【初心者必見】ワインの基礎知識を解説!飲みやすいおすすめワイン4選

ワインに興味はあるけどあまり飲む機会がない人の場合「ワインってなんだか難しそう」「専門用語が多くてよく分からない」と思っている人も多いのではないでしょうか。私も昔はワインの知識が一切なく「飲んでみたいけど、美味しいワインが分からない」と思っていたので、ワイン初心者さんのお気持ちはよくわかります。

本記事では、ワインの種類や歴史、飲み方、おすすめの商品などをまとめました。本記事を読めば、ワイン初心者さんでも簡単にワインのことが理解できるので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

ワインとは?


そもそもワインとはどんな特徴を持つお酒で、どんな歴史をもっているのか、どこの地域で生産されているのか、以下の項目で詳しく解説していきます。

ワインとはぶどうを使った醸造酒


ワインはぶどうを使った醸造酒です。醸造酒というと、ビールや清酒などが挙げられますが、ワインだけが持つ大きな特徴がふたつあります。

    【ワインの大きな特徴】

  • 発酵に必要な糖分が含まれている
  • 水分を含んでいる

ワインは、原料である「ぶどう」に上記2つの条件がそろっているため、ぶどうをつぶして放置していただけでも、環境さえ整えば自然にワインになります。一方、ビールで使用する「麦」や清酒で使用する「米」は、放置するだけではお酒になることはありません。

原料に含まれる糖分が酵母の働きでアルコールと炭酸ガスに分解されお酒が造られるため、ワイン作りにおいてぶどうに含まれる糖分は非常に重要な成分といえます。

また、ぶどうに含まれる水分も重要な成分。ビールや清酒のように水を加えなくても、多くの水分を含むぶどうは「ぶどうそのもの」がワインになります。そのため、ワインの味はぶどうの品質で決まります。乾燥している麦や米は必ず水を加える必要があるので、麦や米だけでなく、水の味もお酒の出来に大きく影響します。

ワインの歴史


ワイン造りの歴史は紀元前8,000年ごろだといわれています。驚くべきことに、なんとエジプトのピラミッドからも「ワイン作りのためのぶどう栽培」をテーマにした壁画が見つかっているのです。

先述したように、ワインは環境さえ整えば自然に出来上がることも、ワイン造りの長い歴史の一因といえそうですね。

ワインの主な生産国


ワインの生産地は、世界各国にあります。中でも、特にワイン造りの歴史が特に古い国は「旧世界」、ワイン造りの歴史が新しい国は「新世界」と呼ばれるのです。

旧世界と新世界に分類されている国

【旧世界の国】
フランス、イタリア、スペイン、ドイツなど

【新世界の国】
アメリカ、チリ、ニュージーランド、日本など

それでは、以下の項目で各国のワインの特徴の違いについて見ていきましょう。

旧世界のワイン生産地


まずは、旧世界のワインの生産地から紹介していきます。

旧世界の国 特徴
フランス ・ほとんどの地域でワインの栽培を行っているワイン大国
ボルドー地方ブルゴーニュ地方は「ワインの2大銘醸地」
・【ボルドー地方】…渋みが強く重厚な味の赤ワイン
・【ブルゴーニュ地方】…繊細で日本人向きのやさしい味わい
・ワインのボトルの形も特徴的(ボルドーは「いかり肩」、ブルゴーニュは「なで肩」)
イタリア ・ブドウの栽培に適した湿気の少ない国
・広い地域でワインの栽培が行われている
・ワインの生産量世界第1位
・固有品種が多く政府公認のものだけで400種以上ある
・飲みやすいあっさりとしたワインも多い
スペイン ・さまざまな地域で多様なワインを生産
・ワインの生産量世界第3位、ぶどうの栽培面積は世界1位
・ペネデス地域で生産する「カヴァ」というスパークリングワインが有名
・長期熟成型のワインが多い
ドイツ ・白ワインの生産に力を入れている(特に甘口)
・アルコール度数が低く、初心者も飲みやすいワインが多い
・ワインの甘さの格付けがある珍しい国
・ワイン産地の中で最北の国

