初心者も美味しく飲める!おすすめワイン15選|選び方&保存法も紹介

「美味しいワインをもっと飲んでみたいけれど、選び方が分からない」
「初心者にはどんなワインがおすすめ?できるだけ飲みやすいものを選びたい!」

初心者にはややハードルが高いように見えるワイン。いざ買おうとしても、どれを選べばいいか分からないし、予算も限られていて迷ってしまいますよね。

今回は、初心者向けおすすめの美味しいワインに出会える3つのステップをご紹介します。さらに、おすすめのワイン(赤・白・シャンパン)を各種5本ずつ紹介。飲み残した時の保管方法や日持ち日数などにも触れています。ワインに関する基礎知識についてしっかり身に着けることができますよ。

当記事を読むことで、ぐっとワインを気軽に買えるようになるはずです。早速、意外と親しみやすいワインの魅力に迫ってみましょう。

目次

初心者でも美味しいワインに出会える!


ワインというと「難しい」というイメージを持たれがちです。しかし、初心者でも美味しいワインに出会うことはできます。ちょっとした選び方のコツや美味しい飲み方さえ覚えれば、美味しく楽しむこともできますよ。今回の記事を読めばあなたもワインの魅力にどっぷりはまるはず。

さっそくワインの選び方から見ていきましょう。

ワイン初心者が美味しいワインに出会える3つのステップ


ワイン初心者が美味しいワインに出会う方法は以下の3つのステップでワインを選びましょう。

  • まずは基本の3種類から自分が飲みたいものを選ぶ
  • 飲みやすいワインを多く作っている産地を選ぶ
  • ぶどうの品種を確認する

1つずつ詳しく説明していきます。

まずは基本の3種類から自分が飲みたいものを選ぶ


まずは基本の3種類「赤ワイン」「白ワイン」「スパークリングワイン」 の中から自分が飲みたいワインをさがしてみましょう。

それぞれの特徴は以下にまとめました。

  • 赤ワイン…コク・渋みがある味
  • 白ワイン…酸味・すっきりとした味
  • スパークリングワイン…発泡性のワイン、白、ロゼ、赤などの色がある。

赤ワインは「黒ぶどう」を使ったワインです。名前通り赤い色をしています。製造の段階でぶどうの皮や種を混ぜているため渋みがあるのが特徴となっており、初心者には飲みにくいといわれることが多いです。

しかし、中には渋みが少ない「ライトボディ」という味わいのものがあるので、赤ワインに挑戦したい人は「ライトボディ」を選びましょう。赤ワインの味わいには「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」の3種類があります。

先ほども言ったように、一番渋みが少ないのが「ライトボディ」です。渋みだけではなくアルコール度数も低いのが一般的なので、お酒が強くない人も飲みやすいですよ。

白ワインは「白ブドウ」を使ったワインです。白ブドウを使っているというだけではなく、皮やタンニンを取り除いて作っているため、渋みはほとんど含まれていません。甘口タイプと辛口タイプの2つの味わいがあり、味わいは好みの味で選んでOKです。

普段飲んでいるお酒がビールや焼酎なら辛口。梅酒や甘いサワー系を飲んでいるなら甘口を選びましょう。味わいで「渋みが~」ということもなく好みで選べるのでワイン初心者にとっても赤ワインよりも選びやすいものとなっています。

スパークリングワインは黒ぶどうや白ブドウを使った発泡性ワイン。泡があるのが最大の特徴で、泡がある分飲み口がすっきりしていて初心者にも一番飲みやすいワインです。白ワインと同じように甘口、辛口があり、普段飲んでいるお酒にあわせて選びましょう。

飲みやすいワインを多く作っている産地を選ぶ


ワインの種類を選んだら次は飲み口のすっきりしたワインを多く作っている「アメリカ」「チリ」「ニュージーランド」「日本」産のワインを選びましょう。

ワインは世界中で作られており、産地ごとに特徴があります。紹介した4国はワインの長い歴史の中では比較的新しくワイン造りを始めた国で「新世界(ニューワールド)」と呼ばれる国々です。

新世界の国々では、赤ワインでも飲みやすいといわれるライトボディのワインを多く作っているのが特徴。1,000円以下でも買えるような激安ワインや1,000~2,000円ほどのテーブルワインが主体なので、予算的にも手に取りやすいでしょう。

