ウォッカの種類・選び方解説&初心者におすすめのウォッカ25選紹介
「ウォッカっていろんな種類があるけど、どれが美味しいんだろう?」
「色のついたウォッカもあるけど何が違うのかな?」
カクテルのベースとして人気のウォッカですが、いざ買ってみようと思っても、どれが良いのか迷ってしまいますよね。
当記事では、ウォッカ初心者が知っておくべきウォッカの種類についてや、おすすめのウォッカを紹介しています。また、各々に合ったウォッカの選び方や、おすすめの飲み方も解説しています。当記事を最後まで読めば、自分好みのウォッカの種類や傾向を把握し、各々にとって最高のウォッカを見つけることができるはずです。
個性豊かなウォッカについてしっかり理解し、充実したプライベートを楽しみましょう。
- 1. 覚えておきたいウォッカの2つの種類
- 2. 自分好みのウォッカを選ぶ方法
- 3. 世界の有名銘柄を網羅!覚えておきたいウォッカの種類25選
- 3.1. ドライフルーツのような香りとほのかな甘みが特徴【アブソルート ウォッカ】
- 3.2. ロシアで人気のまろやかな味わいのウォッカ【ストリチナヤ プレミアム】
- 3.3. 芳醇な香りと優しい甘みが特徴【グレイグース ウォッカ】
- 3.4. 素材の良さから生まれるキレのある味わいが特徴【フィンランディア ウォッカ】
- 3.5. 端麗な飲み口が特徴【スターリング ウォッカ】
- 3.6. 米の甘みを感じることができるウォッカ【ジャパニーズ クラフトウォッカ Haku】
- 3.7. 丁寧に作られたオーソドックスなウォッカ【ウィルキンソン ウォッカ】
- 3.8. 爽やかな風味と甘みが特徴のウォッカ【アブソルート ライム フレーバーウオッカ】
- 3.9. 雑味のない味わいが特徴のウォッカ【スカイウォッカ】
- 3.10. 全体的にクオリティの高いウォッカ【ピナクル ウォッカ】
- 3.11. 小麦の風味とまろやかな口当たりが特徴の贅沢なウォッカ【アブソルート エリクス】
- 3.12. 印象的な形の瓶が特徴のウォッカ【クリスタル ヘッド ウォッカ】
- 3.13. 度数が低く初心者向けなウォッカ【ギルビー ウォッカ】
- 3.14. 柏餅のような風味と甘みが特徴のフレーバドウォッカ【ズブロッカ バイソングラス】
- 3.15. 割りものに使いやすい国産ウォッカ【80プルーフ】
- 3.16. ブドウが原料の珍しいウォッカ【シロック ウォッカ】
- 3.17. 独特な甘みとコクを楽しめるウォッカ【ブラヴォド ブラック ウォッカ】
- 3.18. オレンジの風味と甘みを持つフレーバードウォッカ【ストリチナヤ・オレンジ】
- 3.19. 独自の蒸留方法で作られた風味豊かなウォッカ【ニッカ カフェウォッカ】
- 3.20. アルコールの刺激が少ない飲み心地が特徴【ウスリースキーバリザム ベレンカヤ クラシック ウォッカ】
- 3.21. 古くから愛される伝統的なウォッカ【スミノフ ウォッカ】
- 3.22. スモーキーな風味が特徴のウォッカ【チェイス スモークウォッカ】
- 3.23. ブランデーのコクが感じられるウォッカ【スタルカ オールドウォッカ】
- 3.24. スパイスで風味付けされた刺激的なウォッカ【ペルツォフカ ウォッカ】
- 3.25. 規格外のアルコール度数を誇るウォッカ【スピリタス】
- 4. ウォッカの美味しい飲み方4選
- 5. いろいろな種類を覚えて楽しみ方を増やしていこう!
