アイスワインの美味しい飲み方を解説！最高に合うおつまみ4つも紹介
「アイスワインの飲み方が知りたい」
「開封する前に、温度や保存方法のことも知っておきたい！」
アイスワインは通常のワインとはかなり味が違うため、どうしたら美味しく飲めるのかわからないことも多いですよね。
本記事では、アイスワインを最高に楽しみたい人に向けて、美味しい飲み方や開けるタイミング、保存方法、温度、おすすめのグラスをご紹介します。
そもそも、アイスワインとはどのようなお酒なのかや、アイスワインと相性抜群のおつまみなども解説します。アイスワインの歴史を知り、味と風味を最大限に活かすことが可能です。
アイスワインを滅多に飲むことがないという人も、本記事を参考にして手元にあるアイスワインをぜひ楽しんでください。
アイスワインとは？
アイスワインは、200年ほど前にドイツ・フランコニア地方で誕生した、凍ったぶどうで作られるワインです。
アイスワインは登録商標で、現在はドイツ、カナダ、オーストリアで作られたものだけがアイスワインと呼ばれています。
同じように凍ったぶどうで作られていても、アイスワインと呼べるのは上記3つの国のみになるので覚えておきましょう！
アイスワインには以下のような特徴があります。
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【アイスワインの主な特徴】
- アイスワインの基本は白ワインが多い
- カナダだけは赤のアイスワインも登場している
- アイスワインは食後酒、デザート代わりに飲む甘口のワイン
- デザートと相性が良い
アイスワインは食後のデザート代わりに飲む甘口のワインなので、デザートワインに分類されています。
アイスワインは希少価値が高いワイン
アイスワインは希少価値が高いワインです。本物のアイスワインは、通常秋に収穫するぶどうを収穫せず凍るくらい寒くなるまで待ちます。
凍ると水分量が減るため、果汁の濃度が高くなり、甘みが増し濃厚なワインになります。味わいは濃縮された甘みと酸味が特徴です。
希少価値が高いのには、以下のような理由があります。
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【アイスワインの希少価値が高い4つの理由】
- 気温が寒くなるのを待つ間に鳥に食べられたり、落ちてしまう実も多く、ぶどうの収穫量が少ない。
- 収穫時には良い身だけを選別している
- 凍っている間に収穫しないといけないので、収穫は真冬の夜明け直後だけ
- 水分が抜けた分だけ、ぶどうの量も多く使用しなくてはいけない。（通常の1割りしか果汁が絞れない）
上記のような理由から、アイスワインは希少価値が高いワインとされています。
食後によく飲まれるデザートワインの中でも高価なワインに分類され「貴族のためのワイン」とも呼ばれているのです。
デザートワインには他に、貴腐ワイン（貴腐菌のついた特殊なブドウで作られるワイン）があります。また、遅摘みワイン（アイスワインまではないにしても収穫時期をずらして甘みを凝縮したぶどうで作られるワイン）などもあり、一番高額なのが貴腐ワインです。
アイスワインは2番目に高価なワインとして取引されています。
具体的にアイスワインは、375mlで平均5,000円以上する高額なワインです。友人や知人からアイスワインをもらうなど良いアイスワインが手に入ったら、美味しく飲む方法を試して、希少価値の高いアイスワインを最大限に楽しみましょう。
次の章では、最高に美味しいアイスワインの飲み方をご紹介します！
最高に美味しいアイスワインの飲み方
アイスワインを思いっきり楽しむために、最高に美味しいアイスワインの飲み方をご紹介します。
アイスワインを美味しく飲む方法は5つあります。
- アイスワインを美味しく飲める温度
- アイスワインの飲み頃
- アイスワインを他のものと混ぜて美味しく飲む方法
- アイスワインの開け方
- 美味しく飲めるグラス
では、1つずつ解説していきますね。
アイスワインを美味しく飲める温度
まずは、アイスワインを美味しく飲める温度を解説します。
アイスワインは4～8℃の間で冷やすと、甘みが和らいで酸味が引き立ちすっきりした味わいになるので、冷やして飲むのがおすすめです。
アイスワインは飲む1～2時間前に冷蔵庫で冷やすと飲み頃になります。
ちょっと高めの温度（10℃くらい）でも美味しくいただけるので、冷蔵庫で冷やしておき、温度がだんだん上がり、香りが広がっていくのも楽しめますよ。
アイスワインの飲み頃
続いては、アイスワインの飲み頃を解説します。アイスワインは正しく保存されていれば、長期間保存しておくことが可能です。