ワイン造りの歴史が古く「旧世界」といわれる、「フランス」「イタリア」「スペイン」「ドイツ」などの国も飲みやすいワインは多くありますが、熟成型の長い間寝かせてこそ美味しく味わえるワインが非常に多いです。購入の際にはしっかり熟成タイプかどうかを見極めて購入しましょう。

ぶどうの品種を確認する


ワインを購入する際はぶどうの品種も確認しましょう。
初心者向けにおすすめの品種は以下となります。

ワインの種類 ぶどうの品種
赤ワイン ・ピノ・ノワール
・ガメイ
白ワイン ・シャルドネ
・甲州
スパークリングワイン ・ピノ・ノワール
・シャルドネ

ワインに使用されるぶどうは200~300種ほどあるといわれています。すべて覚えるのは無理なので、まずは飲みやすいといわれる4つを覚えましょう。

まずは赤ワイン用に「ピノ・ノワール」と「ガメイ」。2つともライトボディに使用される品種です。渋みが少ないため飲みやすいのが特徴です。ガメイは日本でも有名なボージョレ・ヌーヴォーに使用されています。

白ワインは基本的にどの品種を選んでも飲みやすいのですが、あえてあげるとすれば「シャルドネ」と「甲州」

シャルドネは白ワインの女王といわれ、世界各国で作られています。作られている産地により味わいが変わってしまうのも特徴の一つで同じシャルドネでも産地の違いを楽しむことができますよ。

次に「甲州」。「甲州」は日本固有品種の1つ。日本ワインを選ぶとき甲州を選んでみてください。すっきりとした味わいで日本酒とよく合いますよ。

スパークリングワインを選ぶときは、赤ワイン用で紹介した「ピノ・ノワール」と白ワイン用で紹介した「シャルドネ」を使用したものがおすすめ。一つの品種のみで作られていることもありますがブレンドされているものを選んだ方がクセがなく飲みやすいです。

美味しいワインに出会うためにはまず飲んでみることが大切。飲んでみて「このぶどうはこんな味」と覚えておくと自分好みのワインを選びやすくなります。ぜひいろいろなワインに出会ってみて下さい。

【ライトボディ】ワイン初心者におすすめする赤ワイン5選


おすすめの「ライトボディ」の赤ワインをご紹介していきます。

スペアミントとラズベリーの香り【キーリー ムスククリーク ピノノワール】

まず紹介するのはスペアミントとラズベリー、スパイスの香りが特徴的な赤ワイン。ピノ・ノワールを使ったライトボディなので渋みが少なく非常に飲みやすいため、ワイン初心者の方におすすめです。

ピノ・ノワールは「上品」な味わいと紹介されることも多く「キーリー ムスククリーク ピノノワール」は正しく上品な味わいを体感できるワインです。自然なぶどうの味や赤系果実の味を感じることができます。

ほどよい酸味がするため肉料理と一緒に食べるのがおすすめ。
ミントとラズベリーの香りと上品で深みのある味は満足感を感じられる
はずです。

  • 価格:5,610円
  • 産地:オーストラリア
  • ぶどうの品種:ピノ・ノワール

フレッシュ&フルーティでバランスの取れた味【ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー ハーフ 2019】


続いて紹介する、「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー」はフレッシュ&フルーティでバランスの取れた味が特徴です。

世界中で「定番のボージョレ・ヌーヴォー」として親しまれているだけあって、渋みが抑えられたコクのあるぶどうの味はワイン初心者の方にも飲みやすいです。今回紹介するワインはハーフボトルなので「お試しで飲んだみたい」という方にもおすすめです。

軽い味わいは、同じく味の薄いローストビーフやカマンベールチーズなどに合います。赤系果実を連想する香りが華やかで心地良いワインです。

  • 価格:1,221円
  • 産地:フランス(ボージョレ)
  • ぶどうの品種:ガメイ

どこにでも持っていける!【シレーニ ナノ・ピノ・ノワール】


「シレーニ ナノ・ピノ・ノワール」は専用のカップが付属したペットボトルに入ったワインで、軽いためピクニックやキャンプなどどこにでも持っていけます。熟したチェリーの香りとソフトなタンニンの味はとても飲みやすいです。

