自宅で簡単に作れる!オペレーターカクテルの作り方とおすすめワイン5選
「オペレーターってカクテル凄く美味しかったな、作り方ってどうするんだろう」
「そもそもなんでオペレーターって名前なんだ?」
一度飲んだら忘れられないあの味、家でも再現してみたいですよね。
今回は白ワインを使った有名なカクテル「オペレーター」の家で簡単に作れるレシピを紹介します。本記事を読み終えたあなたは、もうちょっとしたバーテンダー!
さらにレシピに合わせてオペレーターに合うおつまみ、おすすめのワインカクテルも合わせて紹介します。本記事を読み終わった日の晩酌が楽しみで仕方なくなること間違いありません!
ワインを使ったカクテル「オペレーター」は超簡単に作れる!
「カクテルってあのシャカシャカする道具がいるんじゃないの?」と考えてるあなた!いいえ、ワインを使ったカクテルは特別な道具を使わずにとても簡単に作ることができるのです。
今回紹介する「オペレーター」はお酒を直接グラスに注ぎ混ぜる「ビルド」という方法を使うのでもちろん簡単に家で作ることが出来ます。オペレーターの材料は白ワインとジンジャーエール、後はレモンだけです。専用のグラスを用意してもいいですが、なくても問題はありません。
ちなみに「オペレーター」という名前の由来は諸説あるのですが、昔飛行機の操縦士の間で流行っていたという説が最も有力です。もしかすると「ミッフィー」という名前のカクテルを聞いたことがあるかもしれませんが「オペレーター」のことを指しています。赤ワインとジンジャーエールを使ったカクテルに「キティ」というのがあるんですが、対になる白ワインのカクテルをミッフィーと呼ぶわけですね。
とてもおしゃれだと思いますが、「ミッフィーください」と頼んでも、「ん?」みたいな顔をされるので気をつけましょう。笑
ワインカクテル「オペレーター」の美味しい作り方
それでは早速美味しいオペレーターの作り方を解説していきます!
オペレーターの材料はたったの4つ
オペレーターの材料は以下の4つです。
・白ワイン …… 90ml
・レモンジュース …… 小さじ1杯
・ジンジャーエール …… 適量(グラスが満たされる量)
・飾り用のレモンスライス
白ワインの味わいは「甘口」「辛口」があり、味わいは好みで決めていいですが、辛口が一般的によく使われています。飲みにくければ、ジンジャーエールを増やせば大丈夫です。
白ワイン90mlとありますが基本的に自分の飲みたい量の半分入れた後に、ジンジャーエールを白ワインと同量入れればいいので神経質に測る必要はありません。記事後半でカクテルに使えるグラスも紹介しますので、カクテルグラスを使えば規定量になります。
ジンジャーエールは辛口の白ワインを用意したなら、甘口のものがおすすめですがお好みで大丈夫です。レモンジュースは果物があればスライスも乗せれて一石二鳥ですが、家にポッカレモンなどがあるのでしたらポッカレモンでも代用は出来ます。まぁせっかくですので白ワインを買う時に買ってしまってもいいですね。
基本はレモンスライスを添えますが、イチゴや桃などを加えても美味しく飲むことができます。
オペレーターの作り方はたったの4ステップ
材料は確認できましたね。作り方もたった4ステップで簡単に作る事ができます。
1.グラスに氷を入れる。
2.白ワインとレモンジュースを注ぐ。
3.ジンジャーエールをグラスに注いで混ぜる。
4.レモンスライスを飾って完成!
