などさまざま料理に合う
【値段】1000円程度。

バーガ、トゥリガ・ナショナル、ティンタ・ロリスといった有名なブドウをブレンドしているロゼワインです。
フルーティーで甘みが強いですが、甘さが思いっきり全面に出ているわけではなくスルッと飲めるため、さまざまな料理と相性がよいといったメリットを持っています。
友達や親戚同士でさまざま料理を持ち合ってパーティーをする時などにも大活躍するワインといえます。

ワイン初心者が知っておきたいグラスの選び方・保存方法・マナーを解説!

10本のおすすめワインを紹介しましたが、気になるワインは見つかったでしょうか?


ただ、お気に入りが見つかったとしても、基本的な飲み方や保存方法、マナーなどを知らないと、せっかくの美味しいワインの魅力が半減したり、恥ずかしい思いをしてしまいます。


続いては、ワインを飲むにあたって押さえておきたい基礎知識を紹介していきましょう。

ワインの種類に合わせてグラスを変える

ワインを飲む場合、ワイン本体だけではなく、ワイングラスも用意しておくことをおすすめします。


ワイン専用のグラスで飲むことにより、ワインの美味しさや魅力がさらに引き立つからです。
ワイングラスと一口に言ってもさまざまな種類があり、ワインによって使い分けることが必要となってきます。


具体的にどのようなワイングラスがあるのか、以下にまとめたのでぜひ参考にしてみてください。

グラスの名前 特徴
ボルドー型 たまごのような形をした丸みのあるグラス。フルボディの赤ワインを飲む時におすすめ。
ブルゴーニュ型 ボルドー型よりもグラスの底の部分が広い。ミディアムボディの赤ワインを飲む時におすすめ。
キャンティ型 ボルドー型よりもやや細長い形をしている。ライトボディの赤ワインや白ワイン、ロゼワインを飲む時におすすめ。
モンラッシュ型 丸っこくて広さのある形をしている。白ワインをより美味しく堪能したいのであれば、モンラッシュ型がおすすめ。
フルート型 細長くて高さのある形をしている。スパークリングワインを飲む時におすすめ。

「絶対に上記のグラスに合わせてワインを飲まないとダメ!」というわけではありませんが、ワインを美味しく飲みたいのであれば、ぜひ用意してみてください。
いきなり高価なワイングラスを揃える必要はなく、最初のうちは通販や100均で売られているような安物でも構いません。

ワインのコルクを開けるコツ

ワインによってはコルク栓がしてある場合があります。
コルク栓のあるワインを飲む場合は、ワインオープナーを用意しておきましょう。


ワインオープナーの種類や、コルク栓の開け方は何通りがありますが、失敗の少ない方法で開けたい場合は、ソムリエナイフを使うとよいです。

ソムリエナイフを使ったコルク栓の開け方

1.ナイフを使いキャップシールに一周切込みを入れ、キャップシールを外します。

2.スクリューをコルクの中心に指し、回転させながらまっすぐ根本までねじ込みます。

3.ソムリエナイフのフック部分を瓶の口にかけ、てこの原理を使い上に引き上げるように抜きます。

以下の動画でも詳しく解説していますので、参考にしてください。

いきなり時計回りでスクリューを差し込むのではなく、一旦横に置いて真ん中の位置を合わせ、反時計回り差し込んだ後に、時計回りでスクリューを差し込んでいくのが大きなポイントです。

ワインセラーがない場合のワインの保存方法

ワインを保存する場合、ワインセラーで保管するのがベストですが、ワインセラーがなくても保存しておくことは可能です。


ワインは保存する環境の温度が重要になってくるため、夏は冷蔵庫の野菜室、冬は暖房をつけていない涼しい場所で保管しておきましょう。
冷蔵庫の野菜室で保管する理由は他の場所に比べ温度変化が少ないことにあります。温度変化の激しい場所は、化学変化を起こしてしまいワインの劣化を招きますので、できるだけ温度変化の少ない場所へ保管しましょう。


未開封のワインを保存する場合は、コルク栓の部分(キャップシール)をラップで包んでから、輪ゴムを巻いて留めましょう。
さらに、ボトルを新聞紙で幾重にも巻き、発泡スチロールや段ボール(もしくは野菜室)に入れれば完璧です。


開封しているワイン(コルク栓タイプ)の残りを保存する場合は、しっかりと密封できる小さな瓶にワインを移し替えて保管するか、ワインストッパーを使うのがおすすめです。

ワインを飲む時のマナー・テイスティングの手順

外食でワインを注文する場合、初心者さんはソムリエにお任せするのがおすすめです。

アルコール度数、好みの味、予算をソムリエに伝えれば、プロ目線でおすすめを選んでもらえるので、自分で選ぶよりも確実だからです。
ソムリエがおすすめのワインを持ってきたら、以下の手順でテイスティングを行ってください。

  • 1.ラベルを見て自分が注文したものと合っているか確認する。
  • 2.ラベルの情報に問題がなければ、ソムリエがワインを注いでくれる。
  • 3.ワインを注いでもらったら、グラスの脚部分を持ちながら少し傾けて、ワインの色の確認や、不純物が混じっていないかを確認する。
  • 4.グラスを鼻の近くに持っていき、異臭がしないか確認をする。
  • 5.最後にワインを一口だけ口に含み、味の確認をする。あまりにも酸っぱかったり、異様な味がする場合は取り替えてもらう。

ワインのテイスティングは、良いワインか見極めるために行うのではなく”ワインに異変がないか確認するために行うもの”です。
そのため、明らかに異様な見た目、味、香りでないのなら特に問題ありません。


ちなみに、ワインを持って乾杯する時はグラスをぶつけ合うようなことはせず、胸の高さまでグラスを持って「乾杯」というだけでOKなので、覚えておきましょう。

自分に合ったワインを見つけて楽しいワインライフを!


ワインの基本的な知識さえ身につけておけば、誰でも自分に合ったワインを簡単に見つけることができますし、美味しく飲むことができます。

今回紹介した商品はどれもワイン初心者に向いている味ばかりなので「ワインって難しそう…」「ワイン初心者だからワインは敬遠してしまう…」という人もぜひこれを機にワインを飲んでみてください。