覚えておきたいウォッカの2つの種類
ウォッカはロシアをはじめとした東欧やポーランドなどの中欧、スウェーデンなどの北欧が原産の蒸留酒の1つで、4大スピリッツの1つです。同じく4大スピリッツ(蒸留酒)として数えられるジンと同じく、小麦やライ麦などの穀物やジャガイモなどを使用して製造されます。
ウォッカ最大の特徴は、製造工程の後半で白樺という活性炭を使用したろ過工程を挟むことです。白樺活性炭でろ過することで、アルコールが持つ刺激が軽減されます。加えて、活性炭の成分が溶けだすことで、軽やかな香りと角の取れた味わいを持ったウォッカが完成するのです。
ウォッカには、大きく分けて以下の2つの種類があります。
- ピュアウォッカ
- フレーバードウォッカ
主な違いは色味と風味です。ピュアウォッカは無色透明でクセがないのが特徴で、フレーバードウォッカはハーブや果物、スパイスなどで色付けや風味付けを行ったもののなります。
詳しく見ていきましょう。
ピュアウォッカ
ピュアウォッカは、ハーブや果物、糖分などの添加物を加えることなく作られたウォッカです。添加物を使用しないため、味や香りがごくわずかで、クセがなく無色透明なものとなっています。
丁寧に蒸留を行って不純物を取り除いたものほど、原料由来の渋みやえぐみなどがなく飲みやすいです。ウォッカ特有の白樺活性炭でのろ過工程を挟んでいるので、ロックやストレートで飲んでもまろやかな味わいを楽しむことができますが、他の素材の風味を損なうことがないため、カクテルべースとして優秀です。
フレーバードウォッカ
フレーバードウォッカは、ピュアウォッカにハーブやスパイスなどの添加物で風味付けを行ったものです。クセがないウォッカは、添加するハーブやスパイスとの相性を考える必要がないため、様々な種類のフレーバードウォッカが販売されています。
風味付けされた蒸留酒というとジンを思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、多種多様なハーブやスパイスを使用するジンに比べ、フレーバードウォッカではより単純な風味付けを行うため、複雑な風味や独特なクセはありません。中にははちみつや果糖、人工甘味料などで味付けされている物もあり、ピュアウォッカ以上に飲みやすいものも多いです。
ピュアウォッカとは反対にカクテルベースとしては万能ではなく、ロックやストレート、水割りや炭酸割りなどで、銘柄ごとの味を楽しむのに向いています。特にポーランド周辺の中欧で生産されていることが多く、世界的に有名な「ズブロッカ バイソングラス」をはじめ、様々なフレーバードウォッカが製造されています。
ウォッカの種類が分かったところで、続いては美味しいウォッカを選ぶポイントを紹介します。
自分好みのウォッカを選ぶ方法
自分好みの美味しいウォッカを選ぶ上でのポイントは以下の2つです。
- 最初はアルコール度数の低いものを選ぶ
- 好みの飲み方からウォッカの種類を決める
様々なメーカーから販売されており、どれを買えば良いか迷ってしまいがちなウォッカですが、上記のポイントを踏まえれば、自身に合ったウォッカを見つけ出すことができるはずです。
詳しく見ていきましょう。
最初はアルコール度数の低いものを選ぶ
最初はアルコール度数の低いものを選ぶのが、ウォッカ選びのポイントです。ウォッカはアルコール度数が40度程度あり、低いものでも35~37%ほどあります。ビールが5%程度、ワインが12%程度であることからも、ウォッカのどれほど強いお酒か分かるでしょう。
普段、蒸留酒を飲まないという人は、急にアルコール度数が高いものを飲むと内臓への負担も大きいので、まずはできるだけアルコール度数の低いものを選び、徐々に慣れていくのが良いでしょう。
カクテルベースとして使う場合も、最初は分量より少なめに作るようにするのがおすすめです。幸い、ウォッカはカクテルの風味や味わいに与える影響が少ないため、少なめでも充分に楽しむことができます。
好みの飲み方からウォッカの種類を決める
もう1つのポイントは、自身の好みの飲み方に合わせてウォッカを決めることです。極端な例ですが、カクテルベースにフレーバードウォッカを使ってしまっては、他の素材を邪魔してしまい、本来のカクテルの味から遠のいてしまいます。カクテルベースに使用するなら、味にクセのないピュアウォッカの方がおすすめです。
対して、ウォッカ本来の味や香りを楽しむのであれば、ピュアウォッカよりもフレーバードウォッカの方が大きな違いを楽しめます。
どんな飲み方をするのかをあらかじめよく考えておくことで、失敗することなく好みのウォッカを選べるはずです。
世界の有名銘柄を網羅!覚えておきたいウォッカの種類25選
ウォッカ選びのポイントが分かったところで、是非覚えておきたいおすすめのウォッカを紹介していきます。自身の好みの傾向に合わせて、自身に合いそうなウォッカを探してみてください。それぞれ見ていきましょう。
ドライフルーツのような香りとほのかな甘みが特徴【アブソルート ウォッカ】
「アブソルート ウォッカ」はドライフルーツのような香りとほのかな甘みが特徴のピュアウォッカです。
原産国であるスウェーデンの小麦を100%使用しており、小麦原料のスピリッツ(蒸留酒)が持つドライフルーツのような甘い香りと、ほのかに甘い味わいがあります。カクテルベースとしてはもちろん、ピュアウォッカをロックやストレートで飲んでみたいという人にもおすすめな、オールラウンドに使用できるウォッカです。
ピュアウォッカらしい味わいを堪能できる、万人におすすめなウォッカとなっています。
価格 | 1,454円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | スウェーデン |
ロシアで人気のまろやかな味わいのウォッカ【ストリチナヤ プレミアム】
「ストリチナヤ プレミアム」は、ロシアで高い人気を誇るまろやかな味わいのウォッカです。