ただ、もともと熟成させているので、買ってすぐ飲んでも美味しいですよ。
アイスワインの飲み頃は種類によって異なりますが1～10年、長いものだともっと保存しておくことができます。すぐに飲みたいときは、飲み頃かどうか店員さんに確認してから買うのがおすすめです。
アイスワインを他のものと混ぜて美味しく飲む方法
3つ目はアイスワインを他のものと混ぜて美味しく飲む方法をご紹介します。アイスワインは単体でも美味しいですが、他のお酒やジュースと混ぜても大変美味しく飲めるお酒です。
アイスワインを他のものと混ぜて美味しく飲む方法を2つ見てみましょう。
- ジンジャーエール＆レモンを加える「オペレーター」
- ソーダ＆ライムを加える「スプリッツァー」
では、1つずつご紹介しますね。
ジンジャーエール＆レモンを加える「オペレーター」
アイスワインにジンジャーエールとレモンを加え「オペレーター」というカクテルにするのがおすすめです。
本来はアイスワインではなく白ワインで作るお酒ですが、アイスワインでも美味しく仕上がります。アイスワインは甘口のワインなので、辛口のジンジャーエールと混ぜると甘くなりすぎず美味しくなりますよ。
ソーダ＆ライムを加える「スプリッツァー」
アイスワインに、ソーダ、ライムを加えればアイスワイン版の「スプリッツァー」が完成します。
本来は白ワインで作るお酒です。また、ソーダの代わりにスパークリングワインを加えてもOKです。さっぱりとした味わいになり、塩っ気のあるおつまみとの相性がさらに良くなりますよ！
アイスワインの開け方
4つ目はアイスワインの開け方を紹介します。カナダのアイスワインなどはコルクが蝋（ろう）で封印されています。硬いですがコルク抜きはきちんと刺さるようになっています。
コルク抜きを刺すときに、横に寝かせて突き刺すようにねじ込むと刺しやすいです。差した後はコルクを引き上げて開けましょう。
アイスワインだけではなく他のワインを開けるときにも使用できるのでソムリエナイフなどがあると、テコの原理で抜けるのでさらに便利ですよ。
美味しく飲めるグラス
5つ目は、アイスワインを美味しく飲めるグラスをご紹介します。
アイスワインのグラスは、シャンパンなどを飲むときに使用される細長い「フルート型」か赤ワインを飲むときに使う「ボルドーグラス（チューリップ型）」のグラスがおすすめです。
- フルートグラス⇒香りがこもるのでより風味を満喫できる。
- ボルドーグラス⇒酸味を強調してすっきりとした甘さになる。
アイスワインはがぶがぶ飲むようなお酒ではないため、グラスに注ぐときは量を少なめにすると良いです。具体的にはグラスの1/3～1/4ほど注ぎましょう。
グラスを軽く回すと、ワインが空気に触れることで香りが広がり、よりアイスワインを楽しめます。
アイスワインにおすすめのグラスを早く知りたい方はここからジャンプ！
上記までは、最高に美味しいアイスワインの飲み方を5つご紹介しました。次の章では、アイスワインと相性の良いおつまみをご紹介します。
アイスワインと相性の良いおつまみ
アイスワインと相性の良いおつまみは、同じように甘さを感じるものです。甘いデザートは相性が抜群のおつまみになります。
また、甘いものの以外のおつまみが欲しい場合は、塩っ気のあるものを選ぶと美味しくなります。さらに、クセのあるおつまみを合わせることも人気ですよ。
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【アイスワインと相性の良いおつまみの一例】
- フルーツ
- チョコ
- バニラアイス
- ブルーチーズ
今回はアイスワインにおすすめのおつまみも紹介しますので是非参考にしてください。
アイスワインにおすすめのおつまみ4選
上記で解説したアイスワインと相性の良いおつまみを元に、試して欲しいおすすめのおつまみをご紹介します。
希少価値の高いアイスワインとベルギーの高級チョコを合わせる！【Galler（ガレー）チョコレート ベルギー王室御用達 ミニタブレットギフトボックス 24本入】
「Galler（ガレー）チョコレート ベルギー王室御用達 ミニタブレットギフトボックス 24本入」は、ベルギー王室御用達の高級チョコレートです。
希少価値の高いアイスワインと合わせるなら、おつまみの素材にもこだわって高級チョコにしましょう！
ミニタブレットギフトボックスは、シンプルなチョコレートではありません。
ラズベリーとヨーグルト風味、ローストアーモンドの入り、キャラメル風味など、8種類のフレーバーが一度に楽しめるアイテムです。
日頃仕事を頑張っている自分へのご褒美として1人で楽しむのも良いですし、夫婦で楽しむのもおすすめです。