しっかりとした果実味なのでつくねなど濃い味の料理と合います。ちっちゃいサイズなので、お試しに飲んでみたいという方にもおすすめです。

  • 価格:773円
  • 産地:ニュージーランド
  • ぶどうの品種:ピノ・ノワール

繊細な味わい【ドール ピノ・ノワール】


「ドール ピノ・ノワール」はラズベリー、紅茶、ハーブの香りのする繊細な味となっています。ソフトなタンニンと酸味なので日本食と相性が良いです。

モルドバはワイン造りの歴史が古く、5,000年以上前からブドウが自生しており、
ワイン発祥の地
といわれている場所です。ワインを飲むならワイン発祥の地のワインもぜひどうぞ。

  • ・価格:1,980円
  • ・産地:モルドバ
  • ・ぶどうの品種:ピノ・ノワール


ジュースのように飲みやすく口当たりがいい【山のぶどう酒 辛口】


ピノ・ノワール、ガメイではありませんが、ジュースのように飲みやすく口当たりがいいワインです。自生する山ぶどうを使用しており、酸っぱさはそのままに甘口に仕上げてあります。

ソフトな味わいなので色んな料理と合います。濃く、甘いぶどうの果実味は、
食後のデザート代わり(デザートワイン)としてもおすすめ
です。

  • 価格:1,174円
  • 産地:日本(函館)
  • ぶどうの品種:山ぶどう

ワイン初心者におすすめする白ワイン5選


おすすめの白ワインを辛口・甘口、あわせてご紹介します。

トロピカルな味わい【カーサ・デル・ソル・シャルドネ】


有機栽培された完熟ぶどうから造られた、トロピカルな果実味が特徴です。創立10年のチリの新興蔵元「テラ・マター」が日本向けに開発したものとなります。すっきりした味わいで和食、特に白身魚などに合うのでぜひ試してみてください。ぶどうのうまみをしっかりと味わえるのでおすすめです。

  • 価格:968円
  • 産地:チリ
  • 味わい:辛口
  • ぶどうの品種:シャルドネ

豊かな味わいで飲みやすい【J.ロアー リヴァーストーン シャルドネ】


しっかりとした辛口でありながら、トロピカルな味わいと香ばしさが混在する飲みやすい味です。熟したリンゴや黄桃を思わせる爽やかな果実とはちみつやカラメルの香りがする白ワインです。

クセが無い味なので肉料理と合います。ビーフジャーキーやソーセージなどと一緒に飲んでください。1974年から続く大手ワイナリー「J.ロアー」が手掛けているため、安定感のある仕上がりとなっています。

  • 価格:2,368円
  • 産地:アメリカ
  • 味わい:辛口
  • ぶどうの品種:シャルドネ

研究された柑橘系の香り【シャトーメルシャン 甲州きいろ香】


日本のメーカー「シャトー・メルシャン」とワインの香りの世界的権威、ボルドー大学デュプルデュー研究室と共同開発された一本です。研究によって今まで出すのが難しかった、ライムやグレープフルーツなどを思わせる柑橘系の香りが実現しました。

ほどよい酸味がサラダから白身魚、天ぷらなどあっさりとした和食に合います。柑橘系の香りと、爽やかな酸味の組み合わせがたまりません。

  • 価格:2,292円
  • 産地:日本
  • 味わい:辛口
  • ぶどうの品種:甲州

甘すぎないテイスト【ロリアン セーラーマスター 甲州】

甘すぎず、口当たりがソフトな飲みやすい一本です。アジア最大規模のワイン審査会「ジャパン・ワイン・チャレンジ2018」でゴールドを受賞するなど、数々の賞を総なめにしている実力派です。

柔らかい味わいなので和食との相性が良く、白身魚と特に合います。やや甘口なためキンキンに冷やすことで食後にデザート代わりに飲む、デザートワインにもなりますよ。

  • 価格:1,890円
  • 産地:日本
  • 味わい:甘口
  • ぶどうの品種:甲州

濃厚な甘さ【ラフィーユ トレゾワ リザーブド甲州】


熟成したことで、しっかりとしたコクのある干しぶどうやカラメル焼きのような濃厚な甘味を持ったワイン。地下貯蔵庫に30年~40年熟成し、良い状態の物を厳選して造られています。