ロシア南部で生産された小麦やライ麦と硬度バランスの良い水を使用して製造されており、丁寧なろ過工程も相まって、アルコール特有の刺激や苦みが抑えられた飲みやすい味わいになっています。ラトビア原産ですが、ロシアでは最も有名なウォッカと言われており、ロシアのバーではいたるところで見かけることが可能です。本場ではストレートで飲まれることが多いですが、カクテルベースにしても他の素材の風味を邪魔をしません。
品質の高いウォッカの味を体験したい人におすすめのウォッカです。
価格 | 1,529円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | ラトビア |
芳醇な香りと優しい甘みが特徴【グレイグース ウォッカ】
「グレイグース ウォッカ」は、芳醇な香りと優しい甘みが特徴の高級ウォッカです。
1997年い誕生した比較的新しいウォッカですが、世界的に高い評価を得ており、式典やパーティーで飲まれることが多いです。フランス産の最高級冬小麦と天然水を使用し、徹底的にこだわって製造されることで、グレープフルーツやプラムのような香りと柔らかな甘みを持つ逸品に仕上がっています。確かなクオリティを楽しむためにも、是非ストレートで飲むことをおすすめします。
特別な日にゆっくりと飲みたい、プレミアムなウォッカです。
価格 | 4,222円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | フランス |
素材の良さから生まれるキレのある味わいが特徴【フィンランディア ウォッカ】
「フィンランディア ウォッカ」は、素材の良さから生まれるキレのある味わいが特徴のピュアウォッカです。
六条小麦と北欧の氷河の中でろ過された天然水を使用しており、素材から生まれるキレの良い味わいあります。フレーバードウォッカの素材としても優秀で、ライムやココナッツ、クランベリーなど、様々なフレーバードウォッカが販売されています。すっきりとした味わいはカクテルベースに最適で、「ウォッカ・マティーニ」や「カミカゼ」などのショートカクテルと相性が良いです。
すっきりとした味わいのウォッカを飲みたい人におすすめとなっています。
価格 | 2,167円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | フィンランド |
端麗な飲み口が特徴【スターリング ウォッカ】
「スターリング ウォッカ」は、端麗な飲み口が特徴のウォッカです。
ジンで有名なブランドである「タンカレー」が製造しているジンで、ジンと同様に丹念に蒸留されることによる、渋みやえぐみといった雑味がないスムースな飲み口が特徴です。ブランドのこだわりをしっかりと感じることができる逸品で、ジンと共に世界中で愛されています。カクテルベースで使用すれば、より飲みやすいカクテルが完成するのでおすすめです。
飲みやすいウォッカが好みの人におすすめとなっています。
価格 | 2,347円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | イギリス |
米の甘みを感じることができるウォッカ【ジャパニーズ クラフトウォッカ Haku】
「ジャパニーズ クラフトウォッカ Haku」は、原料である米の甘みを感じることができるウォッカになります。
最大の特徴は、本来麦やジャガイモ等で製造されるウォッカを、国産米で製造していることです。米由来の甘みによって、一般的な原料のウォッカよりもまろやかで繊細な味わいとなっています。また、一度蒸留したスピリッツを分け、さらに蒸留し雑味を抜いたものと、原料由来の味わいを残したものに仕上げたのちに再度ブレンドすることで、適度な風味を残すことに成功しているのもポイントです。繊細な味わいを楽しむために、ロックやストレートで飲むことをおすすめします。
日本ならではの優しい味わいが楽しめるウォッカです。
価格 | 3,289円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | 日本 |
丁寧に作られたオーソドックスなウォッカ【ウィルキンソン ウォッカ】
「ウィルキンソン ウォッカ」は、ウイスキーメーカーとして有名なニッカが伝統的な製造方法で丁寧に作り上げる、オーソドックスなウォッカです。
昔ながらの蒸留工程と白樺の活性炭によるろ過工程という、伝統的な製法を守って製造されており、さっぱりとした飲み口のウォッカに仕上がっています。リーズナブルな価格も大きなメリットで、家に常備しておけば晩酌の際に便利です。カクテルベースとして、様々なカクテルを試してみましょう。
日常に寄り添った、家計に優しい国産ウォッカです。
価格 | 909円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | 日本 |
爽やかな風味と甘みが特徴のウォッカ【アブソルート ライム フレーバーウオッカ】
「アブソルート ライム フレーバーウォッカ」は、先に紹介した「アブソルート ウォッカ」を、主にライムで風味付けしたウォッカです。
オールラウンダーな「アブソルート ウォッカ」はフレーバードウォッカのベースとしても最適で、加糖をしていないにも関わらず、原料のライムが持つ糖分によって、ほのかな甘みを持っています。ライム特有の爽やかな風味も感じることができ、全体的にすっきりとした味わいです。ソーダ割にすると香りがさらに開き、美味しく飲める他、「アブソルート ライムライト」や「ライムレット」など、「アブソルート ライム フレーバーウォッカ」をベースにしたカクテルも多く開発されているので、様々な飲み方が楽しめます。
爽やかなフレーバードウォッカを味わいたい人におすすめです。
価格 | 1,960円 |