ではざっと各ステップごとに説明していきますね。
1. グラスに氷を入れる。
氷を入れるか入れないかと悩まれる方もいますが、氷を入れる事をおすすめします。さっぱりとした飲み口が特徴のカクテルですので、氷のキリッとした冷たさと非常にマッチします。
さらにジンジャーエールの甘さがあるので氷が溶けても美味しく飲むことが出来ます。迷わず入れましょう。
2. 白ワインとレモンジュースを注ぐ。
グラスの準備が出来たら早速ワインを入れていきましょう。先にワインを入れるのがポイントです。ワインを入れたらレモンジュースを入れましょう。
ポイントは氷に直接当てて注がないこと。氷の隙間から注ぎましょう。なぜなら氷が直ぐに溶けてしまうからです。氷が自然にゆっくり溶けていく過程を楽しみましょう。
レモンジュースは小さじ一杯。最初に入れる量は本当に少しにして物足りなかったら後から足していきましょう。レモンジュースはちょっと量が多いだけでも主張が強くなってしまうので注意が必要です。
3.ジンジャーエールをグラスに注いで混ぜる。
最後にジンジャーエールを注ぎます。氷に直接かけないようにしましょう。量は白ワインと同じ量です。
混ぜる時なのですが、基本的に特別な道具じゃなくても大丈夫です。ポイントは混ぜすぎない事です。氷が軽く動くくらいでいいです。
あまりクルクル回しすぎると氷がすぐ溶けるのと炭酸がすぐ抜けてしまうので美味しくなくなってしまいます。
4.レモンスライスを飾って完成!
仕上げにレモンスライスを飾りましょう。
レモンスライスがあるだけでグレードが一気にあがっちゃいますね。家に他の果物があるときは試してみるのも違った味を楽しめるのでおすすめです。
オペレーターにおすすめのグラス
オペレーターにおすすめのグラスはカクテル用の「コリンズ」と呼ばれるグラスです。白ワイン用のワイングラスは小さめのものが多いので、ワイングラスはやめておいた方が無難ですね。
カクテル用のグラスがなくても、氷なども入れるので大きめのグラスがあれば代用可能です。
ワインカクテル「オペレーター」におすすめのワイン5選
オペレーターを作る時、初心者の方は白ワインの選び方が分からないと思います。
なので今回はオペレーターにおすすめ出来る白ワインを厳選して紹介します。
チリ産ワインの代表格(辛口)【モンテス アルファ・シャルドネ】
「モンテス アルファ・シャルドネ」はチリ産のワインで、「モンテス 」という有名な会社が作ったワインです。
数々のコンクールを受賞した実績があり、Amazonでも高評価の口コミが多く、購入の時の参考になります。
辛口のワインなのですが舌触りはとてもクリーミーで、果実味溢れる味が特徴的です。フルーティーな味がとてもジンジャーエールと合い、いくらでも飲めてしまいます。
さらに他のカクテルとも相性がよく、オペレーターを作った後に違うカクテルを作りたいと思った時にも活躍してくれます。
「モンテス アルファ・シャルドネ」単体でも白魚を使った料理と非常に合い、普段使いの白ワインとしても重宝します。「白ワイン選びで間違いたくない!」という人におすすめできる白ワインです。
価格 | 2,362円 |
味わい | 辛口 |
一年で1500本しか作られない白ワイン(辛口)【ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ ピノ・グリ・ディ・ブーロ レ・ラレ 2017年 ドメーヌ・イヴ・シャレイ】
言わずと知れたワインの名産地フランスの白ワインで、1年に1500本しか作られない貴重なワインです。なんとも長ったらしい名前ですが「ピノ・グリ」という白ワイン用のブドウを100%使っており、果実味豊かで酸味は控えめなので飲みやすい白ワインです。
さらに、毎年1500本しか作られることがないので貴重なワインが欲しいなという所有欲も満たしてくれますね。カクテルに合うのはもちろんなのですが、普段から白ワインを楽しみたいという人にもおすすめしたい一本です。
価格 | 3,058円 |
味わい | 辛口 |
正統派白ワイン(辛口)【マッソン・ブロンデレ プイィ・フュメ レ・アンジェロ】
フランス産の白ワインです。キリッとした印象が強く、さっぱりとしたカクテルが飲みたいという方は「マッソン・ブロンデレ プイィ・フュメ レ・アンジェロ」がおすすめです。