濃縮された複雑な味わいは和食にはもちろん、中華にも合うので試してみてください。深い黄金色も魅力的です。

  • 価格:3,850円
  • 産地:日本
  • 味わい:甘口
  • ぶどうの品種:甲州

ワイン初心者におすすめするスパークリングワイン5選


初心者向けのスパークリングワインを甘口・辛口それぞれご紹介していきます。

シャンパンの代表格【モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンペリアル】


「モエ・エ・シャンドン」は初心者への導入として最も適していると言われるシャンパンです。豊かな果実味に白い花のニュアンスがあり、すっきりと上品で飲みやすいことが特徴です。

バランスの取れた味わいなのでどんな料理にも合いますが、特に寿司やホタテ、イスターなどと合います。飲み込んだ後の雑味が無いため、ジュースのように飲みやすい一本となっています。

  • 価格:3,860円
  • 産地:フランス
  • 味わい:辛口
  • ぶどうの品種:ピノノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネ

スパイシーな料理と合う甘口【モエ・エ・シャンドン ネクター・アンペリアル】


シャンパンの代表格として有名な「モエ・エ・シャンドン」の甘口は、スパイシーな料理と相性が良いです。フレッシュなパイナップルやマンゴーの果実香とシナモンやバニラなどの甘い香りを楽しめます。

トロピカルでフルーティな味わいなので、カレーなどインド料理や中華料理など濃い目の料理と相性が良いです。高価格帯ではあるものの、リッチな味わいは値段に相応しいものと言えるでしょう。

  • 価格:6,028円
  • 産地:フランス
  • 味わい:甘口
  • ぶどうの品種:ピノノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネ

日本一の味!【プロジェニーⅢ】


日本の女性が審査する国際的な大会「サクラワインアワード2015」にて最高賞に輝いた一品です。手ごろな価格でありながら、高級シャンパンと同じシャルドネ種、ピノノワール種を使用しているため果実のうま味がたっぷり。

スッキリとした味わいなので、餃子などこってり目な料理と合います。うっすらとロゼに色づいており、細やかな泡なども魅力的です。

  • 価格:3,278円
  • 産地:アルゼンチン
  • 味わい:辛口
  • ぶどうの品種:シャルドネ、ピノノワール

コスパ最強!【リッチランド・スパークリング】


1000円代と安価で購入できるコスパ最強でありながら、本格派のスパークリングワイン。また、ソフトな泡と熟したぶどうの味がする飲みやすい一本です。

すっきりとした辛口な味わいでどんな料理にも合うので、食卓ワインとしておすすめ。コストパフォーマンスの良さでは抜きんでています。

  • 価格:1,571円
  • 産地:オーストラリア
  • 味わい:辛口
  • ぶどうの品種:シャルドネ、ピノ・ノワール

デザートにぴったりのほど良い甘さ【ヴーヴ・クリコ ホワイトラベル ドゥミ・セック】


デザートにぴったりのほど良い甘さのシャンパンです。完熟した洋ナシや桃の味わいと甘さがシルクのように口の中に広がります。

焼いたパンとブリオッシュ・トーストのニュアンスを感じるので、ブルーチーズや果物、キャラメルを使ったデザートなどに合います。フルーツリキュールや砂糖漬けのような濃厚な香りを楽しんでください。

  • 価格:6,762円
  • 産地:フランス
  • 味わい:甘口
  • ぶどうの品種:ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ

ワインを開ける手順を覚えておこう


ワインを開ける手順も紹介します。コルクを使い栓がされているワインは最初は難しいと感じるかもしれませんが、開け方さえ覚えることができれば、決して難しくないんですよ。

分かりやすい動画を紹介しますのでぜひご確認ください。

  1. スクリューのとがった先を上向きにコルクの中心に当てて、差し込んでください。
  2. 時計回りに一周分回し、再度、時計回りにスクリューを回していきます。コルクの中心にきれいにスクリューを差し込むことができます。
  3. スクリューを根元まで入れたら、ナイフ部分を支えにして、持ち手を真上に突き上げていくイメージで力を加えましょう。持ち手を向こう側に倒すように動かしてしまうと、コルクが折れてしまうので気を付けてください。
  4. フック部分の支点が二段階になっているため、コルクが真ん中まで抜けたら支点を切り替えましょう。
  5. 最後はコルクのすでに抜けている部分を優しく持ち、引き抜いてください。