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ウォッカの種類 | フレーバードウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | スウェーデン |
雑味のない味わいが特徴のウォッカ【スカイウォッカ】
「スカイウォッカ」は、丁寧な蒸留工程をろ過工程により、渋みやえぐみといった雑味のない味わいが特徴のウォッカです。
1992年に生まれたブランドで歴史は浅いのですが、独自の温度調節法を用いて丁寧に作られており、さらに4回の蒸留工程と3回のろ過工程を経ることにより、渋みやえぐみといった雑味のない、まろやかな味わいのウォッカを製造しています。誕生してから四半世紀ほどですが、すでに世界中で飲まれており、空を連想させるような青い瓶も人気の秘密です。カクテルベースとして優秀で、「スカイブルー」という銘柄の名を冠したカクテルも開発されています。
質の良いカクテルベースとしてウォッカを楽しみたい人におすすめなウォッカです。
価格 | 1,597円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | イタリア |
全体的にクオリティの高いウォッカ【ピナクル ウォッカ】
「ピナクル ウォッカ」は、原産国であるフランスの原料を使用して丁寧に作られた、高品質なウォッカです。
5回に渡る蒸留工程で徹底的に雑味を覗いているにも関わらず、原料由来の風味がしっかりと残っており、飲みごたえのあるウォッカに仕上がっています。ストレートで飲むと、値段からは想像できない完成度の高さに驚くはずです。カクテルベースとしても優秀で、ウオッカをオレンジジュースで割るだけで完成する「スクリュードライバー」などの簡単なカクテルでも、飲みごたえと割材を邪魔しない程度の風味を与えてくれるので、満足度の高い仕上がりになります。
お手頃な金額で、芳醇な風味や飲みごたえを味わいたい人におすすめのウォッカです。
価格 | 1,245円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | フランス |
小麦の風味とまろやかな口当たりが特徴の贅沢なウォッカ【アブソルート エリクス】
「アブソルート エリクス」は、先に紹介している「アブソルート」シリーズにおいて、一般販売されている中で、最高級の銘柄であり、小麦の風味とまろやかな口当たりが特徴のウォッカです。
伝統的な銅製の蒸留器を使うことで、不純物がしっかりと取り除かれ、さらに銅の成分が溶けだすことで、まろやかな飲み心地を実現しています。パンのような小麦の香りや、ナッツのような香ばしさを感じることができ、刺激の少ない飲み口も相まって、アルコール度数の高さを感じさせない飲みやすい逸品です。ストレートやロックで飲むのがおすすめですが、「ウォッカ・マティーニ」のようなショートカクテルのベースとして使用しても、一味違った味わいを体感できます。
他のウォッカでは刺激が強いという人におすすめの贅沢なウォッカです。
価格 | 3,768円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | スウェーデン |
印象的な形の瓶が特徴のウォッカ【クリスタル ヘッド ウォッカ】
「クリスタル ヘッド ウォッカ」は、リアルなドクロの形状をした瓶が印象的なウォッカです。
「ブルースブラザーズ」や「ゴーストバスターズ」などの名作映画に多数出演している俳優であるダン・エイクロイド氏が立ち上げたブランドで、斬新な形状のボトルにより人気を博しています。肝心の中身も丁寧に作られたウォッカとなっており、活性炭の他に「ハーキマー・ダイヤモンド」という素材を含んだろ過装置を通しているのが特徴です。まろやかな味わいをしているので、カクテルベースはもちろん、ストレートでも美味しく味わえます。
瓶を眺めながら飲んでも楽しい、飲みやすいウォッカです。
価格 | 4,726円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | カナダ |
度数が低く初心者向けなウォッカ【ギルビー ウォッカ】
「ギルビー ウォッカ」は、度数が低く初心者向けなウォッカです。
ギルビー社は150年以上の歴史を持つイギリスのメーカーで、ウォッカやジンなどのスピリッツをリーズナブルな価格で販売しています。「ギルビー ウォッカ」は、味わいこそ平凡ですが、アルコール度数が40%以上のものが多いウォッカの中で、37.5%と控えめになっており、初心者でも挑戦しやすいのが特徴です。平凡な味はカクテルベースにしても他の素材を邪魔しないので、カクテル用のウォッカとして家に1本あると、晩酌のバリエーションが増えます。
値段も安いので、初心者が挑戦するウォッカとして最適です。
価格 | 916円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 37.5% |
生産国 | 韓国 |
柏餅のような風味と甘みが特徴のフレーバドウォッカ【ズブロッカ バイソングラス】
「ズブロッカ バイソングラス」は、柏餅のような草の香りと優しい甘みが特徴のフレーバードウォッカです。
フレーバードウォッカの代名詞といえるような存在であり、ポーランドの世界遺産である「ビャウォヴィエジャの森」に自生する「バイソングラス」というハーブを使用して風味付けを行っています。柏餅や青りんごのような甘酸っぱい香りと優しい甘みが特徴で、ストレートやソーダ割りはもちろん、アップルタイザーやアップルジュースのような、りんごの風味がある飲み物と相性が良いです。
他のスピリッツでは味わえない、ズブロッカならではの味わいを楽しみたい人におすすめとなっています。
価格 | 1,122円 |
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ウォッカの種類 | フレーバードウォッカ |
アルコール度数 | 37.5% |
