ワインの種類を徹底解説!一度は飲みたい有名おすすめ銘柄9選
「ワインは好きだけど産地やぶどうの品種による違いがいまいちわからない。」
「気分や食事に合うワインを自分で選んで楽しみたい。」
普段ワインを好んで飲んでいる方でも、何となくのイメージで選んでしまいがちですよね。
今回はぶどうの品種、産地による違いをご紹介。また、チリやアメリカなどの「新世界」と呼ばれる近年注目を集める産地についても、フランスやイタリアなどの「旧世界」と比べながら特徴をおさらい。それぞれのおすすめ銘柄もチェックできます!
次回の食事では知識とともにワインのセレクトから食事とのマリアージュまで、より楽しむことができること間違いなし! 友人や家族との大勢の食事の場での話のネタにも、一人でゆったり飲むときのお気に入りの一杯探しにも役に立つ情報満載です。
味わいの理由を知れば知るほど楽しめるワイン。当記事を読むだけで一気にワインの世界が広がり、今まで以上に楽しめるはずです!
ワインには全部で4つの種類がある
まずはワインにどんな種類があるのかをご紹介します。赤や白、ロゼなどありますが、3つはすべて同じ「スティルワイン」に属し、他に3つの分類があります。ワインの4つの種類は以下の通りです。
- スティルワイン…赤、白、ロゼなど
- スパークリングワイン…発泡性のワイン
- フォーティファイドワイン…アルコール度数の高いワイン
- フレーバードワイン…風味付けされているワイン
それぞれの特徴を詳しくご説明します。
スティルワイン
赤・白・ロゼなどの一般的なワインのことを「スティルワイン」 と呼びます。「ステイル(still)」は静かなという意味で、つまり、発泡していない=静かなワインのことを指します。アルコール度数はだいたい9~15度程度が多いです。
スパークリングワイン
「スパークリングワイン」は発泡性のワインのことで、ガス圧が3気圧以上のものを指します。お祝いの席でおなじみのシャンパンなどもスパークリングワインの中の1つです。
フォーティファイドワイン
フォーティファイドワインは途中で発酵を止めてブランデーなどのお酒を加えたものです。ワインにお酒を足しているのでアルコール度数が高い のが特徴。高いもので20度以上のものもあります。
フレーバードワイン
フレーバードワインはワインに薬草や果物、甘味料などを加えたものです。個性的な味と香りになるため、カクテルを作るときなどにも多く利用されます。
一度にすべてのワインについて覚えるのは大変なので、今回はまず「ステイルワイン」と「スパークリングワイン」と呼ばれるワインについて詳しく紹介していきます。
ステイルワインについて詳しく知ろう
まず、ステイルワインのなかで、赤・白・ロゼをそれぞれ詳しく紹介していきます。
赤ワインの味と特徴
赤ワインは黒ぶどうを使用したワインです。ぶどうの果汁だけではなく、皮や種も一緒に漬け込み作られます。皮や種に含まれる「アントシアニン」という色素成分が果汁に溶け込みワインも赤くなるのです。
皮や種には「タンニン」という成分も多く含まれており、赤ワイン独特の「渋み」 を生み出します。味は「渋みの強さ」「味の濃厚さ」「アルコール度数」など様々な要因を組み合わせ「重さ」で表現されます。
味の表記は大きく以下の3つに分けられます。
- フルボディ…渋みが強く濃厚な味わい、アルコール度数も高め
- ライトボディ…渋みは少なく軽い味わい
- ミディアムボディ…フルボディとライトボディの中間。程よい渋みやコクがある味わい
よく使用される黒ぶどうの品種は「カベルネ・ソーヴィニョン」「メルロー」「シラー」「ピノ・ノワール」。それぞれのぶどうの特徴は以下をご確認ください。
品種 | 特徴 |
---|---|
カベルネ・ソーヴィニョン | ・強い渋みが特徴 ・どっしりとした濃厚さがある |
メルロー | ・タンニンは多めだがまろやか ・熟成させずすぐに美味しく飲める |
シラー | ・皮が厚くタンニンが多い(渋みが強い) ・小粒で凝縮感が\のある味 |
ピノ・ノワール | ・皮が薄くタンニンが少ないため渋みも少ない ・単一で使用されることが多い品種 |
上記で紹介した品種は世界中で多く栽培されている品種です。他にもそれぞれの土地特有の品種を使用していることも多くありますが、まずは上記4つを覚えておくとワインが選びやすくなるはずです。
白ワインの味と特徴
白ワインは白ブドウを使用したワインです。ぶどうの皮や種は漬け込まず果汁のみを絞りアルコール発酵を行います。渋みはなくフルーティーな味わい が特徴です。赤ワインとは違いステンレスタンクで熟成させるため、木樽の香りがつきにくくぶどう本来のさわやかな香りと味わいが楽しめます。