コルク栓を開けるときは「ソムリエナイフ」を用意しましょう。最近はスクリュータイプも多いので、ソムリエナイフで開ける自信がない人は最初からスクリュータイプのワインを選ぶという方法もあります。

でも覚えてしまえばソムリエナイフで開けるもの簡単ですし、数をこなすうちに上手になるのでぜひ挑戦してほしいです。

初心者向けソムリエナイフ【Daitban ソムリエナイフ コルク抜き ワインオープナー】


小型でコンパクトなため場所を取らず、携帯することもできる初心者向けソムリエナイフ。ビールの栓抜きも付いているため、自宅に一つあるだけで便利です。開栓時にはキャップシールを切る「のこぎり形のホイルカッター」も役立ちます。
値段も手頃なのでおすすめです。

  • 価格:1,599円

ワインを美味しく飲む方法

ワインを美味しく飲むために、「温度」と「グラス」にはこだわりましょう。

温度


ワインが美味しく飲める温度は以下の温度が適温だといわれています。

  • 赤ワイン…軽め10~15℃、重め16~20℃
  • 白ワイン…甘口2~6℃、辛口6~13℃
  • スパークリングワイン…5~7℃

「赤ワインは常温」とワイン初心者でも聞いたことがあるかも知れませんが、常温ではなくちょっと冷やすのが美味しく飲む方法です。ただし、冷やしすぎると香りが感じられなくなり、渋みも強くなるので冷蔵庫で30分を目安に冷やしてみてください。

白ワインやスパークリングワインは思いっきり冷やしてOKです。辛口の場合はちょっと高めの温度で香りを楽しむのが通な飲み方。甘口はしっかり冷やすことで甘さが和らいですっきりします。

グラス


おすすめのグラスをそれぞれの種類ごとに紹介していきます。

  • 赤ワイン…軽め:ボルドー(チューリップ)、重め:ブルゴーニュ
  • 白ワイン…モンラッシュ、万能
  • スパークリングワイン…フルート

ワインは味わいでグラスを変えましょう。
重めの味わいの場合は卵型で飲み口の広い「ボルドー型」を選んでください。飲み口が広いと空気振れやすく、渋みがまろやかに変化します。
軽めの場合は丸みがあり飲み口が狭い「ブルゴーニュ型」。香りを逃さず楽しめます。

白ワインのグラスは赤ワイン用より一回り小さめを選びましょう。赤ワインよりも低い温度で楽しむため、一度にたくさんの量をグラスに注ぐ必要が無いからです。

ワイン初心者の場合万能型といわれるタイプが使いやすいです。スパークリングワイン用のグラスがないときにも代用できます。スパークリングワインの持つ香りを楽しむことができ、小ぶりなので泡がなくなる前に飲みきれます。

スパークリングワインは細長いフルートタイプのグラスが一般的です。飲み口が狭いため泡がなくなりにくいです。最近は先ほども紹介したような万能型などのワイングラスが用いられることも多いですよ。

初心者におすすめのワイングラス5選


赤ワイン用、白ワイン用、スパークリングワイン用のグラスをそれぞれ紹介します。

初めて買うワンランク上のグラスとして【RIEDEL リーデル 赤ワイン グラス ペアセット オヴァチュア レッドワイン 350ml】


オーストリアのワイングラスの老舗「リーデル社」の製品で、初めて買うグラスとしておすすめです。「カジュアルグラス」という使用品種を特定していないタイプなので、気軽に使うことができます。

お手頃な価格のワイングラスのセットです。まずは毎日の食卓で試してみてはいかがでしょうか。

  • 価格:2,878円
  • 種類:赤ワイン向け

スタンダードな形【RIEDEL リーデル 白ワイン グラス ペアセット オヴァチュア ホワイトワイン 280ml】


スタンダードな形で、赤ワイン用よりも小ぶりとなっています。同じくリーデル社の白ワイン用グラスです。丈夫なため普段の食卓のお供としておすすめです。
ステム(脚)のついた上品な佇まいをしており安価なワインでもグレードアップして見えるので、リッチな気分が味わえます。