生産国 | ポーランド |
割りものに使いやすい国産ウォッカ【80プルーフ】
「80プルーフ」は、サントリーが販売している割りものに使いやすい国産ウォッカです。
白樺をメインに独自素材の木炭を配合した活性炭を使用して入念にろ過を行っており、スッキリとした味わいになっています。同社の「角」というウイスキーも同様ですが、割りものの素材として使われる想定で作られているので、ストレートやロックよりも、水割りやソーダ割り、カクテルベースに使用するのに向いているのが特徴です。
カクテルベースとして、国産のウォッカを手元に置いておきたい人におすすめとなっています。
価格 | 989円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | 日本 |
ブドウが原料の珍しいウォッカ【シロック ウォッカ】
「シロック ウォッカ」は、ブドウを原料に作られたフランス原産の珍しいウォッカです。
ワインに使う厳選されたブドウを100%使用しており、高温で蒸留する一般的なウォッカと違い、ワインと同じように低温で成分を抽出されています。ブドウ由来のスパイシーな味わいが特徴で、他のウォッカとの共通点を感じづらい逸品です。ロックで飲むのも良いですが、贅沢にシャンパンで割る独自の飲み方も推奨されており、一味違うフルーティーな味わいを堪能することができます。
ピュアウォッカで明確な個性を感じたい人におすすめです。
価格 | 3,582円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | フランス |
独特な甘みとコクを楽しめるウォッカ【ブラヴォド ブラック ウォッカ】
「ブラヴォド ブラック ウォッカ」は、独特な甘みとコクを楽しめるフレーバードウォッカです。
1996年に誕生した比較的新しいウォッカで、ミャンマーで採取できる「ブラックカテチュー」という薬草によって風味付けをされています。黒色の見た目からは刺激的な味わいを想像してしまいますが、意外にも甘みが強く、独特の風味とコクがあるのが特徴です。好き嫌いの別れる味わいですが、好きな人にはハマる味になっています。カクテルのベースにするには技術がいるウォッカなので、ストレートやロックで飲むのがおすすめです。
クセの強いウォッカに挑戦してみたい人におすすめな逸品となっています。
価格 | 2,011円 |
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ウォッカの種類 | フレーバードウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | イギリス |
オレンジの風味と甘みを持つフレーバードウォッカ【ストリチナヤ・オレンジ】
「ストリチナヤ・オレンジ」はオレンジの風味と甘みを持つフレーバードウォッカになります。
先に紹介した、ロシアで人気のウォッカである「ストリチナヤ」をベースに作られたフレーバードウォッカで、オレンジが持つ爽やかさな香りと甘みが特徴です。柑橘の風味はストレートやロック、ソーダ割りと相性が良いですが、ジンのように香草で風味付けされた炭酸水であるトニックウォーターともよく合います。
オレンジの爽やかな風味を味わいたい人におすすめなウォッカです。
価格 | 2,240円 |
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ウォッカの種類 | フレーバードウォッカ |
アルコール度数 | 37.5% |
生産国 | ラトビア |
独自の蒸留方法で作られた風味豊かなウォッカ【ニッカ カフェウォッカ】
「ニッカ カフェウォッカ」は、製造メーカーのニッカが誇る独自技術であるカフェ式蒸留によって作られた風味豊かなウォッカです。
ニッカでは、世界的にも珍しいカフェ式連続式蒸留器を使用してウイスキーを製造しており、同様の技術を利用してジンやウォッカの製造も行っています。カフェ式連続式蒸留器を使用すると手間はかかりますが、一般的な蒸留器よりも原料の風味が残りやすく、素材の風味が豊かなスピリッツが完成するのです。風味を残すため、白樺活性炭によるろ過工程は控え目にしているので、原料の穀物が持つ風味や味わいがしっかりと感じられます。カクテルベースにしても良いですが、豊かな風味を感じるためにストレートやロックで飲むのがおすすめです。
ウォッカでウイスキーのような穀物の風味を感じたい人におすすめなウォッカとなっています。
価格 | 4,482円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | 日本 |
アルコールの刺激が少ない飲み心地が特徴【ウスリースキーバリザム ベレンカヤ クラシック ウォッカ】
「ウスリースキーバリザム ベレンカヤ クラシック ウォッカ」は、丁寧な蒸留工程によって作られた、アルコールの刺激が少ないなめらかな飲み心地が特徴のウォッカです。
原産国のロシアでは、ウォッカの素となるアルコールに対し、品質ごとの規格が定められています。「ウスリースキーバリザム ベレンカヤ クラシック ウォッカ」は、ロシアにおけるアルコールの最上規格である「Lux」に認定されたアルコールのみを使用して製造されており、丁寧なろ過工程も相まって、刺激や雑味のないなめらかな飲み口が特徴です。本場ロシアに倣い、是非ストレートで楽しみましょう。
ストレートでも飲みやすいウォッカを求めている人に最適なウォッカです。
価格 | 3,300円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | ロシア連邦 |
古くから愛される伝統的なウォッカ【スミノフ ウォッカ】
「スミノフ ウォッカ」は、ロシアの王室御用達にもなったこともある伝統的なウォッカです。