味わいは重さではなくワインの中に残っている糖分によって「辛口」「甘口」の2種で表現されます。辛口になるほど糖分がアルコールへと変化しているため、すっきりとした味わいが強まりますが、同時にアルコール度数も高くなりやすいです。
また、「甘口」「辛口」という表現は白ワインだけではなく、ロゼやスパークリングワインでも同じように使われます。
白ワインでよく使用される品種は「シャルドネ」「ソーヴィニョン・ブラン」「リースリング」「セミヨン」。それぞれのぶどうの特徴は以下をご確認ください。
品種 | 特徴 |
---|---|
シャルドネ | ・酸味がつよい ・産地によって味が変化する |
ソーヴィニョン・ブラン | ・柑橘系の香り ・酸味が強くさっぱりとした味 |
リースリング | ・甘口が多い ・熟成向きのブドウ |
セミヨン | ・気候に左右されにくいため世界中で栽培 ・ソーヴィニョン・ブランとブレンドされることが多い |
上記4つも赤ワインで紹介した品種と同じく様々な国で栽培されている品種。シャルドネなどは土地や気候によって味が変わるのが特徴。産地ごとの違いを飲み比べるのも楽しいですよ。
ロゼワインの味と特徴
ピンク色をしたワインがロゼワインです。製造方法は複数ありますが、以下の2つが主要のものです。
- セニエ法…赤ワインと同じように皮や種を漬け込み、色がついたところで取り除く方法
- 直接圧搾法…黒ぶどうを使い白ワインのように作る方法
味は白ワインと同じく甘口・辛口で表現されます。よく使用される品種は赤ワインで使用される品種のほか黒ぶどうの「グロロー」「グルナッシュ」「サンソ―」。それぞれのぶどうの特徴は以下をご確認ください。
品種 | 特徴 |
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グロロー | ・タンニン少なめで軽い味わい ・フルーティーな味と香り |
グルナッシュ | ・渋みが穏やかで口当たりが優しい ・糖度が高い |
サンソ― | ・ベリーのような酸味と甘み ・ロゼワインの名産地が原産 (プロヴァンス地方) |
ロゼワインは上記の3つのほか、赤ワイン用の黒ぶどうを使用することも多くあります。製法によっても味が変わるので、ぜひいろいろ飲み比べてみてください。
スパークリングワインについて詳しく知ろう
スパークリングワインについてご紹介します。スパークリングワインのなかにもいくつかの種類があり、代表例がシャンパンです。スパークリングワインの種類を一覧にしたものが以下になります。
- シャンパン…フランス シャンパーニュ地方で作られ、基準を満たしているもの
- クレマン…フランス シャンパーニュ地方以外で作られ、基準を満たしているもの
- カヴァ…スペインのスパークリングワイン
- スプマンテ…イタリアのスパークリングワイン
- ランブルスコ…イタリアの「赤」のスパークリングワイン
- ゼクト…ドイツのスパークリングワイン
上記を見て頂くとおわかりかと思いますが、同じものでも地域によって呼び名が変わります。それぞれに細かい基準が設けられており、国の伝統を守って製造されています。
例えばシャンパンは、シャンパーニュ地方で作られていることが大前提ですが、基準を満たしていなければシャンパーニュで作っていてもシャンパンとは呼べないのです。法律で定められていることが多く、同じスパークリングワインでも様々な違いが楽しめる のが魅力です。
以下で、それぞれのスパークリングワインの特徴を紹介します。
シャンパン
シャンパンはフランス北部シャンパーニュ地方で作られ、基準を満たしているものを指します。基準は様々ありますが有名なものは、第一にシャンパーニュで作られていること、次に、使用しているブドウが認められている7種のどれかを使っていること。最後が瓶の中で泡を発生させる「シャンパーニュ製法(瓶内二次発酵)」で作られていることです。
最後のシャンパーニュ製法とは一度発酵が終わったワインを瓶内に移してからさらに発酵させる手法のことで、泡の粒が小さく柔らかいガスが発生することが特徴です。手間暇かかっているということでスパークリングワインの中でも「高級品」とされています。
使用するぶどうの品種は7種定められていますが、多く使用されるのは黒ぶどうが「ピノ・ノワール」「ピノ・ムニエ」、白ブドウが「シャルドネ」の3種類。全体の90%以上が3種類が使用されているワインとなります。3種すべて使われていることもあれば、黒ぶどうのみ、白ブドウの「シャルドネ」のみの場合もあり、黒ぶどうのみの場合は「ブラン・ド・ノワール」白ブドウのみの場合は「ブラン・ド・ブラン」と呼ばれます。
クレマン