ヨーロッパのワインは歴史も比較的古く、どの国も世界的に有名なワインの名産品といえます。

新世界のワイン生産地


続いて新世界のワイン生産地の特徴を紹介します。

新世界の国 特徴
アメリカ ・カリフォルニアでのワイン生産が盛ん(全体の9割)
・日常的に飲むワインから高級ワインまで幅広く作っている
・ぶどう栽培と醸造が分業されているワイナリーが多い
チリ ・非常にリーズナブルな値段で購入できるものが多い
・低価格ですが、味の質は高く世界中で人気
・日本では2015年、チリワインが国別輸入量トップになった
・「カベルネ・ソーヴィニョン」という品種を使った赤ワインが有名
オーストラリア ・渋みが強く力強い味の「シラーズ」という品種が有名
・ワイン造りの歴史は浅いが、ワインの輸出量が多く世界中で評価されている
(2005年時点で世界で4位の輸出量)
・気候が安定しているため低価格なものが多い
日本 ・ワイン造りが始まったのは150年ほど前
・ブドウ果汁を海外から輸入する「国産ワイン」と、国産ブドウを使う「日本ワイン」の2種類がある
・和食に合わせやすい繊細で上品な香りをもつワインが多い

歴史が長い旧世界に負けないくらい魅力的なワインをたくさん生産している新世界。
歴史が浅いからといって、決して質が低いわけではなく、むしろ近年の科学技術の力を駆使して、上質なワインを作り出す国もたくさんあるのです。

ワインの種類と味わい


ここからは、ワインの種類と味わいについて紹介していきましょう。ワインには大きく分けて4つの種類があります。

    【ワインの種類】

  • ステイルワイン…赤、白、ロゼなど泡のないワイン。よく見かける一般的なワイン。
  • スパークリングワイン…泡があるタイプの発泡性ワイン。
  • フォーティファイドワイン…保存性を高めるため、アルコールを添加してつくられたワイン。
  • フレーバードワイン…薬草や甘味料などを加え、個性的な香りと味があるワイン。

それでは、各ワインのワインについて、以下の項目で詳しく解説していきます。

ステイルワインの特徴と味わい


まずはステイルワインから紹介していきましょう。赤ワイン、白ワイン、ロゼワインはそれぞれ味も作り方も全く異なります。

赤ワインの特徴


赤ワインの場合「黒ぶどう」とよばれる赤黒い色をしているブドウを使用し、皮や種ごと絞って発酵させて作ります。
発酵作業が完了したら、圧搾(皮や種を取り除き液体だけを抽出する作業)をします。最後に樽やタンクのなかに液体を入れてさらに熟成させたら、ようやく赤ワインの完成です。

赤ワインの味わいは重さで表現されます。

  • フルボディ…渋みが強く濃厚な味わい、アルコール度数も高め
  • ライトボディ…渋みが少なく、軽い味わい
  • ミディアムボディ…中程度の渋みとコクがある味わい

重めのワインを美味しく飲みたいのであれば15~18℃、軽めのワインを美味しく飲みたいのであれば10~15℃にするのがおすすめです。赤ワインは冷やすと渋みが強くなるので冷やしすぎないのがポイントといえます。

よく使用される代表的な品種は以下の通りです。

品種 味や香りの特徴
カベルネ・ソーヴィニヨン 渋みが強く、インパクトの強い味
シラー 渋みは控えめだが、スパイシーで刺激的な味わい
メルロー コクがあり、まろやかだけど渋みもしっかりと感じられる。
ピノ・ノワール 渋みは控えめですっきりとした味わい。