1864年から作られ続けており、昔ながらのニュートラルな味わいを楽しむことが出来ます。「モスコミュール」や「スクリュードライバー」などの定番カクテルを生み出すきっかけになったウォッカでもあり、カクテルベースとしても優秀です。
ピュアウォッカの基準になる味わいを楽しみたい人におすすめなウォッカとなっています。
価格 | 971円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | ロシア連邦(日本向けは韓国) |
スモーキーな風味が特徴のウォッカ【チェイス スモークウォッカ】
「チェイス スモークウォッカ」は、スモーキーな風味が特徴のウォッカです。
原料には250個ものじゃがいもを使用しており、ウォッカの中で比較的はっきりとした甘みを持つ飲みごたえのある仕上がりになっています。さらに希釈したウォッカを一週間燻製して造られる「スモークウォーター」をブレンドすることで、独特な煙の風味がプラスされているのが特徴です。ストレートでも楽しめますが、独特な風味がトマトジュースやコショウなどのスパイスと相性抜群で、「ブラッディメアリー」に最適なウォッカとなっています。
スモーキーで飲みごたえのあるウォッカを楽しみたい人におすすめです。
価格 | 6,940円 |
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ウォッカの種類 | フレーバードウォッカ |
アルコール度数 | 40% |
生産国 | イギリス |
ブランデーのコクが感じられるウォッカ【スタルカ オールドウォッカ】
「スタルカ オールドウォッカ」は、ブランデーのコクを感じることができるウォッカです。
ウォッカにポートワインやブランデーをブレンドした後、リンゴや梨の新芽で風味付けを行い、樽で熟成して作られています。ウォッカのさっぱりとした味わいの中に、ブランデーのコクと風味を感じられる逸品です。ブランデーやポートワインのように、ストレートで楽しみたい逸品となっています。
ブランデー好きにもおすすめなウォッカです。
価格 | 1,900円 |
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ウォッカの種類 | フレーバードウォッカ |
アルコール度数 | 43% |
生産国 | ロシア連邦 |
スパイスで風味付けされた刺激的なウォッカ【ペルツォフカ ウォッカ】
「ペルツォフカ ウォッカ」は、唐辛子やブラックペッパーなどで風味付けされた、刺激的な味わいのウォッカです。
1931年から製造されているウォッカで、ラベルにも描かれている赤トウガラシを中心に、ブラックペッパーやクバベと呼ばれるコショウの仲間に当たるスパイスを漬け込むことで、少々辛味のあるキレの良いウォッカに仕上がっています。ロシアでは風邪薬の代わりにストレートで飲まれることが多いのですが、独特なスパイシーさから、「ブラッディメアリー」のベースとして世界的に人気な銘柄です。
スパイシーで美味しい「ブラッディメアリー」が好きな人におすすめな逸品となっています。
価格 | 1,900円 |
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ウォッカの種類 | フレーバードウォッカ |
アルコール度数 | 35% |
生産国 | ロシア連邦 |
規格外のアルコール度数を誇るウォッカ【スピリタス】
「スピリタス」は、96%という規格外のアルコール度数を誇る、飲み人を選ぶウォッカです。
あまりのアルコール度数の高さから、小さな火でも引火してしまう可能性があり、日本では危険物第4類というガソリンと同カテゴリの危険物に指定されています。ストレートで飲むと、強烈な痛みがのどを刺し、身体が燃えるように熱くなりますが、その後に唯一無二の独特な甘みを感じることができ、独特な味わいからファンも多いです。基本的にはカクテルベースで飲むのがおすすめですが、やはり度数が高いので慎重に飲むようにしましょう。
蒸留酒に相当慣れていないと味わうことが難しい、玄人向けのウォッカです。
価格 | 2,094円 |
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ウォッカの種類 | ピュアウォッカ |
アルコール度数 | 96% |
生産国 | ポーランド |
ウォッカの美味しい飲み方4選
おすすめのウォッカが分かったところで、ウォッカの美味しい飲み方を紹介します。ウォッカはストレートはもちろん、ベースとして様々な飲み方をすることが可能です。
詳しく見ていきましょう。
ストレート
ストレートは、ウォッカの本場の1つであるロシアで親しまれている飲み方です。元々は寒い地方で身体を温める目的で飲まれていましたが、ウォッカ本来の味が楽しめるため、お酒好きには人気な飲み方になります。
ただし、度数が高いウォッカは刺激が強く内臓への負担が大きいので、慣れが必要な飲み方であり、お酒初心者は注意が必要です。ウォッカをストレートで飲むのであれば、チェイサーに水などを用意して、こまめに飲むようにしましょう。
ウォッカはアルコール度数が高いので、0℃以下に冷やしても凍ることがありません。冷やすことでとろみが出て、味がまろやかになるため飲みやすくなります。ロシアでも基本的には冷やして飲まれることが多く、人気の飲み方です。
フルーツジュースと割る
ウォッカにはクセがほとんどないので、割材の味や風味を邪魔しません。特にフルーツジュースと割ると、甘く飲みやすいカクテルができるのでおすすめです。ウォッカとフルーツジュースを使用したカクテルには、以下のようなものがあります。
- スクリュードライバー
- ブラッディメアリー
- ソルティ・ドッグ
- チチ
- ビッグアップル
詳しく見ていきましょう。
スクリュードライバー
「スクリュードライバー」は、オレンジジュースとウォッカを素材に作られるカクテルです。