辛口で酸味のある味わいは正統派の白ワインというテイストで、白ワインが初めてという方は一度カクテルにせず飲んでみて欲しいワインです。化学肥料や殺虫剤を使わずに丁寧に栽培されたブドウのみを使っている為、普段から無添加や無農薬などこだわりがある方も安心です。
「さっぱりした味が好きだ!」という方におすすめです。
価格 | 2,994円 |
味わい | 辛口 |
ドイツを代表する白ワイン(甘口)【ファルケンベルク アウスレーゼ】
続いてはドイツを代表する白ワインを紹介します。「ファルケンベルク アウスレーゼ」は普通の白ワインに使われるブドウよりも糖度の高いブドウから作られている為、オペレーター作る際に自然な甘みをプラスしたいという願いをかなえてくれる一本です。
辛口のジンジャーエールとの相性もよく、一度飲んでしまうと毎晩食後に飲むのが楽しみになります。
甘みが強いため、オペレーターだけではなく多くのカクテルに使用できるのはもちろんの事、女性の間では食後に飲む甘いワイン(デザートワイン)としても非常に愛されています。
普段から甘めなお酒が好きな方なら絶対にハマってしまう味だと言えます。
価格 | 1,168円 |
味わい | 甘口 |
北海道のブドウを使って作られる国産ワイン(甘口)【おたる特撰ナイヤガラ】
最後は国産の白ワインを紹介します。北海道のブドウを使って作られていて、マスカットのような風味を感じられます。
凍結果汁仕込みという製法で作られている為先ほど紹介したデザートワインの一種で、自然凍結したブドウの実だけで作られる「アイスワイン」の味を思わせるような濃厚な味に仕上がっています。国産のため品質も非常に良く、自然な甘みがオペレーターのすっきりさを邪魔せずも、確かなまろやかさを舌に届けてくれます。
まだ「ワインは外国の物でしょ?」と思っている固定観念をぶち壊してくれる良いワインです。ぜひ「日本の白ワインを使ったすごく美味しいカクテルあるんだけど飲む?」と知り合いに自慢してやりましょう。
価格 | 2,420円 |
味わい | 甘口 |
白ワインカクテル「オペレーター」のアレンジレシピ
オペレーターの基本的なレシピは抑えることが出来たので、次は普段とはちょっと違うアレンジレシピを紹介します。
寒い日におすすめ「ホットオペレーター」
ご紹介するおすすめアレンジレシピは寒い日にもおすすめの「ホットオペレーター」です。
ホットワインというものがあるのは知ってますか?クリスマスマーケットなどで飲んだことがある方もいるかもしれませんが、普段の冷たいワインとは違い甘みが強く体の芯から温まることのできる美味しい飲み方です。
ホットワインですが、なんとオペレーターでもホットが作れます。簡単に作ることができるので寒い日の夜やほっとしたい時などに作ってみてください。
ホットオペレーターの材料と作り方
ホットオペレーターの材料は以下の通りです。
・白ワイン
・ジンジャーパウダー(常温のジンジャーエール)
・蜂蜜
・熱湯(ジンジャーパウダーを使った時)
ホットオペレーターの材料は基本的に普通のオペレーターを作る材料でいいのですが、ポイントはジンジャーエールをジンジャーパウダーに変えることと蜂蜜を加える事です。
ジンジャーエールを温めるのは流石におすすめできないのと、せっかく温めたワインが冷たいジンジャーエールでぬるくなってしまうのを防ぐ為です。
ただ「他に使う事もないし買うのはなぁ…」と思う方はジンジャーエールを常温で置いておくとワインが冷める心配もないのでおすすめです。蜂蜜はさっぱりした飲み口のオペレーターを甘くまろやかにしてくれて、ホットで飲む時には非常によく合いますよ。
では下記に作り方を記載します。
1.まず白ワインを人肌程度に温めます。
2.グラスに白ワインを注ぎ、ジンジャーパウダー(常温のジンジャーエール)を入れます。
3.大さじ一杯程度の蜂蜜を入れます。
4.ジンジャーパウダーを使った場合のみ熱湯を注ぎます。
熱湯を入れる理由は、ジンジャーパウダーを白ワインに入れただけではジンジャーの味が濃くなりすぎるのを防ぐ為です。
オペレーターだけじゃない!美味しいワインカクテルおすすめ7選
オペレーター以外にも美味しいワインカクテルは沢山あります。どんな種類があるのか見てみましょう。
白ワインを使ったカクテル
まずは白ワインを使ったカクテルからご紹介です。
キール
キールは世界で最も有名な白ワインを使ったカクテルです。
-
【必要な材料】
- 白ワイン100ml
- カシスリキュール20ml
-
【作り方】
- グラスにカシスリキュールを入れる