同じ黒ブドウでも、品種によって味の特徴はバラバラなのがわかりますね。

白ワインの特徴


白ワインの場合は「白ぶどう」とよばれるブドウを使用します。(※例外で黒ブドウを使うこともある。)赤ワインは皮や種ごと熟成させますが、白ワインは皮や種は取り除かれて作られるのが大きな特徴です。他の工程は、赤ワインの作り方と変わりません。ちなみに白ワインの場合、赤い色をつける作用がある皮が取り除かれるため、白ワインの色は赤に染まらないのです。

白ワインの味わいは甘口と辛口で表現されます。ロゼやスパークリングワインも同じです。辛口はすっきりとした味わい、甘口はブドウジュースのような甘さを表す味わいとして使われます。

白ワインを美味しく飲むには、辛口が6~13℃甘口が2~6℃といわれています。甘口は冷やすと甘みが引き締まりすっきりとした味わいになるので、ぜひ試してみてください。反対に、辛口は少し高めの温度のほうが香りが楽しめます。

品種 味や香りの特徴
シャルドネ 産地や育った環境によって味が大きく変化するブドウ。甘口から辛口まで幅広い白ワインで使われる。
ソーヴィニョン・ブラン 酸味が強く、すっきりとした味わいや、柑橘やハーブを連想させるような爽やかな香りが特徴的。
リースリング 酸味が強く、花のような華やかな香りと石油を連想させるような変わった香りが特徴的。
セミヨン コクが強く、酸味は比較的控えめ。ほかのブドウとブレンドして使われることも多い。

ブドウによって、酸味が強さが異なったり、香りや味に特徴が出ていることがわかりますね。

ロゼワインの特徴


ロゼワインはピンク色をしているものが多いため「赤ワインと白ワインを混ぜたもの」だと勘違いされることが多いですが、全く違います。

まず、ロゼワインは黒ぶどうを使うこともあれば、白ブドウを使うこともあります。基本的には赤ワインを作る工程と似ているのですが、赤ワインの場合、圧搾する段階になるまで皮と種はそのままですが、ロゼワインの場合、ワインの色がピンクになった段階で皮と種を取り除き、さらに発酵させます。

ロゼワインの作り方はいくつか方法があり、低温発酵させるセニエ法、圧搾した黒ブドウの果汁を発酵させる直接圧搾法、黒ブドウと白ブドウを混ぜて作る混醸法などが存在します。

また、白ワインと同じく、ロゼワインの味わいも「甘口」「辛口」で表記されます。ロゼワインを美味しく飲むには辛口だと10℃~13℃、甘口だと6℃~9℃がベストです。白より温度は高めですが、赤よりは温度が低めにすることで両方のいいとこどりができます。

よく使用される代表的な品種は以下の通りです。

品種 味や香りの特徴
グロロー まろやかな風味が特徴で、フルーティーな香りを楽しめる。
グルナッシュ ほんのりとしたスパイシーさと、やわらかい酸味が特徴的。
サンソ― 渋みは少なく、スパイシーな風味を楽しめる。

ロゼワインに使われる品種は、比較的やさしい風味のブドウが多いことがわかりますね。

スパークリングワインの特徴と味わい


スパークリングワインの大きな特徴は「泡」です。泡を発生させる方法はいくつかあります。

ステイルワインに糖分と酵母を入れて瓶に詰めて発酵させる「シャンパーニュ方式」。糖分と酵母を入れた後、瓶ではなく密閉耐圧タンクで発酵させる「シャルマー方式」。ステイルワインに二酸化炭素を注入する「炭酸ガス注入法」などが存在します。

また、スパークリングワインが美味しく飲める温度は5℃~7℃。よく冷やすことで泡が細かくなり抜けにくくなるので、スパークリングワインを飲む時はぜひ覚えておいてください。よく使用される代表的な品種は「シャルドネ」「ピノ・ノワール」「グルナッシュ」などが挙げられます。