良いアイスワインとともにベルギー王室御用達の高級チョコをおつまみにして、贅沢な時間を味わいましょう。
| 価格 | 3,900円 |
| 内容量 | 24本入り（各3cm×6cm：8g） |
甘じょっぱさが絶妙に美味しいおつまみ！【寺沢製菓 柿の種チョコ 300g】
「寺沢製菓 柿の種チョコ 300g」は、柿の種をチョコレートでコーティングしています。チョコレートの甘さと柿の種の塩っ気が絶妙にマッチしているおつまみです。
甘み・塩気の両方の味わいはアイスワインと相性が良く、一度食べ出したら止まらない美味しさですよ！
300gの大容量ですが価格が安いので、1人でも複数人でも量を気にせずパクパク食べることができます。「チョコレート系だけど甘すぎないおつまみが欲しいな」という人におすすめの一品です。
| 価格 | 551円 |
| 内容量 | 300g |
大容量のハーゲンダッツのバニラアイス【ハーゲンダッツ業務用2L（バニラ）】
「ハーゲンダッツ業務用」は、アイスクリーム銘菓のハーゲンダッツのバニラアイスが大容量になっているタイプです。
スーパーやコンビニなどでは、カップに入っているハーゲンダッツしか購入できませんが、通販ならハーゲンダッツの大容量タイプをゲットすることができます。
アイスワインのおつまみとして楽しむ場合は、バニラアイスにアイスワインをかけてデザートとして食べるのがおすすめです。
アイスクリームの残量を気にせず、心行くまで「ハーゲンダッツ」をアイスワインとともに楽しんでください！
| 価格 | 2,580円 |
| 内容量 | 2L |
フランス、イタリア、イギリスのブルーチーズを食べ比べる【世界三大青カビチーズセット】
「世界三大青カビチーズセット」は、世界を代表するフランス、イタリア、イギリスのブルーチーズが食べられるアイテムです。
3種類のブルーチーズは「クセが弱い〜強い」など味わいが異なるので、初心者からブルーチーズ好きの人まで楽しむことができるおつまみです。
アイスワインの甘みが、ブルーチーズの塩味やクセを和らげてくれますよ。「世界三大青カビチーズセット」を購入して、クセのあるブルーチーズと甘みと風味が豊かなアイスワインの対比を、楽しんでみましょう。
| 価格 | 4,082円 |
| 内容量 | ・フランス：ロックフォール AOP（100g） ・イタリア：ゴルゴンゾーラ ドルチェ（100g） ・イギリス：スティルトン（100g） |
以上の4つがアイスワインと一緒に楽しんで欲しいおつまみでした。次の章では、開栓前と開栓後のアイスワインの保存方法を解説します。
【開栓前・開栓後】のアイスワイン保存方法
アイスワインは開栓前と開栓後で保存方法を変えると、最後まで美味しくいただけます。
では、1つずつ解説していきますね。
開栓前はワインセラーで保存する
開栓前はできるだけ、ワインセラーで保存しましょう。アイスワインは温度変化などに弱いお酒です。劣化すると酸化し、酸っぱくなってしまいます。
ワインセラーがなければ、できるだけ涼しく温度差の少ない場所に安置します。温度差が一番良くないので、高温の場所もNGです。
買ってから1週間程度なら冷蔵庫で保管でもOKです。暖房など昼と夜の寒暖差が激しい室内での保存はアイスワインの品質を下げるので止めましょう。
開栓後は冷蔵庫で保存する
開栓後はワインストッパーがあると、開栓後1週間は冷蔵保存が可能です。真空ポンプ付きのものなら、不要な空気を抜き取ることができるので長持ちします。
以上2つが開栓前と開栓後のアイスワインの保存方法でした。次の章では、アイスワインを美味しく飲むためにおすすめのグラスをご紹介します。
アイスワインにおすすめのグラス3選
アイスワインにおすすめのグラスは、フルートグラスかボルドーグラスです。
2つの型を元に、おすすめのグラスをご紹介します。
シンプルで使いやすいフルートグラス【ボヘミアングラス ペアシャンパングラス190ml】
「ボヘミアングラス ペアシャンパングラス190ml」は、シンプルな形状のフルートグラスで、アイスワインを始めシャンパンなどにも使うことができます。
最初からペアで梱包されているので、夫婦お揃いのグラスでとっておきのアイスワインを楽しむことができますよ。
フルードグラスはワインの香りがこもるように作られているので、アイスワインの味わいと風味を楽しみたい人におすすめです。使い勝手の良いフルードグラスをぜひワンセット常備して、アイスワインの甘さと風味を楽しみましょう。
| 価格 | 2,325円 |
| メーカー | ボヘミアングラス |
| サイズ | 口径4.3cm×高さ24cm、容量：190ml |