「クレマン」はフランスのシャンパーニュ地方以外の場所で「シャンパーニュ製法(瓶内二次発酵)」 で作られたワインです。シャンパンと同じように様々な規定があり規定をクリアしたものだけがクレマンと呼ばれます。
同じ製法ではありますがシャンパンよりも低価格なのが特徴です。シャンパンが大体5,000円~のところクレマンなら3,000円~とコスパが高く、日常的にも飲みやすいです。
使用品種はシャンパンと同じシャルドネやピノ・ノワールのほか、生産する土地の品種を使用する場合もあります。(使用できる品種は法律で決められています)
カヴァ
スペインのカタルーニャ地方で作られたスパークリングワインのことをカヴァといいます。カヴァも同じく「瓶内二次発酵」で作られたワイン。
使用品種など細かく決められており、スペインの固有品種の「チャレッロ」「マカベオ」などが使用されています。糖分が多いぶどうが収穫できることから、糖分を添加しないため、出来上がったカヴァは逆に「辛口」が多い のが特徴です。
スプマンテ
イタリアのスパークリングワインは「スプマンテ」と呼ばれます。瓶内二次発酵だけではなく、タンク内で二次発酵を行う製法も認められています。
イタリアのヴェネト州で作られたものは「プロセッコ」と呼ばれおり「グレラ」という品種を多く使用しています。ぶどう本来のフレッシュな香りを楽しめるのが魅力。実は世界で一番多く飲まれているスパークリングワインが「プロセッコ」なのです。
ランブルスコ
「ランブルスコ」は、イタリアのエミリア・ロマーシャ州で作られるスパークリングワインです。
赤い色合いで、炭酸は強くなく微発泡 なのが特徴。口当たりが非常にまろやかでフレッシュな味わいが楽しめます。アルコール度数も低く、赤い色合いですがタンニンも少なめなので、赤ワインが苦手な人も飲みやすいです。
「ランブルスコ種」という黒ぶどうを使用していますが、ランブルスコ種だけでも100種類以上あるため味わいは様々。甘口が有名なものの辛口もあります。
ゼクト
ドイツで作られるスパークリングワインが「ゼクト」です。シャンパンと同じく瓶内二次発酵で作られており、様々な規定が設けられていまゼクトの特徴は「様々な国のワインを使っている」ということ。
通常、自国や限定された地域で作られたワインしか使用できないスパークリングワインが多い中ゼクトは使用するワインの産地が自由なため、味わいが銘柄によって大きく異なります。
ドイツ国内で作られたワインだけを使い作られたワインは「ドイチャーゼクト」と呼ばれます。様々な国のワインを使用するため品種なども定まっていません。
美味しいワインは産地をまず決めることで選びやすくなる
ワインを選ぶときは産地をまず決めると選びやすいです。というのもワインは産地、つまり気候で味わいが異なる のです。ワインに使用されるぶどうは環境によって同じ品種でも味が変わってしまうものもくあります。
そのため、ぶどうの品種ごとの違いを覚えるのも大切ですが、産地ごとの特徴を覚えて見極めるのもワイン選びでは重要になります。
ワイン造りに古い歴史を持つ国と歴史の浅い国の違い
最初の見極めポイントはワイン造りの歴史が古い国かどうか。ワイン造りの歴史が古い国は「旧世界」、歴史の浅い国は新世界と呼ばれます。
以下一覧となります。
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【旧世界】
フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、オーストリアなど
【新世界】
アメリカ、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、日本など
一般的には大航海時代以前からワイン造りを行っていた国を旧世界、大航海時代以降にワイン造りを始めた国を新世界と呼びます。
なぜ旧世界・新世界を先に覚えておく必要があるかというと、ワイン造りの製法に大きな違いがあるからです。
旧世界のワイン造りはブランドを守るため、法律などで規定を設け伝統製法 で作られています。手作業で時間をかけ作られるものも多いため、価格も高額になりがちです。
一方、新世界のワイン造りは最新技術を取り入れ、機械作業も多い のが特徴です。そのため大量生産が可能なので低価格なものも多く、1,000円以下でも購入できるものがあります。
予算を決めよう
迷ったときは予算で絞っていくとワインを選びやすいです。先に説明したように一般的に旧世界のワイは高額になりがち。1,000~2,000円でワインを探しているなら、旧世界より新世界のワインを探した方が簡単に美味しいワインが見つかります。
すぐに飲みたいなら新世界産のワインを選ぶ
すぐに飲むワインを探している場合も新世界産のワインがおすすめです。実は、旧世界、新世界で味わいにも大きな違いがあります。