元々はイランの油田で働いていた労働者がよく飲んでいた即席のカクテルで、彼らがステアーの代わりにねじ回し(スクリュードライバー)でカクテルを混ぜていたことが名前の由来になっています。
以下の素材を氷の入ったグラスに入れ、ステア(かき混ぜる)ことで完成します。
- オレンジジュース:適量
- ウォッカ:40ml
元々はウォッカ45ml、オレンジジュース15mlで作られた辛口のものが飲まれていたのですが、現在ではオレンジジュースの量を増やし、より甘口にして飲むことが多いです。ウォッカはほとんど味や風味がなく、量の増減によってカクテル自体の味が変化するということがほとんどないので、オレンジジュースやウォッカを調節して、好みのアルコール度数に調整することができます。
オレンジジュースにこだわることで甘味や酸味のコントロールもしやすく、万人におすすめできるカクテルです。
ブラッディメアリー
「ブラッディメアリー」はウォッカをトマトで割って作るカクテルです。
名前の由来は、残忍さで知られる中世のイングランド女王「メアリー1世」の異名から取られています。基本的に材料は以下の通りです。
- トマトジュース:適量
- ウォッカ:40ml
- レモン:1/6個
氷の入ったグラスにウォッカとトマトジュースを加えて、ステアした後にレモンを添えれば完成です。「スクリュードライバー」と同じく、ウォッカやトマトジュースの量を調整することで、アルコール度数の調整ができます。
「ブラッディメアリー」の最大の特徴は、様々な副素材を用いて自分好みにカスタマイズできることです。セロリやニンジンの野菜スティックを添えてサラダ風にすることもありますし、塩やコショウ、タバスコやウスターソースなどで塩味やスパイス感を加えることもあります。バーなどでも個性を出すためにカスタマイズを行っている場合が多く、店ごとに様々な「ブラッディメアリー」を楽しむことが可能です。
バーを巡って好みのものを見つけ、自宅で再現してみるのも楽しいカスタマイズ性に富んだカクテルとなっています。
ソルティ・ドッグ
「ソルティ・ドッグ」は、イギリスで生まれたカクテルで、ウォッカとグレープフルーツジュース、塩を使用して作られます。
名前の由来はイギリスにおいて船上で作業する人々を指す「甲板員」を意味するスラングで、飲み口に塩を塗る飲み方から名付けられました。基本的な材料は以下の通りです。
- グレープフルーツジュース:40ml
- ウォッカ:20ml
- 塩:適量
グラスの縁に塩を塗り付ける「スノースタイル」のグラスを作り、氷を入れた後にウォッカとグレープフルーツジュースを注ぎ、ステアすれば完成となります。塩はそのままだと塗りつけづらいので、一度レモン汁でグラスの縁を濡らすと良いです。
グレープフルーツの酸味と、塩によって引き立てられたほのかな甘味が美味しいカクテルとなっています。
チチ
「チチ」は、ココナッツミルクとパイナップルジュース、ウォッカを使用して作られるトロピカルカクテルです。
「上品」や「粋」といった意味を持つ言葉が名前の由来となっています。基本的な材料は以下の通りです。
- ココナッツミルク:30ml
- パイナップルジュース:80ml
- ウォッカ:45ml
シェーカーを使って材料をよくシェイクした後、クラッシュドアイスをたっぷり入れたグラスに注げば完成です。お好みで南国系の果物を添えると、見た目も良くなり飲むのが楽しくなります。
ココナッツミルクの濃厚な甘みとパイナップルの酸味のバランスが良いカクテルです。
ビッグアップル
「ビッグアップル」は、アップルジュースとウォッカによって作られるカクテルです。
単純に「ウォッカ・アップル」や「ウォッカ・アップルジュース」と呼ばれることが多く、意外と正式な名前を知る人は多くありません。ニューヨーク市の愛称が名前の由来となっています。基本的な材料は以下の通りです。
- アップルジュース:適量
- ウォッカ:45ml
材料を見れば分かるように「スクリュードライバー」のオレンジジュースをアップルジュースに変えるだけなので、簡単に作ることができます。作り方も「スクリュードライバー」と同様です。
材料をそろえやすい、お手軽で美味しいカクテルとなっています。
炭酸と割る
ウォッカは炭酸の飲み物と割って飲むのにも向いており、さっぱりとしていて食事にも合わせやすいです。ウォッカと炭酸で作るカクテルには以下のようなものがあります。
- ウォッカリッキー
- ルシアン・コーク
- モスコミュール
詳しく見ていきましょう。
ウォッカリッキー
ウォッカリッキーはウォッカと炭酸水、ライムで作られるカクテルです。
「リッキー」とは、蒸留酒に炭酸水とライムを加えて作るカクテル全般を指す言葉で、梅干しハイのように、ステアーでライムの果肉を潰しながら飲みます。基本的な分量は以下の通りです。
- ウォッカ:45ml
- ライム:1/2個
- 炭酸水:適量
氷を入れたグラスにウォッカを注ぎ、ライムを軽く絞り入れてから投入します。ライムはそのままでは大きすぎるので、1/8〜1/4にカットしましょう。最後に炭酸水を注ぎ、ステアすれば完成です。皮の風味が苦手な人はライムの果肉を入れず、良く絞って果汁を入れるか、ライムジュースを使用しましょう。
さっぱりとしていておつまみにも合わせやすいカクテルです。
ルシアン・コーク
「ルシアン・コーク」は、ウォッカをコーラで割ったカクテルです。
アメリカとソ連の冷戦時代には、ロシアの代表的な蒸留酒であるウォッカとアメリカに根付いた飲み物であるコーラを混ぜることから、緊張緩和を意味する「デタント」という名で呼ばれていました。基本的な分量は以下の通りです。
- ウォッカ:45ml
- コーラ:適量
氷の入ったグラスに材料を入れてステアするだけの簡単なカクテルで、割材を用意しておけば「スクリュードライバー」や「ビッグアップル」、後述の「モスコミュール」を飲み回すことができます。
コーラの甘みで飲みやすい、家飲みに適したカクテルです。
モスコミュール