フォーティファイドワインの特徴と味わい


フォーティファイドワインは、アルコール発酵前や途中でブランデーを添加し、アルコール度数を高めたものです。保存性を高めたワインといえます。「酒精強化ワイン」とよばれることもあり、比較的気温の高い地方で多く作られることが多いです。

フォーティファイドワインの場合は、常温(16~20度程度)で飲むのがおすすめです。冷やしすぎると甘みが感じられず、香りも楽しめないため、冷蔵庫での保管はあまりおすすめできません。

フレーバードワインの特徴と味わい


フレーバードワインは、ステイルワインに薬草や香辛料、果汁、糖分などを加えたワインのことを指します。カクテルに使用されるものも多く、ステイルワインでは楽しめないさまざまな香りや味を堪能できます。

白ワインを使ったフレーバードワインは6~10℃、赤ワインを使ったフレーバードワインなら14~20℃で飲むのがおすすめです。

ワインの開け方


次にワインの開け方について紹介していきます。ワインの種類によって開け方が異なってくるので、以下を参考にしながら開けてみてください。

ステイルワイン(コルク栓)の開け方


ステイルワインの場合、コルクで栓がされていることがあるため、コルクにスクリューを差し込んで、引き抜くことができるソムリエナイフを使うのがおすすめです。スクリューを一度反時計回りにねじ込んでから、時計回りで回転させながら引き抜くと、うまく開けられます。

以下の動画を見るとさらに理解しやすいので、参考にしてみてください。

スパークリングワインの開け方


スパークリングワインの場合、口金とよばれる針金のようなもので蓋がされていることがあります。口金は素手で緩めることができるので、軽く緩めたら瓶の口の周りを布巾で覆って、栓を押さえつけながら抜いていきましょう。

以下の動画を見るとさらに理解しやすいので、参考にしてみてください。

ワインを美味しく飲む方法


ワインを飲む際、使用するグラスに気を遣ったり、飲むワインの種類にあわせて温度を調整することによって、さらに美味しく味わうことができます。続いては、おすすめのワイングラスや、ワインの適温について紹介していきましょう。

ワインの種類にあわせてグラスを選ぶ


ワインを美味しく飲みたいならグラスにもこだわりましょう。白や赤、ロゼなどそれぞれの専用のグラスが販売されています。

  • 白ワイン…モンラッシュ型、万能型
  • 赤ワイン…ボルドー型、ブルゴーニュ型
  • スパークリングワイン…フルート型

白ワインの場合は、さまざまなワインに対応している万能型や、白ワインの酸味を感じやすくさせるモンラッシュ型がおすすめです。
赤ワインの場合は、タンニンの味を感じやすくする効果があるボルドー型やブルゴーニュ型、スパークリングワインの場合は、泡の動きを楽しみやすいフルート型がおすすめなので、覚えておくと便利です。

美味しく飲める温度もしっかり覚えておこう


すでに一度紹介済みですが、ワインを飲む温度は非常に重要なので、もう一度まとめて紹介しておきます。

  • 赤ワイン…重め15~18℃、軽め10~15℃
  • 白ワイン…辛口6~13℃、甘め2~6℃
  • ロゼワイン…辛口10℃~13℃、甘口6℃~9℃
  • スパークリングワイン…5℃~7℃

赤ワインの場合はやや高温の方が渋みを感じやすいため高めの温度に、反対に白ワインは温度が低い方が特有のキレを感じ美味しく飲むことができるため、覚えておくとよいでしょう。
スパークリングワインの場合は、低い温度で冷やすことによって、泡が細かくなり抜けにくくなりますし、ロゼワインの場合は、白より温度は高めですが、赤よりは温度が低めという中間の温度を保つことにより、絶妙な味わいを楽しめます。

ワインの保存方法


ワインを美味しい状態で飲みたいなら、保存方法も非常に重要です。ワインセラーがあればワインセラーに保存するのがベストですが、今回は初心者向けにワインセラーがない場合の保存方法を紹介します。