- よく冷やした白ワインを注ぎ軽く混ぜる
キールは氷を入れずに飲むカクテルですので白ワインをしっかり冷やしておくことが重要です。
スプリッツァー
スプリッツァーはダイアナ元イギリス皇太子妃が生前よく飲んでいたカクテルとして有名です。
-
【必要な材料】
- 白ワイン50ml
- ソーダ50ml
- 氷
-
【作り方】
- 氷を入れたグラスに白ワインを入れる
- ソーダを注ぎ軽く混ぜる
- お好みでレモンなどを入れても美味しいです。
基本的にスプリッツァーは分量などは決まってなく、ソーダと白ワインを1:1で混ぜるとスプリッツァーです。ソーダの種類で味が変わり、飲みやすくさっぱりとしたい味のカクテルです。
赤ワインを使ったカクテル
次は赤ワインを使ったカクテルについて見ていきます。
キティ
キティはまさにオペレーターの赤ワイン版です。
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【必要な材料】
- 赤ワイン50ml
- ジンジャーエール50ml
-
【作り方】
- 氷を入れたグラスに赤ワインを入れる
- ジンジャーエールを同量注ぎ軽く混ぜる
赤ワインは味が軽めなものを使うと飲みやすい味に仕上がります。
ワインクーラー
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【必要な材料】
- 赤ワイン90ml
- オレンジジュース20ml
- 氷
-
【作り方】
- 氷を入れたグラスに赤ワインを注ぐ
- 氷を入れたグラスに赤ワインを注ぐ
カクテルっぽくない名前ですね笑
ワインクーラーは赤ワインとオレンジジュースを5:1の割合で混ぜ合わせたものになります。
カーディナル
キールの赤ワインを使ったものです。
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【必要な材料】
- 赤ワイン100ml
- カシスリキュール20ml
- 氷
-
【作り方】
- 氷を入れたグラスに赤ワインを注ぐ
- ここに文字を入れる
- カシスリキュールを入れ軽く混ぜる
真紅の色をしたカクテルで、見た目がすごく綺麗なのでちょっとリッチな気分になりたい時などにおすすめです。
スパークリングワインを使ったカクテル
最後にスパークリングワインを使ったカクテルも紹介しておきます。普通のワインとは違って炭酸がある分爽やかに飲むことができて、より飲みやすくなっています。シャンパンが手に入った時に挑戦してください。
ミモザ
ミモザはスパークリングワインの炭酸で非常にさっぱりした飲み口のカクテルです。
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【必要な材料】
- スパークリングワイン60ml
- オレンジジュース60ml
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【作り方】
- まずオレンジジュースを注ぐ
- スパークリングワインをゆっくり注ぎ軽く混ぜる
オレンジジュースの爽やかさと共にお楽しみください。
キール・ロワイヤル
キールロワイヤルは先ほど紹介したキールのスパークリング版です。
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【必要な材料】
- スパークリングワイン60ml
- カシスリキュール10ml
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【作り方】
- グラスにカシスリキュールを注ぐ
- 冷やしたスパークリングワインを注ぎ軽く混ぜる
キールロワイヤルもキールと同じくワインをしっかり冷やした状態で楽しみましょう。
ワインはカクテルにすればもっと楽しめる!
いかがでしたでしょうか。今回はオペレーターの作り方や名前の由来などに加えて、他のカクテルの作り方も紹介させていただきました。
オペレーターの作り方はたったの4ステップです。
1.グラスに氷を入れる。
2.白ワインとレモンジュースを注ぐ。
3.ジンジャーエールをグラスに注いで混ぜる。
4.レモンスライスを飾って完成!
ワインはそれだけでも楽しめるのですが、カクテルにすることによりさらに楽しみ方が増え、お酒が苦手な人でも飲むことができます。
今回の記事を機に、さらにワインの魅力に惹かれていくことを願っています。