  • 価格:2,878円
  • 種類:白ワイン向け

まろやかな口当たりにする【RIEDEL リーデル シャンパン グラス ペアセット オヴァチュア シャンパーニュ 260ml】


口がせまくなっていることで、ワインが舌に当たる位置が口の広さで変わってくるため、まろやかな口当たりを楽しむことができるシャンパングラスです。シャンパン用に泡が抜けにくい細長い形状なので、気泡を眺めて楽しむこともできます。

  • 価格:3,767円
  • 種類:シャンパン向け

食洗機対応が嬉しい【東洋佐々木ガラス ワイングラス ワインテラス 日本製 食洗機対応 240ml 2個セット】


食洗機に対応した機能的なグラスです。創業140年の老舗国産ガラス食器メーカー「東洋佐々木ガラス」の製品なので高品質なのも嬉しいところ。
クリスタルガラスに匹敵する透明度「ファインクリア」に仕上げているため、美しいワインの色を堪能することができます。安価なため、初心者にもおすすめの商品です。

  • 価格:703円
  • 種類:赤・白ワイン向け

オシャレで個性的【KINTO (キントー) ROSETTE ワイングラス 250ml クリア 22825】


木の葉型のエンボスがあしらわれたオシャレで個性的なグラスです。色もクリア、グリーン、ワインレッドの3種類から選べます。
一見ガラスに見えますが、プラスチック製なので扱いやすさも魅力的。個性的なグラスが欲しいという方へおすすめです。

  • 価格:550円
  • 種類:シャンパン向け
  • ここに文字を入れる
  • ここに文字を入れる

白ワインの味を引き出す【RIEDEL リーデル 白ワイン グラス ペアセット エクストリーム オークド・シャルドネ 670ml】


ダイヤモンドを連想させるような少し変わった形状は、口の中で広がる味をほど良く調節し、白ワインの味を引き出します。
リーデル社の「エクストリーム」シリーズは、濃縮された果実味とソフトな酸味を持った「新世界(ニューワールド)」のワインを意識して開発されました。
より白ワインをしっかりと味わいたいという方におすすめです。

  • 価格:5,225円
  • 種類:白ワイン向け

ワインを保存するときの注意点

飲み切れなかった場合に、ワインを美味しく保存する方法をご紹介します。

【開栓前】保存するときは冷暗所


ワイン初心者の場合ワインの保存に適した「ワインセラー」などはないと思うので、冷暗所で保存することを覚えておきましょう。
ワインは非常に繊細な飲み物。温度や湿度、振動、明るさなど様々な刺激に弱く味が悪くなってしまいます。

保存するときは、ワインのボトル全体を新聞紙でぐるぐるに巻いて包み、段ボールなどに入れます。そして、動かないように隙間は新聞紙や緩衝材で埋め、家の中でも北側の寒い部屋の押し入れなどにしまっておきます。

基本は家で保存しておくのではなく、飲むときに買いましょう。ワインは劣化してしまうと同じ味は二度と味わえません。ワインを美味しく味わうためにも都度買うようにした方が良いです。

【開栓後】冷蔵庫で保存し1週間以内に飲みきる


ワインのボトルを開けたけれど飲みきれない場合は冷蔵庫内で保存し、1週間以内に飲みきるようにしてください。ワインは酸素に触れることで酸化していきますが、冷蔵庫に入れることで酸化のスピードを落とすことができます。

ワインを保存するために便利アイテムがいろいろ販売されています。「ワインストッパー」はワインのボトル内の空気を抜き真空状態にして劣化を防ぐことができるアイテムなのでぜひ利用してみてください。ワインストッパーを使用すれば1週間ほどは美味しく飲むことができます。

ただし、スパークリングワインの場合は泡が抜けてしまうので、美味しく飲めるのは2~3日となります。
美味しく飲むためには早めに飲みきるようにしましょう。飲みきれないかもと不安な場合はハーフボトルなど最初から小さいサイズのワインを購入すると良いですよ。

ワインは難しくない!


今回は、初心者向けにワインの基礎知識と選び方、おすすめの銘柄や保存方法などをご紹介しました。
一見、難しそうに見えてしまうワインですが、今回ご紹介した知識と選び方を知ってさえいれば簡単です。
色んなワインを飲むことで、自分に合った味を見つけましょう。まずは、容量の少ないハーフサイズなどから気軽にワインを楽しんでみてください。