  • 保存場所は冷暗所
  • コルク栓の場合は横向きにして保存
  • ワインを新聞紙や緩衝材(プチプチ)で包む

ワインの保存に適した環境は温度13~15℃、湿度65~80%といわれています。しかし、通常の家庭でこの環境を整えるのは困難です。なので、できるだけ温度が低い一定の場所に置くのがベストな方法といえます。

湿度に関してはコルクを乾燥させないことが大切なので、横向きにしてワインがコルクに触れるようにして保存すればOKです。

光や振動などによっても劣化するため、ワインボトル全体を新聞紙でしっかり包んで、振動による影響を受けないように緩衝材で保護しましょう。

レストランでワインを注文するときに必要な基礎知識


外出先でワインを飲む場合や、他の人と一緒にワインを楽しむ場合、ワインのテイスティングやグラスの持ちかたについての知識も身につけておかないと、恥ずかしい思いをする可能性もあります。なので、最低限知っておきたいワインのマナーについても解説していきましょう。

グラスの正しい持ち方


最初に、グラスの正しい持ち方を覚えましょう。グラスはワインを入れる部分を「ボウル」、脚の部分を「ステム」、台の部分を「プレート」と呼びます。ボウル部分を持つと手の温度でワインが温まってしまうため、必ずステムの部分を持つようにしましょう。(国によってマナーはまちまちですが、日本ではステムを持つのが正しいです。)

ホストテイスティングの仕方


ボトルで注文した場合は、ワインの味を確認する「ホスト・テイスティング」を行う必要があります。

大まかな手順は以下の通りです。

  • ラベル…銘柄・ヴィンテージの確認
  • 色…グラスを斜めに傾け色の確認(白やロゼは傾ける必要なし)
  • 香り…鼻先をしっかりグラスに近づけ香りの確認
  • 味…口に含み、舌の上で転がして味の確認
  • 問題なければうなずく

そもそもワインをテイスティングをする理由は「注文したワインに大きな問題がないかを確認するため」です。なので「注文したワインと明らかに違うラベルや、想定外のものを持ってこられてしまった」「においや味を確認した際に明らかに劣化していると感じ取った」といった大きなトラブルが見つからないようであれば、うなずきましょう。

また、テイスティングの動作に自信がないときは「お任せします。」といえば、ホストテイスティングをスキップすることも可能ですよ。

美味しいワインの選び方


せっかくワインを購入するなら、美味しいワインを選びたいですよね。ワインの選び方は大きく分けて2つあります。

  • 種類から選ぶ
  • 産地から選ぶ

具体的にどのようなポイントに注意すべきか、以下の項目で解説していきます。

種類から選ぶ


冒頭でも先述したように、ワインの種類は4種類あるので、まずは種類を選びましょう。ただし、ワイン初心者の場合いきなり「フォーティファイドワイン」などを選ぶよりも、オーソドックスなステイルワインやスパークリングワインを選んだ方が飲みやすいです。

ステイルワインの場合、赤ワインや白ワインなど、さらに種類が分かれているので、気になるものから飲んでみるのがポイントです。

  • 赤ワイン…渋みやコクのある濃厚な味わい。初心者はライトボディがおすすめ。
  • 白ワイン…甘さやキレを楽しめる。初心者は甘口がおすすめ。
  • ロゼワイン…まろやかな風味を楽しめる。初心者は甘口がおすすめ。
  • スパークリングワイン…クリーミーな泡を楽しめる。初心者は甘口がおすすめ。

各ワインの特徴について、もう一度上記にまとめたので、参考にしてみてください。

産地から選ぶ


産地から選ぶときは、まず旧世界か新世界、どちらを選ぶのか決めて絞り込みましょう。旧世界産は価格が高いものや熟成タイプが多いため、すぐに飲みたいなら新世界産のワインがおすすめです。