「モスコミュール」は、ジンジャーエールとウォッカで作られるカクテルです。
「モスコミュール」とは”モスクワのラバ”という意味であり、ラバの蹴りのようにアルコールが効いてくるカクテルという意味で名付けられました。基本的な材料は以下の通りです。
- ウォッカ:45ml
- ジンジャーエール:適量
他のお手軽なカクテルと同じく、氷の入ったグラスにウォッカとジンジャーエールを入れ、ステアすれば完成します。お好みでライムのスライスやライムジュースを入れても美味しいです。ジンジャーエールには甘口のものと辛口のものがあるので、好みに合ったものを選びましょう。
食事にも合わせやすい、親しみやすいカクテルです。
アルコールと割る
ウォッカには他のアルコール飲料を使用したカクテルも多数存在します。家飲みで挑戦するには少々ハードルが高いものもありますが、美味しいものが多いので、是非挑戦してみましょう。ウォッカと他アルコール飲料を使ったカクテルには以下のようなものがあります。
- ブラックルシアン
- ウォッカ・アイスバーグ
- ウォッカ・マティーニ
- ゴッドマザー
- カミカゼ
詳しく見ていきましょう。
ブラックルシアン
「ブラックルシアン」は、ウォッカとコーヒーリキュールで作られるカクテルです。
コーヒーリキュールを使用したカクテルというと「カルーアミルク」が浮かびますが、ブラックルシアンのほうがコーヒーリキュール本来の味を楽しむことができます。また、「カルーア」の名前を冠したカクテルではないので、「カルーア」以外のコーヒーリキュールを使うことも可能です。基本的な材料は以下の通りです。
- コーヒーリキュール:20ml
- ウォッカ:40ml
氷を入れたグラスにコーヒーリキュールとウォッカを注ぎ、ステアすれば完成します。度数が強いので、カクテルだからとたくさん飲まず、ゆっくりと楽しみましょう。
コーヒーリキュールの甘みと香りがしっかりと伝わるカクテルです。
ウォッカ・アイスバーグ
「ウォッカ・アイスバーグ」は、ウォッカと「アブサン」というリキュールを使ってカクテルです。
ナンシー・バーグという女性ライターが自分の名前をもじって発表しました。「アブサン」はニガヨモギやアニス、ウイキョウといった薬草を中心に、ハーブ、スパイスで風味付けされた欧州のリキュールのことです。
基本的な材料は以下のものになります。
- ウォッカ:60ml
- アブサン:1~2dash(1~2振り。1振り当たり5滴程度が目安)
氷を入れたグラスにウォッカを注ぎ、アブサンを振り入れてステアすれば完成です。ウォッカのロックと度数はほとんど変わらないため、お酒に弱い人は飲みすぎないように注意しましょう。
アブサンが持つ独特な草の香りを楽しむことができるカクテルです。
ウォッカ・マティーニ
「ウォッカ・マティーニ」は通常ジンベースで作られるカクテルのウォッカバージョンで、ドライベルモットという香草で風味付けしたフレーバードワインを使用します。
「ウォッカティーニ」や「カンガルー」とも呼ばれ、映画「007」で主人公のジェームス・ボンドが愛飲しているカクテルとして有名です。基本的には以下のような材料で作られます。
- ウォッカ:45ml
- ドライベルモット:15ml
- レモンピール:適量
上記の材料をお酒同士を混ぜるために使われるミキシンググラスに注ぎ、ステアしたのち、カクテルグラスに移します。最後にレモンピールを絞りかければ完成です。劇中のジェームズ・ボンドのように、ステアではなくシェーカーでシェイクしても美味しいです。
様々な著名人の逸話や物語に登場する、大人のカクテルの代名詞といえる存在となっています。
ゴットマザー
「ゴッドマザー」は、ウォッカとアマレットというアーモンドのような風味を持つリキュールを使用したカクテルです。
元々「ゴットファーザー」というウイスキーとアマレットを使用したカクテルが存在しており、「ゴットファーザー」のウイスキーをウォッカに変えたものとして誕生しました。標準的な材料は以下の通りです。
- ウォッカ:45ml
- アマレット:15ml
その他、総量は変えずに、ウォッカとアマレットを1:1にしたレシピも存在します「ゴットファーザー」よりもさっぱりとしており、よりアマレットの持つアーモンドのような風味と甘みが感じることが可能です。
アマレットの美味しさを充分に味わえるカクテルとなっています。
カミカゼ
「カミカゼ」はウォッカと、オレンジの皮で風味付けして糖分を加えたリキュールであるホワイトキュラソーを使用したカクテルです。
名前の由来は第二次世界大戦時の日本の特攻部隊である「神風特攻隊」から付けられており、キレのある味わいから連想されて名づけられました。基本的な材料は以下の通りです。
- ウォッカ:1/3
- ホワイトキュラソー:1/3
- ライムジュース:1/3
材料を全てシェーカーに入れ、シェイクしてグラスに注げば完成です。ホワイトキュラソーには「コアントロー」という銘柄が使われることが多いので、こだわる人は是非そろえてみましょう。
また、好みに応じて材料の分量を自由に変えて飲まれることが多く、ウォッカの比率を多くした上で先に紹介したスピリタスを使用した、通称「スピカゼ」と呼ばれる強烈なものも存在します。
自分なりの正解を見つける過程が楽しい、さっぱりとした味わいのカクテルです。
いろいろな種類を覚えて楽しみ方を増やしていこう!
ウォッカの種類から選び方のポイント、おすすめの銘柄までを紹介してきました。
当記事で紹介しているウォッカの選び方を把握すれば、自分好みのウォッカを見つけやすくなるはずです。
ウォッカ本来の味が楽しみたいのか、それともフレーバードウォッカの風味のバリエーションを楽しみたいのかを把握した上で、さらにどんな飲み方で飲みたいのかを突き詰めていくと、自身に合ったウォッカの傾向が分かってくるでしょう。
普段の晩酌のバリエーションとして、是非個性豊かなウォッカを取り入れてみてください。