旧世界のワインは熟成させることを前提に作っているワインも多く、赤ワインなどは渋みが強いものも多いのが特徴 です。美味しく飲むまでに長く保管する必要があり、美味しいといわれるワインは年代物も多くあります。しっかりと管理し熟成させる手間代もプラスされさらに高額となります。
新世界のものは熟成させるというよりも「テーブルワイン」と呼ばれるすぐに飲めるワインが主力。ぶどうの品種などの縛りもなく、多くの大衆が楽しめる味のワインが多くあります。ただ、最近では各国ごとの個性を出すようなワインが増えてきています。
簡単にまとめると、すぐに飲みたいなら「新世界」、熟成させた濃厚な味のワインが飲みたいなら「旧世界」と覚えておくと便利です。
味わいから好みのものを選ぶ
購入前に味わいもチェックしておきましょう。先に紹介したように赤ワインの場合「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」から選び、白・ロゼ・スパークリングワインなら「甘口」「辛口」から選ぶことができます。
渋みの強い「フルボディ」などは最初は飲みにくいため、ワイン初心者の方は「ライトボディ」「ミディアムボディ」から選ぶ のがおすすめです。「甘口」「辛口」は普段飲んでいるお酒の好みを思い出すと選びやすくなります。
例えば、ビールや焼酎など甘みのないワインを多く飲むという人は「辛口」。梅酒や甘いサワーを多く飲む人は「甘口」がおすすめです。
【新世界産】一度は飲みたい有名銘柄ワイン4選
新世界の有名銘柄をご紹介します。
チリワインの実力を世界に認めさせた1本【モンテス・アルファ・カベルネ】
まず紹介するのは、様々なワイン誌や評論家から高い評価を受け、チリワインの実力を世界に認めさせた「モンテス・アルファ・カベルネ」です。モンテスは1988年設立されたワイナリー。「世界最高峰のチリワインを造る」という信念のもとワイン造りをはじめ、わずか30年足らずで実現させました。
使用しているのはカベルネ・ソーヴィニョン。濃いルビーの色合いをしており、カシスやプラム、イチジクなどの香りがします。酸味と渋みをしっかりと感じられる1本なので、濃厚な味わいの煮込み料理などと合わせるのがおすすめです。
価格 | 2,178 円 |
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産地 | チリ |
色 | 赤 |
味 | ミディアムフルボディ |
カリフォルニアの大手ワインメーカーが手がける【ロス・カーネロス・ピノ・ノワール】
次に紹介するのは、カリフォルニアの大手ワインメーカー「ラ・クレマ」が手がける1本です。「ラ・クレマ」はアメリカでNO.1 と呼び声高い醸造家グレッグ・ラフォレット氏が手がけるワイナリー。高品質かつリーズナブルなものが多いことが魅力です。
ゆっくりと熟成させるため、凝縮した濃厚な香りと味わいのあるワインになります。チェリーの香りと酸味、渋みをしっかりと感じられるワインです。
価格 | 3,344円 |
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産地 | アメリカ |
色 | 赤 |
味 | ミディアムボディ |
21年連続全米売り上げNo.1【ヴィントナーズ・リザーヴ・シャルドネ】
続いて紹介するのは、21年連続売上NO.1という実績を持つ「ヴィントナーズ・リザーヴ・シャルドネ」です。1982年に設立した新しいワイナリーですが、設立翌年にリリースした1本がすぐにアメリカのワイン・コンペティションで賞を受賞するなど注目度の高いのが特徴です。
桃やりんご、洋ナシ、マンゴ、パイナップルなどフルーティーな香りが特徴で、口に含むと、ヴァニラやはちみつなどコクを感じられる味わい。「いつ飲んでも楽しめるようなワインを生み出すこと」を信念として作られたワインは様々なシーンでお楽しみいただける1本です。
価格 | 2,431円 |
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産地 | アメリカ |
色 | 白 |
味 | 辛口 |
日本で一番売れているニュージーランドワイン【セラー・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン】
続いて紹介するのは、日本で一番売れているニュージーランドワイン「セラー・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン」。日本への輸入量NO.1のワインブランド「シレー二」の看板ワインです。