ワンセット持っておきたいボルドーグラス【RIEDEL 赤ワイングラス ペアセット オヴァチュア】
「リーデル 赤ワイン グラス ペアセット」は、さまざまなワインを美味しくいただけるボルドーグラスです。ワンセットは家に持っておくと便利になります。
赤ワイン用のグラスとして販売されていますが、アイスワインにも使うことができるグラスです。素材がクリスタルガラスでできているので、アイスワインの美しい色合いをそのまま投影してくれます。
ペアグラスとして販売されているので、夫婦で楽しむためのワイングラスとしておすすめです。
| 価格 | 2,878円 |
| メーカー | Riedel （リーデル） |
| サイズ | 高さ約18.7cm、容量：350ml |
ホームパーティ用にもおすすめ【オーシャン ワイングラス ボルドー 6個セット】
「オーシャン ワイングラス ボルドー」は、ボルドーグラスが6個セットになって販売されている、ホームパーティ用に常備しておきしたいアイテムです。
ボルドーグラスなら、アイスワインを始め赤ワインなどさまざまなワインに使うことができるので、使い勝手が良く複数個持っているといろんなシーンに使うことができます。
また、アイスワインの甘さを抑えて酸味を際立たせたいときに、使いたいグラスでもあります。
6個セットで価格が3,000円ほどなので、購入しやすいボルドーグラスです。ぜひ、検討してみましょう。
| 価格 | 3,230円 |
| メーカー | オーシャン |
| サイズ | 口径70mm、高さ224mm、容量：600ml |
以上の3つがアイスワインを飲むときに使って欲しいワイングラスです。
次の章では、アイスワインの保存におすすめのワインセラーをご紹介します。
アイスワインの保存におすすめのワインセラー
希少価値の高いアイスワインを最後まで美味しくいただく場合、ワインセラーを常備しておくと劣化させることなく安心できます。
アイスワインの保存におすすめのワインセラーを2つご紹介します。
安価でコンパクトなワインセラーを探している人におすすめ【アイリスオーヤマ ワインセラー 家庭用8本収納】
「アイリスオーヤマ ワインセラー」は、価格が10,000円ほどのコンパクトタイプのワインセラーです。ワインセラーにもピンからキリまでありますが、初めて使ってみる人や小さめで室内に置いても邪魔にならないワインセラーを探している人におすすめです。
ワインが8本収納できるので、手持ちのアイスワインの他にワインやシャンパンを数本だけ持っているような人にピッタリのサイズになります。設定温度が8〜18℃までなので、最低温度がアイスワインに最適な温度になります。
「ワインセラーって実際使い勝手はどうなのかな…」と感じている人は、10,000円ほどで購入できる「アイリスオーヤマ ワインセラー」から使い始めてみましょう。
| 価格 | 10,606円 |
| メーカー | アイリスオーヤマ |
| サイズ | ・庫内：幅約17.6×奥行約32.1×高さ約34.4cm ・庫内容量：25L ・庫内有効容量：21L |
ワインの中長期保存が可能になるワインセラー【WIE ワインセラー 18本収納】
「WIE ワインセラー 18本収納」は、ワインの中長期保存ができるワインセラーです。
冷却力が強いコンプレッサー式で、5～18℃まで温度設定が可能なので、温度や保存にデリケートなワインも簡単に管理することができます。18本収納タイプでワインボトルの斜め置きも可能なので、アイスワインはもちろん、さまざまなワインを保存するワインセラーとして最適です。
良いワインをなるべく最後まで美味しく飲みたいという人は、中長期保存が可能なワインセラーで大切に保存しましょう。
| 価格 | 29,680円 |
| メーカー | WIE |
| サイズ | ・奥行き34.5×幅45×高さ77 cm ・冷凍室定格内容積：53L |
最高に美味しいアイスワインの飲み方で高級ワインを味わおう！
アイスワインは希少価値が高いワインなので、美味しく飲める方法で味わいましょう。
開封する前に、アイスワインを美味しく飲む5つの方法を確認して試してみてください。
- アイスワインを美味しく飲める温度
- アイスワインの飲み頃
- アイスワインを他のものと混ぜて美味しく飲む方法
- アイスワインの開け方
- 美味しく飲めるグラス
さらに、アイスワインと相性の良いフルーツ、チョコ、バニラアイス、ブルーチーズをおつまみとして合わせると、もっと美味しくアイスワインを味わうことができます。
初めてアイスワインを飲む人も、最高に美味しい飲み方で楽しんでくださいね！