ただし、新世界性はアルコール度数が高いワインも多いので、アルコール度数の高いお酒が苦手な人は注意しましょう。

初心者でも飲みやすいおすすめのワイン4選


初心者でもスルスルと飲めるおすすめのワインを紹介していきます。赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインをそれぞれ1本ずつ厳選して紹介していくので、ワイン選びに迷っている人はぜひ一度飲んでみてください。

赤ワイン【カザマッタ ロッソ】


初心者でも飲みやすいジューシーな味わいが癖になる「カザマッタ ロッソ」。カザマッタ ロッソは、カシスやダークチェリーなどを連想することができるフルーティーなお味わいなので、赤ワイン初心者でも飲みやすいのです。

洋食向けの赤ワインで、特に赤身肉を使った肉料理や、トマト煮の料理とは相性抜群です。渋みが苦手という人でも飲みやすい初心者向けの赤ワインなので、ライトボディしか飲めない状態から卒業したい人は、ぜひ挑戦してみてください。

  • 価格:1,533円(※Amazon価格)
  • 味わい:ダークチェリーやカシス、カシューナッツのような華やかな味や香りが特徴
  • 産地:イタリア
  • 種類:赤ワイン(ミディアムボディ)

白ワイン【イエローテイル モスカート】


「イエローテイル モスカート」は、マスカットのような爽やかさがあるフルーティーな白ワインです。ジュースのようにごくごく飲める甘口白ワインなので、辛口白ワインが苦手な初心者さんでもおすすめ。
 

サラッとしていて飲みやすいため、こってりとした中華料理と相性抜群です。爽やかなマスカットジュースを飲む感覚で味わえるため、白ワイン初心者向けとしてもおすすめできますし、中華料理をよく食べる人にもおすすめです。

  • 価格:918円(※Amazon価格)
  • 味わい:マスカットジュースのような爽やかな味わい
  • 産地:オーストラリア
  • 種類:白ワイン(甘口)

ロゼワイン【マテウス ロゼ】


「マテウス ロゼ」は、甘みと酸味の両方を感じられるバランスのとれたロゼワインです。甘酸っぱいフルーツジュースのような感覚で味わえるため、初心者でも飲みやすくおすすめ。食前酒や食中酒として飲まれることが多く、グラタン、コロッケ、ブイヤーベースなど、洋食だったらさまざまな料理と合わせることができるので、かなり便利なワインといえます。

甘口ではありますが、デザートワイン(=ジュースのような超甘口のワイン)のように甘ったるいわけではないため、食事と一緒に味わうことができるバランスのとれたお酒です。

  • 価格:906円(※Amazon価格)
  • 味わい:サクランボやラズベリーのような甘酸っぱい香りと、やさしい甘味を感じられる。
  • 産地:ポルトガル
  • 種類:ロゼ(甘口)

スパークリングワイン【天使のアスティ】


「天使のアスティ」は、スイーツと相性バッチリな女性に人気の高い甘口スパークリングワイン。甘みが強く、酸味はほんのりと感じられるデザートワインとなっているため、普段お酒自体あまり飲まないという人でも飲みやすくおすすめです。

パンケーキやムース、クッキー、チーズケーキといったさまざまなスイーツと相性が良いため、食後のスイーツ時に飲むのに適しています。とにかく甘くてジュースのようなお酒が好き!という人にはうってつけのワインですし、女子会に持っていくのにもおすすめですよ。

  • 価格:1650円(※Amazon価格)
  • 味わい:マスカットの香りが感じられるやさしい味わいのお酒。
  • 産地:イタリア
  • 種類:スパークリングワイン(甘口)

ワインは知れば知るほど面白い!


ワインは基本的な知識さえ抑えてしまえば、自分の口に合うワインも分かってきますし、知識を深めるほどワインの魅力にハマっていくことができます。
ぜひ今回を機に、気になるワインを見つけて、ワインの魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。知識を蓄えるだけでなく、実際に色々なワインを飲んでみて得られる情報もたくさんあるので、ぜひ興味のあるワインから飲んでみてください。