レモンやライム、ハーブなどさわやかな香りが楽しめるワインで、すっきりした味わいです。キンキンに冷やし、サラダやカルパッチョなど軽い前菜と楽しむのがおすすめです。
価格 | 1,844円 |
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産地 | ニュージーランド |
色 | 白 |
味 | 辛口 |
【旧世界産】一度は飲みたい有名銘柄ワイン5選
続いて、旧世界産の有名銘柄をご紹介します。
7年の長期熟成【クレマン・ド・ブルゴーニュ ヴィエイ・アン・フュ・ド・シェーヌ】
旧世界産でまず紹介するのは、7年という長期の熟成を経てリリースされるスパークリングワインです。フランスの有名なワイン産地であるブルゴーニュ地方で作られるスパークリングワインで、7年もの長期熟成をするものは他にはなく希少価値のあるワインです。
ローストしたナッツやシナモンのような香りなど複雑な香りがする1本。長期熟成していることもあり、口当たりは非常になめらか。長期熟成によって生まれたキメの細かい繊細な泡も楽しめる1本です。
価格 | 3,080円 |
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産地 | フランス |
色 | スパークリングワイン、白 |
味 | 辛口 |
格付け最高位が作るカジュアルワイン【ムートン・カデ・ルージュ・クラシック】
「ムートン・カデ・ルージュ・クラシック」はフランスボルドー地方のワイン生産者(シャトー)につけられる格付けで最高位の「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」が手がけるカジュアルワインです。
非常にリーズナブルな価格で飲みやすいワインですが、伝統的なボルドーワインの持つ濃厚さも感じられるクオリティの高い1本。酸味と果実味のバランスが良く、様々な食事に合わせやすいのでデイリーワインにおすすめです。
価格 | 2,540円 |
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産地 | フランス |
色 | 赤 |
味 | フルボディ |
スペインワインを牽引する【グラン・サングレ・デ・トロ】
続いて紹介するのはスペインワインを牽引する名生産者「トーレス」の「グラン・サングレ・デ・トロ」です。スペインを代表する品種である「グルナッシュ」を使用しスペインの味を世界に発信しています。
ブラックべりーやペッパーなどスパイスなどの香りとジャムのような濃厚でフルーティーな味わいが魅力の1本。パッケージにもあるように肉との相性抜群の重めのワインです。
価格 | 2,213円 |
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産地 | スペイン |
色 | 赤 |
味 | ミディアムボディ |
ドイツ最古のワイナリー【ラインガウ リースリング・フォルラーツ】
続いて紹介するのはドイツ最古のワイナリーが作る「ラインガウ リースリング・フォルラーツ」です。ドイツはワイン造り北限の地で、冷涼な気候を生かし、「リースリング」の酸味や香りを引き出したワイン造りを行っています。
ドイツワインといえば「甘口」ワインが多かったのですが、最近は辛口も非常に増えてきており、繊細な味わいが和食とも合わせやすい1本です。
価格 | 2,101円 |
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産地 | ドイツ |
色 | 白 |
味 | 辛口 |
有名ファッションブランドが手掛ける【アルパ・シラー】
最後に紹介するのは、有名ファッションブランド「サルヴァトーレ・フェラガモ・ファミリー」が手がけるワイナリーで作られる「アルパ・シラー」です。ワインの専門誌「ワインアドヴォケイト誌」でも高い評価をえています
ブラックベリーやスパイスの香りがあり、しっかり渋みが感じられる濃厚なタンニンとフレッシュな果実感が特徴。「力強い味わい」だと表現されるワインなので、サラミやチーズなど味のしっかりしたものとあわせるのがおすすめです。
価格 | 2,002円 |
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産地 | イタリア |
色 | 赤 |
味 | フルボディ |
いろいろ試して美味しいワインに出会おう
初心者でもこれだけの知識をもっていれば、よりスマートに美しくワインを楽しむことができます。家で飲むときには「ワインラベル」をよくみて選び、レストランでは注文した料理に合わせてワインを選んでみましょう。